デジカメは芸術品!(2000.12.22)

迷いに迷って買ったデジカメクールピクスE800。まだ使い始めでよくわからないところもあるが、オリンパスカメディアC-820Lとの比較でいろいろわかったところもあるので書いてみたい。
まず、どうも300万画素クラスは画素数/サイズ(インチ)の関係からまだ技術的に難しい壁があるようで、評論家諸氏の意見もいまいちです。ラチュードが狭く明暗差を表現しきれずベタになり、暗部ノイズがどうしてもでてくるとの意見が多い。
また個人的にも300万画素以上のフラッグシップ機を買う余裕はないので中級機ということになる。実売5万程度の候補としてフジFINEPIX2500Zと三洋DSC−SX560とニコンE800で考えた。

・フジFINEPIX2500Z・・・211万画素。オールインワンであとから購入するものがないため安い。ただフジの原色フィルタがどうしても好きになれなかったのと1400Zのボディのバージョンアップであることがネックになり選考からもれた。

・三洋DSC−SX560・・・デジタルメモとしては動画もとれ、非常に画素も優秀でバランスが良いようであるが、ズームがないのと、150万画素なのがひっかかる。雑誌でテストで撮ったものと一般の人が撮ったものとの画質差がかなりあったのも気になる。

・ニコンクールピクス800・・・やっぱりニコン。マクロ撮影や遠景撮影は解像度が高く最高。ただ、人肌を写しすぎるので、私は人物はオリンパスカメディアC-820Lを使っている。解像度を保ちながら、やわらかい画像はオリンパスやペンタックスが得意のようだ。
但し、ニコンの硬質なレンズイメージは物体の細部を撮るのには非常に気持ちよいものになる。

デジカメは全て万能というわけでなく、シーンや撮影対象により使い分けるのが正しいのではないか?が結論です。

オリンパスカメディアC-820LとニコンクールピクスE800との映像比較

映像機器は画像を見てもらうのが一番ですね。

オリンパスカメディアC-820L
(81万画素)
ニコンクールピクスE800
(211万画素)
短評 カメラ自身は写せないのでニコンで撮りました。
このカメラのデザインはGoodだと思います。
欲をいえばもう少し小さければなお良い。
筐体がプラスチックなので、見た感じよりは軽い。形は飽きのこないベーシックなデザインです。同じくオリンパスで撮りました。
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短評 このカメラの最大の特色は広角であるということです。単焦点カメラですが、山1つ分余計に移ります。少し暗めですが自然で柔らかい色彩になっています。 さすがに211万画素は解像度が十分あります。少し明るめに映っています。細部はかなり映っているのですが、映像全体に芯?が感じられないのが気になります。
条件 1024×768をPhotoShopで300×225に変更。Jpgの圧縮率は「5」設定。 1600×1200(Fine)をPhotoShopで300×225に変更。同じくJpgの圧縮率は「5」設定ズーム無。オート設定。
A
短評 問題は光る白いボディーです。この倍率ではよく見えませんが自動車のモールは見えています。反対に左の緑の黒い部分がベタになっています。 白いボディーは途中で完全に飛んでます。モールは途中で見えなくなっています。但し緑の明暗は残っています。
B
短評 少し遠くから撮影しすぎためこんな感じになりました。でもオリジナル画像は美術的には好きです。オリンパス独自のポートレート向きの柔らかいものになっています。毛色の表現が最高です。 クールピクスの面目躍如です。毛並みが良く表現できています。ひげを拡大したときの線のきれいさに驚くばかりです。ズームも使いました。
C
短評 どちらの女性が綺麗かという評価ではありません。(笑)。確かに解像度は落ちますが、人物ポートレートとしてはいい印象です。室内フラッシュ近距離という一番良く撮る写真です。 解像度の高さが肌のキメまで写しています。ダイナミックレンジがややせまいのでハイライトは必ず白とびします。また毛髪はベタのところがかなりあります。これで写真美術的にどちらを選ぶかは難しいところです。

雑感
デジカメは画素が多いからといって必ずいいとはかぎらないようだ。以前オリンパスの840L(131万画素)のサンプル画像を見たことがあるが、820L(81万画素)より明かに画質が落ちていた。高精細ではあったがどうも画像に透明感がないのである。私はデジカメ選択の基準として画像の透明感を第一に見ている。これが専門家から言わせると「ノイズがない」とか「リッチな映像」という言葉になるようだ。

オリンパスカメディアC-820L について

[T-ZONE]で買ったオリンパスカメディアC-820L。予算の関係で81万画素のものしか買えなかったが、このカメラは大当たり。補色(中間色)がものすごくきれいで、光さえよければ、全く色修正が必要ない。やはり、デジタルカメラは光学メーカに限る。決して家電メーカを買ってはいけない。ズームはついてないが、色の自然さとビビッドな表現力に心から買ってよかったと思える品です。
使いこなしとしては、銀塩以上に光にシビアなので気をつけたい。また、このカメラはVGAとXGAを選べるが、VGAモードだと色が緑がかってだめので、メモリを買って、XGAで40枚写せるようにした。このカメラの一段上の品質を出そうと思うと間違いなく131万画素でなく200万画素クラスになる。そのくらい色の自然さはすばらしい。
デジタルカメラがあるからには、品質のよいカラー専用プリンタが必要になってきます。