飼育日記

2001年 冬 (12〜2月)

2001.12.15(土) さ、蛹だぁ!そして重大決心へ
信じられない事態です。蛹になっていたんです。幼虫を19匹飼育中だったのですが、今日幼虫の様子を見ていたら、1匹が蛹になっていました。
他の幼虫は、まだ前蛹(シワシワ幼虫)になっている気配は無く、この1匹だけが早かったようです。と書きながらも、次々に蛹になっていくような気がして不安です。
確かに室内飼育というのもあり、4月10日に蛹を確認し、5月6日に羽化し、7月には卵を確認するというように、今年の生命サイクルは、ほぼ3ヶ月早まっていました。
それにしてもです。3ヶ月ずれていたサイクルがさらに5ヶ月ずれてしまいました。計算すれば、年明けには成虫になってしまいます。
昆虫ゼリーは残りがあるのでいいんですが、一飼育者として罪悪感をかなり感じています。生命サイクルが半年以上もずれたのは人間の手が入ったからであり、この成虫は冬に生きることになります。
暖房がついているときには夏なのですが、夜には冬になってしまい、この温度差を考えると、年明けに羽化する成虫の長生きは絶望的です。
ここでぼくは、ある重大な決意をすることになります。今いる幼虫が成虫になり、全員★になったら、カブ飼育を1年間休業します。
羽化した成虫には、かわいそうですが繁殖行為はさせません。
このまま飼育を続けていけば、サイクルがどんどんずれてきて、生命維持へのほう助というよりはコントロール的な意味合いになり、その時点で純粋な飼育ではなくなると考えます。
何より、大きなサイクルの中で生きるべき生物から、そのサイクルを奪うかたちになるのは、飼育人として恥ずかしいことでもあり、そしてその生物に対して失礼なことです。罪と言ってもいいのかもしれません。
以上のことにより、カブ飼育はとりあえず今の代で休止します。
今の代が完結するまでは更新は続け、資料を残す意味もあるので、日記も書き続けます。
そして時期を改めて、また飼育を復活させたいと思います。
2002.1.6(日) 羽化です。成虫です。
12月に蛹になっていたカブが、昨日羽化しました。まだペットボトルの蛹室から出てきていないんですが、羽根も黒くなり、元気のようです。
♂か♀かもわからないんですが、なんとなく♀のようです。
他の幼虫のほうは沈黙を続け、大人しく真っ白いまま丸まっています。
しかし、マットの減り方が増えてきているので、幼虫の体内時計では春なのかもしれません。
羽化したカブには保温等最善の策を施し、最後までお世話するつもりです。
とりあえず、昆虫ゼリー等はそろっているので腹いっぱい食べさせます。
マットから出てきたら、写真を掲載するつもりです。

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