CATS RESEARCH



  猫が人間にいつ、どのようにして飼われるようになったのか、正確なところは誰にも分かりません。
約1万年前のヨーロッパや小アジアの古代遺跡からは、小型のネコ科動物の化石が多く見つかっています。
しかし、これは人間の食べ物とされていたかもしれないので、飼われていたという確信はもてません
 人間が猫を飼うにはそれなりの文明が必要だったと思われます。
文明を持つ人間がいたからこそ多くの研究者達が信じているように猫が獲物を求めて人間の集落に進入し、やがて定住し、猫の方から人間との関わりを持つようになったと言えるのです。
 紀元前4000年頃になるとインダス川流域、メソポタミア、エジプトに巨大な農耕文化が登場しました。
生産性の高い農業とその産物である穀物を貯蔵することによって当時の経済は成り立ってました。
大量の穀物を貯蔵すれば、周辺に穀物目当ての齧歯類が集まってきます。そしてその齧歯類を目当てに猫達も集まってきました。
 一般的にヤマネコ類のほとんどはとても臆病で人間には近づきません。
しかし、人間の近くで生活することはその臆病さを克服するだけの利益があったに違いありません。
また人間の方も野生種を飼い慣らし、より穏和で従順な品種をつくり出していったと想像されます。