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〜女神さまと洗車♪〜
The sounds of the Hory Bells fill our hearts with happiness...

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ピアッツァって?


知ってる人、いますか???・・・いませんでしょうねえ、多分。

ピアッツァといっても、決して大リーグのマイク・ピアッツァ選手ではありません。
ましてやピッツァなどとは何の関係もありません
でもイタリア系という点では同じです。

そりゃ知りませんよねえ。だってこれ造ったメーカー、今では普通乗用車作っていないし、
頼みの綱のSUVも最近勢いないし、さらに基幹製品は日本では風当たり強いしな〜・・・。




と、いうわけで、いすゞ・ピアッツァである。

あまり知られていないが、普通乗用車製造におけるいすゞの歴史は意外に長く、
昭和40年代から50年代までは“自動車御三家”と言われるほどの隆盛を誇っていた。
そのいすゞがかつての名車、117クーペの後継車として世に出したのが、ピアッツァである。

デザインは内外装ともに117クーペと同じくジョルジェット・ジウジアーロが担当し、
世界初のフラッシュサーフェス・ボディを始めとする流麗なスタイリングを持ち、
また当時最先端のエレクトロニクス技術を満載し、世界的に見ても見劣りすることのない、
ハイクウォリティなスペシャルティ・スポーツクーペとして仕立て上げられていた。
評論家の間でも、その先進性は非常に評価が高く、絶賛されたものであった。




しかしながら。

それほどまでの賛美を受けながらも、世間一般でのピアッツァに対する評価は芳しくない。
一体なぜなのか。理由は簡単。オリジナリティ、先進性はお見事だったが、
工業製品であるかぎり必ず求められる、耐久性がまるでなかったのである。

ボディは錆びやすく、内装は剥がれやすく、電装系はすぐに故障する・・・。
これが半ばシャレで買った安物の中古車であればまだ許されるのかもしれないが、
ピアッツァの最上級グレード、XEの新車価格は270万円オーバー。

なんだ、大したことないじゃないか、と思われるかも知れないが、当時はまだ
お金の価値が現在とはまるで違った時代。当時は200万円も出せば、
クラウンのそこそこ良いグレードを買えたし、ましてや250万円オーバーなど、
とても考えられないほどのお値段であった。今なら500万円オーバーに相当、と言えば、
分かっていただけるであろうか。

これだけのお金を払って手に入れたクルマが、最初の車検まで原型を保てなかったら・・・。
少なからずショックを受けるに違いない。まさに100メガショック!!




ことにいすゞ車に乗る人は、こだわり派が多い。
もともといすゞは個性的で高性能なクルマは作るが、メーカーやディーラーの対応が
いまいちなことで有名である。それを耐え忍んでも、いすゞ以外には創り出せない
独特な味わいを求めて、声援を贈りつづけて来たのである。

そんな、見方によっては小姑にいじめられながらも、
愛する人のために生涯を捧げてきたような貴重なユーザーにとって、
この衝撃は言葉では言い表すことの出来ないほどのものであったに違いない。

もちろん中には、それらの問題点の大部分が改善され、通常の使用に耐えるようになった
後期型へと買い換えたりするお金持ちも居たが、憧れに近づきたい一心で購入した
大部分の人々には当然そんな余裕は無く、いやそれよりもいすゞというメーカーに対して
この上ない不信感と恐れを抱いてしまい、2度と近寄るまい
心に誓わせてしまったものと思われる。




あ〜あ、もったいない。




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