緒方×ゆき様 「緒方さんのお見合い」
今日のオレはカッコイイ。スーツは新調したばかり、車もさっき洗車した。タバコだってけち臭くなく封を切る前のを用意してある。
髪型だって・・・・・オレは車の前ミラーを見た。
「完璧、だぜ。」
さあ、夜はまだ始まったばかりだ。

ゆ「本当に迎えに来てくださったんですね緒方さん。」
緒方「君と約束していたからね、仕事はキャンセルした。」
ゆ「まあ。そんなわざわざ悪いですわ、私の為に。」
緒方「君の方が100倍魅力的だからね、さあ、コレを受け取ってくれ。」
そういって、オレはあくまでさりげなくバラの花束を差し出した。完璧なシチュエーションだぜ。
ゆ「ステキ・・・・・私、男の人にデートの時に花束を貰うなんて初めてなんです。嬉しい・・・。」
そうか、嬉しいか。まあ当然だろう!そこいらにいる様な気の利かない男と、このインテリジェンスなオレとでは繊細さが
違うからな。それに、今度こそ・・・・・・。
ゆ「緒方さんどうかされました?」
緒方「い、いや。なんでもないよ。さあ食事にでも行きましょう。近くに行き付けの美味い寿司を食べさせてくれる店があるんですよ。」
ゆ「まあ!私お寿司、大好きなんです。」
緒方「それは良かった。」
オレは車の中で彼女----------ゆきさんと楽しく、かつオレがいかに今日ゆきさんと会えるのを楽しみにしていたのかを
さりげなく彼女にアピールしながら会話した。
緒方「さあ、着ましたよ」
オレはスマートに車のドアを開けながら彼女をエスコートした。いつも・・・・アキラくん相手なら自分で勝手に出て来いというがな。
とうぜんいつもは車も路駐だが、今日はちゃんと駐車場を使った。こういうところを女はよく見ているからな。
ゆ「緒方さん、このお店なんだかとっても高そうですけど、いいんですか?」
緒方「ハハハ、そんなことは気にしないで下さい。”いつも来ていますから”。」
オレはさりげなく””部分を強調した。そう、オレはこんなに高い店にしょっちゅう来れる男なんだ。年収2000万だからな!
ゆ「私、正直言って初めて緒方さんにお見合いの席でお会いしたとき少し怖かったんです。」
ゆきさんは食事の時に思いきったように言ってきた。
緒方「怖い?何故?」
またか?またなのか?オレの心臓が少しずつ早く動くのが判る。オレは緊張してきた。
ゆ「怒らないで聞いてくださいね。私、囲碁棋士の方って塔矢名人のような方ばかりだと思っていましたから貴方が碁打ちには
とても見えなくて・・・・。」
君も、君もそうやって断るのか!?オレは自分の心臓の音に今にも押しつぶされそうな気分になった。
ゆ「でも良かったです。緒方さんにお会いできて・・・・。」
緒方「え!?」
ゆ「緒方さんはいつも楽しいし誠実な方なんですもの。私、このお見合いを進めてくださった塔矢名人にお礼を言わないといけませんわ。」
緒方「ゆきさん、それはオレも同じですよ。貴女とは初めてお会いしたときから運命を感じていました。」
ハンターチャンス!★!!今回はイケルかもしれない!さあ、決めのセリフを言うぜ!!!
緒方「オレと結婚してください。」
完璧、完璧だぜ。まるで映画のようなシーンだ。これで断る女はいない!いないんだ!!
ゆ「緒方さん・・・・そんな・・・・・。」
緒方「ゆ、ゆきさん!」
ゆ「いきなりすぎますわ。それに・・・・。」
緒方「それに!?」
ゆ「お互いのことをもっと知っておかないといけませんわ。あ、あの・・・・あ、相性とか・・・・。」
緒方「今夜は帰しません。・・・・・・いいですね?」
ゆ「はい・・・・・。」
ブラボ〜〜〜〜〜!★★!!まさか向うから誘ってくるとは!今夜は記念日になりそうだぜ。
オレはゆきさんの気が変わらないうちに都内のホテルへ車を走らせた。

数日後、オレは師匠の塔矢名人に呼び出された。
名人「緒方君、実に言いにくいんだが・・・・。」
緒方「フッフッフフッ〜フ〜ン♪なんでしょう、先生♪」
ああ、気分はもう花婿だ。白い家に住み庭にはガーデニングもいいな、ペットはもちろん熱帯魚だ♪
名人「クッ!・・・・。」
緒方「先生、何を泣いているんですか?なんならオレの幸せを分けて差し上げますよ。」
そうだ。今のオレは幸せだ。これからゆきさんとラブリーな新婚生活の予定だからな。
緒方「ダーリン。なんだい、ハニーとか言っちゃて、オレ、どーしよー!!」
アキラ「何を言っているんですか緒方さん。」
緒方「ウワァッ!アキラくんいつの間にいたんだ!?」
アキラ「さっきからいましたよ。ハイ、緒方さんお茶をどうぞ。」
緒方「ありがとうアキラくん。君は良い子だね♪そうだ、おこずかいをあげよう。」
アキラ「いりません。・・・お父さん、まだ言っていないんですか?」
名人「アキラ、お父さんには言えないよ。緒方君が可哀相で・・・・。」
ああ、ゆきさんに送るダイヤを買いに行かないと。結納もしないとな。そうだ!仲人は当然この見合いを持ってきた塔矢名人に
お願いしなくては。
緒方「先生、オレ達の仲人よろしくお願いしますよ。」
アキラ「緒方さん・・・・・。」
アキラくんはオレの顔をじっと見ている。
緒方「どうかしたのかい?アキラくん。」
名人「クッ!・・・・・ウウ・・・・・・。」
アキラ「お父さん・・・・僕が言いますから安心してください。」
名人「アキラ、すまない・・・・。」
アキラ「緒方さん、お見合い断られました。」
ガ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!★!!!!★!!
アキラ「なんでも”相性が悪かった”そうですよ。相性って何の事ですか?なんか、いつも緒方さんそう言われて断られてますよね?」
ガキはそんなこと知らなくていいんだよッ!!
緒方「う、ウウ〜〜〜〜。」
名人「すまない、緒方君すまない。今度こそと思ったんだが。」
緒方「せんせ〜い!!ウウウーーーー!!!」
アキラ「これで何度目なのかなぁ。ハア、僕まだ子供だから緒方さんの気持ちはわからないけど泣かないで下さい、緒方さん。」
緒方「うるせ〜〜〜!子供に同情されたくねーんだよ!」
名人「緒方君、次こそ君にふさわしいお嬢さんを紹介するから。」
緒方「ウウ・・・。先生、オレいつまで独身なんでしょうか?オレだって普通に結婚したいのに。何がいけないんでしょうか?」
アキラ「だから”相性が悪かった”んですよ。」
緒方「ウウウウオオオオオ〜〜〜〜!!!!」
オレは大泣きしてしまった。ゆきさん、オレの相性は悪いんですか!?なんでいつもこうなんだ!?
アキラ「緒方さん泣くのは構いませんが大声は控えてくださいね。また近所の人に緒方さん見合いに失敗したのかって
言われちゃいますよ。」
名人「緒方君、すまない・・・・。」
アキラ「お父さんまで泣かないで下さい。もう、お父さんたら、すぐもらい泣きしちゃうんだから。」
そう言うとアキラくんはかいがいしくオレと先生の涙を拭いてくれた。
<終わり>今回のご要望■緒方さんに車で迎えに来てもらう■更に食事を奢ってもらう■更にゆきさんも食べてもらう
でした。全部入っているのでカンベンカンベン。                

緒方×ゆき様 「緒方さんのラブロマンス」
「あー、お兄さんカッコイイね!ヒマなら私とデートしてよ。」
めずらしく渋谷の町を歩いていたら、ふいに声をかけられた。オレが振り返るとそこには見るからにまだガキ、15、6といったところか
渋谷の町にふさわしいコギャルがいた。
緒方「なんだ、オレをナンパしているのか?」
コギャル「うん、そうー。わたしー、ゆきっていうのー。お兄さんはー?」
緒方「君に名前を名乗る義務はないぜ。それにガキには興味がない。」
ゆ「わたしガキじゃないよ。いくつだと思うー?」
緒方「・・・・15,6だろ。」
ゆ「はーずれー!22歳じゃーん。」
キュピーン!★!オレのナンパレーダーが反応した。女は20歳からOKだ。見ればこのコギャルいい女じゃないか。
緒方「はずれたお詫びだ。今日は付き合ってやっても良いぜ。」
ゆ「お兄さん急に態度変えすぎー。なんかーヤなカンジー。」
緒方「君の可愛さに気がついたんだよ。どうだ?これから食事にでも。美味い寿司でも食いに行かないか?」
ゆ「超ウレシ〜★ゆき、お寿司大好き。」
緒方「言っておくが廻る所じゃないぜ。」
ゆ「どこー?」
オレは早速行き付けの寿司屋にこの女を連れていった。
ゆ「なんかー、ゆきこういう所って初めてー。」
緒方「そうか、好きなだけ食え。」
その後はお前を食ってやる。・・・・・・と、これからの予定を考えていると”ゆき”はもじもじしながらオレを見た。
緒方「どうした?好きなもの頼めよ。」
ゆ「うん・・・でもぉ・・・・・。あのね、笑わないで聞いてくれる?」
緒方「ああ。」
ゆ「ゆきね、こういうお店に来たの初めてなのー。だからね、頼み方がわからないのぉー。」
ズッキューン!★!お、オレのストライクゾーンだぜ!”何もわからない女”って奴は!!いいじゃねーか!!
ゆ「だってこの店メニュー置いてないしー。ゆき、魚の名前ってわかんないしー。」
緒方「じゃあオレが頼んでやるよ。」
オレは彼女に寿司のネタを色々と教えてやりながら楽しく食事をした。
ゆ「あーおいしかったー。お兄さんゴチね!」
緒方「それはどうも。・・・・これからドライブでもどうだ?」
ゆ「サイコー!ゆき海が見たーい。」
緒方「OK。」
オレはゆきを湘南に連れて行くことにした。
ゆ「キレイー。でも夕方だとちょっと寒いね。」
ゆきは震えながら笑顔で話し掛けてきた。
緒方「オレが暖めてやるよ。」
そういってオレはゆきを抱きしめた。お、結構ムネが大きいぜ・・・・。
ゆ「お兄さん暖かいねー。なんか安心する・・・。」
緒方「そうか?」
どのタイミングで押し倒してやろうかと考えていると、ゆきがつぶやく様に話し出した。
ゆ「ゆきね、男って狼みたいな奴しか知らないの。ご飯たべてーあとはH?でもお兄さんはドライブに誘ってくれた。
ゆき凄く、嬉しかったよ。」
ズックーン!★!超ストライクゾーンだ。オレ、こういう”貴方は特別な人なのね”に弱いんだよなぁ・・・。
まずい、本気になりそうだぜ。
緒方「安心しろよ。男は狼ばかりじゃナイぜ。」
ゆ「本当に?」
緒方「ああ。オレを信じろよ。」
ゆ「うん、信じる・・・・。」
そして、この日は暗くなるまで二人で砂のお城を作ったり砂浜で追いかけっこをしたりした。
ゆ「もう暗くなっちゃったね。でも帰りたくない。お兄さん今日ここで朝まで過ごそうよ?」
緒方「いいぜ。」
オレはゆきに肩を貸してやりながら二人で夜の海を見て過ごした---------。
ゆ「うわー、朝日ってこんなにキレイなんだー。」
緒方「ああ、キレイだ・・・。」
ゆ「お兄さん、ありがとね。ゆき感激。お兄さんのこと大好きだよ。・・・・お兄さん?」
オレは立ち上がると海に向かってこう叫んだ。
緒方「オレもゆきが大好きだー!!!」
ああ、これから二人のストーリーがはじまるんだ。オレは恋の予感を確信した。

男「あっれー、ゆきじゃねーか!?」
ゆ「キャー!サイちゃ〜ん!」
オレがゆきを渋谷の町まで送ると、突然ホストっぽい男が声をかけてきた。
ゆ「あ〜ん、サイちゃんったら昨日はゆきと約束していたのにーブッチこくなんでひど−い!」
サイ「許せよ!どうしても仕事で抜けらんなかったんだよ。ああ、ホストはつらいぜ。」
緒方「ゆき、この男は誰だ?」
ゆ「ああ、ゆきのカレシー。」
ガーーーーーーーーーン!!★★!!!!!
サイ「ゆき、今からホテル行こうぜ。昨日の分まで可愛がってやるよ。」
ゆ「あーん、サイちゃんvvvvあ、じゃあね、お兄さん。また今度遊ぼうねー。」
ゆきはそういうとサイとかいうホストっぽい男と渋谷のホテル街に消えていった。
緒方「う、ウウ・・・・・・。」
「ヤダ、あの人泣いているわよ。」
「チョーダサー。サムイってカンジー」
「あら、大泣きしてるわー。」
「女にでも振られたんじゃねーの?」
「哀れ哀れ。」
ああ、俺を取り囲む様にして嘲る声が聞こえる。お前らにオレの気持ちが判ってたまるか!!ああ、ゆき、ゆき・・・・・
本気だったのに・・・・。
緒方「ウウ、オオオオオオーーー。」
オレは渋谷の街にはもう来まいと心に誓った。
<終わり>今回のご要望は■緒方さんと海にドライブ■そこで色々と楽しむ■朝焼けを一緒に見るでした。
この要望を聞いて頭に浮かんだのが砂浜を駆ける緒方と海に向かって叫ぶ緒方さんでした。私のイメージ間違ってる!?

緒方×ゆき様 「緒方さんの指導碁」
ここは駅前の某囲碁サロン。最近、若い女性に囲碁がブームになっているせいか連日満員御礼である。
若い女「きゃー石が取られちゃう。アキラく〜ん待ったしてもいい?」
アキラ「待ったはその場で負けですよ。なんてね、いいですよ。」
若い女「アキラくんってやっさしいvv」
アキラ「アハハ。」
若い女2「ア〜ン芦原さんまた負けちゃったぁ。私ショックゥ。」
芦原「アハハ大丈夫ですよ。この間より凄く強くなっていますよ。」
若い女2「え〜本当!?ウレシ〜。」
若い女3「ちょっと〜もう時間でしょ。次、私が芦原さんと打つんだからぁ。」
芦原「アハハ。順番ですよ〜。まいったなあアハハ。」
市川「あら、緒方さんそんな隅っこでどうしたんですか?指導碁の予約は・・・・・あ、入っていませんね・・・スイマセン。」
そういって市川はバツが悪そうにそそくさと去っていった。クソッ!なんでオレだけヒマなんだ!?
アキラ「それは緒方さんがセクハラするからですよ。」
緒方「ウワァ!あ、アキラくん、いつの間に隣にいたんだ!?君さっきまで指導碁をしていたんじゃ・・・・。」
アキラ「お客さんが緒方さんのタバコの煙がくさいって文句を言っているんで注意をしに来たんですよ。最近は女性客ばかり
なんですからタバコは控えてくださいね。」
クウウ・・・・・・なんでオレがこんなガキに偉そうに注意をされないといけないんだ!?納得がいかん!!
緒方「アキラくん今日は予約がいっぱいで大変だろう。2〜3人オレが変わろうか?」
アキラ「お断りします。僕のお客さんにワイセツな行為をされたら困りますからね。」
若い女「アッキラく〜ん、早くゥ。」
アキラ「はーい。じゃあ緒方さん失礼します。」
緒方「ああ・・・。」
さっきからなんだ!?人のことをセクハラとかワイセツなどと好き勝手言いやがって。俺の指導碁のどこが問題だっていうんだ!?
オレは昨日指導碁をした客の対応はどうだったっけ・・・・と思い出すことにした。

緒方「初めまして。貴女の担当をする緒方といいます。」
若い女「は、初めまして。私、囲碁はやったことがないので今日はよろしくお願いします。」
ああ、よろしくしてやるぜ。若い女に囲碁がブームか、イイ時代になったもんだ。これで囲碁=オシャレというイメージになるな。
緒方「君、名前は?」
ゆ「ゆきっていいます。」
緒方「ゆきさんか、色白でまるで本当の雪の様だね。君にぴったりの名前だ。」
ゆ「は、はあ・・・・。」
緒方「まず囲碁の基本的なルールだが・・・・」
オレは懇切丁寧に基本的なルールを彼女に教えた。
緒方「わかったかな?じゃあ置石で少し打ってみよう。」
ゆ「はい。石はたしか9つ置くんですよね。」
そう言うと、ゆきさんは碁石をつまむ様に持ち出した。
緒方「おやおや、なんて持ち方をしているんだ。碁石の持ち方はそうじゃない。」
オレは親切心から自分の指を彼女の指に重ねる様にして碁石を挟んであげた。
ゆ「やめてください!いやらしい!!」
緒方「ハイ?」
なんでいきなり怒るんだ?
緒方「オレは碁石の持ち方を直しただけだが・・・?」
ゆ「エッ!?・・・・そうですか、ならいいです。」
なんか雰囲気がおかしくなった気もしたがオレは気を持ち直して指導碁を続けた。
緒方「君なかなか筋がいいじゃないか。」
ゆ「そうですか!嬉しいー。」
緒方「最近の若い女性にしてはいいデキだよ。・・・・・?」
なんだ?何かゆきさん怒っていないか?それに周りの女性客もオレのことを見ている気がする。
ゆ「”最近の若い女性にしては”って差別ですよ。女性蔑視だわ!」
緒方「い、いや、そういう意味で言ったんじゃないんだが。」
ゆ「じゃあ、どういう意味ですか!?」
困った。とくに何も考えずに言った些細な一言だったのに、いつのまにか女性蔑視発言にされてしまっている。
緒方「えーまあ・・・そうだ!何か飲まないか?オレが奢ろう。」
こういうときは食い物で釣るに限る。
ゆ「・・・・じゃあご馳走になります。」
緒方「おーい市川!メニュー持ってきて。」
ゾクッ!!なんだ?ゆきさん凄い顔でオレを見ているぞ。周りの女性客もさっきより怖い顔をしている。
ゆ「緒方さん今、受付のお姉さんのことを呼び捨てにしましたね。しかもいかにも使いっぱしりにするような態度だわ!」
緒方「い、いや・・・いつもの事だから・・・・。」
ゆ「”いつもの事”!!じゃあ緒方さんはいつも女性を呼び捨てにしてこき使っているんですか!?」
緒方「い、いや!断じてそんなことはナイ!」
ゆ「・・・・わかりました。そこまで否定するのなら信じます。」
よ、良かった・・・・。なんだか知らんが言葉には気をつけないとゆきさんだけじゃなく周りの女性客の受けまで悪くなるようだぜ。
フウ、疲れるぜ・・・・。オレは疲れをごまかすためにタバコを吸おうとした。
ゆ「ゴホッゴホッ。」
緒方「あ、失礼。」
ゆ「緒方さん、こう言うときは先に吸ってイイかきくのが礼儀ですよ!信じられないわ。女性の前で平気で喫煙するなんて。
緒方さんはタバコが周りの人にどれだけ被害を与えるかご存知ないんですか!?」
緒方「す、すまない。しかし碁会所だからケムイのは当たり前で・・・」
ああ、周りからヒソヒソと声がきこえてくる。ハンカチで鼻を押さえる女までいるぜ。や、やりにくい・・・・。
ゆ「ヒドイ!それじゃあまるでタバコの煙が嫌なら女は碁会所に来るなって事ですか!?うわ〜ん!」
ヒー頼むから泣くな!!ああ、ここは一発ゆきさんをいたわる優しい言葉をかけないと。ゆきさんデリケートっぽいしな・・・
すぐに怒るし。・・・・そうか!
緒方「ゆきさん生理にでもなったんですか。なんなら今日は家まで送りますよ。」
シーーーーーーーーーーーーーーン。あ、あれ?
ゆ「ウワ〜ン!!!しんじられなーい。セクハラされたぁ!」
緒方「エエッ!?」
周りの女「聞いた今の!?生理って言ったわよ!」
周りの女2「ひどーい、セクハラだわ!」
周りの女3「しかも生理を理由にして車で送ろうとしているわよ。ワイセツだわ!」
周りの女4「送り狼でもするつもりなのよ!!なんて奴!!」
周りの女性5「怖いわ、ここの碁会所。」
違う違うんだ!俺は断じてそんなつもりで言ったんじゃナイんだ!!
名人「どうかされましたか?」
緒方「せ、先生!」
ヤバイ!!騒ぎをききつけたのか隣のパチンコ店にいっていたはずの先生が帰ってきてしまった。
名人「お嬢さん泣かないで下さい。」
ゆ「ヒックヒック・・・緒方さんにィ・・・・・Hな事いわれちゃってぇ・・・・・。」
NO〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!★!!!言ってねえよ!!!!
名人「それは済まない事をしました。さあ、お嬢さんこれで涙を拭いてください。」
先生は自分のハンカチを取り出すとゆきさんの涙を優しく拭いてあげた。せ先生!そんなに顔を近づけたら先生も
セクハラって言われますよ!
名人「さあ笑って・・・・キャンディ、君は泣いている顔よりも笑っている顔の方がステキだよ。」
アンタ何を言っているんですか!!?何十年前のネタだそれ!!!そんなボケかますとまた何か言われちまう!!!
ゆ「あ、ありがとうございます・・・。」
緒方「あ、あれ?」
名人「ほら、やっぱり君は笑った顔が一番だ。可愛いよ。」
ゆ「!そ、そんな・・・嬉しいです。ポッvvvv」
名人「本当に可愛いお嬢さんだ。ハハハ。こんなに女性客が多いとまるでハーレムのようでおじさん困っちゃうなあハハハ。」
先生それはセクハラです!!!!!
ゆ「イヤ〜ン、おじさま面白い方。そうだ!私おじさまに指導碁してほしいわ!」
名人「それはもう喜んで指導しますよ。ついでに男と女の指導碁だ!なんちゃってハハハ。」
ゆ「キャハハ!おじさまオモシロ〜イ♪」
名人「そうかい。いやあ、こんなに若い女の子に囲まれるとワシもハッスルするなあ!」
い・・・いつのまにか先生の周りに若い女が集まっている。な、何故だ?
周りの女「アーン、私にも指導碁して下さーい。」
周りの女2「おじさま、名前なんて言うの?」
名人「んー塔矢名人だよ。」
ゆ「名人!カッコイイ!」
名人「ハハハ!あっちの方も名人だぞ!!試してみるかい!?」
このジジイ!!調子に乗って訴えられるようなことを言うな!!!
ゆ「ええ・・・・・た、試してみたい・・・・ポッvvvvvv」
周りの女たち「私も・・・・・ポッvvvvv」
NO〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!なんでそうなるんだっ!!!!!!!オレの時とぜんぜん違うじゃねーか!!!

オレは昨日のことを思い出すと涙が出てきた。昨日以来オレだけ指導碁からはずされるというか指名がこないし。
周りを見渡すとアキラくんと芦原が楽しそうに若い女たちと指導碁をしている。そして-----------------。
名人「ワハハハ。ワシの勝ちだよ。じゃあ約束どうりに脱いでくれるのかなー?」
若い女「ハーイ★恥ずかしいけどメ・イ・ジ・ンvには見せちゃう〜。ハイ、私のブラジャーよ。」
名人「おいおい、頭に被せちゃドキドキしてしまうよ。」
おいおい・・・・・アンタ何、脱衣囲碁なんかしているんだよ・・・・・・いいのか・・・・・・・・・?
オレは世の中何かが間違っている。と強く思った。
<終わり>今回のご要望は■緒方さんに指導碁をしてもらう。でしたー!!!

