Vet.K Style Aquarium 雑文のFILE
2012.01up

ベタとの闘い  

好きなんだけど、どうも飼うの苦手なんだよな〜、というお魚や、どうしても育たねぇ、てな水 草というのはアクア歴を重ねるにつれて傾向が出てくるんだと思います。維持スタイルだったり、水質だったり、環境温度だったり。どうしても仕方ない部分はあろうかと思います。

で、私、どうしても長期維持できないお魚の代表が、ベタ、なのです。そう、あのちっちゃい小瓶で売られているあのベタです。温和な小型魚混泳の水草水槽のメインフィッシュとして、何度かご登場をしてもらったのですが、ことごとく失敗してるんですね・・・。

もうね、頭の中では、構想がばっちりなのですよ。まばゆく光合成する水草水槽のなかでディープレッドホタルテトラの群れを軽く威嚇しながら優雅に泳ぐ青プラチナ色のベタ。水さえ入っていないように磨き上げられたガラス水槽。命を吹き込む直進的なライトの明かり。暗い部屋の一角の光ゆらめく小宇宙の前でワイングラスを傾けながら癒される俺。もちろんその隣には・・・あ、いえ、何でもありません。アクア歴ですら20年なんだから

妄想癖もそろそろ落ち着け>俺。

 

とまぁ、ベタ難しいなぁ、と思い込み、憧れつつもベタを避け続けて数年。ふと立ち寄ったアクアショップでいい感じの青プラチナ色のベタに出会ってしまい、これが最後のチャレンジとばかり連れて帰りました。そして避け続けた理由も思い出しました。

ベタ

その理由 → え、エサくわねぇ。

そうか。思い出したわ。苦手な理由。エサ食わないのよ。小魚まっしぐらのエサを、こいつは口にくわえては吐き出しよる。そのうちあきらめて食うやろ、と思っても連日吐き続ける。ぐわぁぁぁ。これはマズイ。こ、これ、いつものパターンのやつや! 気をつけなはれや!(風化してたらそれはそれで新鮮なフレーズでしょう。きっと。)

なにせエサ食わねば話にならん、と、再びアクアショップへ。そこにはショップでよくみる、赤と黄色のデザインの袋に入ったベタのエサ(以降よくみるエサ)。これ前はアカンかったのよね〜、と思いつつ、とりあえずひとつ購入。ついでに帰宅途中にある別の店舗にも顔を出すと、よくみるエサの横に見慣れぬフレークタイプのベタ向けのエサが置いてます。とりあえず、こっちも試してみますか、とこれも購入。さて、グルメ(ないしは極端な偏食)のベタは気に入るのか?

ベタ
(左)よくみるエサ(モザイク処理済み) (右)トリオコーポレーション ビバリア ベタ用基本フード

 
まずは、よくみるエサ。一粒えいやっと。お。食いよった。吐かねぇ。ベタがこれ食べるのはじめてみたわ。(メーカーさんすいません。)

ひとまず安心と数日続けたところで、もうひとつのエサが気になり出し、開封。おお。やっぱりフレークタイプ。エサくれ、と、なついてきた口元へえいやっと。お。こっちも食いよった。これもええ感じやないか、よしよし、と、ご機嫌ついでによくみるエサも一粒えいやっと。・・・ん?

は、吐き出しよった〜〜〜!!!

それ以降、よくみるエサを食べることはなかったと、さ。(ホント、メーカーさんすいませんすいません。)

そのまま青ベタは食いつきよくもうひとつのエサを食べ続けています。一安心どころか食べ過ぎたせいか転覆病まで発症する始末。あああああっ(T_T) ※獣医師の懸命の治療(3日間の断食療法)にて完治

ボララス

青ベタは今日も元気にエサくれダンスをしております。ディープレッドは相変わらず臆病で群れごと水槽の奥に消えます。クリプトが申し訳程度に植わっているガラス水槽はメンテ不足で、白い汚れが目立ちます。そしてその前で、私は発泡酒を傾けるのです。第3のビールまでは手を出すまいという小さなプライドを胸に。