明石温泉
(あかいしおんせん)




山梨秘湯の一軒宿 明石温泉

この温泉を訪れたのは今年の6月中旬のことです。
この日はとても良いお天気で、絶好の行楽日和。でもこの温泉場はかなり山の上にあり、旅館に着いた時には ”山の天気は変わりやすい”と言われるように、とても寒くて曇っていました。
正真正銘、秘湯の一軒宿と歌うだけあって、本当に山の中にあります。どこを見ても山、山、山。 何時間も山道を車で上ったような気がします。(ほんとにこんなとこにあるの・・・?って感じです) でも、着いた時にはとても感動しました。大自然そのままなんです。
宿の外観はとても古く歴史を感じるもので、水車があるのがとても印象的です。
この日は平日ということもあり、お客さんは私たちを合わせても6組ぐらいでした。 部屋に通されて思ったのですが、まさににここは湯治場なのだと思いました。
自炊もできるようになっている部屋もあり、 長期間湯治をするために来るひとが昔は多かったのだと思いました。
 夕食まで時間があったので、宿のご主人に薦められて”妙連の滝”を見に行くことにしました。 しかし、ここ2〜3日前に降った大雨のせいで、滝を見に行く途中の道が崩れていて とても危険だったので 見ずに戻って来てしまいました。(ちょっと残念・・・) そのかわり、妙連の滝の手前にある”名もなき小滝”を見ました。
この滝を見るのにも宿の裏山を少し登って行かなくてはいけないのですが、その山道で”野いちご”を 見つけた時は、とても嬉しくなりました。最近ではとんとお目にかかっていなかったもので。 子供の頃はよく”へびいちご”などと呼んで、摘んで食べたものです。(歳がバレますね)
 夕食前に温泉に入りに行くことにしました。ここの温泉はちょっと熱めでしたね。 泉質は酸性鉄泉。胃腸病、冷え性に良いらしいです。
 あとちょっと面白いことがありました。 私が夜寝る前に洗面所(共同で外廊下にあります)で歯磨きをしていた時です。 何気なく山を見ると”ぴかぴか”光る小さなものが二つあるんです。 なにかと思ってよーく見ると、なんと”たぬき”の子供でした。 光っていたのは、たぬきのふたつの目だったんですね。 人の気配を感じたらしく、すぐに裏山に逃げてしまいました。 野生のたぬきを見たのは初めてだったので(動物園では何度も見ている)とっても得した気分になりました。
夜はとても静かで、今まで忙しくて読めなかった本を思う存分読むことができました。
心も体も”暇を満喫する”という”贅沢”をするのに、とても良い湯治場です。

●山梨・古湯 明石温泉
〒400−05 山梨県南巨摩群増穂町平林3243
TEL:0556-22-5188

●明石温泉の行き方
車の場合:
中央高速(甲府南I・C)で降り、市川大門方面へ笛吹川沿いに直進。鰍沢へ向かい富士川(三群橋)を渡り左折。青柳二丁目の信号(増穂町役場)を右折。

電車の場合:
新宿から中央線で急行2時間、甲府から身延線で急行30分、鰍沢口からタクシーで30分。


”妙連の滝”の手前にある小さな滝。
(大雨の影響で妙連の滝に行く道が崩れて行けなかった)

今は亡き”松田優作氏”も訪れたらしいです。

※写真中の日付が7月になっていますが6月の間違いです。


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