緒方×せんか様 「仮面夫婦番外編」
私せんか22歳★趣味は男と男のエロな同人誌を作ることなの。最近ハマっているのが某囲碁漫画のホモパロかな?キャハッ★
いつも「ホモレーダー」はかかさず張り巡らせているわ。結構いるのよねえ。あ!この間せんかの尊敬する先輩がなんとホモの
男の人と仮面結婚したのよ!せんかも結婚式に招待されたんだけど最高だったわ。だってね相手の男らしき人ったらゆきよ先輩の
ダンナ様の白川先生がバージンロードを歩いたときに”しらかわ〜オレを捨てるのか〜”って感じで大泣きしているんだモン♪
せんか思わずハンカチを貸してあげちゃったわ。その男の人は見るからに受けくさかったの。せんか、受けが大好きなの。キャハ★

せ「こんにちわ〜。ゆきよ先輩、今日はお招きありがとうございまーす★」
白川先生「いらっしゃい、せんかちゃん。」
せ「キャハ★白川先生あいかわらずカッコイイ!!」
ゆ「あら当然よ。だって私の愛するダーリンだもの。ねっ、ア・ナ・タvv」
白川先生「アハハハ。あ、紹介するよ。緒方君ー。」
白川先生が部屋の奥に向かって声をかけるとなんと!結婚式で大泣きしていた男の人が現れたの!!
緒方「緒方です。おや君は?」
せ「ハーイ★ハンカチを貸してくれた女の子・せんかでえ〜す♪」
嘘みたい!今日はラッキーデーだわ。これって運命の再開だわ!!!
緒方「ああ・・・その節はどうも。」
ゆ「さあ、せんかちゃん上がってちょうだい。今日はちゃんとお泊まりセット持ってきたわね?」
せ「ハ〜イ★」
緒方「お、奥さんこの子も泊まるんですか!?」
ゆ「あら嫌だわ緒方さん、当たり前じゃありませんか。ウフフフ。」
白川先生「アハハハ。」
せ「キャハハハ。」
緒方「え?えっ?」
さっすが仮面夫婦。絶妙な連携プレーだわ。それにしても、ゆきよ先輩に「せんかちゃんにぴったりの男の人を紹介するから
お泊りにいらっしゃい。」って誘われた時にはまさか緒方さんを紹介されるとは思わなかったわ。
白川先生「せんかちゃん、彼は緒方九段といって僕の親友なんだ。緒方君、僕はゆきよさんと一緒に夕飯の仕度をするから
君はせんかちゃんの相手をしてくれ。」
緒方「ああ。」
キャハ★ありがとう白川先生♪なんかお見合いみたいだわー。
せ「緒方さんって趣味は何ですか?」
緒方「熱帯魚の飼育。」
せ「わあ!今度見に行ってもイイ?」
緒方「ダメだ。」
せ「ブー、判った!緒方さん宅すごく汚いんでしょう。だから女の子を招待するの恥ずかしーんだ♪このこの〜。」
緒方「オレの家はモデルルーム並みだよ。白川が良く来るからな。」
せ「キャー★おいしー!!」
緒方「は?」
せ「緒方さん今度は私の趣味を当ててみて。」
緒方「興味がない。」
イヤーン緒方さんってば真性のホモだわ。でもいいの!受けはこれくらい気が強くなくっちゃ。気の強い受けって、せんかの好みよ!
せ「せんかの趣味はね〜、始めが”ど”で終わりが”し”のヤツなの。ヒントは自分で作る物だよ!」
緒方「君も人の話を聞かない女だな・・・・どうせ女の趣味なんて買い物や旅行とかだろう。くだらない。」
せ「ブッブー。せんかの趣味はねえ、同人誌を作る事でーす。ジャンルはホモエロでっす★」
緒方「君とは初めて逢ったときから趣味が合うと思っていたんだ。運命だね。」
せ「キャハ★緒方さんったらーコロっと変わりすぎ♪」
緒方「ハハハハ。」
せ「キャハハハ。」
ゆ「あらあら二人とも意気投合ねv嬉しいわ。」
白川先生「それじゃあ食事にしようか。」
せんか達は4人で和気藹々とご飯を食べたり食後は囲碁を教えてもらったりしたの。
ゆ「そろそろお風呂にしましょう。アナタ緒方さんをちゃんと洗ってあげてね。」
白川先生「もちろんだよ。緒方君さあ行こう。」
緒方「き、今日は一人で入るからいいよ。」
ゆ「あらダメですわ。緒方さんお酒をお飲みになっているんですから一人で入るなんて危ないですもの。」
緒方「お、奥さん!」
白川先生「そういう事だよ緒方君。」
そう言うと白川先生はお姫様抱っこをして緒方さんをバスルームに連れ去ったの。キャー!!興奮しちゃう!!!
ゆ「さてと・・・・せんかちゃん用意はいい?」
せ「ハイ!」
せんかはお泊まりセットからテープレコーダーとメガホンを取り出すと、ゆきよ先輩と一緒にバスルームに忍びこんだの。
せ「先輩、せんか<でばがめ>するの久しぶりですー。」
ゆ「ウフフフ。せんかちゃん覗きのプロだものね。」
せんか達が扉にメガホンが当てると中から厭らしい音が聞こえてきたの。キャハ★もう本番している。テープレコーダーに
収めなきゃ♪
緒方「アン・・・アゥン・・・・・ハア・・・ンンン!」
白川先生「緒方、今日はどうしたんだ。・・・凄い締めつけだよ。」
緒方「ハア・・・嫌。そんな事・・・い、言うな・・・・ウ・・・ン・・・アアッ!!!」
白川先生「すっかり風呂場でのセックスが気に入った様だね・・・・・後始末、きちんとしておけよ。フフ。」
緒方「あ、ああ・・・ハアハア・・・・・。」
キャハ〜ン緒方さんの喘ぎ声サイコーにカワイイ★それにしても受けに後始末をさせるなんて白川先生は鬼畜系の攻ね!
緒方「し、白川・・・・綺麗に掃除したぜ。・・・ああ!」
緒方さんの叫び声がしたかと思うと今度は湯船が激しく波打つ音がしたの。
緒方「ダメ!ダメだ。し、白川!こ、・・・・アアン・・・・こんな・・・・お、お湯が、汚れる・・・・・フアッ、フ・・・ンンン!!」
白川「じゃあ汚れない様に君がイクのを我慢すればいいんだよ、緒方。」
ああ鬼だわ白川先生★カッコイイ・・・・・vvv
ゆ「せんかちゃん、ダーリンって理想の攻でしょ!」
せ「ハイ!サイコーでっす★」

せ「ゆきよ先輩、白川先生どうもお邪魔しましたあ♪」
白川先生「又おいでね。じゃあ緒方君、責任持ってせんかちゃんを家まで送ってあげてね。」
緒方「まかせろ。行くぞ。」
せ「ハーイ★」
ゆ「せんかちゃん、ウフフフ・・・・。」
ゆきよ先輩はそう笑うと人差し指と中指に親指を突っ込むポーズをしたの★キャハ!ゆきよ先輩ったら♪
せ「緒方さん、せんか達って気が合いそうだよね。」
緒方「ああ、いい友人になれそうだぜ。」
せ「キャハ★友人ね〜。キャハハハ★★」
緒方「なんだよ大笑いして。」
せ「ううん何でもないよ。それより、せんか緒方さんの飼っている熱帯魚を見せてほしいな♪」
緒方「ああ、いいぜ。」
緒方さんはすっかり打ち解けたのか疑いも持たずに車を自分の家に走らせたの。キャハハ★せんかね、ホモを見てドキドキ
するだけじゃなくってホモを責めるのも大好きなんだ。緒方さん、お家に着いたらその場で襲ってあげるね★

白川先生「あの二人すっかり仲良くなちゃってイイ感じだったね。」
ゆ「ええ!きっと今度会った時には婚約していると思うわ。」
白川先生「緒方君どう言ってプロポーズすると思う?」
ゆ「決まっているでしょう。”オレと仮面夫婦になって下さい。”よ★」
白川先生「アハハハハ。」
ゆ「ウフフフフ。」
<終わり>今回のご要望は■仮面夫婦に憧れるやおいギャルが緒方先生と仮面結婚をする■白川先生と緒方さんのHをスケッチ
したい。でした!

カガツツ×ことはる様 「カガツツ青春ストーリー」
ボクは筒井公宏15歳。もうすぐ高校受験を控えているからとっても大変なんだ。ボクが目指している学校は都内でも進学校
だから今のボクの成績では正直ヤバイ感じ。心配した親が今日から家庭教師の人を頼んでくれたんだけどどんな人が来るのかな?
こ「初めまして。今日から筒井くんの家教をする、ことはるといいまーす。」
筒井「は、はじめまして!」
え?女の人??てっきり男の人だとばかり思っていたからなんかドキドキしちゃうよ。
こ「ふーん、筒井くんK高校ねらっているんだー。」
筒井「ハイ。頑張らないと落ちちゃいますよね、やっぱり・・・・。」
こ「キャッハッハ★なーに弱気なこと言ってるのよー。この私がついているんだから大丈夫よー。」
筒井「せ、先生・・・・!」
こ「ていうか、落ちやがったらシメるぞ。」
筒井「・・・・・・・・ハイ。」
こうしてホクの家教生活が始まった。ことはる先生は見掛けよりも体育会系の人でいつも頭にハチマキ、手には竹刀を持っているんだ。
こ「おらー、筒井!ここの問題ちがうぞー!」
筒井「ヒイー!ご、ごめんなさーい!!」
間違えるたびに竹刀を振り回すのでこっちも必死だ。昨日なんか僕の大切にしていたプラモデルを壊されてしまった。狭い部屋だから気をつけて欲しいけど、そんなことを言ったらこっちの身が危ないので我慢しよう・・・・。
こ「さーて、今日はこれで勘弁してやるかー。」
筒井「じゃあボク、お茶を入れてきます。」
ボクのうちは共稼ぎなので家教の後はボクがお茶出しをしているんだ。ことはる先生は女の人らしく甘いものが大好きだからケーキも欠かせない。
こ「このケーキおいしいねー!」
筒井「それボクが作ったんですよ。」
こ「スゴーイ!筒井、凄い特技持ってるじゃん。」
筒井「特技だなんてそんな、照れちゃうなあ。」
ボクはことはる先生に誉められてなんだか胸がドキドキした。この頃、ことはる先生といると何故か胸がドキドキする事が多いんだ。
加賀「それは恋だな。」
筒井「ウワアッ!★!な、なんで加賀がボクの部屋にいるんだ!あー加賀、またベランダをつたってきたな!」
加賀「ハハハまーな。」
こ「このガキャ、危ねーだろ。」
加賀「いって!なんだよイキナリなぐるなよな!」
こ「筒井、この生意気なガキは何だ?」
筒井「彼は加賀といってボクの友達です。家が隣同士だからよくベランダからボクの部屋に勝手に入ってくるんですよ。」
こ「なんだ夜這か。やるなガキ。」
加賀「違う!!おい筒井!なんだよ、この姉ーちゃんは!」
筒井「ことはるさんはボクの家庭教師をしてくれているんだ。」
こ「伝説の家教・ことはるじゃーん。」
加賀「こいつ怪しいぞ!」
筒井「加賀、なんて失礼なことを言うんだよ!」
ヒエー、ことはる先生を怒らせたらまた竹刀で暴れるだろ!もう、せっかくの甘い?ムードが加賀の乱入で台無しだよ。
こ「お前頭悪そうな顔してるな。ついでだから明日からオマエも見てやろう。」
筒井「えっ!?」
加賀「断る!!・・・・いってー!!!」
断ると言ったとたんに速攻で竹刀で殴られる加賀。い、痛そう・・・・。
こうして、なぜか加賀も家教生活のメンバーに加わっていた。

筒井「ハア・・・・・。」
加賀「なんだ筒井、最近ため息が多いな。さーてーはー、ことはるの事を考えていたな。このスケベめ!」
筒井「!!ち、違うよ。その・・・・ボクが合格できたのはことはる先生のおかげだなって考えていたんだ。」
加賀「あいつのスパルタは凄かったからなー。何度なぐられたことか・・・・あんの野郎・・・・・。」
筒井「合格したとたん、ことはる先生辞めちゃったから・・・・今どこにいるんだろう。」
加賀「筒井・・・・・。」
筒井「ハハハ・・・・なんか暗くなっちゃったね。せっかく加賀と同じクラスになったんだ。今日からK高校の生徒だし、一緒に囲碁部に入部しようね!」
加賀「アホ!誰が入るか。」
筒井「加賀〜。」
などと騒いでいたら先生がやってきた・・・・・・・ああ!!
こ「おらーガキども、とっとと席につけ!」
筒井「こ、ことはる先生!!」
加賀「ゲ!!」
こ「今日からこのクラスの担任のことはるといいまーす。ビシビシいくからなー!」
ビックリだ。なんでことはる先生がK高校にいるんだ?

こ「キャッハハ。実は筒井の家教はバ・イ・トなのよー。チクルなよ。」
筒井「はあ・・・・。」
こ「教師の給料は安いからさー。ちょっちバイトしてたわけよー。ま、これからヨロシクね、筒井・・・・ついでに加賀。」
加賀「オレはついでかい!!?」
こ「相変わらず生意気なガキだなオマエ。誰のおかげで合格したと思っているんだ?」
加賀「オレ様はもともと頭がいいっちゅーの!」
二人の相変わらずなやりとりを見ているとなんだか・・・。
筒井「あ、アハハハハ・・・。」
ああ、なんだか高校生活が凄く楽しくなりそうな予感がする。
ボクは大笑いしながらそう思ったんだ。
<終わり>なんだか<健全小説>のようですが赤マルでもこんなカンジの「加賀と筒井の青春サイドストーリー」を読みたかったです・・・・・ので思わずこんな妄想になりました。筒井は密かにことはる先生に憧れているんです。いやー青春だなあ。

アキラ×はる様 「ウチのお得意様」
ここは都内でも高級で有名な赤阪にある寿司屋「江戸前」。私はここの跡取娘の”はる”といいます。

は「いらっしゃーい!」
緒方「こんばんわ。」
は「あら緒方さんいらっしゃいませ。今日はお坊ちゃんも一緒ですか。」
緒方「ああ、ちょっとそこで会ってね。アキラくん何でも好きなものをどうぞ。」
アキラ「ありがとうございます。はるさん今日はナニがお勧めですか??」
は「そうですね、今日は築地でいいマグロを仕入れたんですよ。一貫2000円だけどコレを食べなきゃ通じゃないよ!」
アキラ「じゃあソレお願いします。」
私は隣で寿司を握りながら緒方さんたちの会話を聞いていた。
緒方「アキラくんも相変わらずだな。」
アキラ「何がですか?」
緒方「相変わらず進藤の事となると行動力が凄いぜ。まさかオレまでストーキングの対象になるとはな。ハハハ。」
アキラ「ハハハ。ヤだなァ緒方さんったら・・・人聞きが悪いですよ。ストーキングなんてしていませんよ。」
はる「お待ち!」
アキラ「いただきまーす・・・モグモグ・・・やっぱりココのお寿司は美味しいですね・・・はるさん、もう一貫下さい。」
緒方「オレのお魚スポットにまでやって来るんだ。コレは充分にストーカー行為だぜ。クックック。」
アキラ「そういう緒方さんこそ最近急に進藤にちょっかいをかけていますよね・・・・知っていますよ」
は「お待ち!」
緒方「何を知っているって?」
アキラ「モグモグ。・・・はるさんもう一貫握ってください。・・・・・・・・・緒方さんこの間棋院の玄関で進藤に
言い寄っていましたね。」
緒方「な、何を言っているんだ!?」
は「お待ち!」
アキラ「モグモグ。・・・ああ、はるさんの握るお寿司はサイコウだなァ。もう一貫たべちゃおう。・・・
緒方さん、塔矢一門の研究会には部外者はいっさい入れませんよ。」
緒方「・・・・・あ、ああ。」
は「お待ちvvアキラくん!」
アキラ「モグモグ。・・・はるさん、これさっきにより身が厚いですね。嬉しいなァ・・・もう一貫追加。・・・・・
緒方さん、進藤に掛け持ちで研究会に出てもいいとおっしゃったそうですね。いっておきますが塔矢一門の
レベルはそこらへんの研究会と違いますよ・・・・一緒にされたら迷惑です!」
緒方「グ、グウ・・・・。そうだな・・・。」
は「お待たせvアッキラくん!」
アキラ「はるさんのお寿司はサイコウですよ・・・・モグモグ更にもう一貫。・・・・・緒方さん、進藤にボクと
一緒に碁の勉強ができると言ったそうですね。」
緒方「ア、アア。そう言えば誘いに乗るかと思ったんだが断られた。」
二人の会話をなんとな聞きながらアキラくんの為にお寿司を握っていたらとつぜんビリビリとコワイ空気に
なったのでビックリしたわ。
は「嫌だ、緒方さんったら何かアキラくんに言ったんですか!?アキラくんにヒドイ事言ったら出入り禁止ですよ!
あ、アキラくん握ったからた・べ・てvv」
アキラ「ハイ。・・・あー美味しいなァ。もう一貫いただきます。・・・・・緒方さん・・・断られたのはボクのせいだとでも
言いたいんですか?」
緒方「そ、そんなことはないぜ!ハハハ・・・・。」
は「アキラくんの為だけに握ったお寿司で〜す!」
アキラ「アハハはるさんったら・・・美味しいからおかわり!・・・・・緒方さん、若獅子戦でも進藤の横についたりして
・・・・・。」
緒方「あ、あれはキミの為にだな・・・・。」
は「はるの特製お寿司でっす!」
アキラ「ワア!大きいお寿司ですね・・・サイコウですよーおかわり!・・・ボクのため!?そんな事言って
今日だってわざわざ緒方さんにこのボクが会いに来たっていうのに教えてくれないじゃないですか!」
緒方「そ、それは・・・」
はる「緒方さん!アキラくんに何か隠し事ですか!?サイテー!!!緒方さんはガリしかあげません!!
あ、アキラくんお待たせvvv」
アキラ「本当に美味しいマグロですねー・・・もう一貫はるさんの握ったのが食べたいなァ。・・・・緒方さん
わざわざ休日を緒方さんの熱帯魚鑑賞に付き合ったこっちの身にもなって下さいよ。」
緒方「付き合ったって!?気がついたら後ろにいたんだろうが!」
はる「アキラく〜ん、た・べ・てvvv・・・緒方さん怒鳴らないで下さいよ!わざわざアキラくんが緒方さんの
趣味に付き合ってくれたんだから!!もう緒方さんってば図々しいんだから!」
アキラ「ホントですよねえ・・・・はるさんのお寿司は日本一ですからもう一貫いっときましょう。・・・緒方さん、
あの熱帯魚屋で3時間も水槽を眺めているんですから・・・・・他にやる事はないんですか?」
緒方「ムッ!キミだって休日だっていうのにやる事といえば進藤のストーカーだろ!まったく!!」
は「緒方さんサイテー!水槽を3時間も眺める男にそんな事言われたらアキラくんが傷つくでしょう!もう
緒方さんはお茶しか飲んじゃダメです!!あ、アキラくんは一杯食べてね!ハイどーぞvvv」
アキラ「ありがとうございます・・・ああ!美味しいなァーこんなに美味しいんだからお父さんと進藤にも食べ
させてあげよう!はるさんお寿司を一人前包んでください。あと出前で三人前お願いします。」
緒方「出前?」
は「アキラくん場所は??」
アキラ「N区の進藤ってウチです。場所はこの地図に書いてあります。あ、お金は今、緒方さんが払いますから。」
緒方「何でオレが進藤の家の分まで出さないといけないんだ!!?」
アキラ「緒方さん自分から食事に誘っておいて今更払えないなんて事はないですよね?ウフフ。」
緒方「ク!・・・・クソガキ・・・・!」
は「ちょっと緒方さん!今なんて言いました!!??場合によっては本当に出入り禁止ですよ!!」
アキラ「はるさんごちそうさまでした。緒方さん、おみやげも出来たしさっさとおあいそして下さい。お父さんに
早くお寿司を食べさせてあげたいですから。」
は「アキラくんって本当に親孝行さんねvvvv感心するわvv」
アキラ「アハハ。はるさんにそう言ってもらうと照れちゃうな。アハハ。」
は「ウフフフvvvv」
緒方「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
<終わり>今回のご要望は緒方とアキラくんが出ていればOK、でしたー。すいませーん。どーしても
二人一緒のシチュエーションが寿司屋しか思い浮かびませんでした。今回の話でアキラくんは
お父様の子供だなーとしみじみと実感致しました。

和谷×みゆき様 「伊角さんに妹がいたら・・・」
オレ伊角慎一郎。都内の私立高校に通う高校三年生で将来の夢はプロ囲碁棋士に
なる事なんだ。夢に向かって日々、精進をしているけど今年の目標はプロ試験に受かる事と・・・・・。
伊角「和谷とひと夏の体験をする事!・・・なーんちゃって!!ウワアー、オレってば大胆かな?」
妹「お兄ちゃんさっきからナニを悶えているのよ?顔が崩れていたわよカッコワルー。」
伊角「ウワア★み、みゆき!」
みゆき「お兄ちゃん、今日は和谷くんが来るんでしょう。なんだっけ?たしか夏休みの宿題で解からない所があるから教えて欲しいって言っていたよね。」
伊角「!み、みゆき!!なんでお前がオレと和谷の電話の内容を知っているんだ!?」
みゆき「親機で聞いていたのよウフフ★お兄ちゃんったら和谷くんと話すときは口調が違うんだからわかりやすいよね〜。クックック★」
伊角「な、なんだよ!?み、みゆきっ!!もうすぐ和谷が来るからお前はどこかに遊びに行ってこいよ。」
みゆき「お兄ちゃんナニかイヤらしい計画でも立てているんでしょう?どーせ計画倒れになるんだから夢見ない方がいいよ。」
伊角「ック!煩いな。オレだってな、コレでも日々努力しているんだよ!最近じゃコレでもカッコヨクなってきたって周りから言われているんだぜ。」
みゆき「そうなんだ、誰に言われたの?」
伊角「雑誌に載っていて思いきって行ってみたオシャレな美容院の店員さんにだろ、伊勢丹百貨店の化粧品売場のお姉さんだろ、メンズノンノで有名なブランドショップのお兄さんだろ・・・。」
みゆき「お兄ちゃん、ソレって・・・・・・・。」
ピンポーン ピンポーン
伊角「和谷だ!!」
オレが慌てて玄関に行こうとすると、みゆきがこう言った。
みゆき「お兄ちゃん髪の毛イマイチよ。鏡見て直したら?」
伊角「え!?そう?」
オレが机に置いてある小鏡に気を取られたとたんに、凄い勢いでみゆきが玄関にかけて行った。
みゆき「いらっしゃ〜いvvv和谷く・んvvv」
和谷「あ、どーも。」
し、しまった!ダマされた!!!
和谷「あの、伊角さんは・・・?」
みゆき「すぐに来るよ。さあ上がってvvvお部屋に案内するね。」
和谷「おじゃましまーす。」
みゆき「和谷くん今日は宿題をやりに来たんだよね。科目はナニ?」
和谷「英語と数学。」
みゆき「ウワア♪私の得意科目よvv一学期の成績で学年一位だったモン♪」
和谷「学年一位!?スゲぇ!!みゆきさんって頭イイんだ。」
みゆき「ウフフ★宿題教えてあげようか?」
和谷「お願いします!」
伊角「ちょっと待て!」
みゆき「あれ、おにいちゃん。血相変えてどうしたの?ウフフ★」
伊角「和谷はオレに宿題をおそわりに来たんだ。お前は関係ナイだろ。」
みゆき「ハーイ★じゃあお兄ちゃんの教え方でも拝見していまーす★」
伊角「拝見しなくてイイよ!」
みゆき「アラだって二人だけにしたくないんだモン。ウフフー★」
伊角「イヤラシイ顔で笑うな!」
みゆき「イヤラシイ顔って・・・・・私達、双子じゃないの。」
和谷「伊角さーん、どうでもイイけど早く宿題を教えてくんない?」
伊角「あ、ああ。そうだったな、じゃあオレの部屋に行こう。」
みゆき「私は冷たい麦茶を用意してくるね。」
和谷「スイマセン、みゆきさん。」
みゆき「アラvいいのよ〜和谷く・んvvv」
伊角「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(みゆきのヤツ・・・・・・!)」

伊角「科目は英語と数学か・・・・・どれどれ?」
和谷「伊角さん、オレぜんっぜん解んなくて・・・どう?」
伊角「ア、アハハ・・・。まだ見ているからちょっと待て。」
ま、拙い。中学生の問題なら大丈夫だろうと思っていたけれど全然解からないよ・・・・ど、どうしよう!!
みゆき「お待たせ〜★どうぞ和谷く・んvvv」
和谷「ワー☆冷たくて美味しいぜ。」
みゆき「うふふ★・・・・・・アラお兄ちゃん青い顔をしてどうかしたの?ウフフフ★」
ク、クソッ!!みゆきのヤツ絶対に解かって言っているよ!
和谷「伊角さん、どうかしたの?」
伊角「い、いいや。な何でもナイよ。」
和谷「でも助かったー。オレ本当にぜんっぜん解んなくってさァー伊角さんだけが頼りだよ。アハハ☆」
クウッ★そう言って笑う和谷の笑顔は100マンボルトだ!ま、眩しいヨ!!!アア、オレの太陽・・・。
みゆき「お兄ちゃん顔!顔崩れているわよ!」
伊角「ワア★耳元で囁くなよ。・・・・サ、サンキュー。」
和谷「フーン。伊角さん達ってそうやって顔を近づけていると、やっぱ双子って解かるな。」
伊角「そ、そうか?」
和谷「うん、そっくりだぜ。」
みゆき「頭の中身は違うけどねー♪」
伊角「キッ!みゆきっ!!」
和谷「伊角さーん、宿題ー。」
伊角「ギックーン★」
ど、どうしよう・・・・。マジで一問もできないよ・・・・。でも昨日の電話で”オレにまかせろ。”と言った手前
”中学生の問題が解けません。ゴメンナサイ。”とは口が避けても言えないよ。ど、どうしよう!
みゆき「ウフフフー★そんな時はみゆきにおまかせvv」
伊角「え?」
みゆき「和谷く〜ん、みゆきにも宿題見せて。・・・・ふーん。簡単じゃないの。いい?和谷くん
この問題はこうやって解くんだよ。」
そう言うとみゆきは和谷のノートにすらすらと答えを書き出した。
みゆき「それから次の問題だけど、こういう問題の解き方はね・・・・。」
いつの間にか<オレと和谷の二人きりの勉強会〜オレの部屋で恋のレッスン〜>のハズがみゆきに取って代わられていた・・・・。

和谷「凄え!オレこんなに勉強が理解できたの初めてだよ!」
みゆき「和谷くん、もともとは頭がイイのよvvvv」
和谷「みゆきさんの教え方が上手いんだよーエヘヘー☆」
クッ!!和谷は頭がイイと誉められてすっかり上機嫌になり、みゆきと打ち解けていた。
みゆき「勉強の事ならまかせてね。和谷くんやれば出来るんだモン☆囲碁も上手で顔も良くて、性格も良くって
そのうえ勉強も出来たらパーフェクトだよ!!!カッコイイ!!!★!!!」
和谷「そ、そんなあ〜照れちゃうよオレ〜★」
みゆき「キャー★照れた和谷くんもカッコイイ!!★!!」
和谷「や、止めろよーそんなに誉められたら照れるぜーアハアハ♪」
みゆき「和谷くん、宿題も終わったからこの後二人でどこかに遊びに行こうよ。私ワイルドブルー横浜の無料券
持っているんだ♪」
和谷「そこって室内プールだよね!?オレ大好きなんだ!」
みゆき「私も大好き〜★やっぱーこういう所はカップルじゃないと恥ずかしいモンね〜★男連れじゃカッコつかないしー。」
和谷「そ、そうなんだ?あ、でも水着持ってきてないや。」
みゆき「お兄ちゃんのを借りていけばイイわよ。今年オニューの買ったからvvv」
和谷「伊角さん、借りてもイイ?」
伊角「ああ。じゃあオレはスクール水着にするよ。」
みゆき「ナニ言っているのよ。お兄ちゃんは留守番に決まっているでしょう?」
伊角「えええ!!??」
みゆき「夏のプールはカップルで行くのが基本なの!お兄ちゃんまで連いて来たらデートじゃなくなっちゃうモン。」
和谷「伊角さんゴメン、そういうわけだから。」
みゆき「じゃあ行こうvvv」
和谷「うん!泳ぐぞ〜☆」
みゆきは和谷の腕に自分の腕を絡ませてこう言った。
みゆき「和谷くんとデートが出来るなんて、みゆき嬉しい★和谷くんってスタイルバツグンだから、きっと脱いでも
凄いんだよね〜?カッコイイ!」
和谷「カッコイイかなー?アハアハ★」
クウ!みゆきのヤツ、和谷のセミヌードが目当てだなッ!!!コイツいつも和谷をストーキングしたいって騒いで
いるモンな。はっきり言ってオレより押しが強いし心配だよ!!!!!
和谷「じゃあね、伊角さん。」
みゆき「行ってきまーす★」
伊角「ま、待て、みゆ」
オレが止めようとした時、みゆきが素早くオレの耳元まで来てこう囁いた。
みゆき「お兄ちゃん私のおかげで面目が保てて良かったね。あやうく和谷くんにアホだって事がバレてがっかりされる所だったモンね。このお礼は今日のデートでチャラにしておくね♪」
伊角「み、みゆき・・!」
みゆき「じゃあ行ってきます。お兄ちゃんvvvvv」
みゆきは満足そうな笑顔で和谷とイチャツキながらオレの部屋から出て行った。
<終わり>今回のご要望は■伊角さんの妹■和谷を脱がせたいと家に来るたびに妄想をしている
でした。イイ妄想していますね!!!

