前回の失踪さわぎ
参考になることもあると思うので、思い出せるだけ書いてみます。
1.失踪
平成10年6月下旬、私の長期出張中、友人Yちゃんが世話をしに家に行ったとき、
外に飛び出してしまいました。Yちゃんは一度つかまえたけど、誰かが近寄って
きたのに驚いて、暴れて逃げてしまったそうです。
職場の友人たちが10人くらいで探してくれたけど見つかりませんでした。
・・・たぶん、皆が騒いだのに驚いて、かえって遠くへ行ってしまったのでしょう
2.捜索
翌日、警察・保険所に連絡してくれたらしい。
Yちゃんは、私の家に泊り込んでアルの帰りを待ち、ずっと探し続けてくれていたけど帰ってきませんでした。
その5日後くらいに、あるめいが帰宅。
Yちゃんは、捜索疲れと心労とで、あるめいが帰ったので気がゆるんだのか、
ダウンしてしまいました。
あるめいはチラシをつくり、付近の獣医さん、ペットショップに貼らせてもらいました。
生ゴミをあさるかも、と思ったのでゴミ捨て場にも貼りました。
かかりつけの獣医さんには、2週間が勝負、夕方と明け方に探せ、と助言されました。
3.発見
失踪後16日目、2週間が過ぎ、もう誰かに拾われてしまってるだろうと思い始めた頃。
あるめいはバドミントンの練習帰り、牛乳でも買おうとスーパーへ。
駐車場で車から降りたら、道路の向こう側から猫の遠吠えのような鳴き声がしました。
「アルの声じゃないな」と思ったけど、何であんなに鳴いてるんだろうと
気になってそっちへ行ってみると、その猫がアル!
目が合ったとたん、名前を呼びもしなかったのに、アルは私に向かって
ダッシュして、
道路を渡ってきたんです。
ところが、そこへ車が!!
「ここで轢かれるなあっ!」
道路へ飛び出した私に気付いて、車が急ブレーキをかけ、
立ちすくんだアルの、わずか50cm手前でとまりました。
見つけた途端に目の前で交通事故じゃ、たまらない。
アルは私の腕に飛び込んで、しがみついてきます。
無事でよかった。そのときはもうそれだけしか考えられませんでした。
すぐYちゃんへ連絡。一番ほっとしたのはYちゃんだったかもしれません。
4.その後
メイは、最初毛を逆立てて威嚇しましたが、次の瞬間アルとわかったようです。
のみと病気が心配だったのでアルをケージに隔離したのですが、
メイは一晩中、ケージにくっついて離れませんでした。
ドアごしにペタっとくっついて寝てて、隔離した意味がなかった・・・
翌日、メイも一緒に獣医さんへ。
獣医さんは「見つかったのか!?」ってすごく驚いていました。
アルは体重が3.8kgから3kgに減っていました。おそらく逃走中は何も食べて
いないだろう、とのこと。
アルは家に帰って、ガツガツ餌を食べ、固い糞をしたのですが、これも、
逃走中はビクビクしてトイレもできず、逃走前の便が出たのだろう、
ということでした。そのとおりだったようで、その後は下痢が続きました。
のみがひどく、アル・メイ2匹とも駆除しました。
寄生虫は、しばらく様子を見て、いたら駆除することになりました。
餌はふだん1日2回やっているのですが、体重が戻るまでは、
1回の量はふやさずに、1日3回やるように言われました。
鳴きすぎたのでしょう、つぶれた声が戻るまで数日、
体重が戻るにはさらに時間がかかりました。
その後もアルは何度か玄関から飛び出しましたが、たいてい庭で草を食べたり
寝転んだりするので捕まえるのは簡単でした。
数回は捕まえそこないましたが、餌を玄関前にまいてドアを開けておけば、
1時間ほどで帰ってきていました。
念のためと思い、首輪の裏に電話番号を書き、ライトに反射する鈴を買ってつけました。
ただ、鈴は実際には良く見えず、しかもすぐに塗料がはげて、いつの間にかはずれてしまいました。