パパさん


ボクが生まれて 6ヵ月のときに ある人にもらわれて そこで 暮らしていましたが 2年ほどたった時に じじょうができて ボクとくらせなくなりました。 そこで ボクを どうしようかと言う話になったのです。 「保健所に つれていこう」とか 「どうぶつかんりせんたあにつれていこう」 とか そんな話だったのです。 この話をきいた ママさんが 「そんなところにつれて行ったら 処分されるかもしれないので かわいそう。 自分のところにおいで」 ということで 今の家に もらわれてきたのです。

ここの家にきて はじめて パパさんと会ったのです。 このパパさんは 小学校のときに 犬にかみつかれてから 犬がすごくきらい というより こわいのだそうです。 道を歩いてて 野良犬なんかを見かけると 遠回りをして 帰ったりしてたみたいなのです。 で ボクが近づくと にげてましたし パパさんのひざの上が 気持ちいいので のっかっていると パパさんは すっかり固まっていたり・・・・。 でも 散歩だけは よく連れて行ってくれました。 今でも 散歩のときは パパさんと一緒です。 でも 途中で 野良君に会うと いやなので キョロキョロと あたりを見回しながら歩いてます。 まるで 映画「ぼでぃーがーど」に出てくる けびん・こすなあ みたいです。(まあ あんなかっこいいもんじゃあないけど)

ボクが パパさんのところにきたとき パパさんは いろんなことがあって すごく落ち込んでいたときでした。 犬がきらいと言いながらも ボクと遊んだりしてるうちに 良いほうに 気分転換ができたみたいで すっかり 立ち直りましたママさんが言うには ボクがきて いちばん喜んでいるのは パパさんかも だそうです。 こうなると ボクって 癒し系?

一度だけ パパさんは ボクに 「今度生まれてくるときは 人間に生まれてきて 話し相手になってくれ。」 と言ったことがあります。 人間も 面白そうで やってみたいなあと思うのですが 人間同士だと 今みたいに パパさんと 仲良く付き合って行けるかどうか わかりません。 パパさんと 仲良くできないんだったら 犬の方が いいし。

そんなこんなで ボクはパパさんのことがすごく好きなのです。 
パパさんの楽しみは 休みの日に ビデオを見ることです。 いろんなもの見てるけど あくしょん映画が好きみたい。
ボクも パパさんの横にねころんで いっしょにビデオを見るのが好きになりました。 次のコーナーでは 僕なりに見たビデオの感想や 思ったことなどを 「ひ・と・り・ご・と」