森下門下3人組×スズマ様 「森下門下3人組と美人女流棋士」
森下九段「お前達、今日の研究会には特別ゲストが来るからな!粗相のない様にしろよ。」
研究会の初めに師匠は少し興奮気味にそう言った。
冴木「先生、特別ゲストってどなたが来るんですか?」
森下「スズマ七段だよ。」
和谷「エエッ!あの有名な女流棋士のスズマ七段ですか!」
進藤「誰それ?」
和谷「クウー、このアホ知らないのかよ!スズマ七段は若手トップ棋士の一人で物凄く囲碁が強いんだぜ。プロになって
まだ5年なのにもう七段なんだぜ!おまけにこの間行われた日韓女流大会で優勝した実力者なんだ。」
進藤「ふーん。」
冴木「おまけに凄い美人なんだよ。ほら、森下先生なんか今からワクワクしているだろう?」
進藤「本当だ。」
冴木「スズマ七段は<週刊碁>のカラーグラビアに毎号の様に載っているんだよ。見るかい?」
そう言って冴木さんは自分のカバンから週刊誌を取り出して進藤に渡した。
進藤「へえー、この女の人がスズマ七段なんだ。すげーキレイな人だな。」
和谷「だろ?スズマ七段といえば棋士の中でも憧れの存在だって言うからなー。」
冴木「うんうん。ボクも憧れているんだ。美人のうえに囲碁も強くってカッコイイよね。」
ぞの時、ドアをノックする音が聞こえた。
森下「おお、スズマくんか。入りなさい。」
スズマ「失礼します。」
その時オレは-----------恥ずかしい話しだけれど・・・見とれてしまった。
進藤「キレイだ・・・。」
隣に座っていた進藤もオレと同じ気持ちだった様でオレの気持ちを代弁する様につぶやきながら
ススマ七段に見とれていた。
スズマ「森下先生、本日は研究会にお招き頂いて有難うございます。私、師匠についていない身なので
一度こういう雰囲気の中で勉強をしてみたかったんです。」
森下「いやースズマくんならウチの連中も大歓迎だよ。な、みんな?」
冴木「ハイ★憧れのスズマ七段と一緒に基盤を囲めるなんて感激です。」
冴木さんはいつもの<冴木スマイル>を本日は30%アップしていまーすvってカンジで笑顔で
話しかけながらちゃっかりスズマ七段の隣の座布団に座りなおしていた・・・。
部屋のみんなの位置は基盤の正面に師匠がいて向かいがスズマ七段、その右隣が冴木さんだ。よ、よし!
じゃあオレは左隣をゲットだぜ!
和谷「あ、あの」
進藤「オレ隣に座ってもイイ?スズマ・・・な、七段。」
和谷「ナニ?」
スズマ「ええ、どうぞ。」
進藤「エヘヘ★」
進藤は目尻を思いっきり下げながらちゃっかりスズマ七段の隣に座ってしまった。
進藤「エヘヘー。な、なんか隣が女の人だとヘンな感じ★」
冴木「あー進藤くんったら、顔が真っ赤だよ。ドキドキしているんだろー?」
進藤「や、止めてよ!冴木さんったら!さ、冴木さんだって隣に座っているじゃないかあ。」
進藤は真っ赤になって冴木さんに言い返した。
冴木「ウン。だからボク今凄くドキドキしている。クスツ★」
冴木さんはサラリと言いながら視線はスズマ七段の方に向けていた。さ、流石、冴木さんだ・・・。
でも進藤も負けていなかった。
進藤「オレさっき週刊碁を見たんだけど、スズマ七段ナンで囲碁の本に水着で載っているの?」
はっきり言ってコレは爆弾発言だった。進藤のアホ!なんてデリカシーのない事を聞くんだよ!
スズマ「ヤ、ヤダ・・・。ポvvvあ、あれはね、編集長と棋院の人に部数を上げたいからどうしてもって
土下座をされちゃって・・・グラビアクイーンみたいに思われちゃうの嫌だから何度もお断りしたんだけれど
泣いて頼むから、押しに負けちゃったの・・・ポvvv」
スズマ七段はそう言って少し困った様にうつむいて真っ赤になったんだ。
ど、どうしようオレ・・・生でスズマ七段を見るのは初めてで、ただでさえドキドキしっぱなしなのに、こんなに
カワイイ・・・年上の女の人にカワイイって言い方は変かもしれないけれど、でも男のオレから見て本当に
カワイイと思う仕種だったんだ。
進藤「あ、あのオレ!ヘンな事聞いちゃってゴメンナサイ。」
進藤は、なんて言うか・・・犬コロがキュ〜ンと甘える仕種を連想させる顔でスズマ七段にあやまった。
スズマ「いいのよ。」
スズマ七段も、進藤のそんな仕種が気に入ったみたいで笑顔で微笑んだ。ク、クソー。進藤のヤツ、
ああ見えても院生女子の間でも人気があるからな・・・。母性本能をくすぐるタイプだとか言って、奈瀬とか
年上の女子から可愛がられているモンな。あ、あなどれないヤツ。
進藤「エヘヘ★でもスズマ七段スゲーナイスバデイだよな!カッコイイ。」
スズマ「ヤ、ヤダ★こ、この子ったら・・・えっとキミ名前は?」
進藤「オレ進藤ヒカル!ヨロシクね!」
う、嘘だろ・・・進藤のヤツいつの間にか自己紹介を始めているよ。これには冴木さんもピンときたのか
すかさず割り込んできた。
冴木「もういえばまだ自己紹介もしていませんでしたね、森下先生?」
森下「アー、そうだったな。」
冴木「ボクは冴木光二です。プロになってまだ2年目で今4段です。目標は森下先生だけど憧れているのは
スズマ七段ですよ★ニッコリ。」
ウワ★出た!<スーパー冴木スマイル>・・・コレに落ちない女の人はいないって、もっぱら有名なんだぜ。
進藤「オレは院生一組!目標は打倒塔矢アキラ!!・・・だったけど、どーでもイイやー。オレ今から
目標はスズマ七段のライバルになる事!エヘヘー★」
進藤はそう言いながらスズマ七段に寄り添っていた。進藤って案外手が早いヤツかもしれない・・・。
スズマ「まあ、進藤くんったら。ウフフ楽しみにしているわ。」
冴木「進藤くん、その前にボクがライバルだよ。ニコッ★」
冴木さんのセリフが意味深に聞こえたのはオレの気のせいかな・・・?
スズマ「あら・・・えっと、キミは?」
和谷「え!?」
森下「ああ、こいつは和谷義高ですよ。こいつも進藤と同じ院生なんですよ、おい和谷どうした?お前
さっきからボーとして。」
冴木「あー、和谷ってばスズマ七段に見とれていたんだろ。クスッ★」
和谷「ええ!?ち、違・・・違わないけど違うって!!★」
進藤「?和谷ナニ言ってんの?」
スズマ「ウフフフ。」
オレはツッコミを入れた進藤をどつこうと思ったんだけれど、スズマ七段の微笑みに見とれてしまって進藤の
ツッコミなんかどうでもよくなっていた・・・。

研究会の後、何故かオレとスズマ七段・・・それに進藤と冴木さんというメンバーでマックに来ていた。
何故こういう事になったのかというと、研究会が終わった後、帰ろうとするスズマ七段を冴木さんが食事に
誘っていたので、ハラハラして見ていたら進藤が割り込んできてマックの割引券が今日までだから
スズマ七段と食べに行きたいと言ったからなんだ。冴木さん、半分引きつりながら子供はもう帰る時間だよ
とか言っていたけど、そう言われた進藤が捨てられた子犬の様な顔でスズマ七段を見たんで、スズマ七段が
みんなで近くのマックに行きましょうって言ったんだ。でかした!進藤。
冴木「ヘエー、スズマさん彼氏いないんですか。」
スズマ「ええ。」
冴木さんは研究会が終わったとたんノリノリ押し押しモードだった。凄いぜ、いつの間にかスズマ七段→
スズマさんに呼び方まで変わっている。そして進藤も・・・。
進藤「ねーねースズマさんってば、犬とか好き?」
スズマ「ええ、大好きよ。」
進藤「ヤッター★エヘヘー、オレよく犬っぽいって言われるんだ。エヘッ★」
スズマ「ウフフフ、本当・・・そんな感じね。カワイイわ、ヒカルくんって。」
凄いよ、進藤・・・冴木さんに負けず劣らずのハイペース急接近だぜ!でも、こいつらって何物・・・。
スズマ「ヒカルくんも冴木くんも」
冴木「光二ですよ。こ・う・じ。」
冴木さんは進藤が年下の魅力で攻めるなら分が悪いと思ったのか色気ムンムンの雰囲気を漂わせ
ながらスズマ七段の耳元でそう囁いた。え、エッチだ・・・。
オレが何故か真っ赤になっていたら進藤のヤツまで、
進藤「オレの家、N区なんだー。さっきスズマさんもN区に住んでいるって言っていたよね。じゃあ一緒に
帰ろう。いいでしょ?」
と、一緒に帰る約束を取り付けていた。オレ達のテーブルは、はっきり言って凄く浮いていた・・・。
美女を挟んでビジュアル系の色男とジャニーズ系の中学生が口説きあっているんだモンなー。
他の客達も余程気になるのかさっきからコッチをチラチラと見ているし・・・。オレも本当はスズマ七段に
話しかけたいんだけど、でもこの好奇な視線の中では話しかける勇気がなかった。
冴木さんと進藤・・・・この二人って実はとんでもナイ男なのかも------------------。
<終わり>今回のご要望は■冴木・和谷・進藤と一緒に森下九段研究会に参加したい■帰りにマックに
寄りたい でしたー。あの研究会に美人が入ったらこうなる事は運命だと思いますデス。冴木さんと進藤って
カッチョエエなあー(笑)

伊角×はる様 「チェキ☆」
私、はる。高校一年生のカワイコチャン★趣味はボーイズラブの本を読むことなんだよ。
そんな私が今、気になっているのがバイト先によく来る日本棋院の院生の男の子達なのvvv

は「いらっしゃいませー!」
和谷「伊角さーん、オレ先に注文してくるから席探しておいて。」
伊角「ああ、わかったよ和谷。」
和谷「えーと、何にしようかなー。」
ハウーン★はるラッキー!!和谷っちが私の担当しているカウンターで何を頼むか迷っている・・・
至近距離で和谷っちのお顔が拝めてラッキー★和谷っちって最近とってもカッコヨクなってきてお姉さんちょっと萌えってカンジだよ。
和谷「決めた。グリルバーガーセット下さい。飲み物はウーロン茶。」
は「はい、かしこまりました。出来あがりまで五分少々かかりますが宜しいでしょうか?」
和谷「ハイ。」
は「では出来あがりましたらお席までお持ちいたします。」
伊角「和谷、何にしたんだ?」
和谷「オレ、グリルバーガーセット。これ美味しいんだぜー。」
伊角「そうか、じゃあオレもコレにしようかな。」
ハウハウーン★はるが今一番気になっている伊角さんのご登場だわ!はる的に伊角さんはバリバリの攻キャラなの★
伊角さんは同じ院生で後輩の和谷くんに密かに恋心を抱いていて、隙あらばいただいてしまおうと虎視眈々と狙っているのよ。
キャー!伊角さんの鬼畜ーー!!
伊角「あのー、て、店員さん?」
は「ハ!ハハハ・・・グリルバーガーセットでしたね?お飲み物はいかがいたしましょうか?」
伊角「えーと・・・和谷は何にした?」
和谷「オレはウーロン茶。」
伊角「じゃあオレもソレを。」
和谷「もー、伊角さんたらいつもオレのマネばっかなんだから。」
伊角「アハハ★同じのが食べたいんだよ、なんてな。」
ブハーーー★伊角さん!!大胆な事を・・・流石はるが認めた攻キャラだよ!きっと伊角さんは和谷くんと同じモノを
食べながら心の中で「和谷・・・同じモノを一緒に食べると愛情が芽生えやすいんだよ・・・。」
とか言っているの!
伊角「て、店員さん・・・・?」
は「ハ★ス、スイマセン!出来あがり次第お持ちしますのでお席の方でお待ち下さい。」
フウー、思わずバイト中にトリップしちゃったよ。でもいつもは院生の仲良しグループで食べに来るのに今日はツーショットだったんだモン。
思わずドキンコな想像しちゃっても仕方ないモーン★

和谷「進藤のヤツまだ対局が終わらないのかよ。昼休み終わっちまうぜ。」
伊角「大丈夫だろ。もう寄せに入っていたし。」
和谷「進藤のヤツさー、結構トロイとこあるからさー。」
伊角「アハハ、そうだな。クスクス・・・」
和谷「なんだよ伊角さん、何が可笑しいんだよ?」
伊角「和谷、進藤の事になるとまるで自分の事のように心配するだろ?なんだか傍で見ていると兄弟みたいで
微笑ましいよ。」
和谷「な、何言ってんだよー。伊角さんたら!」

ハウー★ナンだかイチャイチャパラダイスなお二人さんだよー。何を話しているのか聞こえないけど和谷っちってばお顔を
真っ赤にして伊角さんにじゃれついているよー。きっとこんな事を話しているんだわ・・・
伊角『和谷、今日は二人きりだな。』
和谷『伊角さん・・・』
伊角『いつも煩い進藤やコギャルな奈瀬も今日はいないよ・・・落ちつくよな・・・』
和谷『もー伊角さんたら年寄りくさいぜvvそんな所もオレ大好きだけどなvv』
伊角『オレも和谷が大好きだよvvあ・い・し・て・るvv』
和谷『な、何言ってんだよー。伊角さんたら!』
は「グフフフ・・・・・・★」
店員「はるちゃん!グリル出来たよ!」
は「ハ!ハーイ!!」

は「お待たせ致しましたーvvv」
和谷「ワーイ食うぞー。モシャモシャ・・・・美味えー。」
伊角「和谷、お前頬にケチャップが付いているよ。」
ガラガラガチャーン★★★
伊角「だ、大丈夫ですか?店員さん?」
和谷「びっくりしたー。いきなり後ろに倒れるんだモン。大丈夫ですか?」
は「ハ、ハイ・・・お気使いなく・・・し、失礼いたします・・・。」
ビックリしたのはこっちだよー。和谷っちに”ケチャップが付いているよ”と言ったかと思うと、伊角さんたら自分の指で
和谷っちの頬に付いたケチャップを拭うとそのまま舐めちゃうんだモン!!これぞボーイズラブの基本だよ!
ステキ、伊角さん!!私もう平常心を保てないわ・・・。

伊角「なんだ和谷?もう全部食べちゃったのか?」
和谷「ああ・・・・・・・・・ジ−−−−−−−−−−−。」
伊角「何だよ・・・足りないのか?」
和谷「ああ・・・でもオレ今月ピンチでさー。」
伊角「クスクス・・・・・・いいよ、オレの少し分けてやるよ。」
和谷「えーホントに!?伊角さんサンキューvv」
伊角「ほら、あーん。」
和谷「あーん。」

ハウハウハウーーー!!カウンターに戻り伊角さん達を見たらビックリ!
伊角さんたら自分のポテトを指で持って和谷に食べさせているんだよ!伊角さんのエッチーーー★

和谷「伊角さん、飲み物も貰ってもイイ?」
伊角「ああ、イイよ。」

ハウハウハウーーー!!今度は間接チュウだよー!やっぱりあの二人ってば出来てるよ!いつもはあんな事しないのに
今日はツーショットだからってアツアツラブチョ☆なんだよー。はる、幸せ・・・・。

伊角「それじゃ、そろそろ戻ろうか?」
和谷「ああ、進藤のヤツ来なかったな。」
伊角「きっと買い弁にでもしたんだろ?和谷は世話女房タイプだな、アハハ。」
和谷「い、伊角さんたら!何言ってんだよ!」
あ、もう帰っちゃうんだ・・・残念だな・・・。
私が残念がっていると、伊角さん達が出口に向かった時に二人の会話が聞こえてきた。
伊角「アハハ。でもオレお前のそんなところが大好きだよ。」
和谷「伊角さん・・・・オレも伊角さんが大好きだぜ!」
ハウハウハウハアアアーーーーー!!!ほ、本物だあーーー!!!
私は出口から出ていく二人を見ながら本物のボーイズラブを見てしまった余韻に浸っていた・・・。

伊角「お前調子がいいな。どうせさっき食事を分けてもらったから好きなんだろ?」
和谷「エヘヘ★バレバレ?」
伊角「バレバレだよ。クスクス★」
和谷「アハアハ★でもさー、さっきの店員さん思いっきりこけていたけど、びっくりしたぜ。」
伊角「そうだな。注文をとる時もナンかボーとしていたし。」
和谷「体調でも悪かったのかな?」
伊角「そうかもなー。そういえばさっき通りすぎた時、顔が異常に赤かったしなー。」
和谷「夏カゼとか?」
伊角「かもな。」
<終わり>今回のご要望は■伊角さんが和谷にラブで妄想の日々■その妄想の暴走を楽しんでいるはるサン
でしたー。スイマセン。妄想が暴走していたのは伊角さんでなく、はるサンの方になってしまいました・・・。

伊角×はる様 「遅い春がきた伊角さん
和谷「アハハ★伊角さ〜ん、伊角さ〜ん。」
はる「ちょっとそこの2人!まだ対局をしている人もいるんだから騒がない!!」
和谷「あ、スイマセン・・・ほらー伊角さんがじゃれつくから怒られちゃっただろー。」
伊角「ゴメン、ゴメン★でも怒った和谷もカワイイよーv」
和谷「伊角さんたらー、照れるだろ〜★」
はる「・・・・・・・・・・・アホどもが・・・!!」
私、はる18歳。院生一組3位の実力者です。院では年長という事もあって、リーダー的な仕事を任されている
んだけど、このバカップルの扱いには本当に困っています。特に、伊角慎一郎18歳のバカ彼ぶりには毎回
脳天ぶち切れそうになります。
伊角くんは、ついこの間まで和谷くん14歳に切ない片思いをしていましたが、どんな手段を使ったのか
長年の片思いが最近成就したんです。初めは私も伊角くんの片思いが成就しておめでたい
気持ちでしたが、伊角くんはやっと来た春の季節に浮かれてしまい、いつもいつも「和谷〜、和谷〜v」と
鼻の下を伸ばしながら、対局室はもちろん休憩室でもイチャイチャと和谷くんにせまっているので、はっきりいって
周りはもう、かなり冷めた目で見ています。
はる「ちょっと伊角くん、何処に行くのよ!?」
伊角「え?オレ達もう、今日の対局は終わったから帰るんだけど。なー、和谷v」
和谷「うん、伊角さん。でも本当に帰りに寿司屋で奢ってくれんの?」
伊角「本当だよ。マグロでもイカでも和谷の好きなネタなんでも食えよvv」
和谷「やったー!伊角さん大好きっv」
伊角「オレも和谷が大好きだよ!!」
はる「ブチッ!・・・こんの・・・ラブボケどもがあ!!!」
伊角「ヒイーー★な、なんだよ、はるってば。」
和谷「は、はるサン、何を怒ってるんだよ?」
はる「和谷くんは別として、伊角くん!アナタは居残りよ!!アナタ今日はお掃除当番でしょ。」
伊角「あ、忘れていた★」
はる「このバカチン!アナタも年長組なんだから、私の手を焼かせないでよ。」
伊角「・・・スイマセン。」
和谷「伊角さん、掃除当番じゃ仕方ねえや。オレ棋院の前で待っているから早く来てよね。」
伊角「ああ。和谷〜すぐに終わらせて飛んでいくよ〜★」
はる「いつまでも鼻の下を伸ばしていないで、さっさとぞうきん取ってきなさい!」
はあ・・・本当に伊角くんて私と同じ年なのかしら・・・世話がかかる・・・。

伊角「フンフフフ〜ン♪和谷は〜カワイイなあ〜♪ランラララ〜ン♪」
はる「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
伊角「今日は〜和谷と寿司なんだあ〜♪ランラララランラン〜♪」
はる「ブチッ!じゃあかしいわいっ!!!ちっとは口より手を動かさんかいっ!!」
伊角「ハイッ!★!」
伊角くんは私の怒鳴り声にしゅんとなって、悲しそうにしながら対局室の雑巾がけを始めた。
私は、年甲斐もなくキレてしまった事に罪悪感を感じたので、掃除をしながら伊角くんに話しかけた。
はる「伊角くん、さっき和谷くんにお寿司をご馳走するって言っていたけど、よくそんなお金あるわね。」
伊角「アハハ〜★オレ今まで”和谷貯金”をしていたから。」
はる「和谷貯金?ナニそれ。」
伊角「和谷とのデートの為に、毎月のこづかいから積みたてをしていたんだ。もう100万はたまったかなー?」
はる「100万・・・。」
伊角「和谷ってばカワイイんだぜ。寿司を食う時なんて、もうニコニコしながら大口を開けてさ〜v」
はる「そう。」
伊角「あの口を見ていると・・・うわあ★オレってばバカバカ!」
伊角くんはとつぜん真っ赤になりながら、畳の上を転がり出し勢い余ってまだ片付けていない碁盤に
ぶつかった。
はる「・・アナタ、バカ?」
はあ・・・伊角くんてば、見ているほうが辛いバカっぷりだわ。
伊角「イタタタ・・・。」
はる「伊角くん、真っ赤になって何を考えていたのよ?」
伊角「ええ!?そ、そんな事言えないよ、はるのスケベ!」
はる「スケベは伊角くんでしょう?どうせ和谷くんとアーンな事やウフーンな事できたらいいなあとか
考えていたんでしょう!」
伊角「ドキーン!★!そ、そんな大胆な事考えていないよ!オレはただ、寿司屋の帰りに和谷とチューとか
しちゃったりなんかしてーvvって思っただけだよ!」
はる「思うなバカ!和谷くんはまだ中学生よ!」
伊角「う、でも愛があれば」
はる「黙れ。」
このドスケベが・・・私がリーダーの間に院生同士の不祥事なんて起こさせないわよ。輝かしい私の経歴に
キズでもつけられたら最悪だもの!
はる「決めたわ。私もついて行きます。」
伊角「え?」
はる「私これから、伊角くんと和谷くんのデートのお目付け役になるわ。」
伊角「ええええ!!??で、でも寿司屋だぜ。」
はる「とうぜん伊角くんのおごりよ。」
伊角「どうしてそうなるんだよ!?め、迷惑だ!」
はる「迷惑・・・ブチッ!アナタ、いつもいつも”和谷〜和谷〜v”っていちゃついて一体周りにどれだけ迷惑を
かけていると思っているのよ!」
伊角「ヒ、ヒイッ!」
はる「いい年してなーにが”和谷の恋人はオ・レvvオレの恋人は和・谷vv”よ。このバカップル!」
伊角「バカップルで悪いかよっ。」
はる「ギロリ!」
伊角「ヒ、ヒイッ!・・・ス、スイマセン。」
伊角くんは私の睨みに怯えながら、泣きそうになっていた。

和谷「あ、伊角さーん、遅いよー・・・あれ?」
はる「和谷くんお待たせ。私も一緒に行く事になったからヨロシク。」
和谷「え、うん。・・伊角さん、何泣いているの?」
伊角「何でもナイよ、和谷・・・。」
はる「和谷くんのためにも、これからは私も一緒についていく事にしたから。」
和谷「?ふーん。」
伊角「ゴメンよ!和谷!!」
和谷「ウワ★伊角さんてばー、人前で何抱き着いてんだよv照れるだろー。」
伊角「ウウ、ウウウ〜。」
はる「伊角くん!とっとと離れなさい!」
和谷「もー伊角さんてば、どーしたんだよー★」
伊角「ウウ、ウウウウ〜★」
<終わり>今回のご要望は6000キリ番の”はるサン院生編”でしたー。
和谷と両思いになった伊角さんは、幸せすぎてネジの一本でも外れてしまうと思います。

緒方×あや様 「だらしがない下半身の男」

ここは都内の山王スカイタワー10階にある「コミュニュケーション・ウェブ」
ここには、平日はもちろん休日でも沢山の男女が訪れます。今日も----
あや「お待たせ致しました、緒方さま。」
緒方「いや、たいして待ちませんでしたよ」
あや「私が緒方さまのお世話をさせていただく”あや”と申します。当社では緒方さまにふさわしい
女性会員が沢山登録をされておりますので、緒方さまのお気に召す方も必ずいらっしゃるかと思います」
緒方「そうか・・・フフ、でもオレの好みは煩いぜ」
あや「こちらの申し込み用紙に、緒方さまの好みの女性が書かれて--------」
緒方「どうした?」
あや「い、いいえ・・・緒方さまは、随分とはっきりとした好みなんですね」
申し込み用紙にはこう書いてあった。

