空の飛び方を練習し始めて幾日か経ったある日。いつものようにベランダに半分放し飼い状態で遊ばせていました。
8月もなかばになると、なんとなく夕方もだいぶ涼しく感じられてきます。いつものようにチキンを鳥かごに入れました。
なにげに見ていると、なんだか右足がヘン? 「・・・どーしたんだろ?」と、観察すること数分...。止まり木に片足で止まっている。
鳥にはよくあることで、夜眠るときなど片足で止まり木に掴まって眠ります。 でも、それとはちょっとちがうみたい...。
しばらく様子をみることにしようと思い、その日はそのままにしておきました。
しかし、2日経ってもいっこうに良くなる様子はありません。こりゃまたどーしたことか・・・? だんだんと心配になってきます。
まさかの怪我? 相方も相当心配そう...。こりゃ大変だ!ってなことで、
早々タウンページを開いて”小鳥の病院”を探すことに。 運良くそんなに遠くもなく近くもない所にありました。車に乗っけて走ること数十分。
小鳥のお医者さんに到着。ここの病院はさすが小鳥専門の病院であるらしく(もちろん他の動物も診てくれます)私たちの前に来ていた少年もハトを
診てもらいに来ていました。しばらく待つこと数分。チキンの番になりました。
先生「どーしましたか? 鳥ですね? 種類は?」
私 「この子なんですけどー。すずめです。なんか足がヘンなんですけど。」
先生「ほぉ。まだ子供ですねぇ。今の季節は多いんですよ。ちょっと診てみましょーかー。」
私 「お願いします。」(へー。多いんだー?と、内心思う)
先生「足の裏怪我してますねー。そこからばい菌が入って、ちょっと化膿してるかなぁ?」
私 「・・・え?」
先生「何食べてさせてます?」
私 「え? 普通の小鳥の餌ですけど。ムキ餌とかあわ玉とかです。」
先生「まだ子供だから、できれば”すり餌”の方がいいですね。5分の。」
私 「すり餌?」(子供の頃、鳥を飼っていたにも関わらず、すり餌を知らない私であった...)
先生「そうです。粉になってるやつで、水でちょっと溶いて食べさせるやつです。」
私 「はい。そーします。」
先生「今日はお薬出しておきましょう。化膿止めとビタミン剤出しますね。で、様子をみてみましょう。」
私 「そうですか。お願いします。」
先生「薬はすり餌に混ぜてあげてくださいね。」
・・・てな具合にチキンの診察は終わりました。実際、すずめは小さいので足のレントゲンなんかを撮るわけにもいかないらいしです。
なので、骨が折れているのかどーなのかの確認もできないみたいです。(触って診るしかない)仕方ないですよねー。あまりにも小さすぎる。
ビタミン剤は、栄養不足かもしれないので...ということで出して貰いました。小さい鳥ほどあまり一回にたくさんの餌を食べられません。
体重が重くなると空を飛べなくなるからです。水分も同じみたいです。先生に説明されて知りました。だから小さい鳥ほどしょっちゅう餌を食べてるんだなぁ...と、妙に納得しちゃいました。
診察料は”野鳥を保護している”ということで、通常の半額になりました。(野鳥保護の会会員のお医者さんなので)ありがたいです。
はたしてこれで、チキンは元気になってくれるんだろーか・・・? かなり心配です。 こうしてチキンの”闘病生活”は始まったのです。
つづく...