犬を飼うようになってからの4年だけで、犬を保護される方をたくさん身近に見ました。
犬を捨てた人は、まだ見たことがありません。
幸いにも、私の周りの人々はみんな犬を大切にしているからです。自分の愛犬はもちろん、そのほかの犬のことも。
保護をすることにノウハウは要らないと思います。ただやっぱり1人では難しいことも多い。できれば協力してくれる人がいるといいですね。
参考までに、これまでの保護例を。
ケース1 放浪犬・雑種・メス・性格はおだやかだが、極端に人をこわがる⇒里親さんがみつかりました。 ●最初はあまり近づかずに観察。
●えさは見えるところに置いて、その場を立ち去る。
●だんだん居る場所が決まってきたら、それとなく家の近くでえさをあげるようにする。
●門の中にも入ってくるようになるまで待つ。
●門を閉めて出口をふさぎ、数名で保護。
●保護した後は、まず動物病院へ連れていき寄生虫や病気の検査。
●その後しばらくその家で様子を見る。特別なことはあまりしない。ただし散歩はダブルリード(首輪と胴輪、それぞれにリードをつけて、どちらかが外れても大丈夫なようにする)
●里親をさがす。(理想的なのは、保護する前に話を大体通しておくとスムーズです。)
(ただしこのケースは近所の方々が黙って見守ってくれたという特殊なケースかもしれません。やはりこれだけ長期に放浪していたら、普通は保健所に通報され保護されるでしょうね。)ケース2 けがをした老犬・オス・性格はおだやか・人間にも警戒心を持たない⇒もとの飼い主さんのところへ帰りました。 ●まず動物病院へ。(事情を話すと格安で治療してくれる場合もあります)
●警察と保健所に届ける。
鑑札がついていれば早いが、ついていない場合はやはり時間がかかると思います。犬の行動範囲はけっこう広いので、保健所に届けるときは地元だけではなく、隣の区域の保健所にも連絡をしておいたほうがいいと思います。
(このケースでは隣の市からの迷い犬だったのですが保健所の管轄が違ったため、あやうくもとの飼い主の届出と行き違うところでした。)
●ポスターを作る。
顔だけではなく、全身や首輪など特徴的なものも入れるといいと思います。
ポスターを貼る場所は動物病院、ペットショップ、ホームセンターなど、とにかく犬好きな人が集まるところ。犬の情報に一番敏感なのは、やはり犬の飼い主さんたちなので。
いずれの場合も、やはり保護した方の負担はどうしても大きくなってしまいます。
協力者の方がいればカンパなどを募るという手段もありますが強制できるものでもありませんから、ある程度強い覚悟がないとできるものではありません。
警察で「拾得物」として保護してくれる場合もあるようです。(もちろん期間は限られますが。そしてその後は保健所へまわります。)私の母の場合はモモを保護したときに警察に届けたら「警察で預かることはできません。そちらでお願いします。」とはっきり言われたそうですので、その辺は各警察署の事情によるんでしょうね。
ただ、せっかく保護したのにそのまま保健所ではやり切れません。
そういう辛いケースを出さないためにも、まずは自分の愛犬に迷子札か鑑札をつけることからスタートですね。
もしものときには里親募集や迷い犬募集のサイトがありますし(このサイトのリンク集にもあります。)、ミニコミ紙等では無料で掲載してくれたりします。