心ない日
ぼくにはなにもない。
あらがう力にも。
生きるための答えも。
「ダメだったんだ。ぼくには限界だったんだ……」
離れていくみんな。
どうしょうもない自分かかえて、ぼくは眠りについた。
「しんじはダメじゃないよ」
誰?
「あなたじゃない人」
じゃあいいんだ。
「あなたが欲しいと思っている人」
みんな、みんないなくなってしまった……。
「でもあなたはここにいる」
孤独から逃げて。
「でもダメじゃないまだ道はあるから」
そんなのなにも解決にならないよっ。
「続いている道は辛いから?」
ぼく一人の道なんて悲しすぎるよ。
「がんばんなくちゃ」
そうできればやってるよ。
「この先にはきっとなにもかもあるから」
いやだ。
「みんないるよ」
うん……。
「なにかが変わるよ」
うん……。
「そのためにしんじはいるんだから」
うん……がんばってみるよ。
「だから始めてみて」
きみがいてくれるならもっと楽だろうに。
「あたしはダメ」
どうして?
「どうしても……じゃあね、しんじお兄ちゃん」
ねえ、きみは……。
それは夢だったのかも知れない。
でも彼女はまだエヴァの中にいる。
いつでも逢えるから……
だから、おめでとう。
おしまい
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