名前 緒方**(カッコイイだろ!)
住所 東京都M区**********○●マンション601号室(トレンディだぜ)
TEL 09019196969 自宅0308018011(24時間OKだぜ)
年齢 30歳(男は30代からだぜ!)
職業 プロ囲碁棋士9段(どうだ!?)
年収 2000万円(オレは稼ぐぜ!!)
趣味 熱帯魚飼育鑑賞(高級な趣味だぜ)
タイプの女性 年齢は16歳から23歳。身長163〜170センチ。体重45〜55キロ。
         B85以上 W60以下 H93以下
         足のサイズ22,5〜24センチ 
         ヘアスタイルは絶対ロング、茶髪不可、ストレートもしくは軽いパーマ
         色白でとにかく美人!!!!!(キレイ、カワイイタイプ可)
         声は高め。Hの時の声重視。
         学歴は大学卒以上、3流大学不可。
         父母健在、一戸建て持ちのこと。兄弟はいない方がいい。
         ・結婚後は専業主婦になること。
         ・家の中でもキレイに身支度を整えていること。
         ・Hは最低週3回はさせること(おねだりOK)
         ・生出し基本、ご奉仕大好きなら尚可。
          

緒方「ここは高い金を払う分、レベルの高い女を紹介してくれると雑誌に書いてあったから来たが
本当か?」
あや「はい、。女性会員の方は良家のお嬢様、スチュワーデス、モデル、看護婦、女医・・・などいらっしゃい」
緒方「そうか!クククク・・・」
突然緒方さまが、私の説明を遮り満足そうに笑い出した。
緒方「では早速、女性会員を紹介してくれないか?」
あや「はあ・・申し訳有りませんが調書確認が済むまではご紹介は出来ません」
緒方「ナンだと!?」
あや「確認の方は1週間ほどで出来ますのでそれまで・・・緒方さま!?」
緒方さまは、じっと私の顔を睨む様に見ていた。
あや「なんでしょうか?緒方さま」
緒方「1週間もこのオレを待たせるだと?キミはこのオレに1週間もおあずけを食らわせるのか?」
あや「そう言われましても・・・ああ!緒方さま、そんなに近づかないで下さい!」
緒方さまは興奮しているのか、急にソファから立ちあがると私のソファにのしかかる様に近寄ってきた。
緒方「キミはオレのお世話をしてくれるんだよな?」
あや「は、はい」
緒方「なら、1週間オレのお世話をキミがするっていうのか?」
あや「はあ!?なんでそうなるんですか!」
緒方「オレはな・・・いいか、よく聞けよ。オレはプロになって10年、真面目にコツコツと囲碁ひとすじで
やってきたんだ。」
あや「ああっ!ちょっと、もう少し離れてください!み・・・耳元で話さなくてもちゃんと聞こえますから」
緒方「この話は大きな声で話せないからな。もっとこっちに寄れ」
あや「こ、この個室は防音ですから大丈夫ですよ」
緒方「防音か・・・そうか」
緒方さまは満足そうに頷くと・・・
あや「きゃあ!ど、どこ触っているんですか。や、やめて下さい」
緒方「オレが折角、担当のキミに心を開いて身の上話をしようとしているのに、逃げ越しになっているからだ。
こうやって腰を持たれれば逃げられないだろう」
あや「な、撫でないで下さい・・・」
緒方さまは私の抵抗の声を無視して、腰を撫でながら耳元で囁く様に身の上話の続きをした。
緒方「プロを10年もやっているとな・・・色々と辛い事もたまってくるんだぜ。オレのようにタイトルホルダーを
目指す一流の棋士なら、それこそ神経が磨り減るくらいノストレスがたまるんだよ」
あや「そ、そうですか・・・あっ!」
緒方「なんだよ、吐息が感じるのか?・・・キミは感じやすいな。さすが高級会員制結婚相談所の社員だけ
あるぜ。容姿も良い上に敏感か・・・クク」
あや「な、何をおっしゃるんですか!あ、撫でないで・・・」
緒方「話の続きだが、ストレスを癒すには家庭を持つのが一番だと、オレの師匠である塔矢名人から
言われてね、名人から見合い相手を紹介してもらったんだが・・・」
あや「そ、そうですか・・・なら、こちらに見えなくても・・・」
緒方「キミも感がニブイな。見合い話がまとまらないからココに来たんだぜ、オレは」
あや「あっ!せ、背中を撫でないで下さい・・」
緒方「いいラインだぜ・・・それでさっきの続きだが・・・オレも、そろそろ身を固めたくてね。ハッキリ言って
ガキはいらないが嫁はほしい」
あや「そ、そんな勝手な・・・」
緒方「ナニが勝手だ。ガキなんてモノは夫婦の夜の生活のジャマになるだろうが」
あや「はあ?・・あっ、ダメ・・・!」
私が非難するように答えると、緒方さまは私のあごを掴んで自分の方に向かせ、至近距離でこう言った。
緒方「ストレスを癒すには女が一番だからな。キミだってわかるだろ?」
あや「わ、わかりません!!」
緒方「妻の役目といえば、夫に身も心も従順に奉仕する事だからな。なに・・・もちろん最高の
悦びをオレも与えてやるがな!ハハハハ!★!」
あや「さ、最低・・・」
私は仕事相手にもかかわらず、思わず本音を言ってしまった。
緒方「ナンだと!・・・フ、キミは随分と気が強い女だな・・・わかったぜ、そういうわけか・・・」
あや「??何がそういうわけですか?」
緒方「ククク・・・気がつかなくて悪かったよ。あ・や」
あや「はあっ!?・・・あ、ああ、やだっ!」
緒方さま・・・ううん、緒方は、急に何か納得したような顔をすると、私を押し倒してきた。
あや「ち、ちょっと!何をするんですか!!」
緒方「キミの気持ちに気がつかなくて済まなかったな」
あや「はい?・・・あ!どこ触ってるのよ!」
緒方「調書確認に1週間か・・・キミも嘘が上手いな。その1週間の間にこのオレを誘惑するつもり
だったんだろ?」
あや「どーしてそうなるのよ!!」
緒方「照れるなよ。オレとキミの仲だろう?」
あや「仲って何ですかっ!・・・や、やん」
緒方「まあ無理もないぜ。オレのようなイイ男がやって来たら、仕事そっちのけでモノにしたくなるのはな」
あや「なりません!!!・・・や、やああん」
緒方「キミもたいがい気が強い女だぜ。・・・でもその口、いつまで持つかな?」
あや「!!あ、ダ、ダメ・・・そんな所・・・ハア、ァアアン」
緒方「イイ声だぜ。あ・やvv」
あや「だ、誰か・・・」
緒方は嫌らしい手つきで私の体中を撫で回してきた。ど、どうしよう、このままじゃ・・・そうだわ!
私はテーブルの上に置いてあるクリスタルガラスの灰皿に手を伸ばした。も、もう少しで届くわ・・・
あや「!!ア、アアア・・・」
緒方のヤツ、ムカツクけど巧いわ・・・ハ★ダメダメ!ここで流されたら犯されるわ!!!
私は疼く体を堪えると、灰皿を掴んで思いきり緒方の頭の上に振り下ろした。

--------1週間後----------
1通の郵便物が緒方のマンションに届いた。
緒方「やっと来たか!あやのヤツ照れやがって、このオレに灰皿をぶつけるとはな・・・アイテテ。
おかげでこの1週間寝込んだぜ」
オレは鼻歌を歌いながら郵便物を開封した。
緒方「!!!」

拝啓 緒方**様

調書の結果は問題ありませんが、素行に問題有りの為、当社の会員として
不適切と判断いたしましたのでご了承下さい。
                                      敬具

追伸-----二度と来るな。
                                      担当 あや

緒方「何でだ!!??ウ、ウオオオーー!!!あやーーー!!!!!」
<終わり>
今回のご要望は■緒方ネタ との事でした。
大変申し訳ございません。セクハラ緒方ネタをやってしまいました。許してください。

カガツツ×イスワヤ×はる様 「ふれあい院生祭り」

院生師範「本日は年に一度の”ふれあい院生祭り”の日です。棋院がどういう所なのかを
一般の囲碁好きの人に見てもらういい機会なので、皆さんよろしくお願いします」
院生達「はーい」
院生師範「皆さんには参加者と対局をしてもらいますが、対局といっても指導碁みたいなモノですから
本気を出したりしないように・・・はるサンはリーダーだから参加者の中で
一番年上の方を担当してもらいます」
はる「ハイ」
ウフフ、私ってば院生師範からの信頼が厚いから困っちゃうわ。まあ、この棋院の院生でまともなのは
私くらいだから当然かしら。ウフフ。
伊角「和谷〜和谷〜」
和谷「伊角さ〜ん伊角さ〜ん」
はる「そこ!煩いわよ!!」
はあ・・・伊角くんと和谷くんは相変わらず所構わずイチャイチャしているわね。今日はお客さんが
沢山来るんだから一発クギをさしておくか。
はる「伊角くん」
伊角「何だよ、はる?」
私は伊角くんのダサイセーターの胸倉を掴むとドスの利いた声でこう言った。
はる「今日はイチャツクんじゃないわよ」
伊角「は・・・・はい」

はる「えっと・・・私の対局相手は確か加賀さんって人よね。加賀さん、見えますかー?」
お客1「よお、姉ちゃんがオレの相手をしてくれんの?」
お客2「ダメだよ、加賀!初対面の人にタメ口きいちゃ」
加賀「ハイハイ、まったく筒井は煩えなァ。まあそーいう所がイイんだけどな」
筒井「うわ!急に抱きつくなよ!人が見ているだろ!!」
加賀「見たいヤツには見させとけって・・・ンー筒井カワイイぜv」
筒井「バ、バカ!キスなんてするなよお!」
どうやら私の担当はこいつらのようだけど・・・どう見ても”囲碁って最近ブームっぽいよねー、だから
今日のデートはふれあい院生祭りでキメ!”って感じにやって来たバカップルだわ。ハア・・・
伊角くんと和谷くんだけでもうんざりなのに・・・私ってばバカップルのお世話をする運命なのかしら?
はる「イチャイチャするのも結構ですが、そろそろ対局を始めませんか?」
加賀「あー、そっか、今日は囲碁やりに来たんだよな。姉ちゃんは院生順位いくつ?」
はる「一組3位です」
フフン!上位の院生様がお相手するなんてめったにないのよ。まあ、彼女?の前だし上手に
持碁にでも持ちこむか。
加賀「筒井、よーく見てろよ。オレ様の実力を」
筒井「ウン。頑張って加賀」
はる&加賀「よろしくお願いします」

はる「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ありません」
加賀「どーだ、筒井!」
筒井「凄いや、加賀。院生相手に8目差で勝つなんて!」
し、信じられない・・・この私が負けるなんて!こ、この子なんでこんなに強いのよ!?
はる「あ、アナタ強いのね・・・もしかしてアマの有段者とか?」
加賀「オレ囲碁はキョーミねえし、そんなんじゃねーよ」
はる「興味ない!?」
加賀「オレは碁より将棋だからな!」
そういえばこの子、ダッサイTシャツ着ているわねえ。”王将”なんて書いてあるTシャツ、今時
ドコで売っているのかしら?
加賀「さぁて、じゃ筒井、約束通りこの後はHホテルだぜvv」
筒井「バ、バカ!そんな事ココで言うなよ!」
加賀「お前が院生に勝ったらHさせてくれるって言うから、わざわざ日本棋院まで来たんだろーが!」
筒井「アッ!加賀ドコ触ってるんだよ!」
加賀「ケツくらい触らせろ!」
筒井「アッ、アッ・・・バカ!」
はる「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
し、信じられないわ。この私が負けるなんて・・・ク!ここでこいつらを返したら院生の恥だわ!
こうなったら最終兵器を使うしかないわね!!
はる「伊角くん!ちょっと来なさいッ!!!」
私は思いきり大声で伊角くんを呼びつけた。
伊角「何だよ、はる?オレ対局も終わったからもう帰るところなんだけど」
はる「ダメよ!アナタ今からこの子と対局しなさい!」
伊角「え、ええええ〜!??」
はる「加賀さん、今からもう一局お願いします」
加賀「ハア?」
はる「彼は伊角くんといって院生一組1位の実力者です。彼に勝てたら筒井くんとHできるって事で
どうかしら?」
筒井「あ、それイイですねー。ホッ」
加賀「ナンじゃそりゃ!?筒井、テメー!」
伊角「は、はる、話が読めないんだけど・・・」
はる「アナタは勝ちゃいいのよ!ていうか負けたらコロス」
伊角「・・・・・・・・・善処します」
私の本気の脅しに伊角くんは半泣きになっていた。
加賀「チッ!この兄ちゃんを負かしゃイイんだな」
伊角&加賀「よろしくお願いします」

加賀「・・・・・負けました・・・・・・クソッ!」
伊角「フウ・・・1目半差か・・・」
はる「流石、伊角くんね。アホでも碁は強いわね」
伊角「アホってナンだよ!?」
和谷「伊角さ〜ん、もう対局終わったー?」
伊角「あ、和谷〜vv今終わったよー・・・・はる、もうオレ帰ってイイ?」
はる「いいわよ」
私がそう言うと伊角くんはダッシュで和谷くんの所に駈けて行ってそのまま和谷くんに飛び付いた。
和谷「ウワア★伊角さんたらーイキナリ抱きつくなよー」
伊角「和谷〜和谷〜★待たせてごめんよ〜」
はる「バカップルめが・・・!」
そう呟いていると、隣にいたもう一組のバカップルも・・・
筒井「加賀、そんなにガッカリするなよ。相手は院生なんだし負けても仕方がないよ」
加賀「煩せえ!クソッ、クソッ・・・・・・・・」
筒井「加賀・・・・・・・・・落ちこむなよ」
加賀「・・・・・・クッソー!筒井とのHが!」
筒井「ハア?」
加賀「今日は前から後ろから上も下もオレ様のでいっぱいにする予定だったんだぜえ!!」
筒井「バカッ!!同情してソンしたっ!」
加賀「クソー、こうなったらちょっと触らせろ!」
筒井「アッ!?ナ、ナニする・・・ダメだってばバカ!・・・・ア、アン」
加賀「ケツの一つや二つ触らせたくらいでアンアン言うな!・・・いや、アンアンならいっか★」
はる「あの・・・そういう事、棋院でやらないで下さい」
ああ、本当に世の中バカップルばっかりだ・・・・・・
<終わり>
今回のご要望は■ことはるサン=院生■加賀と筒井が院生に入ってくるでした。
スイマセン加賀と筒井は出来ていて、二人のデートスポットに日本棋院を使ってしまいました。
カガツツはイスワヤ以上に手ごわいバカップルぶりで、はるサンもシメる事ができませんでした。
おそるべしカガツツ!

緒方×ポチ様 「歌舞伎町の噂話」

ここは日本一有名な快楽の街・新宿歌舞伎町。
女「ちょっとお兄さんイイ男ねェ。寄っていかない?」
緒方「なんだよ・・・フッ。久しぶりに夜の町に出てみればすぐこれだぜ。モテモテだぜ」
女「?・・・お兄さんカッコイイねェ。ポチ一目惚れってカンジ☆ねェねェ、ウチの店すぐソコだから寄ってって☆」
緒方「フ★さっそく逆ナンか?・・・まあイイさ、オレも今夜はそんな気分だからな」
ポチ「お客様一名、入りま〜す!」
緒方「へえ・・・コギャル系の店か。安易な作りだな」
ポチ「ねェねェ、ボトル入れてイイ?」
緒方「ああイイぜ。だが安酒はゴメンだぜ。キープするなら一番高いのにしろ」
ポチ「キャー!☆!ふとっぱらー!・・・・・ハイ。じゃあこのプレートに名前書いてね」
カキカキカキ・・・
ポチ「プー☆”緒方九段改め緒方十段(未遂)”って、何コレ?」
緒方「オレの職業だよ。オレはこう見えても有名なプロ囲碁棋士なんでね」
ポチ「ワア!ポチ囲碁知ってるよ〜☆若手棋士の白川七段の大ファンだからー☆」
緒方「ナンだとう!!」
ポチ「ウワア☆いきなりどうしたの緒方さん??ナンだかコワイよー」
緒方「白川だとう・・・ウ、ウウ・・・白川・・・くっそー!酒もってこーい!ゴクゴクゴク・・・おかわり!」
ポチ「ワーイ☆ハイピッチー☆2本目イッとく?」
緒方「どんとこーい!」

ポチ「緒方さん、緒方さんー。もうー、すっかり酔っぱってるよ」
緒方「ウウ、ウ〜ウ〜しーらーかーわー」
ポチ「しらかわ?緒方さんさっきもそう言ってたよね☆ねェねェ白川先生と、もしかして知り合いとか?」
緒方「知り合いじゃねえ、恋人だぜ!」
ポチ「フーン☆こいびと・・・恋人!!??」
緒方「グスングスン・・・恋人だぜ。恋人なんだぜえ〜・・・恋人だもん・・・」
ポチ「って、緒方さん男じゃない!」
緒方「ソレがどーした!ナンか文句あるか!!」
ポチ「大有りだよー☆だって白川先生は既婚者だって聞いたもん☆奥さんとラブチョってインタビューで
書いてあったもん☆」
緒方「煩せえ!あの女は悪魔だぜ!!オレの・・・オレのしらかわを横からかっさらいやがってー!!!」
ポチ「緒方さん、そんなに大声を出すと他のテーブルから怒られちゃう〜」
緒方「ウッ、ウッ。白川のヤツ、ある日突然”ボク来月結婚する事になったから。理想の結婚相手に
出会ったんだよ。ボクたちの関係にもプラスになるはずだよ”なんて言いやがって!」
ポチ「捨てられちゃたんだねェ、緒方さん」
緒方「捨てられてねえよ!!オレ達は今もアツアツだぜ!・・・だ、ぜー!!!ウウウー」
ポチ「あーあ、また泣いちゃったー☆アツアツなら何がそんなに悲しいの、緒方さん?」
緒方「グスングスン。あのな、この間タイトル戦の決勝予選があったんだぜ」
ポチ「あー!知ってるよ。十段戦だよね。」
緒方「お前詳しいな。良い子だぜ。」
ポチ「ワアイ☆誉められちゃった〜☆」
緒方「それでな、相手が白川だったんだよ」
ポチ「あー!白川七段を負かした憎い棋士って、緒方さんだったんだー!キモイ色のスーツ着てるなァって
思ったんだよねェ☆」
緒方「煩せえ!!オレの話を聞けッ・・・それでな、グスグス。とーぜんオレの方が強いから勝ったワケだぜ。
で、対局後のアイツは負けた事なんか気にせずってカンジでオレを激励したんだぜ。愛だよな、コレって」
ポチ「ホモはキライだよ〜☆」
緒方「うるっせえ!!黙って聞いてろ!!!」
ポチ「ぷー☆」
緒方「オレ達は当然お約束のように対局後の控え室でイチャツイてたわけだぜ。そこに、そこに!」
ポチ「いちゃつく?」
緒方「そこにあの女がやって来やがって、ワザとらしく”アラ〜ン☆いきなりドアを空けちゃってゴメンなさーい☆
ウフフ、緒方さんたら今日の下着はピンクなのね☆か・わ・い・い☆”なんて抜かしやがった!!!」
ポチ「緒方さんピンクなんか穿くんだー☆」
緒方「あの女は笑いながら、何事もなかったように部屋を出ていきやがったが絶対に鍵はかけておいたんだぜ!
あの女、ピッキングしたんだぜ!!!絶対そうだぜ!!」
ポチ「あーピッキング、今流行ってるよねェ〜気を付けよーと☆」
緒方「白川のヤツ、オレ達の情事を妻に見られたのはオレが誘ったからだ。罰として十段戦挑戦手合いの日は
下着を着けずに対局しろなんて言いやがって・・・ポv」
ポチ「ノーパン???」
緒方「おかげでスースーして集中できなくて負けちまったぜ・・・ポv白川のヤツ、”負けたお仕置きとしてコレから
毎日ノーパンで過ごせよ。”なんて言うし・・・ポv」
ポチ「ノーパンって・・・ええ〜今も!☆!イヤー!!変態!☆!て、て、店長〜」
緒方「煩せえつってんだろうが!ギャアギャア騒ぐな!!」
ポチ「ウワーン☆」
店長「お客様、申し訳ございませんがお引き取りください」
緒方「ナンだとう!」
店長「・・・・・・・・・・さっきから煩せえんだよ。とっとと帰らねえと簀巻きにして東京湾に静めるぞコラア!」
緒方「・・・精算を頼む」
店長「毎度ありがとうございます。ニッコリ」

ポチ「緒方さーん、ポチさっきは気が動転しちゃったけど、奥さんがいる人を好きになると大変だから
頑張ってねェ☆」
緒方「ポチ・・・!お前ギャルバカだと思っていたがイイヤツだぜ・・・」
ポチ「アハハー☆あ、もう寒いからノーパンもほどほどにねェ☆」
緒方「ああ・・・ポv」
ポチ「じゃーねェ〜☆ノーパン棋士の緒方さーん☆」
ポチは、緒方さんが見えなくなるまで店の外で手を振り続けました☆
<終わり>
今回のご要望は■緒方さんに白川先生との性生活を根掘り葉掘り聞きまくる■更にゴーカイにいびりたい
デシタ!!!ノーパン棋士・緒方さんの噂はポチちゃんによってゴーカイに広まる予定です♪

名人×よしだ様 「家政夫は見た(偽)」

今日もいつもと変わらない塔矢家の朝---------

アキラ「おはようございます、お母さん」
よしだ。「おはよう、アキラさん。今朝の対局はどうでしたか?」
アキラ「ハイ。1目差で負けました」
よしだ。「そうですか。定先でそれだけ打てればたいした成長ですよ。さあ、冷めないうちに
朝ご飯をお食べなさい」
アキラ「ハイ。あれ?お母さん、納豆にカラシが入ってないですよ」
よしだ。「!ナンですってえ!!!・・・・・・緒方ッ!!!!!」
緒方「ハ、ハイッ====!★★!呼びましたか、奥さん!?!」
よしだ。「アキラさんの納豆にカラシが入ってなくってよ。まったくアナタは何ヶ月我が家で
家事手伝いをしていると思っているんですか!」
緒方「ス、スイマセン!すぐにカラシを持ってきます!」
半泣きになりながら、緒方九段は白い割烹着で涙と冷や汗を拭きつつ塔矢家の古い木造の
廊下を駆けて行った。
ギシギシギシッ★!★
よしだ。「廊下は走らないッ!!!」
緒方「ス、スイマセンッ!!」
名人「いや〜今朝も賑やかな我が家だなあ。ハハハ★」
よしだ。「おはようございます、アナタ。はい、今朝の青汁よ。健康の為にしっかり飲んで下さいね」
名人「いや〜若い妻を持つと大変だからなあ〜ワハハ★グイー・・・・まずーい!もう一杯★」
アキラ「アハハ★お父さんたらCMのマネですねソレ」
緒方「お待たせアキラくん!カラシだよ!」
アキラ「あ、スイマセン。ボクもう学校に遅れるのでいりません。それでは行ってきます」
名人「行っておいで、アキラ」
よしだ。「しっかり学問に励むのですよ・・・・・・緒方」
緒方「ヒイッ!な、ナンでしょうか、奥さん!」
よしだ。「我が家の朝はカラシの入った納豆に味噌汁・・・と何度も厳しく教えたハズですよ」
緒方「ヒイー★ス、スイマセン!け、今朝は寝坊をしてしまいまして・・・実は昨夜、マンションから
持参してきたオレのカワイイお魚と夜遅くまで話しこんで」
よしだ。「言い訳は聞きませんよ!」
緒方「ヒイー★もう言いません!」
よしだ。「王座戦の決勝リーグでボロ負けしたアナタを”緒方くんは桑原先生に粗相をして以来
棋院の仕事を干されていてね。カワイソウだから我が家で面倒みてやってほしい”と夫が頼むから
置いているのですよ。ソコのところを忘れないように」
緒方「ハイ・・・クソッ!」
よしだ。「ナニか言いましたか?」
緒方「ヒイー★ナンでもありません!」
よしだ。「では、さっさと廊下の雑巾がけと窓拭きとトイレの掃除とお風呂の掃除とお皿洗いと
玄関の掃除と庭の木の手入れと居間の掃除と客間の掃除をしなさい」
緒方「ハイー!喜んでご奉仕させて頂きますッ★」
そう泣き叫ぶと、緒方九段はお茶の間を飛び出して行った。
名人「緒方くんは掃除だけは上手いからなあ。いっそ棋士を辞めても家政夫で食っていけるぞワハハ★」
よしだ。「そうですねえ、その時は我が家の専属にしてあげましょう」
名人「流石は私の妻だ。優しい女性だね、キミは・・・初めて逢った時から変わらない・・・」
よしだ。「あ!アナタ・・・アキラが出かけたとたんコレなんですから・・・ア、アアッ・・・いけませんわ。
緒方に見られたら・・・ア、アア・・・」
緒方「キュッキュッキュッキュ★お掃除お掃除〜★楽しいぜ〜」
名人「緒方くんの鼻歌が聞こえるなあ・・・この大きさだと緒方くんは今、アキラの部屋の前の廊下を
雑巾がけしているようだぞ。だから・・・なあ?」
よしだ。「アナタって昔から変わらないのね・・・初めてお見合いの席で逢った時も・・ア、アアン・・・
私まさか、その日のうちにあんな事になるとは・・!ソ、ソコはダメ!」
名人「ココかい、ココだね。よしだ。!!・・・初めて逢った時から私はキミにゾッコンなんだよ!
ハアハア」
よしだ。「ア、アナタ、そんなに鼻息を荒くしないで・・・でも、凄くワイルド・・・ポv」
緒方「ハハンハハーン★窓はやっぱり新聞紙で拭くに限るんだぜえ〜★♪オレってナンて物知り
ナンだあ〜♪今すぐ結婚できちゃうぜえ〜★」
名人「緒方くんのお見合いも、もうすぐ100回記念だなあ・・・すべすべの肌、ステキだよv」
よしだ。「アナタ、緒方のお見合いは先週100回突破したでしょう・・・ヤ、ヤンvvそんなに撫でたら・・」
名人「そうだったか?・・・年をとると物忘れが激しくなるな」
よしだ。「ア、イイ・・・ア、アナタぁ・・・とても今年で50歳とは思えないわ・・!は、激しい・・!」
名人「そうかい?キミのような若い妻を持つと頑張ろうと言う気に自然となるんだよ。さあ、そろそろ・・
いいね?」
緒方「イイぜイイぜ〜!★イイカンジに磨きあがったこの浴槽♪オレって天才!」
よしだ。「ア、アアン、アアン!アナタって、コッチの方も名人だわあ!vvv!」
名人「キミも素晴らしいよ!18でアキラを生んだ時と今も、身体の線が変わらないな」
よしだ。「だ、だって・・・アナタが毎晩触れるから・・・身体の線に気を使ってしまうわ・・・」
緒方「お皿を割らない様に気を使わないとなー★この間アキラくんの湯のみを割って大変だったからなー
奥さんの折檻で死ぬかと思ったぜー★」
名人「ハア、ハア・・・よかったよ。よしだ。vv」
よしだ。「アナタも凄かったわv」
名人「・・・・・・よしだ。ッ!!!」
よしだ。「ア、アナタったら!・・・もう・・・好きなんだから・・・」
緒方「玄関の掃除は1日3回はやらされるからなあー。まったくコッチの身ももたないぜ★」
よしだ。「アナタったら・・・2回目なのにこんなに元気だなんて・・・ポvv」
名人「ウ!そこ!」
よしだ。「こう?」
名人「そう!そうだ!ま・・・まいりました!」
緒方「?今、お茶の間の方でナニか飛び出たような音が聞こえたが・・・気のせいかな★さーて
草むしりも済んだし次は居間の掃除だぜ」
よしだ。「こんなに一杯・・・vアナタったら昨夜もしたのに」
名人「私は打ち止めナシなんだよ。さあ、おかえしを受けとってくれたまえ」
よしだ。「キャ!アナタ、ダメ!それは弱いの・・・イ、イ・・ヤア、ア・・・そんなにされたら私・・・」
名人「キミの若い女体で私も若返る思いだよ、よしだ。v」
よしだ。「も、もう!アナタったらv」
緒方「ああ〜♪若いお嫁さんが欲しいなあ〜♪絶対娶るぜ★ヤングな奥さん!!」
名人「緒方くんの今の鼻歌は、絶対取るぜ★8大タイトル!!のノリなのか?どう思う、よしだ。」
よしだ。「もう!そんな事で止めないで!・・・緒方・・・後で折檻だわ!もう少しでイク所だったのに!」
緒方「お客さんが来る部屋は一番キレイにしないとな〜★ピッカピカー★これなら奥さんも文句
ないだろうな!案外誉められちゃうかもだぜ★♪」

アキラ「ただいま帰りました」
緒方「ヒイーヒイー★」
アキラ「あれ?緒方さんたら今日もまた、ナニか粗相をしたのかな?お母さんに怒られているから。
さて・・・おやつを頂いたら訪問指導碁に出かけないと。プロになって毎日とても忙しいな
・・・でもどうして緒方さんはヒマそうにしているんだろう?」
緒方「ヒーヒイー★奥さん!!オレがナニをしたんですかあー★ナニか気に召さない事をしたんですかあー!」

今日も何一つ変わらない、塔矢家の夕方でした------------
<終わり>今回は■極道の妻のような怖くてステキな名人の和服美人妻■その妻にベタ惚れのお父様
■緒方さんを足蹴にしたい  という実によしだ。さんらしいご要望でした★
お父様との激しく濃厚な夫婦性活でオヤジエキスをたっぷり頂いちゃってね!vv!

