(9)イエローウォーターその1
2001年8月7日(火)
| カカドゥの朝は涼しい。 温度計がないので分からないが、体感的には20度を切るくらいであろうか。 日中は30度以上になるのだが、朝はTシャツ、短パンではちょっとキビシイ。 エアコンをつけたまま寝てしまったが、切って寝るべきであった。 部屋の前の庭に出てみると、ワラビーが遊びに来ている。 写真を撮ろうとそばによっても、あまり人間を気にする様子はない。 丸い黒い目が何とも可愛らしい。 よく見ると他にも数頭のワラビーがいるようだ。 朝夕の涼しい時間帯が活動に適しているのだろうか。 |
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| 芝生の庭には
Straw-necked Ibis も来ている。 フォグダムで見たときは気がつかなかったが、背中の黒い部分は濃い青紫色の金属光沢をしていてとてもきれいである。 カカドゥは動物の密度が高い。 他にもインコが枝に群れているのが見える。
レストランでビュッフェの朝食を終えると、今回のハイライト「イエローウォーター」へ向かう。 イエローウォーターは、トップエンド地域のガイドブックには必ず写真と共に登場する名所である。 今日はこのイエローウォータークルーズに乗って、カカドゥの自然を満喫するのだ。 |
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| アーネムハイウェイを東へ向かう。 30Kmほど走り、Jabiruの手前を右に入る。 ここからはカカドゥハイウェイである。 アーネムハイウェイよりやや狭い感じがするが、やはり走りやすい道だ。 道路の両側には相変わらず小規模な蟻塚が所々に見える。 カカドゥハイウェイを20Kmほど走ると、左手にアボリジニーの壁画で有名なノーランジーロックへ入る道がある。 ここは帰りに寄ってみよう。 さらにカカドゥハイウェイを走るとクーインダの標識がある。 ここを右に入ると8Kmでクーインダロッジに着く。 本当はこのホテルに泊まりたかったのだが、人気の高いホテルであるらしい。 イエローウォータークルーズのチケットはこのホテルの受付で売っており、確認すると9時からの次のクルーズにも空きがあるとのことで、すぐにチケットを手に入れることができた。(実は少し心配だった)
本当はこのホテルに泊まり、朝一番のクルーズ(6時半から)に乗りたかったのだが、カカドゥリゾートからでは真っ暗なうちに出なくてはならない。 さすがに真っ暗な知らない土地を走るのはいやなので、9時からのクルーズにしたわけだ。 窓口嬢は、このホテルの前から桟橋までバスが出ているという。 バス乗り場で8時45分に待っているよう言われたので、車を置いてバス乗り場で待つ。 乗り場の隅に鳥が1羽いる。 最初は置物かと思ったが、Pied Heron(ムナジロクロサギ) であった。 これも全く逃げずにじっと立っている。 ここでは人は危害を加える存在ではないのであろう。 |
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| 定刻より少し遅れてバスが来た。(といっても10分くらい) 乗ること数分で発着場へ。 少し歩くと桟橋である。 | ||
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桟橋の前は左の写真のような風景が広がる。 ここを船でクルーズするのだ。 写真では見えないが、向こうの木の上には鳥が止まっているのが見える。 | |
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クルーズは上の写真のような船に乗る。 2時間かけてイエローウォーターの見所を巡る。 |
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20人ほどが乗り込み、船はゆっくりと桟橋を離れた。 岸辺には、ガンカモ科の鳥がいる。 White-headed Shelduck のようだ。 ほとんどがが初めての鳥なので、フィールドガイドなしには種類がわからない。 Plumed Whistling Duck(カザリリュウキュウガモ) の群れもいる。 |
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| Pied Cormorant が木の上にとまっている。 日本では真っ黒な鵜しか見たことはないが、この鵜は白黒のコントラストがきれいだ。 水草の上では赤いトサカをつけたComb-crested Jacana(トサカレンカク) が体に似合わぬ大きな足で歩き回っている。 |
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| ここもアデレードリバーと同じく、非常にクロコダイルの生息数が多い。 あちこちで寝そべっているクロコダイルを見ることができた。 大きなものは、体長5mを超えるだろう。
蓮の花はここでは最も目立つ花だ、ガイドブックなどでもよく見かける風景である。 何となく東洋的な雰囲気が漂う。 |
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| 木立の中には、ツルのような鳥が2羽いる。頭の後ろが赤く、体はグレーである。あとで調べると、Brolga(オーストラリアヅル) というツルであった。 飛んでいる姿をかろうじてカメラに収めることができた。 1966年にSarus Craneが確認されるまで、オーストラリア唯一のツルだと考えられてきた(のだそうだ)。・・・フィールドガイドの受け売り。 |
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