観察2 羽化直前直後の様子
| 蛹は、羽化の数時間前に急速にシワシワになっていきます。左の写真は、シワシワになり始めた頃、右の写真は、その2時間後です。 ここまでシワシワになるんです。 さらに驚いたんですが、前脚と中脚の先のほうが定期的にゆっくり動いているのを発見しました!後脚の先も、ごくわずかですが動いています。 ・・・と、突然、腹を激しく振り出しました! いよいよかなと思ったんですが、皮はどこも破れておらず、動きもやめてしまいました。 しかしこの直後、神秘的な光景を見ることになるんです。 蛹がまるで呼吸しているように、ゆっくり動いています。その速さは、人間の呼吸ぐらいの速さです。 飼育者-純の頭の中は、陣痛に苦しむ妊婦と像が重なっているのでした。(笑) |
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| 突然、前脚をバタつかせて羽化が始まりました。そして、中脚も動かし始めました。 羽化の瞬間は、前脚からでした。 この段階で、後脚はまったく動かしません。これは、動かせばその上にかぶさるように配置されている羽根の部分に傷がつくからだと思いました。 |
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| 左の写真は、前脚をグルグル回して、意識的に頭の部分の皮を脱ぎにかかっているところです。かなり、意識します。 そして、右の写真のように脱ぎ終わるとホッとしたように十数秒間動きを止めます。 初めて見る世界を観察しているのかもしれません。 中脚は、蛹室の内壁を探り、引っかかるところを探しているようです。脱ぐための動きではなく、探るための動きをしています。 体の下半分の皮を脱ぐのと、羽根の乾燥をするスペース造りのために、体全体を持ち上げようとしているんだと思います。 |
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| またまた容器を傾けて、乾燥スペースをたっぷりと作ってあげました。 腹を伸縮運動させながら少しずつ羽根を出し、腹を湾曲させた状態で静止して乾燥させます。 中脚のトゲを内壁に引っ掛けて、まるでアンカーのように体を固定します。 前脚で引っ掛けてるように見えますが、実際は引っ掛けていません。 また、乾燥は腹を湾曲させた状態で行われるので、容器を水平にまで傾けると湾曲させることができなくなってしまうので、注意が必要です。 色の変化は、鞘の部分だけでなく、乾燥中の羽根も序々に黄色くなっていきます。 |
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