和谷×ゆとこ様 「あの人は今」

オレは和谷義高 今日はオレの記念すべき指導碁デビューの日なんだ。
オレはやる気マンマンで日本棋院の棋士控え室に向かった。
ガチャ。
和谷「あ、スイマセン。まだ掃除の最中でしたか?」
予定の時間よりも早く来てしまったせいか控え室ではまだ掃除の人がゴミを集めていた。
清掃の人「!どうぞ、もう終わりましたから」
掃除の人はオレと顔を合わせようとせずに、そそくさと部屋を出ていった。
和谷「えっと・・・今日の指導碁は事前に聞いた話だと、生徒さんも指導碁を受けるのが
初めての・・・女の人って言っていたよな。女の人かー★」
オレはちょっとウキウキしながら控え室のロッカーに荷物をしまい一般対局室に向かった。

和谷「はじめまして!指導碁をさせていただく和谷と申します」
ゆとこ「はじめまして。私、ゆとこといいます。初めてなので優しく教えてくださいねv」
和谷「ハイ!」
オレの初めての生徒さんのゆとこさんは、とてもキレイなお姉さんだった。女優でいうと
松島奈々子タイプっていうか・・・冴木さんだったらほっとかないだろうなあー。
和谷「えっと・・・指導碁料金に1ドリンク付きますから何か好きな飲み物を注文できますけど
何を飲みますか?」
オレは傍にあるメニューをゆとこさんに渡しながら聞いた。
ゆとこ「そうねえ・・・じゃあ私はコーヒーをいただこうかしら・・・和谷先生は?」
和谷先生!!先生だって・・!なんか、スゲー感動!
和谷「じゃ、じゃあオレ・・・じゃなかった!ボクもコーヒーにします」
本当はコーヒーは苦手なんだけど、オレももうプロなんだからコーヒーくらい飲めるように
ならないとな!
和谷「すいませーん」
一般対局室にはジューススタンドも併用されているのでオレはバイトの人に声をかけた。
バイト「ご注文は?」
和谷「コーヒーを二つお願いします」
バイト「かしこまりました」
ゆとこ「ねえ和谷先生・・・今のバイトの人、何故サングラスをかけていたのかしら?」
和谷「さあー?」
オレは松島奈々子似のキレイなゆとこさんの指導碁が出来る事と、初めて「和谷先生」と
呼ばれた事と、ちょっと背伸びをしてコーヒーをカッコ良く注文した事ですっかり舞上がっていた。
和谷「きっとサングラスが好きなんじゃないですか?それより早速はじめましょうか?」
ゆとこ「ハイ。よろしくお願いします。和谷先生」
和谷「よろしくお願いします!」

指導碁を始めて10分くらいした頃、ちょうどゆとこさんが長考に入った時にバイトの人が
注文したコーヒーを持って来た。
バイト「お待たせしました」
和谷「あ、スイマセン・・・・・・???」
バイトの人は飲み物を置くとマッハで去っていた・・けど・・・ナンだよ、コレ?
オレの隣に置かれたコーヒーには、砂糖とミルクが山盛りに添えられていた。そ、そりゃー
オレはブラックで飲めないし、砂糖とミルクをたっぷり入れてやっとナンとか飲める位だけど・・
ゆとこ「和谷先生?・・・あら?先生のコーヒー・・・凄い量のお砂糖とミルクですね。クスv」
和谷「ハハハ・・・ハハ・・・」
一体ナンなんだ?オレは疑問に思いつつも、ゆとこさんの前なので大人っぽく平静を保ち
指導碁を続けた。

ゆとこ「今日はありがとうございました。とっても勉強になりました」
和谷「いいえ、こちらこそ」
ゆとこ「和谷先生の指導碁はとても理解しやすかったです。また次回も指名しちゃおうかしら」
和谷「ハ、ハイ!お願いします」
ゆとこ「ウフフv和谷先生ってなんだか可愛いv」
和谷「え、え?そうかなー★アハアハ★」
その時どこからともなく「黙れ!★!」と言う叫び声が聞こえた。
ゆとこ「?何かしら、今の声?」
和谷「さ、さあー。そんな事よりもオレ・・ボクの今月のスケジュールをお伝えしておきますから
ゆとこさんの都合がよい日にまた来てください」
ゆとこ「ええ」
和谷「今月は平日の月・金・土でしたら1日一般指導碁に入っています」
ゆとこ「まあ、でしたら毎週通っちゃおうかしら」
和谷「よ、喜んでお待ちしています!」
ゆとこ「ウフフv」
和谷「アハアハ★」
オレとゆとこさんがかなりイイカンジな雰囲気で笑い合っていたら、「黙れ!黙れ!」と言う
叫び声がまた聞こえてきた。
和谷「?何だ?煩いなー!」
オレが文句を言うと、とたんに連呼していた「黙れ」という声は聞こえなくなった。

和谷「フンフフフーン♪初めての指導碁はバッチリイイカンジだったぜ★」
オレはゆとこさんを見送った後、棋士控え室に行き帰り仕度を始めた。その時、進藤がやって来た。
進藤「おはよう和谷ー。和谷、今日が初日だったんだ」
和谷「ああ。お前は?」
進藤「オレは先週から指導碁やってるよ。今日は午後から仕事なんだ。そう言えばさーココの一般対局室に
ヘンなバイトいるじゃん?」
進藤はカバンをロッカーにしまいながらオレに話しかけてきた。
和谷「ヘンなって?」
進藤「ほらー、サングラスをかけているお兄さん。オレがオレンジジュースを頼むと、いっつも
レモンジュースを持ってくるんだぜ」
和谷「ふーん」
進藤「あとさー、生徒さんと世間話をしていると必ず「ちゃんと仕事をしろ!」って声がどこからともなく
聞こえてくるんだよねー。アレ何だろ?」
和谷「オレの時も聞こえたぜ!「黙れ!★!」って」
進藤「ナンかさー、その言葉懐かしいカンジがしない?」
和谷「そう言われてみれば誰かが昔良く言っていたような・・・」
進藤「誰だったっけ?ま、どーでもいいけど★あ、オレもう行くね」
そう言うと進藤は控え室を出ていった。
和谷「さて、オレも帰るか・・・・・・・ゆとこさんホント、キレイだったなー★アハアハ★」

帰り道、棋院の玄関先で朝会った掃除の人が一生懸命ほうきでゴミを集めていた。
和谷「お疲れ様でーす」
掃除の人「!お疲れ様です」
掃除の人はオレと顔を合わせないように下を思いっきり向いていた。・・この人、誰かに似ている気が
するけど・・・
和谷「ま、いっかー★それより来週もゆとこさん来てくれるっていうし!楽しみだぜー!アハアハ★」
オレはウキウキ気分で駅に向かった。

掃除の人「・・・・・・和谷は松島奈々子が好きだからなあ・・・」
謎の掃除の人は、浮かれて半分宙に足が浮いている和谷を切なげに見送っていた----------

<終わり>今回は■プロになった和谷の初めての指導碁を受けたい■伊角さん乱入★
というご要望でした。和谷や進藤が気がつかないだけで今も伊角さんは二人の傍にいると思います。
そして、指導碁を重ねるごとに仲良くなっていく和谷とゆとこさんに「黙れ!黙れ!」と言いまくると思います

アキラ×セイコー★さま 「アキラくんと一緒」

オレは海王中学2年Aクラスの学級委員・セイコー★だ。
今日のオレは朝から顔がにやけっぱなしだぜ★何故ならオレの憧れの人・塔矢アキラくんと
一緒に日直をするからだ!ウオー!★!朝から萌えだぜ!
塔矢「セイコー★くん?顔が赤いけど熱でもあるのか?」
セ「!!い、いいえ!何でもアリマセン!ボ・・・ボ、ボ、ボ、ボク元気ですう〜★」
塔矢「そう?ならいいけど」
ウオオー!★!オレ今、塔矢アキラくんに心配されちゃったぜ★死んで悔いナシ!
セ「と、と、塔矢くん・・・い、一緒に・・・黒板を消さないかい?・・・ポv」
塔矢「うん」
オレは今、死にそうに幸せだった。憧れの塔矢アキラくんと一緒に黒板を消せるなんて・・・
!塔矢アキラくんの肩にチョークのカスがついているじゃないか!!
セ「あの、あの、あののの・・・!肩に汚れが・・・あ!ボ、ボクに取らせて下さい!」
オレはポケットからエチケットブラシを取り出して塔矢アキラくんの肩についている
チョークのカスをとったんだ。ウオオー★オレは今、塔矢アキラくんのお世話をしているんだぜ!
塔矢「ありがとう、セイコー★くん」
塔矢アキラくんはそう言うとニッコリとオレに笑いかけたんだぜ。ま!眩しいぜえー!
その時、もの凄い勢いで教室のドアが開いた。ドアを開けた人は先生ではなく
白いスーツを着たやくざみたいなお兄さんだった。誰だコイツ?ウチのクラスにやくざの
子供なんかいたっけ?
塔矢「あれ?緒方さんじゃないですか。どうしたんですか?」
緒方「アキラくんの忘れ物を名人に届ける様に言われてね。ホラ、リコーダーだぜ。
今日の音楽の授業で使うんだろ?」
塔矢「あ!スイマセン・・・そういえば今日は笛のテストがあるから昨日、家で練習する為に
持ち帰ったんですよ」
緒方「今度からは忘れるなよ・・・まったく、息子の忘れ物一つでこのオレをこき使いやがって
あのオヤジ・・・ケ!」
やくざの緒方さんという人は、そう穿き捨てる様に小声で呟いたんだぜ。コエエー★
塔矢アキラくんの家は囲碁棋士の家系だって聞いていたけどナンかの間違いか?
塔矢「緒方さん?」
緒方「ハハハ。何でもないよ、アキラくん。そうだ折角来たんだ。キミの笛を聞かせてくれよ」
塔矢「ハイ」
塔矢アキラくんはそう言うと笛を吹いた・・・・・・・・・・・・教室中に塔矢アキラくんが奏でる
繊細で美しいメロディが聞こえるぜ・・・塔矢アキラくん素晴らしいよ・・・★
セ「うっ、うっ、サイコーでした★塔矢くんの笛の音色は一生忘れませんっ★」
緒方「おいアキラくん、ナンだこいつは?泣き出しているぞ」
塔矢「セイコー★くん?どうしたんだ?」
塔矢アキラくんはそう言うと心配そうな顔でオレの顔を覗きこんだんだぜ!!ウオオー!
本日2回目のの心配顔だぜ!2回も憧れの塔矢アキラくんに心配されちゃったぜ★
死んで悔いナシ!★!
オレが幸せの涙を流していたら、やくざの緒方さんが突然オレにこう言った。
緒方「うるせえぞガキ!さっさと泣き止め!」
セ「ヒイッ★」
塔矢「ダメですよ緒方さん。他所の人を脅かしちゃ★」
塔矢アキラくんは怯えるオレをカッコ良く助けてくれたんだ!カッコイイ・・・まるでおとぎ話に
出てくる王子様のようだ・・・いいや!悪い悪魔を倒す王宮棋士かもな!あるいは・・・
その時、音楽の先生がやって来た。
ガラッ。
緒方「!・・・マブイ!おいアキラくん!彼女は誰だ?」
塔矢「緒方さんったらまたですか?・・・音楽の先生のセイコ先生ですよ」
先生「あの、保護者の方ですか?」
緒方「ハイ。本日は弟の様に可愛がっているアキラくんの授業参観に参りました」
やくざの緒方さんは学校でも1,2を争う美人教師のセイコ先生にナンかクサイ臭いがする
名刺を渡していた。ナンだこの臭い?イカくせえー★
先生「ご、ご丁寧に・・・そ、それでは後ろの席で参観下さい・・あ!」
やくざの緒方さんはセイコ先生が後ろに行けと言っているにもかかわらずセイコ先生の
すぐ隣にあるピアノの椅子にどっしりと腰掛けた。
先生「あの、そこですと授業の邪魔になりますので・・・」
緒方「何を仰るのですか!貴女のような美しい女教師をじっくりと参観する為には
ココが一番なんですよ」
オレとセイコ先生がこのやくざの緒方さんにどう対応したらイイのか困っていたら
オレのカッコイイ人vの塔矢アキラくんが
塔矢「ハハハ★緒方さんったらダメですよー。学校で女の人に手を出したらお母さんに
言いつけちゃいますよ★」
と、にこやかに笑いながらやくざの緒方さんを廊下に追い出してくれたんだぜ!
流石はオレの塔矢アキラくんだぜ★やくざも一発で黙らせるなんて凄いぜ★
塔矢「さあ先生、授業を始めましょうか。セイコー★くん、起立のあいさつをして」
セ「ハイッ★きりーつ!れいー!」
こうして塔矢アキラくんの英雄的活躍で音楽の授業は無事に行われたんだぜ。
でもちょっと廊下でやくざの緒方さんが「ココを開けろ、アキラくん!」と騒いで煩かったぜ★

そんなこんなでオレと塔矢アキラくんのペア日直はあっという間に終わってしまった。
塔矢「あとは教室の鍵を閉めてユン先生に報告するだけだね」
セ「ハ、ハ、ハイ★き、き、今日はボクと日直を組んで頂いて誠にありがとうございました!★」
塔矢「アハハ嫌だなあ。こちらこそセイコー★くんにほとんど係りの仕事をしてもらっちゃって」
セ「いいんです!いいんです!光栄です!」
塔矢「あ、もう3時半だ!セイコー★くん悪いけどボク、大事な予定があるからあとヨロシクね!」
そう言うと塔矢アキラくんは慌てて教室を出ていった。塔矢アキラくんは「シンドー!今
行くからねー!」と叫んでいた。言葉の意味は良く判らないが、オレは遠くから聞こえてくる
塔矢アキラくんの「マイラブシンドー!」と言う声は可愛いなあ〜★と、幸せで一杯だった。

<終わり>今回のご要望■アキラくんの事が大好きな海王中学生(男)■アキラくんに
ラブラブアタック■緒方さんや名人にも会いたいな でした。
名人が出てこなくってスイマセンでした〜★

冴木×ドキ子様 「冴木四段の真心☆訪問指導碁」

ボク、冴木光二19才。職業プロ囲碁棋士。え?囲碁なんてやっているようには見えないって?
フフ、よく言われるよ。でも囲碁って最近では若い女性にも人気なんだよ。今日もこれから指導碁の
仕事なんだ♪
冴木「こんにちわー。日本棋院から来ました冴木ですけど」
お客「ハーイ、今ドアを開けまーす」
ガチャ
お客「いらっしゃいませ・・・ズキュウウ〜〜〜ン!!★!!★」
冴木「初めまして、ボク冴木光二といいます。」
お客「は、初めまして!私ドキ子っていいます!!ど、どうぞ上がってください」
冴木「お邪魔します。へえー、ドキ子さん一人暮らしと伺ってましたけどステキなマンションに住んで
いるんですね」
ドキ子「ウフフありがとうございます。でも隣に住んでいる男の人がちょっとコワくて」
冴木「コワイ?」
ドキ子「ええ。私より少し年上だと思うんですけどその人も独身で一人暮らしなんだけど・・・
はっきり言ってアヤシイんです」
冴木「アヤシイ?」
ドキ子「ココのマンションって家賃高いんですけど、ナンの仕事をしているのか知らないけど派手な
白いスーツばかり一年中着てるし、いい年して真っ赤なスポーツカーを乗り回しているのよ」
冴木「白いスーツに真っ赤なスポーツカーですか。アハハ♪ボクの知っている棋士にもそんなカンジの
人がいますよ」
ドキ子「まあ!冴木さんのお知り合いにも?でも・・・冴木さんのようなカッコイイ方のお知り合いなら
その人も隣に住んでいるアヤシイ人と違ってステキなんでしょうね」
冴木「ボクってカッコイイかな?アリガトウございます。ドキ子さんもステキですよ。ニッコリ★」
ドキ子「ドッキュウウーーーン!!★!!★」
冴木「アレ?ドキ子さん顔が赤いですよ。熱でもあるのかな?」
ドキ子「あっ、冴木さん・・・!」
冴木「ウーン、熱はないみたいですね。良かった♪ニッコリ★」
ドキ子「冴木さんたら、おでこをくっつけて熱がないか調べてくれるなんて・・・ポv」
冴木「大切な生徒さんが熱を出したら指導碁も充分に出来ませんからね。さあ、そろそろ始めましょう
か?」
ドキ子「ハイ・・・ポv」

ドキ子「あっ、あっ・・・冴木さんそんな所まで・・・嫌・・・」
冴木「嫌だと言っててもボクには本当に嫌がっている様には聞こえないな」
ドキ子「もう、冴木さんたら・・・イ・ジ・ワ・ル★」
冴木「アハハ♪ほら、じゃあココは?」
ドキ子「アアン!ソコはダメェ〜」
冴木「そう言われるとこんな事もしちゃいたくなりますよ♪」
ドキ子「キャア!イキナリ大胆なんだからあ!」
冴木「そうなんだ♪ボクって大胆な男ってよく指導碁のお客さんからも言われちゃうんですよ。でも
ドキ子さんのようなキレイな人からそう言われると焦っちゃうなボク♪ニッコリ★」
ドキ子「アア〜ン★冴木さんのスマイルってステキ・・・ポ★vvv★」
冴木「ボクの6目差ですね。それでは検討をしましょうか。まず、ドキ子さんはココをこう攻められると
弱いみたいですね。強気で押されると流されちゃうのかな?」
ドキ子「そうなんです。でも・・・冴木さんになら強気でも・・・OKです。ポv」
冴木「ココのヨセではボクも思わず本気で攻めまくっちゃいましたよ。ニッコリ★」
ドキ子「アアン!冴木さんたら〜vvv」
冴木「フフ★ドキ子さんは流石アマ上段者ですね。指導のしがいがありましたよ♪」
ドキ子「冴木さんてば。でも私、まさか日本棋院の訪問指導碁でこんなに若くてカッコイイ方が
見えるとは思わなかったわ」
冴木「そうですか?日本棋院では”森下門下は女性客専用”って言われているんですよ。ボクの
兄弟子の白川さんなんてお得意さんが一杯で凄いんですよ♪」
ドキ子「まあ、森下門下の方ってきっと皆さん爽やかでイケメンなのね。ポvv」
冴木「ドキ子さんにそう言われるとドキドキしちゃうなボク♪」
ドキ子「ドッツキーン★あ!そ、そうだ・・・指導碁も終わったし宜しければウチで夕食を召し上がって
下さい。今すぐ作りますから!」
冴木「いいんですか?」
ドキ子「ハイ!ぜひ召し上がっていってください!!」

トン トン トン ザク
ドキ子「痛い!」
冴木「ドキ子さん!今の叫び声・・・大変だ!指を切ったんですか!」
ドキ子「ええ。でもたいした事は・・・」
冴木「ダメ!ドキ子さんの白魚のようなきれいな指にキズでも残ったら大変でしょ!」
ドキ子「あ!冴木さん!!?」
ちゅ・・・ちゅ・・・
冴木「唾液は殺菌作用があるから、あとは伴奏こうを貼っておけば大丈夫ですね」
ドキ子「冴木さんに指をちゅっちゅしてもらっちゃった・・・ポvvv」
冴木「ドキ子さんまだ痛むの?そうだ、ボクがおまじないをしてあげる。いたいのいたいの
とんでけ〜♪どう?」
ドキ子「クスクス。もう飛んでいっちゃたあ〜★」
冴木「良かった♪それじゃあご飯作るのボクも手伝うよ」

冴木「ご馳走様でした。とっても美味しかったですよ♪ニッコリ」
ドキ子「ズッキューン★!★あ、あの・・冴木さん、よかったら・・・」
冴木「?」
ドキ子「よかったら、その・・・お風呂も入っていかれませんか?ウチのお風呂凝っていてお湯は
下呂から取り寄せたものを使っているんですよ。もちろんジャグジーです」
冴木「わあ、いいな★入ってみたいなあ。ボク温泉大好きなんですよ」
ドキ子「どうぞ!今すぐどうぞ!」
冴木「じゃあお言葉に甘えて♪」
カッポーン カッポーン
ドキ子「冴木さん、お湯加減はいかがですか?」
冴木「最高ですよ。お風呂もとっても広いし。でも背中が洗いにくくって」
ドキ子「!!よろしかったら・・・その・・・私がお背中流しましょうか?」
冴木「お願いします」
ドキ子「入りますね・・・ドキドキ★」
冴木「あ、残念★バスタオル巻いてたか〜」
ドキ子「もう!冴木さんたら★でもバスタオルの中は何も身につけてないのよ」
冴木「ドキ子さんって大胆♪でもそんなドキ子さんって魅力的ですよ。ニッコリ★」
ドキ子「ハア〜〜ン★もうメロメロ・・・」
ゴシ ゴシ ゴシ
ドキ子「冴木さんて意外と逞しい身体してらっしゃるのね」
冴木「男のたしなみで鍛えてますから。ニッコリ」
ドキ子「ステキ・・・ポv」
冴木「ハイ、じゃあ今度はドキ子さんの番」
ドキ子「え?あ!そんな事・・!」
冴木「ボクだけ背中洗ってもらうのは不公平でしょ?夕食だけでなくお風呂まで頂いちゃってボクも
お返しをしないと♪」
ドキ子「でも恥ずかしい・・・」
冴木「大丈夫♪ドキ子さんが恥ずかしくない様にボク、目を瞑ってるから」
ドキ子「本当?じゃあ・・お願いします」
ゴシ ゴシ
ドキ子「ア、アアン、アアン。さ、冴木さん・・・本当にお目目瞑ってるの?」
冴木「瞑ってるよ♪」
ドキ子「ひゃ!アア・・・!」
冴木「お風呂に入ったら身体中キレイに洗わないとね。ボクのお礼の気持ちですよ♪」
ドキ子「冴木さんのお礼の気持ち、全身で感じちゃう!!!」

