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猫が居る。
昔から(と言っても3〜40年前)、我が家には、猫が居た。
もらってきた猫や、拾ってきた猫。
全ては放し飼いだった。
家の前には路地があり、隣には畑や廃材置き場、
雑草の生い茂る空き地があって、
そこは他人の土地だったけれど、猫にとって、また、
人間の子どもにとっても、いい遊び場だった。
春には菜の花が咲き、紋白蝶やアゲハチョウが飛び交い、
夏にはヒマワリが咲き、セミが鳴いていた。
秋には、コオロギがいっぱいいて、ススキがゆれ、
冬には白い雪がよく降った。
猫たちは自由で、我々人間と関わりつつ、
自然の中で、猫との社会にも関わっていけただろう。
すべての猫たちが、
それぞれに関わり合い、病死したり、事故死したり、
ある日突然いなくなってしまったりして、関わり合いを断ってしまっていく。
そしていつしか時は流れ、、わずかな自然もなくなり、
土の匂いも無くなってしまった。
シャム猫のチーコは、そうした環境で、約15年、飼い猫、室内猫として、
ほとんど家の敷地より外に出ることはなく、
その小さな世界の中で育ち、老いて、そして死んでいった。
外に出ていかなかった分、家族との関わり合いも多く、
室内猫としての存在感も大きく、
多くの安らぎと感動をたっぷりと与えてくれた。
そしてその分、最期の悲しみも大きかった。
生き物を飼うということは、その最期までも看てやるということ。
その事を充分に教えてくれた。
お別れの悲しみと、生前での関わり合いでの満足感、
その、
それぞれの感情の、折り合いを着けるのに5年の歳月を要し、
ゴンちゃんが我が家にやってきた。
かわいければかわいいほど、
いつか来る最期の悲しみも大きいだろう事を覚悟して。
ゴンちゃんはヒマラヤン。
ペルシャとシャムの掛け合わせがヒマラヤンという猫種になるのに、
知らない人がいっぱいいる。
ちょっと暑苦しいし、あんまりペット屋さんにはいないから。
そうしてゴンちゃんが我が家に来て、もう2年、
ひとりぼっちのゴンちゃんに、かわいい妹が来ました。
その名は、ココちゃん。
新しい仲間とともに、これから未来にたくさんの思い出が編み込まれていく。
かくして我が家には、猫が居る。
そしてこれからも、
猫が居る。
2003年6月
ゴンちゃん ♂、2年と1ヶ月、長野県生まれ。
ココちゃん ♀、4ヶ月、広島県生まれ。
もう、親子です。
二匹のヒマラヤンが居るホームページです。
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