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| 第一話 | |
![]() うちにきた当時のロビン |
ロビン育児話 近頃およそのGレトリバー君たちのHPをよく覗いてみるのですが、結構いろんな問題があるものですよね、愛犬との生活って。 いろんな問題かあ・・・と思うと、そう、うちのロビンにもあるのを思い出しました! そうだ、ロビンHPの次の新ページの企画はこれだ! ということで、子守り達の潜り抜けてきた修羅の日々(そこまですごくはないか・・・)ではなく、苦悩の日々のページを作ってみました。 お時間のあるときにでも四方山話と思って読んでください。 ロビンも今年の5月で無事3歳の誕生日を迎え、子守り達は心から喜んでいるのですが、実は今でこそ元気に飛び回っているロビンも子守り達の生活に加わった当時は、子守り達をかなり苦労させてくれました。 これからGレトリバーのみならず仔犬を家族に迎える方々の参考にもなろうかと、ロビンの子守りの体験談を書いてみます。 でも、実際は愛犬初心者が何もわからずにおたおたしているだけなので、あんまり参考にはならないかもしれませんね。(笑) きっかけ S夫とS子はごくごく普通の、特別に犬好きというわけでもないカップルでした。 犬を飼いたいなどと思ったこともなく、よその犬を見ても「かわいいね」という程度で、触ろうとすることもありませんでした。 ところがある日、お知り合いの家のGレトリバーの写真をみたS子は、その写真に一辺で魅了されてしまったのです。 「どうしてもこの犬と同じ犬が飼いたい」と思ったS子は、その一年後、犬の飼える家に転居することを決心し、家探しに奔走しました。 転居先を探すのに半年、ロビンに出会うのに更にその後、半年以上もかかりました。 ゴールデンレトリバーと一言に言っても、いろんな見かけのワンちゃんがいますよね。 顔の長いのとか、頭の小さいのとか、毛の長いのとか、色の濃いの・薄いのとか・・・とにかく、ロビンのおうちではS子の好きになったあのワンちゃんと少しでも似ている子がほしくて、お店などで購入するのではなくて、あのワンちゃんの飼い主の方に紹介をお願いしたのでした。 結果として、当たりー! ロビンはS子を魅了したあのワンちゃんによく似てきた・・・ような気がします。(?) でも、うちに来た時は・・・。 準備 子供の頃に家に犬がいたけど、自分達は子供だったから詳細は覚えていない、というのが子守り達の共通する経験でした。 まして、Gレトリバーなんて大型犬(今となるとロビンは全く大型犬という感じがしないので、たまに「大きいですね」と言われても「そうでしたっけ?」と思うくらいです)、どうすべきか、とりあえず本を読み、ラブラドールを飼い始めたお友達に話を聞き、心構えを済ませた(つもり)でした。 事前に用意したグッズは、 1)サークル(最初から家の中で飼うことしか考えていませんでした) 2)ペットトイレとシート 3)ご飯用とお水用のアルミ食器 4)ハーネス、首輪、引き綱、チェーン(来るまえだか後だかにとにかくたくさん購入!) 5)中古のテニスボール数個(お友達に使わなくなったのを頂きました。 そして、何よりも最初に用意したのは「ロビン」という名前でした。 犬を飼えるようになるずっと前から、うちに犬がきたら何て名前にしようかと子守り達は暇があると話し合っていました。 洋風な犬だから洋風な名前。 思いつく限りの英語名を挙げては「それ、知り合いの名前と同じだから駄目」「あ、その名前で嫌なやつ知ってるからやだ」と消去されて残ったのが「ロビン」。 「ロビン」はロビン・フッドのロビンとか、駒鳥ロビンとか、バットマンの助手だとか色々あるけれど、S子にとっては、チープ・トリックのロビンでした・・・へへへ。(ブロンドで似てるでしょ?ゴールデンと。) ロビンとの出会い 仲介してくれた方から連絡があるまでには長い時間がかかりました。 ゴールデンで男の子という指定をしてあったのですが、中々連絡がなく、そのくせある日突然連絡が来るとあっという間に話が決まって、仲介してくれた方がロビンを連れて近くまできてくれることになりました。 心待ちにしていた小守り達の手に渡されたロビンは、思ってたよりずっと大きくて、毛が長くなくて、臭くて、がちがちと震えていました。 「3ヶ月過ぎの仔犬」と聞かされていたので、それなりに大きいながらもまだまだ仔犬と想像していたら、実はもう4ヶ月にもなる大きな子だったのです。 後から判ったのですが、ゴールデンは仔犬の時はふわふわだけれど、丁度成長期の4ヶ月から6ヶ月位までは毛も短くて、尻尾なんて惨めなくらい細いのですね。(写真を見てください! うちにきたころのロビンは本当に尻尾に毛がない!) 臭かったのは、長距離の移動中、入れられていた檻の中でおしっことウンコをしてしまっていたからではないかなと思います。 何しろ、後で判るのですが、ロビンはトイレのしつけが全くされていなかったのです。 がちがちと震えていたのは、慣れない長旅と知らない人の手に渡されて怯えていたのだと思います。 それとも、子守達が怖く見えたのかもしれませんね。(笑) そんなこんなで、手渡された育ちすぎの仔犬・・・それがロビンでした。 