冴木「ドキ子さん大丈夫?湯当たりしちゃったかな?」
ドキ子「すいません・・・ベットまで運んでもらっちゃって・・・なんか力が抜けちゃって」
冴木「フフ★ドキ子さん体洗った後ぐったりしちゃったもんね」
ドキ子「だって・・・ポvあ、あの・・・お願いがあるんですけど・・・」
冴木「はい?」
ドキ子「さっき、隣に住んでいる男の人がコワイって言ったでしょ。夏ごろから夜になると
泣き叫ぶ声が聞こえてきて無気味で・・・一人じゃコワイの。だから・・・」
冴木「ボクでよければ傍についていましょうか?ニッコリ」
ドキ子「お、お願いしますvvv」

「ウ、ウオー!ウオオオーーーー!!!」
ドキ子「嫌だわ。また今夜も泣き出したわ。コワイ・・・」
冴木「ドキ子さん怖かったらボクに抱き着いてもいいですよ。ニッコリ」
ドキ子「冴木さん優しいvv」
ぎゅう〜〜★vv★vv★
ドキ子「冴木さんの胸ってとっても広くって暖かいv」
「ウオーー!本因坊取れなかったーー!!悔しいーー!!!」
冴木「?ナンだか今、聞き覚えのある言葉を聞いたような?」
ドキ子「冴木さん、どうしたの?」
冴木「ううん。ナンでもない♪それより毎晩あんな声を聞いてて怖かったでしょ」
ドキ子「ウン・・・一人で震えてたわ」
冴木「ドキ子さんカワイソウに・・・でも安心して。今夜はボクが一緒だからこうやって一晩中
抱きしめているからね。ニッコリ」
ドキ子「冴木さん・・・」
冴木「ドキ子さん・・・」
「ウオー!オレも彼女ほしーー!!!!!」
ドキ子「あ・・・冴木さんそんな所触っちゃヘンな気分になっちゃう・・・」
冴木「ドキ子さんてば・・そんなカワイイ声出されたらボクもヘンな気分になっちゃう」
「ウオー!ウオオーーーー!!誰かオレを身体で慰めろおーーー!!!」
ドキ子「冴木さんとなら私、ヘンになっちゃってもイイかも・・・ポvvv」
冴木「本当?じゃあ一緒にヘンになっちゃおうか」
「ウ、ウウ・・・誰か、慰めろぉ・・・」
ドキ子「ア、ア、アア・・ン。やっぱり冴木さん凄い!」
冴木「ドキ子さんも碁だけじゃなくてコッチの方もステキですよ。ニッコリ」
「誰か・・・オレを一人にしないでェ・・・ヒックヒック・・・お酒おかわりぃ」
ドキ子「な、なんか・・・指導碁だけのつもりが・・・ア、アアン・・・男と女の指導碁までして
頂いちゃって・・・」
冴木「コッチの方の指導はいかがですか?ニッコリ」
ドキ子「さ、最高です・・!」
「クスンクスン・・・最近指導碁の仕事もこないのぉー・・・グーグー」
ドキ子「冴木さんの指導碁・・・どっちも最高だわ・・・!ア、アアッ!!」
冴木「クス★気に入ってもらえて嬉しいな♪また指名してね・・・待ってるから・・・・」
ドキ子「ハ、ハイ!アア・・・訪問指導碁ってクセになりそう・・・・!」
「すやすや・・・むにゃ・・・」
<終わり>
今回のご要望は■杉本とっておきの冴木さん妄想(BBSでの話題より)■冴木さんが相手v
との事でしたー!本当にモウ、私は冴木さんに対してはこんな事ばかり妄想しちゃって・・・
でもコレも仕方がない事アルヨ!だって冴木さんなんだから★

アキラ×こりみ様 「恐怖の教育実習」

ユン「それではこちらが今日から2週間このクラスの教育実習を担当する、こりみ先生だ」
こりみ「皆さんはじめまして。今日から2週間この母校である海王中学で教育実習を
させて頂く、こりみです」
生徒たち「よろしくお願いしまーす」

こりみ「さっきのあいさつは凄く緊張しちゃいましたー」
ユン「ハハハ。ウチの2年Aクラスは学年の中でも特に学力・素行ともに優秀な生徒を
集めていますから何も心配ありませんよ」
こりみ「そうですかー、それを聞いて安心しましたー」
ユン「ただ・・・」
ユン先生はそう言うと今まで笑顔だった顔を曇らせた。
こりみ「?ただ?」
ユン「一応お知らせしておきますが塔矢アキラというおかっぱ頭の生徒だけは、まあその、
”特別”ですから・・・」
こりみ「特別?・・・ああ!特別に優秀な生徒なんですね!」
ユン「いや、はあ、なんと言うかその・・・」
?何なのかしら?ユン先生の口調が妙に歯切れ悪い気がする。でもそんな事はどうでも
イイわ!今日から2週間バッチリ生徒に好印象を与えて職免はイタダキよおっ!★!

こりみ「***が**であるからして〜」
一日目の4時限目、私は担当科目である数学の授業を行った。うーんこうやって教壇に立って
授業をしていると早く本当の先生になりたい気分になってくるよ。海王は流石私の母校だけ
あって品のある生徒ばかりで授業も凄く行いやすいし★
こりみ「ではこの問題を解ける人は手を上げて下さい」
あらら?さっきまでは手を上げる生徒が多かったのに本日一番難しい問題を出したら誰も
答えが判らないのかシーンとしちゃった。困ったな・・・
私が思案したその時、すっと手を挙げた生徒がいた。
こりみ「はい、じゃあそこの・・・キミ名前は?」
生徒「塔矢です」
ああ、この子がさっきユン先生が話していた優秀な塔矢アキラくん。ナルホド、文武両道を
モットーにしているだけでなくビジュアルも良くないと入れないA組の中でもこの子は
トップだわねー。
こりみ「はい、じゃあ塔矢くん黒板の前に来てこの問題を解いてください」
塔矢くんは颯爽と黒板の前に来るとスラスラと問題を解いた。
こりみ「はい、正解です」
キンコーン カンコーン
こりみ「はい、時間になったので本日の授業はここまでです。ではこの後今日の日直は
私の所に来てください」
礼を手早く済ませると塔矢くんが私の所にやって来た。
塔矢「ボクが今日の日直です。用事は何でしょうか?」
塔矢くんは言葉使いもバツグンに丁寧な生徒だった。うんうん。エリート海王の名に
ふさわしい生徒だね。
こりみ「ユン先生に頼まれたんだけど午後の古文の授業で使う碁盤セットを取りに囲碁部まで
一緒に行ってくれるかしら。もちろんキミが運ぶんだけど」
塔矢「はい。それでは部室に行きましょう」

こりみ「わー、これが碁盤セットね。ナンかおもしろい」
塔矢「こりみ先生は学生の時は囲碁はやっていらっしゃらなかったんですか?」
こりみ「ええ。なんだか強すぎて敷居が高そうだったから」
塔矢「強い・・・そうですね。部活動のレベルでなら高い方ですね」
こりみ「あら?ナンだか高飛車な口調ねェ。そういう塔矢くんは囲碁が出来るの?」
塔矢「え?あ・・・まあ」
こりみ「そうなんだー!もしかして囲碁部?」
塔矢「いいえ・・・囲碁部には以前入部していましたが一年の時に辞めたんです」
こりみ「あら・・・そうなの」
何だかワケありかしら?塔矢くんの顔が少し曇った様に見えた。何だか憂いを秘めた
美少年ってカンジで見とれちゃうわね。
塔矢「・・・・・・・・」
おっといけない!生徒が暗くなったら明るく和ませるのも教師の仕事だわ!
私は努めて明るく振舞いながら傍にあった碁石をつまんだ。
こりみ「ねェねェ、この石でおはじきやろっかー?」
と言ったその時!
塔矢「ナンですって!!!」
こりみ「ひゃあ!」
突然、塔矢くんの態度が豹変した。塔矢くんは日本人形のような艶やかな黒髪を乱れさせ
ながら大げさなゼスチャー付きで喚き出した。
塔矢「こりみ先生!アナタ今ナンとおっしゃったんです!?おはじきですって?おはじき!」
こりみ「お・・・おはじき気に入らなかったかしら・・・じ、じゃあ・・・どちらが碁石を高く積めるか
積み遊びは?」
私は塔矢くんはおはじきが気にいらなないのかと思い、別の事を提案したつもりだった。
塔矢「!!碁石を・・・積むですって!!!」
こりみ「ひゃあ!!」
塔矢くんは更に髪を振り乱して叫んだ。な、ナンだかコワイよー。
塔矢「神聖な碁石でおはじきや積み遊びですって?恐ろしい・・・ナンて事を!!」
塔矢くんはそう言うとワナワナと震え出した。
塔矢「碁石で遊ぶとたたりが起きるって知らないんですか?お父さんが昔よく言ってましたよ!」
こりみ「はあ?」
塔矢「碁石には魂が宿っているから決して粗末に扱うな----それがお父さんの口癖でした。
それを・・・おはじきや積み遊びだなんて・・・!」
こりみ「な、ナンだか判らないけど私が悪かったわ!ご、碁石は丁寧に扱わないとね!」
私は持っていた碁石をナデナデしながらしまった。
塔矢「判って頂ければいいんです」
そう言うと塔矢くんはさっきまでの乱れ様が嘘の様にすました顔になった。
塔矢「じゃあボク、この碁盤セットを教室まで運んでおきます」
こりみ「よ、よろしくお願いします・・・」
私はナゼか生徒である塔矢くんに敬語を使っていた。

ユン「フウー」
職員室に行くとユン先生は暗い顔でため息をついていた。
こりみ「どうかされましたか?」
ユン「いや、午後の授業の事を考えていてね・・」
こりみ「?たしか午後は古文文学の一環として囲碁の紹介をするんですよね?ユン先生は
囲碁部の顧問もされているくらいですから楽勝じゃありませんか?」
ユン「いや・・・あの塔矢がいるからなあ、何も起こらないワケがない。フウー・・・」
こりみ「塔矢くん・・・」
私はさっきの塔矢くんの豹変ぶりを思い出してちょっと暗くなった。

ユン「では本日は文学の一環として碁の紹介をする。そもそも〜」
午後の授業、私は教室のスミでユン先生の授業の見学をしていた。生徒たちは相変わらず
みんな真面目にしているんだけど、気のせいかみんなの表情が硬い気がする。
ユン「***であるからして〜だんだんと囲碁そのものが親しまれなくなってきた〜」
ユン先生が”よーするに囲碁はだんだん流行らなくなったんだよー”という説明をした時
突然ガタン!という大きな音がした。
塔矢「ナンですってえ!!!」
ひゃあ!!!また塔矢くんっ!★!
塔矢「ユン先生!ナンで囲碁が・・・こんなにおもしろい碁が親しまれないと言うのですかっ!」
塔矢くんは熱く拳を握ると、囲碁部の部室で見せたような大げさなゼスチャーで黒髪を乱れ
させながら喚いた。周りの生徒たちは止めるとも逆にはやし立てる事もせずに皆、下を
向いて黙っている。
ユン「塔矢!皆の迷惑になるから落着きなさい!」
塔矢「コレが落着ける事ですか!ああ・・・ナゼなんだ?囲碁は・・・囲碁はこんなにも楽しい
のに!ボクには・・・ボクには理解出来ないっ!」
塔矢くんのバックに集中線とフラッシュが炸裂して見えたのは私の気のせい・・・?
塔矢「クラスの皆はどう思う?こういう事は皆で話し合って解決しないと」
塔矢くんがクラスの皆に問い掛けたとたんクラス中の生徒の肩がビクリ!と震えた。
塔矢「鈴木くん」
鈴木「え?は、はい!い、囲碁は素晴らしいですっ!」
塔矢「佐藤くん」
佐藤「ボ、ボクもそう思います!」
塔矢「木村くん」
木村「最高!最高です!!」
塔矢「ニッコリ★ユン先生、どうやら現代において囲碁の人気は復活したようですね!」
ユン「・・・・・・・・・・・・本日の授業はここまでにする」
キンコーン カンコーン
実にタイミング良く、授業の終わりを告げる鐘が鳴った。教室では塔矢くんのご機嫌な笑顔と
対照的に、全員が暗く恐怖に堪える顔をしていた-------

ユン「フウー、さっきの授業はまいったよ。ハアー・・・」
こりみ「あの・・・塔矢くんはいつもあんなカンジなんでしょうか?」
ユン「そうなんだ・・・アレでも落着いた方なんだよ」
こりみ「アレで!?」
ユン「最近は”訪問指導碁が楽しい♪”と言って浮かれているから学校内での被害は減ったが
一時期は”進藤に会えない!”と荒れていてね・・・夏休み中にもかかわらず”担任が何とか
しろ”と上からの命令で進藤を探しまわるハメになったよ」
こりみ「進藤?」
ユン「キミの為に忠告をしておくが塔矢の前では”進藤ヒカル”の話題は振らない様に」
こりみ「進藤って誰ですか?」
ユン「進藤は・・・ぶっちゃけて言うと塔矢がストーカーしている別の中学の生徒だ」
こりみ「ブフッ!★!」
ユン「進藤の”し”という言葉でも反応するから要注意だぞ」
こりみ「はい・・・」
私は塔矢くんの部室での乱れ様やさっきの教室での生徒たちの怯え様を思い出してげんなりと
してきた。アアまだ教育実習一日目だっていうのに、私は無事に実習を終われるの?
こりみ「はあー・・・気が重いです」
塔矢「ユン先生、こりみ先生」
ユン&こりみ「ビクリ!と、と、塔矢!!」
塔矢「?どうかされましたか?お二人ともお顔の色が冴えませんよ」
ユン「いや、別に何でもないぞ!」
塔矢「そうですか。教室の掃除が終わりましたので報告に参りました。あとコレ今日の日誌です」
塔矢くんは日誌をユン先生に手渡すとニッコリと笑顔でこう言った。
塔矢「それではボクはこれから進藤と宿題をするのでこれで失礼します」
ユン「・・・・・・・・・・・・見つからない程度にな・・・・・・」
私はユン先生の言葉にあえてつっこみを入れなかった。
<終わり>
今回は「お任せコント」でした。
カッコイイアキラがビシバシとヒカルを応援(という名のストーキング)をするお話の予定が
たんに塔矢の日常の一コマで終わってしまいスイマセンでした。でもまだ一日目ですから
こりみ先生はこれから2週間みっちりと塔矢を身に染みて体験実習できると思います★

伊角×ひばり様 「イメチェン★伊角さん」

院生最後のプロ試験で、オレは進藤ヒカルとの対局で反則負けをしてしまった。

伊角「ハア・・・毎年やっちゃうんだよなあ。・・・アテ違いのクセを直さないとな」
オレがぶつくさとボヤキながら気分転換に休日の街を歩いていると道端に流しの
占い師の人がいた。こういうのってナンかアヤシイよな・・と思いながら通りすぎようとした時、
占い師「ウ!ウオオオ〜、落ちる!落ちる相じゃあ!!」
イキナリ占い師の人が大声で叫びながらオレの腕を掴んだ。
伊角「ヒ、ヒエー★な、ナンですかっ!?」
占い師「ウ、ウウ・・・ウウオオー!こ、こんなに凶悪な相は久しぶりだわ!お兄さん今まで
苦労の連続だったのね・・・ホロリ」
オレの腕をイキナリ掴んだアヤシイ占い師は、そう言うと哀れみと同情を含んだ瞳でオレを
見つめながら泣き出した。
伊角「な、ナンなんですか一体!?」
占い師「イキナリ失礼。私、この新宿では結構有名な流しの占い師で”ひばり”と申します。
別名”新宿のお姉さん”★イキナリ強烈なインスピレーションを感じたのでつい・・・それより!!」
新宿のお姉さんはそう言うとオレの顔を凝視しながらこう言った。
ひばり「アナタ素晴らしく不幸な星の下に生まれてきたわね。うーん、この気弱そうな顔立ち。
下手に美形なのがこれまた不幸を増幅させているわ。」
伊角「ハイ?」
ひばり「うーん、このうっとおしい前髪も不幸のもとね。もっとすっきりとさせてイメージアップした方が
イイわよ。」
伊角「ハア」
ひばり「それにこのナンともイケてない服装!今時こんなジャケットどこで買ったの?これお父さんの
お下がり?」
伊角「いいえ。・・・おニュウです」
ひばり「アナタ・・・伊角慎一郎・・・年寄り臭いけど意外と若い18歳・・・今は囲碁のプロ試験を受けて
いる・・・ガケップチ・・・」
伊角「!!!どうしてそんな事がわかるんですか!!!」
ひばり「私は有名な占い師だからね・・・ビビビ!とくるのよ」
伊角「凄い!」
オレは生まれて初めて目にした占いの的中に感動した。
ひばり「伊角さん・・・アナタ今とても悩んでいますね。そう・・・それは黄色い頭の子供が
関係しています・・・黄色い子供の後ろにはおかっぱ頭をした子供も見えるわ・・・」
伊角「大当たりです!」
凄い、凄いよ!新宿のお姉さんプロだよ!
ひばり「伊角さんは・・・今年で院生を追い出されてしまうのね・・・万年一組一位のヘタレ・・・」
伊角「ヘタレ?違いますよ!」
ひばり「違わない・・・」
伊角「グ!★!」
オレはトランス状態の新宿のお姉さんの言葉に凄く傷ついた。
ひばり「伊角さん・・・このままではアナタは今年も落ちる・・・これは運命・・・」
伊角「そんな!!」
オレは思わず新宿のお姉さんの腕を掴み、思いきり揺さぶりながら叫んだ。
伊角「そんなの嫌です!今年は!今年はオレにとって最後の年なんですっ!!」
ひばり「!・・・ちょっと、イキナリ揺さぶるから戻ってきちゃったじゃないの」
伊角「あ、すいません・・・」
占いのトランス状態が解けたのか、意外としっかりした口調で新宿のお姉さんはオレに傍にあった
イスに腰掛ける様に促した。
ひばり「私も占い師を始めて長いけど、ココまで強烈な不幸の星の下に生まれた人は久しぶりに見るわ」
伊角「ガ−−−−−ン!!」
ひばり「特に伊角さん、アナタ今年は勝負事には最悪の年のようね。黒い星がいっぱい見えたわよ」
伊角「ガ−−−−−ン!ガガ−−−−ン!!」
ひばり「まあ、これも運命という事で諦めが必要ね」
伊角「嫌です!オレは、オレは囲碁が好きなんです!!諦めたくない!」
オレは思わず本気になって反論してしまった。でも、でも・・・本当に囲碁が好きなんだ。プロに
なる道を諦めたくないんだ。
新宿のお姉さんはそんなオレの顔をじっと見つめるとこう言った。
ひばり「本気の目をしているわね。わかったわ・・・運命を変える方法を教えましょう」
伊角「運命を変える?・・・そんな事が出来るんですか?」
ひばり「正確には、アナタのその類まれな運のなさをラッキーアイテムでカバーするのよ」
そう言うと新宿のお姉さんはまたトランス状態に入った。
ひばり「今からいう事を必ず実行しなさい。そうすれば白い星がいっぱい降ってくるでしょう・・・」
伊角「ハ、ハイ!」
ひばり「伊角さん・・・アナタはイケメンになると運が落ちる相をしている・・・オシャレもほどほどに・・・」
伊角「そんな・・・!」
ひばり「ラッキーアイテムはヒモがついたチロリアン・・・」
伊角「ハ、ハイ、わかりました!」
ひばり「黒・・・黒がいい・・・黒とっくり・・・」
伊角「寒くなったら着まくります!」
ひばり「ラッキーコメントは”黙れ”・・・この言葉で悪い運を追い払え・・・」
伊角「”黙れ?”・・・黙れかあ・・・そういうセリフって生まれてこの方言った事ないなあ。
黙れ、黙れ・・・あ、ナンだかストレスがなくなってきたよ・・・」
ひばり「たまにはビシッと言ってやれ・・・」
伊角「ハイッ!」
ひばり「和谷にもそっけなく・・・これも作戦・・・押して押して引いて引いて・・・」
伊角「ク・・・!努力します!」
ひばり「”荒らし行為”は最強の棋風・・・碁盤の上で荒らしまくれ・・・」
伊角「院生時代に磨き上げた荒らし行為には自信あります!九星会でも”荒らしの慎ちゃん”って
呼ばれてるんです!」
ひばり「黒・・・黒・・・イメージチェンジで”黒伊角”になるのです・・・」
伊角「黒伊角?」
ひばり「黒い伊角さんはチロリアンを着て対局中に休憩室でキメポーズをとる・・・
けして鼻の下を伸ばして”和谷〜和谷〜”と和谷の尻を追っかけたりしないクールなお兄さん・・・
ナマイキなクソガキは”黙れ”の一言で黙らせる・・・」
伊角「なんだかカッコイイ・・・」
ひばり「タラコ唇に負けたらバス停で締め上げろ・・・」
伊角「タラコ・・・本田?」
ひばり「・・・・・・・・・・・・・・ふう、疲れた。どう?伊角さん実効出来そう?」
伊角「ハイ!やってみます」
ひばり「じゃあ今から練習しましょう。”黙れ”って言ってみなさい」
伊角「黙れ★」
ひばり「ちがーう!ゼンゼン迫力ないじゃない!」
伊角「ヒイ!スイマセン★」
ひばり「さあもう一度!」
伊角「黙れっ^−^」
ひばり「もっとドスを利かせなさい!」
伊角「ハイッ★黙れ!!!」
ひばり「よくなってきたわね!もう一度!」
伊角「黙れ!」
こうしてこの日、オレは新宿のお姉さんに特訓してもらい生まれ変わったんだ--------

和谷「伊角さん、おはよう」
伊角「・・・・・・・・・・」
オレは朝の挨拶を可愛らしくしてきた和谷に、そっけなく無視をかまして休憩室を去った。
和谷「伊角さん・・・」
和谷は泣きそうな悲しい顔をしたけどこれもオレと和谷の合格の為に仕方がないんだ。ゴメン、和谷。
オレは顔には決して出さずに、心の中で和谷に詫びた。その時進藤がやってきた。
進藤「おはよう伊角さん!あれ〜その服どこで買ったの?スゲーよ、そのヒモ!」
進藤はオレのラッキーアイテムのヒモ付きチロリアンを指差してニコニコと笑っていた。
進藤「伊角さん、ヒモも凄いけど袖のミジンコみたいな柄もすげーな!」
伊角「ミジンコじゃない。ペイズリーだ」
オレは思いきり進藤を睨みながらそう呟いて立ち去った。こうやって呟きつつ立ち去るのが
クールなんだよな!
進藤「今日の伊角さん・・・まだ負けを引きずってるのかな?ナンか暗くない?」

オレはナンだか自分がクールでカッコイイ黒伊角になってきたのを実感した。思えば今まで年下の
和谷や進藤に”奢ってー、奢ってよ〜、伊角さーん”とたかられ続け、夏休みは和谷と一夏の体験
どころか進藤の乱入ですっかり碁会所ツアーの保護者とかし年より臭さに磨きがかかっただの言われ・・・
オレ、今まで結構大変な運のなさだったんだな。でも、コレからは違う!
伊角「そうだ。オレはもう、今までのオレじゃない・・・黒伊角さんなんだ」
”黙れ”のキメゼリフだって毎日100回練習した甲斐があって今では劇画のような顔をすぐに作れるまで
になった。背中から黒いオーラだって出るんだぞ!
ふと見上げると、いつの間にか今日の対局相手の越智が目の前に座っていた。もう対局の時間か。
越智はオレの顔を見るといつもの様に小憎たらしい事を言ってきた。いいぞ、もっと言え。
オレは越智の暴言を聞きながらタイミングを見逃さず--------
伊角「黙れ」

こうして、オレの黒伊角さんへの新しい人生が始まった。

<終わり>今回のご要望は■大好きな伊角さんの黒い方で妄想v でした。伊角さんにはこのまま
試験が終わっても黒いままでいてほしいです。

緒方×あや実さま 「セクハラ緒方さん」

私、あや実。日本棋院の経理事務の仕事をしているのよ。
棋院の仕事は毎日が危険との戦いなの。その理由は・・・

あや実「ちょっと緒方先生!挨拶代わりに人のお尻を触らないで下さい!!」
朝、私が棋院の事務室を掃除していると出勤してきた緒方先生が必ず私のお尻に
触ってくるのよ。ムカツク!

緒方「朝の挨拶代わりだぜ。相変わらずイイ尻しているな。どうだ、今晩食事でも」
あや実「行きません!」
私が本気で怒っているとナニを勘違いしたのか
緒方「怒った顔もカワイイぜ。あ・や・実」
と笑いながら緒方先生は去っていった。
朝からこんな目に会っている私ははっきり言って触られ損よ!ムカツク〜!!

