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台湾鳥見紀行

5.ズグロミゾゴイと食い倒れの永康街 ('04年11月20日:台湾3日目その2)

 烏来から再びバスで台北に戻る。 次は台北市内の公園を回ってみようと思う。 台北にはいくつもの公園があるが、とりあえず台北駅近くの二二八和平公園に行く。 

 二二八和平公園は、台北駅のすぐ南側にある大きな公園である。 公園の名前は、1947年2月28日に起きた二・二八事件に由来するとのことだが、詳細は不勉強ゆえよく判らない。
 この公園は人も多く、鳥の種類としては多くはないようだ。 ここでもシロガシラが目につく鳥の筆頭である。 そのほかにはメジロやハト類など。


やっぱり多いシロガシラ

首の模様が美しいカノコバト

 二二八和平公園を出て、さらに南側にある南海学園植物園へと歩いて行く。 ここは池や様々な植生が園内に広がっており、台北の街中であることを忘れさせるほどだ。 鳥にとっても多様な環境があるので、住みやすいのではないだろうか。

  園内の池でホシゴイ(ゴイサギの若鳥)が獲物を狙っている。 しばらく見ていると池に飛び込んだ。 餌は取れなかったようだが、なんと器用に泳ぎだした。 もちろん水辺の鳥ではあるのだが、泳ぐこともあるとは知らなかった。


獲物を狙うホシゴイ


“泳ぐ”ホシゴイ

顔が見えませんがタイワンオナガ

“本場”のタイワンリス

ボケッと立っていたズグロミゾゴイ


羽毛をふくらませたズグロミゾゴイ

 枝をわたる“本場”のタイワンリスや、タイワンオナガなどを楽しみながら園内を歩く。 遊歩道から観察路に入ると茂みの手前に一羽のサギの姿があった。 見たことのないサギであるが、「ミゾゴイ」ではないかと思った。 とりあえずE-100RS+T-CON17で確認写真を撮っておく。 なんだか緊張感のない顔をしていたが、カメラに気がついたのかノソノソと茂みの向こうに行ってしまった。 あとで画像を確認すると、いまいち自信がないが、どうも「ズグロミゾゴイ」であるらしい。 日本では南西諸島でしか見られない鳥であるが、「台湾野鳥図鑑」でも「稀」と書いてあるので、あまり見られる鳥ではないのだろう。 もちろん初見である。 ちょっとうれしい。 ちなみに台湾では「黒冠麻鷺」と書くようだ。(和名は頭黒溝五位と書く)
 さらに池のほとりでも、羽毛をふくらませて丸くなったズグロミゾゴイを発見。 こちらはさっきの個体より頭頂部の黒味が目立つ。 この個体はじっと水辺にいたので、デジスコで何枚も写真を撮らせてもらった。 こういう場面なら、やや動きの鈍いCoolpix4300と私の腕でも充分対応できる。

 意外な収穫に満足して植物園を出る。 MRT中正紀念堂駅からいつもの民権西路駅へ向かい、一旦ホテルへと戻った。

 既に3時を過ぎているが、そういえば今日はまだ昼を食べていないのだ。 特に食欲をそそられる店がなかったこともあるのだが、なんとなく食べずにきてしまった。 このうえは、晩飯で帳尻を合わせるしかないだろう、(別に合わせる必要もないのだが) と一人で決めて、夜に備えベッドで一休みする。

 6時をまわり、夕闇迫る頃出撃である。 目的地はグルメに名高い永康街である。 またまた台北ナビの情報によれば、永康街には群香品という小籠包のうまい店があるという。 永康街はMRTのどの駅からも中途半端に遠いのであるが、タクシーやバスは使いたくないので、やはりMRTに乗る。 とりあえずまた中正紀念堂駅に行って、そこから歩くことにする。 地図を頼りに15分ほど歩くと、永康街のはずれに着いた。
 広くはないが人通りの多い道を歩いていくと、ありました。 「群香品」の看板が。 一旦前を通り過ぎて中が意外に空いていることを確認してから店の中へ入る。
  
 注文はもちろん小籠包・・だけでは足りないので、酸辣湯も注文。 酸辣湯が先に来た。 これはあまり期待していなかったが、一口すすると意外にもなかなかの味である。 これで60元とは皿でも洗ってあげたい気分である。 待つことしばしで蒸籠に入った湯気の立つ小籠包(120元)もテーブルに。 フーフーしながら小籠包を頬張る。 熱い肉汁が口いっぱいに広がる。 至福のひとときである。 かなり満足である。

 さて次である。 何しろ今日は昼を食べていないのだから。 とりあえず、すぐ近くにある超有名店の「鼎泰豊」に行ってみると、店の前は長蛇の列である。 あっさりとここをあきらめ、他の店を探す。 永康街ストリートをふらふら歩くと「大腸麺線」の文字が目に入った。 「大腸麺線」はMRT西門駅近くに「阿宗麺線」という有名店があるそうだが、そこまで行くのも面倒なので、ここで一杯。 「大腸麺線」とは「コリコリ大腸入り鰹節トロミスープ素麺」的なものである。 あっさりしていてなかなかうまい。

 さて、次である。 何しろ今日は昼を食べていないのだから。(あれ、さっきと同じだ) またまた通りを歩いていくと、路地に「刀削麺」の看板があった。 おお、あの中国4千年の幻の麺ではないか。 刀削麺の文字に誘われるように中に入る。 メニューから刀削牛肉麺を注文。 なるほど、麺は刀で削ったような形状をしている。
 ところで、テレビなどで見ていると、刀削麺は削るそばからどんどんお湯の中に入っていくのであるが、あれでは削り始めと最後とでは茹で時間が随分違うので、茹で加減が違ってしまうのではないかと思うのだが、実際のところはどうなのだろうか。
 そんなこととは全く関係なく、この刀削麺もまた非常にうまかった。

 さすがに評判に違わぬうまさに満足し、満腹の腹をさすりながらMRTに乗り込んだ。


これが永康街
中央に「群香品」の看板が・・


「日本料理」、「おでん」、「たこやき」
などの文字も


近くの公園ではこんなショーもやっていた

 

 次回は台湾4日目 「自強号で高雄へ」 です。

          

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