ジオラマ撮影の為、お車で移動中のスタッフ(爆)

    重鉄 マッドサンダー復活!!


ゾイドが復活して2年が経過した2001年末、遂に『重鉄』マッドサンダーが復活!
 十人十色ではあろうが、「最も再販が待たれたゾイド」であることは間違いない。
マッドサンダー当時の記憶といえば、私の友人が「200円食玩」のマッドサンダーをもっていたって事くらい(その食玩がまためちゃくちゃいい出来で、めちゃめちゃ欲しかったっす!)。


      大した記憶もなく(笑)マッドサンダー。


 やっぱり大きいですマッドサンダー!箱も巨大です!1箱レジに持っていくのも勇気がいるでしょうが、2個買いしちゃった私はかなり勇気が要りました(笑)。
『プレゼント包装なさいますか?』
『別々の袋にいれましょうか?』

(ワシが買うんじゃ!ワシが一人で遊ぶんじゃ!ワシ一人の為に買うんじゃボケ!)←言ってません。

 組み立ては意外と簡単。一つ一つのパーツが非常に大きいです(笑)。
その成型色とサイズからちょっと思った・・・・「ラジカセみたい(爆)」
 ちょっと気になるのが前脚肩部と背中の武装パーツ。・・・これってアレじゃん?
シールドライガーMK−2用のカスタマイズパーツに似ていなくもない・・・っていうかソレ。
『どっちだ!?マッドサンダー用に開発されたものなのか、シールドライガー用に開発されたものなのか!?』
要するに「どっちかが部品共用しとる」ということですな。
個人的見解で言わせて頂くと、『ここまでバブリー(お金かかってる)な機体に「共用部品」があるというのはちょっとみっともないというか、「貧乏臭い」。』
 『仮にマッドサンダー専用パーツとして開発されたものならば、もうちょっとその辺りの「ゴージャスさ」というか「付加価値」を大事にして、シールドライガーへの転用は止めていただきたかった』なぁ・・。
特に「ワンオフ(一機のみ存在する特別機)」を強調する場合は「共用部品」はやっぱダメでしょう。


 そんな問題を踏まえてもやっぱりマッドサンダーはバブリーなゾイドだ。
背中に「司令室」があってとっても『作戦』っぽいし、角はデカイし回るし、ぶっとい(太い)尻尾を振るし、サイズがデカイし、目も光る!
旧時代から殆ど変更がないといわれるその機体色や「より重厚な印象」を与える装甲のリム、そしてそれに打たれたリベット(鋲)、微妙な曲面を使いつつもスクェア(角張り)に仕上げられており、後期ゾイドにしては物凄く「渋さ」を追求したデザインになっている。
 『これぞ共和国軍ZOIDS!』と頷ける『正統派共和国デザイン』は、最近、若干迷走がちのゾイドデザインを叩きなおすような迫力がある。

どうしても比べてしまうのが「初期登場」のウルトラザウルス。

 「とにかく繊細なまでの緻密なディティール」で纏められ、「首長竜」というモチーフの力強さと、「戦艦」の大きさ、昂揚感がうまく混じりあったあの優秀なデザインと比べてしまうとやはり「比較的大味」なディティールのマッドサンダーであるが、その「前に突き進む為の角」、「いかにも『臨戦態勢』と感じ取れる前傾姿勢」に実は『大味と思われがち』な装甲がベストマッチしているように思える。
  なんといっても「平面構成」に「リベット」とくれば、『この装甲の素材は鋼鉄である!』と思わず納得してしまうほどの訴求力を持っている。
設定では「荷電粒子砲を弾く」とされる頭部装甲の力強いカーブは「鋼鉄」よりも更に『鍛造』の『鉄』と呼べる力強さがあり、『絶対に曲がらん!』と強く主張している。
 言ってしまえば
「そんな脆弱な装甲じゃ生きていけないぜ!ウルトラザウルス!」というマッドサンダーの「アンチテーゼ」の匂いを感じる強さがある。

そういえばマッドサンダーのアウトラインというか、「構成」はどことなく「ガンブラスター」を匂わせる箇所がある。
「回転物がある」とかそういったレベルではなく、「同じデザイナーの仕事」のような匂いがあるのだ。
各部の「甘め」のディティール(動力パイプの付け方とか)、低く構えて胴体と頭部が繋がった胴体。短めの脚。表情の処理もよく似ていると思う。っていうか「同じ人がデザインしただろー(笑)」
参考資料:「同じアウトラインの2機」


マグネーザーを回転させながら体をギシギシ軋ませながらゆっくり歩く様は正に『ゾイドの主(ぬし)』。誰にも負けぬ!という余裕と力強さ、本当に大きなボディから伝わる迫力。まるでエンジンが積まれているのではないかと思える細部ディティール・・。
そして何より、『こんな迫力のある物が実は「おもちゃ」である』という事実が一番我々を驚愕させるマッドサンダーは、やっぱりバブリーな「究極ゾイド」なのだ!!!