午前中、私が領収証の整理をしていると緒方先生が今月の領収証を提出してきた。
あや実「ちょっと緒方先生、ナンですかこの領収証は!?こんなの経費で落とせませんよ!!」
緒方「ナンだとう!?ナンで落ちないんだ!!」
あや実「落ちるわけありません!!ナンですか、この”ニューカマパブ・E・GO! お食事代
35000円””HOTELイチャパラ 出張休憩代9000円””ファッショヘルス・ぱふぱふスペシャルコース
15000円”・・・こんなのばっかりじゃないですか!!!」
緒方「仕事の経費だろうが!!いいか、プロ棋士ってやつは物凄くストレスがかかる仕事なんだぞ。
だから、そのストレスを少しでも和らげる為に行きたくもない飲み屋にも行くし、女と寝て日頃の堪った
モノを吐き出す努力をしているんだぜ。判ったか!」
あや実「判りません!とにかく、毎月言っていますけどコレは落とせませんよ!」
私は冷たく言い放つと、緒方先生が持ってきた領収証の束を床に投げつけた。
緒方「ナニしやがる!・・・判ったぞ。あや実、お前オレが夜の街を自由に飛びまわっているから
妬いているんだな」
あや実「ハア?・・・!ちょっと!お尻に触らないで下さい!!」
緒方「クク・・・毎月毎月こうやってオレの気を引こうとして・・カワイイ女だぜ」
あや実「ハア?何を言ってるんですか?や、ヤア・・・揉まないで・・・」
緒方「棋院の事務員か・・まあ、遊び相手には丁度イイかな。白昼の事務室でOLと制服プレイも
悪くないぜ」
あや実「ハア?・・・あ、ちょっと!だ、誰か・・あ・・・そんなに強く撫でないで・・・」
緒方先生は抵抗する私の腕を片手で掴むと空いたほうの手で私のお尻を更に揉む様に撫でてきたの。
緒方「あや実、お前本当にイイ尻してやがるぜ」
あや実「もうやめてェ・・・緒方先生お尻フェチなんですか?いつもいつも人のお尻ばかり触ってきて
・・・アアッ!」
い、嫌だ・・・毎月の事ながら緒方先生のテクはなかなかイイわ・・・ハ!★!流されている場合じゃ
ないわ!!抵抗しないと汚される!!
あや実「緒方先生、いい加減にしないと私にも考えがありますよ・・・ハ、ハアアン」
緒方「アンアン言ってるくせにナニ言ってやがる」
そう耳元で囁くと、緒方先生は今度はスカートの中に手を入れて直接私のお尻に触ってきた。
緒方「この滑らかな触り心地・・・日頃のストレスも癒されるぜ」
あや実「や、めてって・・・言ってるでしょ!」
私は机の中に常備している痴漢撃退用スタンガンを取りだし、緒方先生の脇腹に思いきり押し当てて
スイッチを入れた。もちろん最大出力よ。コレくらいしないと緒方先生は耐性が出来ていて効かないから。
緒方「ウギャアアア!!!」
緒方先生はカエルを引き裂いたような呻き声をあげると床に倒れこんだ。
あや実「ふう・・・毎月の事だけど緒方先生も懲りない人ね・・・」
乱れた服を直しながら机の中にスタンガンをしまって私は仕事の続きに取りかかった。するとドアを
ノックする音がした。
あや実「どうぞ」
アキラ「失礼します・・・あれ、緒方さん?」
あや実「あら、貴方は新人棋士の塔矢プロね。ご用は何ですか」
アキラ「ハイ、今月の領収証の手続きに来ました」
そう言うと塔矢プロは領収証の束を私に手渡した。
あや実「まあ・・・流石塔矢プロですね。出張指導碁の交通費がこんなに・・・同じ門下生でも
そこに転がっている緒方先生とは大違いね」
アキラ「あの、さっきから気になっていたんですが緒方さんがまたご迷惑をお掛けしたんですか?」
塔矢プロはそう言うと申し訳なさそうな顔をした。カワイイわ〜♪
あや実「ウフフ。塔矢プロが気にする事はないですよ。あ、緒方先生はほっといていいですからね」
アキラ「ハイ。では失礼します」
塔矢プロはあっさりそう言うとスタスタと部屋を出ていった。でもさりげなく帰り際に緒方先生を踏んで
いたわ。なかなかヤルわね・・・

緒方「うーん、うーん・・・アレ?」
あや実「あら、緒方先生お目覚めですか?」
仕事もひと段落つき3時のお茶をしていると、気絶から醒めた緒方先生が気分を悪そうにしながら
蠢き出した。
緒方「イテテテ・・・ナンだ?スーツに足跡が!!」
あや実「さっき塔矢アキラプロが踏んでいかれましたよ」
緒方「あのクソガキ!!!」
緒方先生は顔を真っ赤にしながら怒っていた。
緒方「クソー!今度の研究会でお仕置きだぜ!・・・イライラした時はタバコでも吸うか・・・あ、ナイ。
おい、あや実〜ちょっとソコの廊下の自販機でタバコ買って来て。ラークだぜ」
緒方先生は、まるで夫が家で妻に用事を頼むかのような口調で私に用事を言いつけた。
あや実「ハア?ナンで私が緒方先生の私用を頼まれないといけないんですか?タバコくらいご自分で
買って来て下さい。ついでにココは禁煙ですから戻ってこなくてイイですよ」
緒方「ナンだとう!オレはお前が毎日オレ目当てで棋院に仕事しに来てるから、わざわざ構ってやって
るんだぜ!もっとサービスしまくれ!!」
あや実「勝手な勘違いしないで下さい!」
緒方「勘違いだとう!・・・判ったぞ・・今度はそういう趣向か」
あや実「ハア?」
緒方「そうやってオレに気のないそぶりを見せてオレを煽るんだな・・・そして逆上したオレにレイプまがい
のセックスをしてほしいってワケか。まかせろ!!」
あや実「キャー!!!」
緒方先生は獣の様に私に飛びかかり、またしてもお尻を触り出した。
あや実「い、嫌ぁ!」
緒方「クク・・・お望み通り、乱暴に扱ってやるぜ!」
あや実「もう・・・もう・・!いいいかげんにしなさいっ!!!」
私は手に持っていた湯のみを思いきり緒方先生の鼻っ柱にぶつけてやった。
緒方「ギャア!!鼻がつぶれた!★!」
緒方先生は鼻を押さえながら床の上を転がり、痛がっていた。
あや実「ふう助かった・・・私、今日は4時上がりですからもう帰りますけど、ちゃんと最後に鍵をかけて帰って下さいね」
私は痛みでのたうち回っている緒方先生を残してロッカー室に向かった-----------

あや実「ふうー、今日も一日疲れたわ〜♪」
<終わり>
今回のご要望は■緒方さんが上司であや実さんはその部下のOL との事でした!
「なんてイメクラシチュエーションなの」と思った私は汚れていますか?

芦原×SEINA様 「頑張れ!芦原さん」

私Seina21歳。今日は同期の芦原と一緒に「日頃のストレス解消」と称して
日本棋院の近くにあるボーリング場に来ているの。
芦原「ボーリングなんて久しぶりだなあー。」
S「私も久しぶりよ。芦原、最近ナンだかお疲れ気味じゃない?今日はガンガン遊ぼうね」
芦原「ウン。オレ・・・最近、塔矢研究会に行くのが怖くてさー」
S「あら、どうして?」
芦原「うん・・・ココのところ名人が防衛線で留守にしているから変わりに緒方さんが
名人の変わりに研究会を仕切っているんだよ」
S「うわ最悪ね。緒方九段って指導碁と称して女の身体に触りまくっているんでしょ?」
芦原「男の体にも触ってくるんだぜ。昨日なんかオレ、お尻を撫でられちゃって・・」
そう言うと芦原はボーリングのボールを抱きかかえながらうずくまってホロリと泣き出した。
S「ウワ★芦原どうしたの。何か辛い事があるなら同期で仲良しの私に相談しなさい!」
芦原「ウン・・・緒方さんたらさ・・・人の身体で”女を触るときの練習”をするんだぜ・・・
昨日なんか検討をしながら隣に座っていたオレのお尻を撫で始めてきて・・でも周りのヤツラは
気がつかなくって・・・オレも大声を出したかったけど隣にアキラもいるだろ・・・
子供の前で緒方さんに痴漢されちゃったなんて恥ずかしくて言えなくって・・・」
S「そうよね・・・」
芦原「緒方さんたら、オレが何も言わないのはOKしているからだと思いこんだみたいで・・・
凄くエッチな指使いで揉むように触ってきてさ・・・それで・・・・ウウ・・・」
芦原は更に悲しそうに泣き出した。私はそんな芦原の肩を抱きながら優しく慰めた。
S「泣かないで、芦原」
芦原「それでさ・・・緒方さんたらどんどんエスカレートしてきてオレの・・・オレのお尻の穴を
触ってきたんだよ!」
S「まあ・・・それで?」
芦原「ズボン越しだからなかなか奥まで触れないのがイライラするらしくって・・・
どんどん指に力が入ってきて・・・」
そう言うと芦原は鼻をスンスン言わせながらポロポロと悲しそうに涙を流した。
私は持っていたハンカチで優しく芦原の涙を拭いてあげた。
S「緒方九段ったら最悪のどすけべえね」
芦原「ウン。オレ、とうとう我慢出来なくなってアキラがお茶出しに席をはずした時に
小声で”やめてください”って言ったんだ。そしたら緒方さんてばヘビみたいな顔をして
ニヤニヤ笑ってさ”ケツで感じたのか、お前”なんて聞いてくるんだよー!!」
S「よしよし芦原。泣かないで」
芦原「ヒックヒック・・・その後も研究会が終わるまでシツコクお尻の穴ばかり触られて・・・
研究会が終わってトイレに行ったら・・・緒方さんがドアの前に立っていて”オレのテクに
勃っちまったか?流石だぜオレ!ゴットフィンガ〜♪”って歌いながら満足そうに帰って
行ったよ・・・」
S「緒方九段って一体ナニを考えて生きているのかしら?」
芦原「それはオレにも判らないよ。あの人とは付き合い長いけど未だによく判らないんだ・・・
アキラにもちょっかいかけるし、オレ・・・アキラの事も心配で心配で・・・」
S「芦原はアキラくんの親友だもんね」
芦原「ウン・・・でもしばらく名人は家に帰ってこないし・・・オレきっとまた研究会で緒方さんに
エッチな事をされちゃうんだ・・・シクシク・・・」
S「芦原泣かないで・・・この世界、悔しいけど先輩には逆らえないものね。ガマンガマン」
芦原「ウウウ・・・オレのお尻の穴が心配だようー」
S「さ、もう泣いてばかりいないで・・・アレを見て芦原。あのピンを・・・あの白いピン・・・
ナニかを連想させるでしょう?」
芦原「白いピン・・・しろい・・・緒方さん」
S「そうよ!さあ、芦原の持っているそのボールで緒方九段をぶっとばすのよ!」
芦原「ウン!!」
スコ−−−−−−−−−−−−−−ン!!!!!
芦原「やったあストライク!」
S「芦原、絶好調!★!」
芦原「ナンだか元気が出てきたよ!ありがとうSeina!」
S「いいのよ、私たち仲良し同期じゃない。困った時は助け合いましょう。ニッコリ★」
芦原「ニッコリ★」
こうして私はこの日、芦原のストレス解消に一日付き合ったの。

S「あら芦原久しぶり。1ヶ月ぶりかしら?・・・どうしたの元気ないわね」
芦原「ウン・・・緒方さんがまた・・・」
S「たしか名人が防衛線に勝ってからは研究会で触られなくなったのよね」
芦原「そうなんだけど・・・緒方さん今、王座戦に向けて自宅で”扇子の齧り方”を特訓中で・・・
それでオレを呼び出して・・・ウウ・・・」
S「どうしたの?芦原」
芦原「緒方さんたら”扇子を齧るときはソフトに齧るのがポイントだ。例えるなら男のペニ*を
甘噛するようにな!”っていってオレのナニをムリヤリ・・・!」
S「齧られちゃったのね・・・」
私は号泣する芦原を抱きしめながら、この哀れな同期に心から同情した。
<終わり>
今回のご要望は■芦原さんとボーリングに行きたい■からかって遊びたい でした。
芦原さんはさりげに苦労している棋士だと思うのですが、そんな芦原さんと仲良しの棋士という
設定にしたらからかうはずが慰め役になってしまいました。ちなみにからかっていたのは
緒方さんの方でした。これからも芦原の良い慰め役になってあげてください。

アキラ×こりみ様 「恐怖の教育実習2」

こりみ「ハアー気が重い・・・」
私こりみ。今、教員免許を取る為に母校である海王中学で教育実習中なんだけど
最近の中学生はちょっと変な子が多いみたいで2日目からもう行く気がナッシング★なの。
こりみ「あら?」
海王中学に行く途中の通勤電車の中で私は1人の男の子が目についた。
着る人を選ぶ白い学ランをスマートに着こなしたその男の子は・・・
こりみ「ゲエー★塔矢アキラくんだあー★」
ああ。朝から問題児とご一緒かあ・・・トホホ。
私がガックリとしていると、塔矢くんはカバンから手帳を取り出してナニやら書き始めた。
ナニを書いているんだろう?と思いそのまま見ていると塔矢くんはさっきからどこかを見ながら
時々手帳にナニやら書きこんでいた。
こりみ「ナニやってんだろう?」
私は少し興味が沸いたので塔矢くんに気づかれないようにしながらそっと近づいた。
『10月1日
進藤ヒカルの今日の服装 5のマークがついた黄色のトレーナー・フリース素材のモスグリーンのズボン
進藤ヒカルの今日の独り言 「なんか誰かに見られている気がするんだけどなー?」
「ゾク!ウワ、今なんか粘っこい視線を感じたぜ★』
こりみ「・・・・・・・・・?」
ナニこれ?・・・どうやら塔矢くんは車両のはじに座っている同じ年頃の男の子を観察しているようだ。
進藤・・・進藤ヒカル・・・そういえば昨日ユン先生が塔矢アキラは進藤ヒカルをストーキングして
いるって言って・・・ヒエエー★!
その時、塔矢くんがまたナニか書き出した。
『プロ試験に向かう今日の進藤はさっきから顔を青くして「誰かに見られてる気がする!」と
空中を見ながら独り言を言っている。今日の進藤、もしかしたら体調が悪いのかな?
顔色が悪いのが凄く気になるよ・・・そうだ!』
ここまで書くと塔矢くんはカバンから携帯電話を取り出して誰かに電話をした。電車内は携帯禁止よ!
塔矢「あ、越智?今すぐに薬局で風邪薬と正露丸・・あ、正露丸は糖衣Aだよ。それと目薬と
口内炎の塗り薬と頭痛薬と胃腸薬と体温計と冷えピタクールとほっカイロを買って来てくれ。え?
もう会場に着いたから買いに行きたくない?・・・だからどうした!!」
こりみ「ヒャアー★コワイ!」
塔矢「・・・・・・ハハハ★判ればイイんだよ。タクシーを使えば薬局なんてすぐだろう?買ってきたら
ナニも言わずに進藤に渡すように。いいね?」
そう言うと塔矢くんは携帯を切り進藤という子を心配そうに見つめた。進藤という子はそのとたんに
ビクリ!と体を震わせてキョロキョロとしながら独り言を言い出した。
進藤「まただよ!ナンなんだよーもう!プロ試験に行く日になると必ず寒気がするんだよね!
この電車もしかして冷房している?え?ナニ?今は10月だって?煩いなあー判ってるよ!」
進藤くん・・・はナンだか不思議ちゃんぽい子だった。ナニもない宙を見ながらブツブツと話しているから
周りの乗客もそんな進藤くんを可哀相な子だと思ったのか見ないようにしていた。
あ、塔矢くんたらまたナニか書き始めたよ・・・
『どうしよう!ボクの進藤がさっきからブルブルと震えているよ!よっぽど寒いに違いない!
ああ、いっそボクが抱きしめて暖めてあげたい・・・でもそれはダメだ!ボクから進藤に会うわけには
いかないんだ。』
ココまで書くと塔矢くんはまたしても携帯で電話をかけ始めた。
塔矢「あ、越智?もう買ってきたって。悪いけど今度は研修センターの人に頼んで布団一式と
毛布を用意してくれ。布団は特別室に敷いておくように。え?ナンでそんな事をするのかって?
進藤が休憩中によく休める様に決まっているだろう!いいかい?ちゃんと”立ち入り禁止”と
張り紙もしておくんだよ。じゃないと和谷が図々しく進藤の眠りを妨げかねないからね。
え?毛布はナニに使うかって?それは進藤が対局中に寒くないように体に掛ける為のモノだよ
・・・文句を言うな!!」
こりみ「ヒャアーヒャアー★鬼ー!」
丁度その時、乗換えの駅に着いた。塔矢くんは名残惜しそうに進藤くんを見つめながら降りた。
私もその後を、だいぶ距離を開けながら着いて行った---------

ユン「おはようございます。こりみ先生」
こりみ「おはようございます・・・」
ユン「?朝から元気がないですね。そんな事では塔矢の相手は出来ませんよ」
こりみ「ハハハ・・・」
職員室では<塔矢アキラの相手をする=体力・気力ともに充分にする必要あり>が教師達の
合言葉になっているらしく、担任であるユン先生はもちろん今日の授業でAクラスを受け持つ
教師達は、ナニかを諦めるような顔つきで皆で輪になりながら栄養ドリンクを一気飲みしていた。
ユン「こりみ先生、まだ2日目ですよ。頑張って★これ、私からのサービスです」
そう言ってユン先生は私に栄養ドリンクを渡してくれた。
こりみ「・・・・・・クウー、もうヤケじゃあーーー!」
周りの教師「おお!凄い飲みっぷり!」
教師2「一気!一気!」
教師3「こりみ先生は期待の新人になりそうだなー」
教師4「いやー来年、ウチに来てくれるといいね」
ユン「それじゃあ教室に行くぞ・・・」
こりみ「ハイ・・・」
私はナニかを諦めるような顔をしながらユン先生と共に塔矢アキラくんが待つ教室に向かった----
<終わり>
今回は■アキラVSこりみ先生の教育実習の続き との事でした。2日目にしてナニか大切な物を
諦めないと塔矢アキラに接する事は出来ないと悟ったこりみ先生は教師の素質が高いと思います。
ガンバ!★!

アキラ×ヘルマスター様 「週刊碁1000万部オメデトウ★」

〜ここは日本棋院出版部 週刊碁デスク〜
ヒゲ「では来週号の目玉記事は”密着・棋界のサラブレッド塔矢アキラ”に決定する。担当は・・・」
ヘ「ハイハイハーイ!★!この私、ヘルマスターちゃんにおまかせよ★ヒゲ!!」
ヒゲ「また君か・・・」
ヘ「この時を待って苦節×年・・・とうとう塔矢アキラの取材が出来る時が来たのね★
ヒゲ〜その担当権、私によこせ!」
ヒゲ「ク・・・このバカ新人が・・・誰だ!こんなミーハーを採用したヤツは!」
ヘ「あの時の面接担当はヒゲじゃったよ★」
ヒゲ「ク!」
ヘ「やっぱーヒゲみたいなオヤジにインタビューされるよりも私みたいなイケテル女に
インタビューされる方が塔矢アキラも嬉しいっていうか〜」
ヒゲ「・・・・・・もういいよ。そんなにやりたいならキミに頼むよ・・・ハア・・・」
ヘ「よっしゃー!イイ仕事してくるよ★」

アキラ「貴女が今回ボクの担当をして下さるヘルマスターさんですか?」
ヘ「そうでーす★日本棋院出版部に咲く一輪の花・ヘルマスターよ★ちなみに好きな棋士は
塔矢行洋★」
アキラ「誰もそんな事は聞いていません」
ヘ「あらキツイ〜★さすが噂通りのファザコン息子ね★まあいーや。今日は朝からお邪魔しちゃって
ゴメンねえー。まあ密着1日取材って事でガマンしてねえv」
アキラ「ハア・・・」
ヘ「イヤン★そんなムスリとしていたらカワイコちゃんがだいなしよ★取材をこなすのも棋士の
仕事だからねー」
アキラ「あ、もう学校に行かないと。進藤と待ち合わせしているんです」
ヘ「この子は人の話を聞かない子じゃねえー★」

ヘ「ちょっとアキラくん、さっきからナンで電柱の影に隠れてるの?」
アキラ「静かにして下さい」
ヘ「んーでもー、私達さっきから通学中の中学生達に思いきっり注目されてるんだけどー
アキラくんは気にならないの?」
アキラ「なりません・・・あ!」
ヘ「?ナニ?・・・あ、アレはたしか今年のプロ試験に合格した進藤ヒカルだ!カワイコちゃん
だからチェックしとったんじゃよー★・・・あれ?アキラくん?・・・・・・ヤダ★あの子ったら
進藤くんの後をつけてるよ★」

ヘ「いやーさっきはビックリしちゃったよー。アキラくんたら進藤ヒカルの家から学校まで尾行
するんだモン★」
アキラ「尾行じゃないです!一緒に通学してたんですよアハハ★」
ヘ「そっか〜★最近の若い子の通学スタイルも変わったモンだねえ〜」
ガラッ。
ユン「!誰ですか貴女は?」
ヘ「あらイイ男!★!あ、私の事は気にしないで授業サクッとやっちゃって下さい★」
アキラ「ユン先生、こちらは日本棋院出版部の方です。今日はボクの1日密着取材という事で
学校の授業も見学されるそうです」
ユン「塔矢・・・そういうのは事前に許可をだな・・・」
ヘ「ユンちゃーん、硬い事言わないでェー★それよりさー今日の時間割にチョー不満っていうかー」
ユン「はい?」
ヘ「古文・数学・歴史・数学・化学なんてヤダー」
ユン「な・・・ナニか問題でも?」
ヘ「ヘルマスター的にはー、英語・家庭科・体育・音楽・美術ってカンジなのねー。だから変えろ」
アキラ「ナンでですか?」
ヘ「それはじゃなー、カッコヨク英語を話す塔矢アキラとか、慎ましやかにお裁縫をする
塔矢アキラとか、マニアが泣いて競り落とす体操着に身を包むコスプレな塔矢アキラとか、
ボーイズソプラノが素晴らしい塔矢アキラとか、粘土を捏ね上げて壷を作る塔矢アキラとか、
そーいうのが見たいからなんじゃー!」
アキラ「アブナイ人は嫌いです」
ヘ「ウワ★キッツー!流石、鬼の指導碁をやる男じゃよ・・・」
ユン「・・・・・・・・・・・・」
アキラ「あれ?ユン先生どちらに行かれるんですか?」
ユン「今日の授業は自習にするから各自勝手にやってくれ・・・」
生徒達「ハイ・・・」
ヘ「?ナンか、このクラスの担任と生徒ってやる気なさゲじゃねー★」

アキラ「授業も終わったし早く行かないと!」
ヘ「ちょっとアキラくんたらHRが終わったとたんに走って帰らなくてもいいじゃないー!
今日は指導碁も研究会もないでしょー!」
アキラ「毎日の日課が待っているんです!!」
ヘ「ヒーヒー★こんなに走ったのは大学の時に食い逃げをした時以来だよ・・・ハアハア・・・
アキラくんは息一つ乱れていないのね。流石妖怪・・・」
アキラ「ギロリ!」
ヘ「ヒャアーコワイ★!!★・・・あれ?ココは今朝も来た進藤ヒカルの家じゃない?」
アキラ「さあ、中に入りましょう。こっちですよ」
ヘ「・・・アキラくん、それって空き巣行為っていうんじゃないの?」
アキラ「アハハ★違いますよ。進藤の家はいつもボクの為にお風呂の窓を開けておいてくれて
いるんですよ★」
ヘ「ナンだあー★そうだったんかー。てっきり換気の為に開けている窓から勝手に侵入★って
思っちゃったよー」
アキラ「ヤだなあ。そんなワケないじゃありませんか★進藤の家は4時まで誰もいないから
ボクがその間、留守番をしているんですよ。この間なんて宅急便の人から荷物預かったし」
ヘ「そーいえば進藤ヒカル宛に”プロ棋士手帳”を贈ったのに届いてないとかいう話を聞いた事
あるなー」
アキラ「それに回覧板もちゃんと受け取って隣に持っていったりもしているんですよ。おかげで
この町内の事はしっかり把握済みですよ。アハハ★」
ヘ「地域密着の生活をしているなんて、アキラくん若いのに良い子じゃよ〜★流石!」
アキラ「あと、進藤の部屋のチェックも大切ですからね。この間なんて和谷から年賀状が
届いていて”今年はオレ達もプロデビュー☆日本棋院のキンキキッズを目指そうぜ!”なんて
書いてあって・・・・・・おちぶれろ!!!!」
ヘ「ヒイー★コワイ!」
アキラ「ココが進藤の部屋ですよ」
ガチャ。
ヘ「ワオー★進藤ヒカルの部屋に入れるなんてラッキー!あれ、アキラくんたらチェック
厳しいねえー」
アキラ「かって知ったる自分の家ってヤツですよ。こうやってチェックしておかないと心配で・・・
あ、進藤のパジャマのすそが解れている!」
ヘ「アキラくん良い子じゃねー。縫ってあげるなんて」
アキラ「このパジャマ、ボクとおそろいなんですよ★」
ヘ「そうなんだー。進藤ヒカルと仲がイイんだねー」
アキラ「そうですね★あ、進藤のクローゼットの中にまた新しい服が!ブランドは・・・明日
買いに行くか」
ガチャガチャ。
アキラ「あ、もう進藤が帰って来たようですね。じゃボク達も帰りましょう」
ヘ「進藤ヒカルには会わないのー?」
アキラ「これがボク達の約束ですから」
ヘ「?ナンかよくわかんないけどイマドキの中学生の友情に乾杯★」
進藤「ただいまー・・・あれ?お母さんまた、あかりの家で井戸端ってるのかよー?ま、いいや
おっやつ、おやつー♪」
アキラ「進藤は家に帰るといつも台所に直行なんですよ。さ、今のうちに帰りましょう」
ヘ「オッケー★」

ヘ「いやー、今日は1日ありがとね★おかげでイイ記事が書けるってモンよ〜」
アキラ「そうですか」
ヘ「もう8時かあ。そろそろお父さん帰る頃かしらね〜ウヘヘウヘヘ★あ!ちょっとアキラくん!?
ナニすんのよ!いきなり追い出さなくても!!あーけーろー!!・・・・・・チ!完璧なまでの
無視かよー。塔矢アキラ・・・今回はまあ、私の負けって事でカンベンしてやるわ!でも次は・・・
次こそは塔矢行洋に会ってやる!」

〜1週間後〜
ヒゲ「凄いぞ!今週号はいつもの10倍売れているぞ!しかも若い女の子が購買層の中心だよ!」
ヘ「そりゃーそよー。なんたって塔矢アキラじゃからのーオホホ★」
ヒゲ「ヘルマスター君!キミも凄いじゃないか!読者の女の子達から”担当編集者が
ココまで密着取材してくれたのでアキラくんの、友情に厚い性格やご近所とのお付き合いを
大切にする協調性のある性格が凄く良く判りました。ますます塔矢アキラくんのファンになりました。
塔矢アキラくんは性格の良い棋士で今まで以上に応援したくなりましたvvvvv”ってファンメールが
殺到しているよ!」
ヘ「ノホホホー★☆★」
ヒゲ「いやー流石ヘルマスター君だ!そうだ、来週号の特集は緒方九段なんだがキミ
やってくれるかい?」
ヘ「嫌だ★ナンかー今更、緒方ってのもねえー」
ヒゲ「そうかい?じゃあ特集は変更しとくか」
ヘ「そーじゃね★」
<終わり>
今回のご要望は■週間碁の新米編集者■塔矢アキラの1日密着取材をする■ナゼか記事内容が
ストーカーものになってしまう でした。アキラ君はヒゲの接待取材も平気で断りますからね。
家に押しかけた記者を締め出すなんて平気でヤルと思います。