なんだか想像していたのとかなり違うような気もしましたが、それより何より初めて自分達で飼う犬、それも大型犬の存在に小守り達は興奮していたので、多少想像と違っても、まあ現実はこんなものなのかもと納得してしまいました。 ロビンはそのままS子の膝の上(大きかったので膝からずり落ちそうになりながら)、S夫の運転する車で子守り達のうちにきました。 道が混んでいたので、短距離なのにすごく時間がかかりました。 ロビンは膝の上でまだ震えています。 想像よりは大きかったけど、やっぱり仔犬、弱々しげなロビン。 初めてつれて来たワンちゃんには名前を覚えさせることが大切とどこかで読んだので、「ロビン、大丈夫だよ」と家につくまでロビンに話し掛けてみました。 ロビンも少しはこれで子守り達に慣れてくれたのでしょうか。 基本的にうちに来てからのロビンはすぐになついて、特に性格的な問題はありませんでした。 きっとこんなに大きくなるまでブリーダーさんのところで他の犬や知らない人と十分に接する時間があったのかもしれませんね。 だから社会性はそれなりにできていたのかも? ショック ロビンがうちにきたのが火曜日だったので、その週末の土曜日には近所の獣医さんに最初の健康診断に連れて行く予約をしました。 ところが、木曜日の夜、ロビンの顔をみると青緑色の濃い鼻水がずーっとロビンの鼻から流れ出ているのに気づいたのです。 いくら素人でも「これは絶対に大変なことになっている」と判りました。 すぐに診療時間終了後の獣医さんに電話をしたところ、その時間でも診てもらえることになりすぐにロビンを連れて行きました。 獣医さんはロビンを見るなりジステンパーの可能性が強いと考え、「買ったばかりの犬なら返したほうがいい」と一言。 それは子守り達にとって爆弾のような言葉でした。 待ちにまった末にうちに来てくれたロビン。 なのにそのロビンが死にかけている。 どうすればいいの? ロビンは来たときから咳をしていました。 弱々しい目をしていました。 元気がないなあとも思っていました。 でも、初めて仔犬を迎える子守り達にはそれが異常なのか普通なのか、全くわからなかったのです。 こんな鼻水をたらしていたら絶対におかしいと思えるまで。 そしてその夜、効くかもしれないけど保証はない、でも何もしないよりは助かる可能性があるという注射をするかしないかという判断を迫られました。 注射の代金は6千円くらいだったか、診察費用と薬でも貰えばあっというまに一万円を超えるような金額です。 返すかもしれない、死んでしまうかもしれない来たばかりの仔犬に、この薬を注射しますか?と聞かれても子守り達には考える根拠も経験もありません。 それで助かる可能性があるならしてくださいとしか答えられませんでした。 その夜から毎日、ロビンを仲介してくれた方を通して何度も「返したい」と連絡をし、相手からは「返すとかどうとかより、先に病気を治さないと」とか「本当にジステンパーなのか、他の獣医に見せなさい」とか「この獣医に診せなさない」とか「あの獣医に診せなさい」とかやりとりが続きました。 せっかく手に入れた犬を、それを病気だとわかって「返す」というのもどうなのかという自問もありました。 ただ、来たときから病気の犬だったロビン。 これは、病気をわかっていたのに売ったのだと、私達には思えました。 そうなると、売った人たちにも責任を取る義務がある、私達は犬の死ぬところを見るためにこの子を買ったのではない、そう考えて「返したい」という連絡をしました。 この時期は非常につらかったです。 昼間の仕事の合間を縫って電話をかけ、夜は無理をしてでも早く仕事を切り上げて、指定された獣医を訪問し、ロビンは何度も検査を受けました。 医療費は瞬く間にかさみました。 また、それ以上に私達は人間不信に陥り、気が滅入りました。 死んでしまうかもしれない、もしくは返すことになるかもしれない仔犬を間近に見続け、世話をするのも本当につらいことでした。 一緒にいると「可愛い」「愛しい」と思ってしまうけれど、そんな感情を抱いたら、返せなくなってしまう。 かといって病気の仔犬を押し付けた人たちの意のままにロビンの病気の世話をして自分達のもとで死なせる、つまり「死ぬところを見るために犬を買った」という状況になるのも納得がいきません。 そうしたやり取りを数週間続け、この犬の元の持ち主はこの子を引き取る気は全然ないのだな、と思った頃、喜ぶべきことに何が功を奏したのか、ロビンは元気になってきました。 最初に打ってもらったあの注射が効いたのか、次の獣医さんで貰った抗生物質が効いたのか、もとよりジステンパーなどという病気ではなかったのか、とにかくロビンは死なずに済み、元の持ち主に返されることもありませんでした。 そして、やっと子守り達は何の障害もなくロビンを愛することができるようになったのです。 犬を初めて飼うときにはわからないことだらけですし、どこから入手するのがいいのかも何もわかりませんよね。 本には色々書いてあるけれど、でも結局は「信頼のできる」お店とかブリーダーとかがいいという結論で、そう言われても愛犬初心者に誰がどう「信頼のできる」お店なのか、ブリーダーなのかなんてわかるはずもありません。 