恐怖の体験

それは新年早々の一月三日深夜の出来事だった。
私は友人と麻雀大会に興じ上機嫌であった。
連チャンで少し疲れたので「飲み物でも買いに行く」
という一人の友人にじゃあ付いていってあげるよ。ということに
なり車に助手席に同乗させてもらう事になった。

見通しよい直線道路で右側の空き地に自動販売機がある為右折しようと
したとたん、パッと強烈な光が車内に射し込み「ガシャーン!!!」

車の中は大きな音と共に後ろから押されるように180度スピンし
反対側の歩道に乗り上げクラッシュ。
最初は何が起ったのかわからず、「窓の外から大丈夫ですか?」の声に
事故ったと判った。

状況はこうである。友人の運転する車が減速して右側の空き地に右折して
入り車が曲がりかけた瞬間、追い越し禁止の場所にもかかわらず追い越しを
かけてきたスポーツカーと反対車線で接触。スポーツカーは右前中破
友人の車は右後部中破。しかしどちらも車は廃車同然。

友人は頭を側面ガラスにぶつけて血を流していた。幸い私はかすり傷ひとつ
ない。事故った側の運転手は放心状態でなにもできないので自分が
110番通報、救急車手配、家族への連絡、友人の傷の応急手当て
警察官の対応、事故現場の清掃までやった。
あまりの無謀な運転と事故処理の情けなさに腹がたち、
相手の運転手に
  
私    「ここは追い越し禁止だろが!!」
相手  「いやー急いでたもんで・・・」
私    「本来、事故処理はあんたが全部するもんなんよ。
        あんたは人として最低じゃ!!」
相手  「はい・・・
    
ここまで私に言わせてしまったものである。
まあ あれだけの事故にもかかわらず自分が無傷なのが奇跡。
友人も車は駄目になったが頭部を5針縫う怪我で一応意識は
はっきりしているので軽くてすんだようだ。
事故ったのは運が悪いが無傷なので全然気にしてない。
むしろ私に「まだ生きていいよ。」と天の声が
聞こえるような気さえした。

みなさん事故には気をつけましょうね。

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