伊角×音羽さま 「シンクロ伊角さん」

伊角「ここが本日オープンの回転すし屋か。ウワア☆開店前から大行列しているよ!」
お姉さん「あら?伊角さんのお宅の慎一郎くんじゃない!」
伊角「あ、お隣の音羽さんの奥さん。音羽さんも来ていたんですね」
音羽「もっちろん!新聞のチラシに本日12時オープンだって書いてあったから今日のお昼は
豪華に回転すしでキメようと思ってね☆1時間前から並んでたから開店したらすぐに入れるわよぉ〜☆」
伊角「いいですね。オレ今から並んだら寿司にありつけるのは何時間先か・・・」
音羽「あら!じゃあ私と一緒に入っちゃいなさいよ!」
伊角「え!?イイんですか」
音羽「イイわよお〜☆」
後ろのおばちゃん「イイわけないわよ!」
伊角「ヒイッ★スミマセン!」
音羽「相変わらずヘタレな慎一郎くんねえ★ホラ、後ろのおばさんに向かってニッコリと微笑んで御覧なさい」
伊角「え・・・?こうですか?・・・ニッコリ♪」
おばさん「ズッキュ〜ン!★!あらま!ボクよく見たらイケメンじゃないの!イイわよイイわよお〜
並んじゃっても★」
音羽「流石、慎一郎くんね。イケメンは特だね☆」
伊角「イケメンだなんて・・・そんな・・・ポv」
店員「お待たせ致しました〜☆只今から当店の開店でございます〜本日は全皿なんと50円です!」
伊角「音羽さんのおかげで開店早々座れました。ありがとうございます」
音羽「イイのよ〜その代わり奢ってね☆」
伊角「・・・・・・・・・・・・」
音羽「ワアいっぱい回ってる!まずはマグロ〜☆」
伊角「あ、ナンかこの光景は・・・マグロ・・・!」
音羽「次はイカ〜☆マグロもイカも大好きなの〜☆」
伊角「イカ・・・!」
音羽「あ!アレは高いマグロの中おち!・・・・・・ゲット〜☆」
伊角「おち・・・おち・・・越智!」
音羽「フウー☆ちょっとくどかったから次はさっぱりとカッパ巻きにしようかな〜☆カッパ巻き好きなのよねv
おかっぱかっぱかっぱ〜♪」
伊角「おかっぱ・・・!ヒイー★」
音羽「このカッパ巻き、韓国海苔を使ってるわね!斬新だわ☆」
伊角「韓国海苔・・・スヨン!」
音羽「あら?どうしたの慎一郎くん?ぜんぜん食べてないじゃない」
伊角「ハッ!★オレは今何を言っていたんだ・・・!?」
音羽「あ!プリンだ☆いっただっきま〜す」
伊角「・・・食うな!あんまり食うな!」
音羽「ヒイー★慎一郎くんどうしたの?」
伊角「ハ!★ス、スミマセン!ナンでもないんです・・・あ、気にしないで食べてください。オレも
ナニを食べようかな・・・タマゴにするか、ハハ・・・そういや、あの時もオレ、タマゴばっか食ってたなハハハ」
音羽「うーんお茶はイマイチ好きじゃないのよね☆すみませーんコーラ下さい!」
伊角「コーラ・・・コーラ!」
音羽「フウ!おいしいな☆あれえ?慎一郎くんたらそんな柔らかいタマゴばっか食べてないで
コッチのイカでも食べなさいよー年寄り臭いわねえ」
伊角「・・・今日は残暑が厳しいぞお〜・・・ハ!★今オレはナニを言ってたんだ?」
音羽「ああーアレは本日の超レアお皿!チラシに大きく載っていた飛騨牛のお寿司!
やったゲット!・・・と思ったらヤだー!隣のと取り間違えちゃった☆」
伊角「隣のとアテ間違えちゃった?★」
グラグラグラ・・・
音羽「あ!地震だ!東京は多いわねえ〜★あら慎一郎くん顔色悪いわよ。慎一郎くん
昔から地震がダメだもんねー もしかして”しんどうにビビッちゃった?”」
伊角「!・・・・・・・・・・」
音羽「あら何処に行くの?慎一郎くん?」
伊角「・・・・・・・・・トイレです・・・」

音羽「あ、おかえり。長かったねーもしかして、ウン」
伊角「黙れ!」
音羽「ウワ☆出たヨ!<伊角家名物★黙れ!>いつ聞いてもグッとクルわよ〜☆あ、そろそろ帰らないと
ダンナが帰ってくるわ。ウチのダンナ2時には仕事から帰ってくるのよv朝が早いからね。
じゃあ慎一郎くん、ここのお勘定ヨロシクね〜ん☆あ、来週ラーメン屋もオープンするってチラシが
入ってたから一緒に行こうねv」
伊角「嫌です」
<終わり>今回は伊角さん(寿司付き)のご要望でした☆
ラーメンのお誘いを速攻で断った伊角さんですが、一体ダレを連想しちゃったのでしょうか?

アキヒカ×綾子様 「うちのアキラさん★」

ヒカル「えっとー、ココが塔矢の家で合ってるよな?アハハ★ナンかサザエさん宅みてえな家だぜ」
ピンポーン
お手伝い「ハーイ・・・どちら様ですか?」
ヒカル「えっと・・・進藤っていいます。も、森下先生のおつかいで来たんですけど・・・」
お手伝い「まあ、あいにく今、名人も奥様もお留守で・・・とりあえず上がってください」
塔矢の家のお手伝いさんはそう言うとオレを客間に案内してくれた。
お手伝い「少々お待ち下さい」
ヒカル「あ、ハイ!・・・・・・なあ佐為、この部屋、波平の部屋みてーだな。掛け軸あるじゃん!
ナンて書いてあるんだろ?」
佐為「ヒカル、ウロウロしちゃいけませんよ。高そうな置物を壊したりしたらどうするんですか」

お手伝い「アキラさん、お客様ですよ」
アキラ「ボクにですか?綾子さん」
綾子「いいえ、名人宛てなんですけど森下先生の門下の進藤くんという方が」
アキラ「ナンですってえ!★!」
綾子「ヒイー★アキラさんがまたキレた!」
アキラ「ちょっと待たせておいて下さい!絶対に逃がさ・・・帰さないで下さいね!」

綾子「お待たせしました・・・もうすぐアキラさんが見えますのでそれまでお茶と御菓子をどうぞ」
ヒカル「うわ〜☆桜餅だあ!おはぎもあるよ・・・モグモグ。うめえ〜★・・・お手伝いさん、
塔矢ナニやってんの?さっきから30分も待ってるのに」
綾子「それが・・・アキラさんは鏡の前で髪の毛のセットをされたり、お洋服を取り替えるのに
忙しそうで・・・ナニか独り言も時どき言っていらして」
ヒカル「アハハ★アイツ、家でもそーなんだ★」
ガラッ
アキラ「お待たせ・・・今、お父さんは外出中だからボクが森下先生からのご用件を伺うよ」
ヒカル「あ、うん。えっとー・・・ナンだっけ?」
佐為「ヒカル、ちゃんとして!森下先生から”正式に新しい門下生を入れた時は必ず塔矢名人の
ところに挨拶に行かせるんだ。しっかり挨拶してこい!”って言われたんでしょう。しっかりして!」
ヒカル「あ、そうだった・・・えっとー、オレ、今年の春から正式に森下門下生になりました。
塔矢門下の方々とは切磋琢磨の関係で棋力を高め合いたいと思います。よろしくお願い致します
・・・言えたー!」
佐為「偉いですよヒカル!ちゃんとつっかえずに言えましたね」
アキラ「・・・・・・・・・・・・・・・キミ、正式に森下門下に入ったのか?」
ヒカル「そーだぜ、こんど免状式あるだろ。どこの門下にも所属していないのはハクがねえからって
和谷が言うからさー」
アキラ「和谷ァァーーー!★!あのツンツン頭かあ!」
綾子「ヒイー★ア、アキラさん、落ちついて下さい!お客様の前ですから!」
ヒカル「そーだぜ塔矢。オレはお前の切れに慣れてっからいいけど冴木さんとか和谷だったら
ぶったまげるぜ★あ、お手伝いさん、お茶のおかわり下さい」
綾子「ハ、ハイ、どうぞ」
アキラ「森下門下か・・・お父さんにも伝えておくよ」
ヒカル「んじゃ、オレもう帰るよ」
アキラ「え?・・・綾子さん!」
綾子「ハ、ハイー★う!きゅ、急に持病の勺が!グフ!」
ヒカル「ワア!どーしたの?お手伝いさん!?急に倒れて」
アキラ「綾子さんの持病の勺が出たんだ!」
綾子「うーんうーん★くるしいなあーこまったわーゆうはんのしたくがあるのにー★
だれかかわりにやってくれないかなーでないとクビになっちゃうなー」
アキラ「大変だ!誰かが綾子さんの変わりにお夕飯の仕度をしてくれないかな?」
ヒカル「じゃ、さいなら」
アキラ「!・・・綾子さん!」
綾子「ヒイー★しーんーどーうーくーんー」
ヒカル「ワアッ★お手伝いさん?ナンでオレの足を掴むんだよー?離してよ!」
アキラ「綾子さんの気持ちが判らないのか!キミってヤツは!」
綾子「うーんうーん★進藤くんの手料理が食べたい気持ちー」
アキラ「ボクはキミの手料理なんてどうでもイイんだけどね!綾子さんもこう言ってるし
仕方がないから台所に案内するよ!さあ、今すぐ行こう!」
ヒカル「あ!手を引っ張るなよー★ゲエ!おそろいの割烹着?これ着るのかよ★」
綾子「・・・・・・ふう・・・仮病もラクじゃないわ。この家にヘルパー派遣されて半年だけど
アキラさんってアレよね・・・」

ヒカル「オレ、カレーしか作れねーよ」
アキラ「ハハ★それで充分だよ」
ヒカル「お前も手伝えよ」
アキラ「一緒に料理か・・・いいよ」
綾子「心配だから覗きに来たけど・・・アキラさん、ナンて活き活きとしているのかしら!
あの顔はまるで昼間からネットにつないで”進藤が6連勝!”とか”越智の合格が決まったか!
あとは和谷と伊角という人・・・”とか”伊角という人がプロ試験落ちたのか!”とか
叫んでいた時のお顔だわ!ナンて幸せそう・・・ホロリ★」
ヒカル「痛い!指切ったー!」
アキラ「大変だ!」
ヒカル「ああ!指舐めるなよ!★!」
アキラ「ばい菌が入ってもいいのか!」
ヒカル「う〜・・・あ!お鍋が燃えてる!」
アキラ「そう言えば油ならししたまま忘れていた」
ボワ〜〜!!!
ヒカル「うわー★ウワー★やべーよ!」
アキラ「進藤!キミは危ないからさがって!」
綾子「おどきなさい!」
ヒカル「うわースゲエ!お手伝いさんがお鍋に蓋をしたらあっという間に火が消えたよ!」
アキラ「ホッ・・・進藤に怪我がなくてよかったよ・・・」
ヒカル「塔矢・・・」
綾子「ハ!★!アキラさんが私に目配せをしている・・・ウ!勺が!勺がまた!おふろそうじが
まだのこっていたー★そうじしないとおこられちゃうーどーしよー★」
アキラ「進藤!」
ヒカル「もうオレ帰るワ★」
アキラ「!・・・綾子さん!」
綾子「ううーんううーん★お風呂掃除は濡れちゃうからズボンまくってするのよー★」
アキラ「進藤!そういう事だから!」
ヒカル「ウワー!」
綾子「ふう・・・・・・・・お風呂場から進藤くんの叫び声が聞こえるわ・・・アキラさんの活き活きと
した声も聞こえてくるわ・・・門下は違うけど息投合しているのね・・・あ、もう5時ね。
アフターファイブだから帰らなくっちゃ★」
ヒカル「ギャー!ギャー!触るな!」
アキラ「狭いんだから仕方ないんだ!わざとじゃないからな!」
<終わり>今回は■ヒカルとアキラが出ていればそれで満足。私が少しでも絡めたらイイ
でした。気がつくとお手伝いさんはとっくに帰っていて残されたヒカルのその後はどうなるのか
心配です★

お祝いコント アキラ×焼きそばゾンビ様「アキラくんと妊婦さん」

ここは都内にある産婦人科。
アキラ「笹木さん、おめでとうございます」
芦原「あ★今、赤ちゃんがあくびしたよ!」
アキラ「本当だカワイイですね。ね、緒方さん?」
緒方「・・・・・・・・・・フ・・・・・そうだな」
笹木「いや〜♪3人目も女のコだからまいっちゃったな〜♪」
芦原「笹木さんたら、そんな事言ってもお顔がニコニコしていますよ☆」
赤ちゃん「ほにゃあ・・」
皆「うわ〜カワイイ!!」

アキラ「笹木さんの赤ちゃん可愛かったですねえ。ボク、赤ちゃんをあんなにまじかに見たのは初めて
なんですけどナンだか弟か妹が欲しくなっちゃったな」
緒方「名人に頼んでごらん」
芦原「ブ!★!緒方さん、アキラにヘンな事を言わないで下さい!」
アキラ「・・・・あれ?入り口のロビーにいる女の人、ナンだか具合でも悪いのかな?」
緒方「!美人!」
芦原「あ!緒方さん?」
緒方「失礼ですが奥さん・・・具合でも悪いのですか?」
美人「ハ、ハイ・・・つわりが酷くて・・・」
緒方「それは大変だ!オレが背中をさすってあげましょう!」
美人「あ!ナニを・・・ああ・・・」
緒方「どうですか、奥さん」
美人「も、もう結構ですから・・・こ、腰までさすらなくても結構で・・ヤアァ・・・だ、誰か」
アキラ「緒方さん、またですか?」
緒方「イテテテ!★耳を抓るな、アキラくん!」
美人「誰だか判りませんが助かりました・・・ポ!vv!」
アキラ「大丈夫ですか?具合が悪いのなら病室までボクがご一緒しますよ」
美人「ポvvな、なんて可愛らしい男のコ・・・お、お願いしますv」
アキラ「判りました。芦原さーん、緒方さんをヨロシクお願いします」
芦原「ウン。緒方さんが1人でうろつかない様に見張ってるから安心して!」
緒方「アキラくん!芦原!キミ達はオレをナンだと思っているんだ!!」
美人「ビクリ!」
アキラ「ダメですよ緒方さん。ここは産婦人科なんですよ。妊婦さんを驚かして万が一のことがあったら
どうするんですか」
緒方「その時はオレが責任をとりましょう・・・オレは年収2000万円の男ですから、奥さん・・・
アナタの旦那さんより色々とイイ思いが出来ますよ」
美人「ああっ・・・!いきなり手を握らないで下さい」
アキラ「緒方さん、お父さんに言いますよ」
芦原「ウワ!出た★アキラの殺し文句★★」
緒方「グウ・・・」

美人「ここが私の病室です。先程は危ないところを助けて頂いて有難うございました。もう少しで
あの白いスーツを着た怪しい男にイケナイ事をされるところでした」
アキラ「いいえ。あんな人でも一応知り合いですから・・・こちらこそご迷惑をお掛けして申し訳
ございませんでした」
美人「あの・・・宜しければ中でお茶でも飲んでいって下さい。お見舞い品のお菓子とか色々
ありますし・・・ポvv」
アキラ「それじゃあ、お言葉に甘えてご馳走になります。ニッコリ★」
美人「ああんv!どうぞ!どうぞ!vvv」

美人「私は焼きそばゾンビって言います。”やきゾー”って呼んで下さい。ポv」
アキラ「ボクは塔矢アキラです。やきゾーさんですか。カワイイあだ名ですね。ニッコリ★」
やきゾー「そ、そんな・・・ポvそう言えば男の方が3人で産婦人科に見えるなんて、お知り合いの方の
おめでたですか?」
アキラ「ハイ。知り合いの3人目の赤ちゃんが先週生まれたのでお祝いにきたんですよ。
ボク、赤ちゃんを抱いたのは初めてなんですけど、凄く小さくって可愛かったなあ・・・ボクも
いつか進藤と・・・」
やきゾー「ハイ?」
アキラ「いえ、コッチの話です。アハアハ★・・・やきゾーさんはもうすぐご出産なんですか?」
やきゾー「ええ・・・予定日が来月なんです。でも、つわりが酷いし、ナンだかマタニティブルーっぽくって
毎日が辛いんです」
アキラ「そんな時には囲碁です!」
やきゾー「囲碁?ですか」
アキラ「そうですよ、ニッコリ★やきゾーさんは囲碁はご存知ですか?」
やきゾー「一応・・・あの・・・なんで囲碁なんですか?」
アキラ「ボク、囲碁棋士なんです」
やきゾー「まあ!凄い!」
アキラ「囲碁はイイですよ・・・悩みがある時に棋譜並べをしていると、精神的に癒されるっていうか・・・
ボク、いつも進藤との記念の棋譜を並べるのが日課なんです」
やきゾー「まあ!棋譜並べを日課にされているなんて素晴らしいです!」
アキラ「囲碁はきっと胎教にもイイと思いますよ。それに天然素材ですし★」
やきゾー「まあ!エコロジー!」
アキラ「そうだ、ボク、ポケット囲碁を持っているんですよ。棋譜並べを一緒にしましょうか?」
やきゾー「ハイ!」

芦原「遅かったな、アキラ。1時間も帰ってこないから緒方さんご機嫌が悪くなってるよ」
アキラ「すみません。やきゾーさんにお茶とお菓子を頂いていて・・・それと、囲碁サロンの会員にも
なってくれたうえに訪問指導碁の予約もして頂いちゃって」
緒方「ナンだとう!アキラくんキミって奴は、コンな所でまで営業か!!」
芦原「緒方さん落ちついて下さい!アキラに指導碁指名でいつも抜かされてるからって当たらないで
下さい!」
緒方「黙れ!名人やお前はそうやって甘やかすが、このガキは昔から恐ろしいくらいに要領良く
たち回りやがって・・!!」
芦原「緒方さんナニを言ってるんですか?可愛いアキラにそんな事が出来るわけないでしょう!
さっきだって赤ちゃんをカワイイ、カワイイって抱っこしていたんですよ。それに引き換え緒方さんときたら
赤ちゃんを抱っこしたらもう少しで首がカクッとなって死んじゃう所だったじゃないですか!」
アキラ「緒方さんダメですよ、赤ちゃんはデリケートなんですから」
緒方「う、煩せえー!キミにだけは言われたくないぜ!誰がキミのおしめを取り替えてやったと
思っているんだ!」
芦原「ああアア〜★緒方さん落ちついて下さい!病院で騒がないでェ」
アキラ「芦原さん、ボクそろそろ帰らないと進藤が学校から帰ってきちゃうから先に失礼しますね。
緒方さんも、さようなら♪」
緒方「ノ、ノ、ノ、NO〜〜〜!!!」
<終わり>今回は焼きそばゾンビさんご出産記念のコントを書きました。■妊婦さんの
焼きそばゾンビさんが通りすがりのアキラくんを見てマタニティブルーが吹っ飛ぶほど喜ぶ
というご要望でした。カワイイ赤ちゃんを生んでくださいv

カガツツ×あきこ様 「さよなら先輩」

私あきこ。都内でも賢くないと入れないと噂される私立A高校の1年生。私は賢い生徒たちの中でも
特にデキルから当然学級委員長よ♪そして使いパシリ兼副委員長は筒井くん★あと筒井くんの
カレシと噂される加賀っちも委員長メンバーの一員よ♪(いつも筒井くんにくっついているからね)

あきこ「もうすぐ卒業式ね。3年生をおくる会の準備も大変だわ」
筒井「そうだね。ボク達1年は卒業生が退場する時に紙ふぶきをやるんだよね」
カガ「パーっと景気良くばら撒いてやろうぜ!オレ様こういうお祭り大好きだからな!」
あきこ「加賀っち煩いわよ・・・あ!あそこにいるのは伊角先輩?」
筒井「あのヘタレで有名な3年生の伊角さん?何処」
あきこ「ほら・・・屋上のフェンスの所に・・・」
私は屋上のフェンスによじ登ろうとしている伊角先輩を指差した。伊角先輩は3メートル近くあるフェンスを
なかなかよじ登れなくて2メートルくらいの所ですべって落ちまくっていたわ。
加賀「あー、あの兄ちゃん相変わらずだな★そーいや夏のプロ試験に落ちちまった時も、あーやって
フェンスによじ登って担任に怒られていたな〜★」
筒井「加賀ってばナニ笑ってんのさ!早く止めないと!」
私と加賀っちは面倒くさかったけど筒井くんがあんまり真剣だったから仕方なく屋上に走ったの。

筒井「伊角さん!はやまっちゃダメです!」
伊角「!・・・ナンだお前達」
加賀「ナンだはねェだろーが。アンタがそうやってフェンスによじ登るたびに説得してやってんのに
顔くらい覚えとけよ」
あきこ「伊角先輩またですか?今回はナニが嫌だったんですか」
私は超面倒くさかったけど必死な顔で心配している筒井くんの手前、学級委員長らしく伊角さんの
悩みを聞いてあげることにしたのよ。
伊角「オレの事なんてほっといてくれ!どうせ今年も落ちまくる年に決まってるんだから!」
筒井「伊角さんナニを言ってるんですか?伊角さんは進藤と同じ位囲碁が強くてプロ志望なんでしょう!
学校でも有名な囲碁バカだって・・・ボク憧れてたのに!」
加賀「筒井トドメさしてるぜー★」
あきこ「あ、伊角先輩が”黙れ!”って叫んだわ」
伊角「黙れ!黙・・・ウワアアー!★!」
伊角先輩は”黙れ”と叫びながら手を振りかざしたものだから、またしてもフェンスから落っこちたわ。
さすが我が高イチのアホ生徒だけあるわね。
伊角「イテテテ・・・進藤の話はするな!」
加賀「そーいやオレ様、昨日駅前で進藤に会ったぜ」
筒井「へー!進藤くんナンか言ってた?」
加賀「明日、棋士免状式だからこれから和谷とかいう同期と履歴書を書くんだ!って張りきってたぜ」
筒井「そうか〜♪進藤くんも春からプロかあ。やっぱり才能がある子は違うよね!」
筒井くんと加賀っちは伊角先輩の存在をすっかり忘れて進藤くんの話を楽しそうにしていたの。
伊角「ウ、ウウ〜」
あきこ「あ、泣いちゃったわよ★」
加賀「チ・・・おい兄ちゃん!もうすぐ卒業だってのにナニやってんだよ。アンタも卒業したら大学に行くとか
すりゃあいいだろうが」
伊角「大学は全部落ちたんだよ!」
シ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ン。
あきこ「さすが伊角先輩・・・我が高イチのアホ生徒の名はダテじゃないわ・・・」
筒井「それで・・・将来を悲観してフェンスによじ登っていたんですか?」
加賀「ギャッハハハ!すげーヘタレ★」
筒井「加賀!そんなに本当の事をハッキリ言っちゃダメじゃないか!」
あきこ「筒井くんトドメさしてるわよ」
伊角「ウウ、ウウ〜オレ今年もしょっぱなからツイてなくて、センター試験の日は大雪で電車が止まるし
せっかく全部回答できたのに”受験問題漏れ疑惑”とやらで試験やり直しさせられるし、すべり止めまで
全部落ちるし、進藤と和谷からの年賀状は”今年はオレ達、日本棋院のキンキキッズを目指します★
伊角さんも今年こそプロになれよ!”なんて書いてあるし」
あきこ「それは大変でしたね〜」
加賀「あきこ、お前すげー投げやりな口調だぜ★」
筒井「大学がナンですか!専門学校に通うっていう手もあるでしょう?」
伊角「ああ。・・・親が勝手に入学届け出してたよ・・・」
あきこ「じゃあ進路は決定してるんですからイイじゃありませんか」
伊角「でもオレ・・・介護の道に進む気はないんだ・・・」
あきこ「まあ!伊角先輩、福祉系に進まれるんですか。イイと思いますよ。これからもっと需要が伸びる
職種ですし、棋士になれなかったら介護士になったらいかがですか?」
筒井「それイイよね!伊角さんは棋士っていうより介護士の方がイメージっぽいし★」
加賀「老人ホームで人気者になりそうだな!ナンたってこの兄ちゃん、嫌なことがあると屋上の
フェンスによじ登るからな〜★危なっかしくって老人ホームのジジババもおちおちボケられねーっての★」
筒井「アハハ★そうだね」
あきこ「伊角先輩の進路を祝ってバンザーイ★」
私達はナンだかうずくまって泣いている伊角先輩をほっといて伊角先輩の進路のお祝いをしたの。

そして卒業式。
卒業生達は1年生達の紙ふぶきを受けて校舎を後にしている・・・感動の光景だわ。
あきこ「あ!伊角先輩を見つけたわ!あーあ、卒業式だってのに辛気臭い顔ねえ」
筒井「ボク達で盛り上げてあげよう!それっ!」
バサー。
伊角「うわっっぷ!」
あきこ「それそれー★」
バサー。
伊角「ナンだよ★口に入ったじゃないか!」
加賀「オレ様からも!」
バッサバサー。
伊角「アアア!前が見えない!」

伊角先輩は前が見えないと言いながらヨロヨロと校舎を出て、そのまま走ってきた軽自動車に引っ掛けられ
入院されました。

<終わり>今回のご要望は■加賀と筒井さんのクラスメイトになりたい でした!カガツツは伊角さんと
同じ高校のはず・・・と思ったらこんな事になっちまっただよー。
伊角さんは入院先で名人の見舞いにきた進藤と鉢合わせて爆弾発言を言われてしまう予定です。