愛のことだま
魂のささやき、言葉にのせて

| いつまでも見つめ続けて飛び立てず飛べばここにはもどれ来ぬやも | 雨音 |
暖かな心の中で生まれ出ず友の励まし友の面影 |
雨音 |
道端で雨に打たれしその姿驚き避けて後で涙す |
雨音 |
屋根屋根に陽射の友が遊び行き声かけながら走り飛び舞う |
雨音 |
薄雲の上に覗きし薄青の光の子等とお目覚めダンス |
雨音 |
泣き虫のあの子の顔に微笑みが束の間晴れる梅雨の空かな |
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いつだってあなたの側では微笑んで笑顔の私でいたいから |
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空を裂く夏を知らせる雷もあなたといたら怖くないから |
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葉の先で光る雫を指先に逆さに映る我心かな |
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さっきまであなたがここにいたことを知るすべはただ灰皿の灰 |
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いつだってあなたと一緒にいたいけど家に帰ればはずすネクタイ |
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高原の日向で出会いしつくしんぼ土を持ち上げ空仰ぐかな |
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仕事辞し第二の人生歩む父高原の庭でハーブと戯れる |
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草むしり並んでしながら思い出す幼き頃のわれと父かな |
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実のなる木移植する父眺めつつあの実なったら並んで食べよう |
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時流れその身は小さくなるけれど父の存在富士のごとく |
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梅雨時の雨を抱える空のよにあふれる愛を潜ますこの胸 |
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| 嬉しくて 閉じる事無し 友の声 | 雨音 |
雨音に 眠気誘われ 超特急 |
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友の文 読みつつ我も 奮起せり |
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通り雨 通り過ぎれば 洗いたて |
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こどもらの 励まし胸に いざ戦地 |
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送り出す 彼の人の頬 笑み浮かべ |
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電源を ときめく指で 押してみる |
夕日 |
幼子を 秋には育つ 祈り込め |
夕日 |
惜しまれて 散り行く花に 涙雨 |
夕日 |
咲きました 目立たず静かに 香らずに |
夕日 |
とも来たる 今年初めて 咲いた薔薇 |
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ツバメ飛ぶ 明日の天気は 雨模様 |
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葉の裏で 静かに晴れ待つ てんとう虫 |
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晴れ間見てぐんと芽伸ばす発芽苗 |
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前を行く あなたの香り 追いかけて |
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秘め事を 雨が隠して くれるから |
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土壌にて その色変える あじさい花 |
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青空の 下で子ら舞う ソーラン節 |
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騎馬の上 小鬼のような 赤い顔 |
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