| 「幼虫→蛹」編 |
背中と頭部に亀裂が入り、真っ白な蛹が出てきました。
5秒から10秒ぐらいに1回腹部をクネクネさせて、皮をずり下げるようにして出てきます。
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必死にがんばる新・蛹くん。なんとなく、♀のような・・・・・。
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♀でした。悲しんではいけません。(笑)この子が卵を生んでくれるんです。
短い角のようなものがありますが、♀の場合、突起状にしかなりません。地面を掘り進むのに一役かいます。
♂は遺伝子的に、この部分が角になります。このへんは、人間と同じですね。(謎)
頭部は、Vの字に亀裂が入るんですね。新発見でした。それにしても、まさに怪獣映画そのものです。
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茶色い細長いものが見えますか?幼虫の口と蛹の口が、まだ管でつながれている世紀の瞬間です。食料を摂る幼虫と摂らない蛹の口がつながっているんです。まさに、変態の醍醐味です。
白い細長いものは、幼虫の気門から伸びているものです。いずれも、2体をつなぐもので、まるでへその緒を連想させます。
まさに、この瞬間が変態なのです。
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口どうしをつないでいた茶色い管が、蛹側から外れているのがわかりますか?よく見ると、まだ下に見えています。
白い管は、まだまだ出てきます。皮も、さっきより脱げてきました。
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体全体を横にしながら、必死に脱ぎます。まだ白いうちは、蛹の皮もやわらかいので、暴れすぎて傷つかないかと心配になってきます。そのためにも、天然の蛹室の内壁はあんなに滑らかなんでしょう。まるで、機械が加工したみたいにつるつるなんですよ。写真は撮ったんですが、つるつる度をうまく画像に出せませんでした。偽カメラマン失格です。(笑)
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幼虫時代の皮を、下へ下へどんどん脱ぎます。
ふと、無重力状態での生き物の孵化のことを思い出しました。
蛹化の場合、どうなんでしょう。幼虫の皮の表面に生えている毛(剛毛です)が、蛹室に引っかかるから大丈夫なんでしょうか?
こればかりは、宇宙飛行士でないとわかりません。
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ほぼ、脱ぎ終わりました。腹部や肩のあたりが、すでに黄色くなっています。蛹は、じっとしています。硬化の真っ最中なんです。
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上の写真から、ほぼ30分後です。どんどん茶色くなってきます。硬化が進んでいるんです。
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もう、すっかり茶色になり、蛹らしくなりました。ここまでくると、蛹の皮膚もかなり硬くなっています。
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蛹化直前に透けて見えていた模様が、蛹のどの部分だったか、こうやって並べてみるとわかります。
これは、一説には、蛹のささやかな武器と言われています。普段は、開いているのですが、腹部をクネクネさせると、この部分が蛇腹効果で閉じます。
外敵をここで挟んで威嚇、もしくは殺傷するんですね。色が濃いのは、その分硬いということなんです。
蛹は、蛹化してからどんどん硬くなっていくんですが、幼虫の頃に、硬い部分が体内で作られているということは、よっぽど大切なものなんでしょう。
そう考えれば、武器説というのもわかるような気がします。
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