ロビンの病気がわかった時、「死ぬかもしれない」と思い、これはよく本に載っている「悪いパターン」なのね、と思い悩みました。 今になって思えば、結局人間同士の出会いが偶然と運で出来ているように、人間と愛犬の出会いも偶然と運。 いいときもあるし、駄目な時もある。 重要なのは駄目な場合ばかり考えて怖がらずにあたってくだけろということなのかと思います。 もし、子守り達が次の愛犬を手に入れるとしたら、やっぱりどこかのブリーダーさんや知り合いに聞いて手に入れるのだろう思います。 やってくれたな、ロビン! ロビンは子守りの家に来てお部屋の隅に作ったサークルが住処となりました。 サークルの中は二つに分かれていて、奥がトイレ、ドアのそばが居住場所・・・となっていたはずなのですが、ところがどっこい、ロビンにとっては居住場所がトイレの中で、本来居住場所であるべき部分がトイレと化したのでした。 居住部分でおしっこやウンコをしてしまうと、ロビンはなぜかきれいなトイレの中に避難しているのです。 「逆でしょう?」と言って、トイレにしつけ用の臭いをつけてみたり、わざと粗相を始末したシートをトイレに置いて臭いをつけてみても、効果なし。 トイレシーツはビリビリ剥がして遊んじゃうし、お手上げ状態でした。 ものの本によると、「ぐるぐる回りだしたらウンコの印。 すぐにトイレに入れる」とありました。 でも、うちのロビンの場合、それは無理というものです。 ロビンは既に生後4ヶ月で体重も15kgもあったので、ちょっとトイレにのせてやるなんて、とてもとても・・・できませんでした。 S夫の方はそれでもロビンを軽々と持ち上げてましたけど、S子にはまったく無理。 あ、トイレだ、と思っても、ああああああ・・・といっているうちにやられてしまうのです。 トイレのしつけは犬が軽いうちにするのがベストではないか、と今も思います。 ロビンはとにかくどこでもおしっこ、ウンコをしてしまう犬でした。 家中何度拭き掃除をさせられたことやら。 朝起きるとおしっこの始末+拭き掃除、昼夜はいつでもおしっことウンコの後始末。 ちょっと目を離すと糞を食べていることもある・・・本によるとウンコの失敗をしかると、ウンコ自体を悪いと勘違いして飼い主に見つかる前に食べてしまおうとする(証拠隠滅)犬がいるとか。 ロビンもそうだったのか、どうなのか、食べてるところを見つかるともっと怒られる(だって、絶対許せないじゃないですかー、そりゃしょうもないとも言えるけど、心情的にはね・・)んだから、逆効果じゃないかとは思うんですけどね。 おしっこ、ウンコとの格闘は凄絶で、子守りとロビンの両方をとにかくストレスの海にたたきこみました。 でも、それも結局散歩が解決してくれました。 病気が治って、時期をみてワクチン接種を済ませると、ロビンもお散歩デビュー。 お散歩の日課が出来るとロビンは家の中では絶対に排泄をしなくなりました。 結局ロビンの本能が私達に勝ったのかもしれません。 噛んでる? この頃困ったロビンの癖は噛み癖でした。 1)靴噛み。 玄関の靴に穴があきました。 2)家具噛み。 適当な家具にはすべてロビンの噛み傷があります。 3)壁噛み。 壁だって噛んで減らしちゃうんですよ。 5ヶ月頃の仔犬は歯の生え変え時期です。 愛犬初心者の子守り達はそんなことも知らなかったのです。 ふと、気づくと家の中に歯が落ちていたり、ひっぱりっこをしてると歯が抜けちゃったりして、最初はすごく驚きました。 大変なことになっているのではないか、と心配までしましたが、どうも歯の抜け変え時期らしいと気づいてほっとしました。 でも、犬にも人間と同じように乳歯と大人の歯が入れ替わる時期があるんですねー。 犬って飼ってみないと本当に分からないことがたくさんあります。 で、歯の抜け変え時期には歯が痒くなるらしいです。 そうなるとあたりにあるもの何でも齧りたくなるのです。 特に噛み心地の変わったものや、固めのものが被害に遭いました。 ダイニングチェアの脚はぼろぼろになったし、ソファの下の部分も破って中身をだしてしまいました。 家具はいざとなれば買い換えがききますけど、壁を噛んで削られた時には絶句でした。 意外なもので噛みまくったのが、家具の金属製の脚。 人間の感覚だとあんな金属のもの齧って何が楽しいのか?と思うのに、いつまでもこの脚は被害にあってました。 まあ、金属だけあって磨り減りはしないから木製家具をこわされるより被害は少なかったですが。 あとは、プラスチックのシャンプー置き。 トイレのしつけで困り果てていた時、お風呂場にトイレを置けば失敗しても始末しやすかろうといういい加減な理由で、一時期ロビンのトイレをお風呂場にして、ロビンを長時間トイレと一緒にお風呂場においておいたことがありました。 その計画は完全な失敗に終わったのですが、それ以来ロビンはお風呂場が自分のスペースであると思ったのか、よくタイル床の冷たいお風呂場で寝るようになりました。 そのお風呂場の片隅に置いてあったのがシャンプースタンドです。 ロビンは気づくとこのシャンプー置きを齧るようになっていました。 お陰でこのシャンプースタンドの角や端っこはバリバリになってしまいました・・・。 そして、噛み癖を直したのは、結局「ビターアップル」でした。 