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2003.10up

カメラ内蔵ストロボはど〜なの。

Optio-S
内蔵ストロボは使えるのか?

暗い夜道をお散歩するには、ライトを持ち歩けばよい、それはカメラの場合だとストロボを使えばよい、と言っているのと同じ、と前章で書きました。

しかし、ライトにもいろんな種類があります。夜のお散歩のお供だと、手に持つ携帯ライトを想像するでしょうけど、一般的にカメラ内蔵型のストロボってのは、頭に巻き付けて使うタイプのライトと同じなんですね。

ヘッドライト
頭に巻き付けて使うライトのイメージ映像、でございます。
マクサー電機株式会社 LEDヘッドライト“のび〜る”使用例サンプル画像より。

こんなライトだと、両手もフリーになるし、向いた方向は確実に?照らしてくれるのでなんか便利そうで問題無さそうですよね。けど、欠点もあるのですね。

【 欠点その1 あまりに目前のものは照らすことが出来ない 】
わかりますよね。ライトにはある程度の照射角度があるんでしょうけど、それ以外は光が届かず暗いまんまですよね。目から光が出るのが理想なのでしょうけど(何者?)、ライトの光源と網膜がずれている分、どうしても目前は明かりが届かない、つーのはあり得ますよね。

カメラ内蔵のストロボも同じ事で、被写体があまりにレンズに近い場合、ストロボ光が照射角度から外れてしまうことがあります。また、物理的なレンズの出っ張りなんかにも光が邪魔されたり。要するに接近戦となるマクロ撮影の場合、このようなことは起こり得ることなんですね。

非マクロ マクロ
NikonD100にSIGMA20-40mmレンズの組み合わせでの撮影。(右)の場合、D100の内蔵ストロボの光がレンズの出っぱりに邪魔されて画面下に光が届かず暗くなってますよね。

どーぜストロボ当たらないのだから、と、マクロモード撮影の場合、ストロボが光らないような設定になっている機種もあるかと思われます。

マクロ スーパーマクロ
(左)Optio-Sのマクロモード。この場合だとストロボを使うことが出来ます。
(左)スーパーマクロモード。強制的にストロボオフになります。

【 欠点その2 ガラス面に弱い 】
頭にヘッドライトを巻いたまま、窓ガラスの向こう側が覗けるか、というとちょっと疑問ですよね。真っ正面から覗き込むと、ガラス面に自分の頭のライトが反射してしまってよく見えなかったりすることは容易に想像できませんか?

入射角・反射角の問題で、これは頭につけた光源と光を取り込む目(網膜)が近すぎるから、ということに関係してくると思います。これはコンパクトカメラやコンデジでは光源となるストロボの位置と目となるレンズの位置が構造上近くなっていることと物理的に似ていると思いませんか。

かといって、ガラス面ナナメからのアプローチ、てのもちょっと難しくって。コンデジはともかく、一眼デジの場合、ガラス面がナナメになっている場合、やたらと画質低下を起こすような気がします。良い画質にするにはやはりガラスに真っ正面の状態でアプローチするのがベスト。しかし、これだとストロボ使うと・・・、こういうことに。

ストロボ使用
ストロボ使用。で、どうなの?これ? WBオート 1/40 F4.3 ISO200

そんなわけで、「内蔵ストロボは使えねぇ〜」というのが私なりの結論となっております。ストロボ使わない方が自然な色合いが出るんじゃないかな、と思います。あとはデジカメならばホワイトバランス(WB)の調整がいるでしょうけど、オートでも充分いけるでしょうし、照明どおり蛍光灯タイプにしてもよいでしょうね。

ストロボ非使用
ストロボ非使用。WBは蛍光灯に調整。1/40 F2.6 ISO200

ほら。こっちの方が見た目としては良いでしょ。では、ストロボ使わずに良い画像を残すには・・・、
次にいきましょうか。