ライトニングサイクスに見るコスト削減計画

新型ライトニングサイクス。
2000年9月にデビューしたライトニングサイクス(思えば私がゾイド再販を知ったのは雑誌の片隅のライトニングサイクスの発売予告だった・・・フッ・・)、それから約1年。再びライトニングサイクスを購入しました。1年前に発売された初回版と違う箇所があるのかな?


説明書
ライトニングサイクスの説明書、初回版の時点で「組み立て順序に誤り」があります。その間違いは説明書に挟まれた1枚の「訂正」で補われていました。パッケージには「組み立てLEVEL3」と表記してあるのに、説明書では「LEVEL5」と表記されていました。

今回買ったライトニングサイクスの説明書はバッチリ修正されていました。
それとこの画像、旧版と新版なんですが、組み立てLEVELの数字のほかに、違いが解かりますか? 旧版がlev5、新版がlev3ですが、この説明書、紙の色が変わっています。
新しい方の説明書は紙の色が若干茶色になっています。

コストダウン
説明書の紙の色が違うのは、即ち「説明書の紙の材質が違う」ということです。紙の常識ですが、当たり前の話、「白い紙の方が高価」です。
紙の色が変わったということは紙の材質が変わったということであり、それが「安価な紙に仕様を変更した」ということは即ち「コストダウン」であるといえます。っていうかこれはコストダウンです。
紙市場を知らないので具体的な例を挙げることは出来ませんが、この「紙の変化」は随分コストダウンに繋がっているといえます。

そしてキットの変化です。

キットの表面処理が変わりました。前はスベスベの表面だったのが、現在はザラついた感じに変更されています。金型の荒れなのかな?とも思いましたが、ランナー部分はスベスベのままなので、これは「ライトニングサイクスの表面処理の変更がされた」と素直に受け止めるべき箇所でしょう。

初回版のサイクスのネジは見ての通り、ステンレス製です。そして今回のサイクス、メッキ処理が施された鉄製に変更されています。
鉄とステンレスで同じ部品を作った場合、その値段はステンレスが鉄の2倍程度になるそうです。ステンレスは鉄に比べて「粘り」があり、加工が大変なんです。(鉄と比べてのステンレスの強さを職場で経験)実際に小売店でこのようなサイズの「ネジ」の価格の差をチェックしてはいませんが、工場での加工はやはりステンレスの方が高いんです。
ステンレス製だったネジを、安価な鉄製のネジに変更したのは大変効率的なコストダウンだとは思いますが、それ以前に「ゾイドにステンレス製のネジを使っていた」という「大変な無駄」の方が衝撃的ですよね(笑)