本当にそんなものを使って効くのか? ロビンの身体に悪いのではないのか? と根拠もなく疑いをもっていたもので、なかなか試してみる気にならなかったのですが、壁を削り取られ、ウンコ入れに使用後のビニール袋を破られ、部屋に散乱したウンコバッグ(うちでのウンコ入れビニールの総称)を見たときに「もう、絶対に許せない!」と、思い切って「ビターアップル」を買いました。 使ってみると効果テキメン! 「ビターアップル」をかけた使用済みウンコバッグをくわえた途端、ロビンは涎が止まらなくなって、バッグを離しました。 いつも噛んでるものに「ビターアップル」をかけておくと、いつのまにかロビンは物を噛むのを止めました。 歯の生え変わりも終わっていたし、何より「げーっ」っていう味のする(であろう)ものを噛むのが嫌になったのでしょうね。 ※ ※ さてさて、お話も長くなってきたので、この辺で重いページに一区切りつけましょう。 続きは第二話を見てくださいね。 |
![]() サークルに入れられたロビン |
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![]() 仔犬のロビンは尻尾に毛がない |
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![]() 今に比べるとすっごく小さい感じです |
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![]() 慣れてくるとサークルを乗り越えようと |
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![]() じゃれてるロビン、目が怖い・・・ |
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![]() ロビンは素直でなすがまま・・・ |
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![]() あーんぐり。 甘えながら噛むロビン。 |
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![]() 歯が痒いのか家中が犠牲に・・・ |
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![]() 甘えてくるロビン。 |
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![]() ロビンお得意のポーズ。 |
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![]() 初めてお散歩した頃のロビン。 |
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![]() 一番噛み心地のいい金属製の脚 |
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![]() 靴も何足か犠牲に・・・ |
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![]() 試しにサングラスで変装。 |
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![]() 初めて川に行った頃。 |
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![]() ロビン、顔が変よ・・・ |
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![]() 寝ている仔犬はやっぱり可愛い。 |
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![]() 苦肉の策の子供用おしめ・・・ |
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![]() お友達のゴンタくん。 |
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![]() 恵比寿でおおあくび・・ |
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![]() パリの街頭風ロビン・・・でも、恵比寿。 |
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![]() のびのーびロビン。 |
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![]() ボールをお鼻で・・・ほいっ |
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![]() 投げるの上手いでしょ? |
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