あ い だ
 
 
あなたと私には大きな溝がある。
あなたはある人を通してでしか私と話さない。
ある人を通してでしか私と触れない。
 
どうして?
 
こんなにもあなたの近くにいるのに・・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
セミの声がうるさい、そんな暑い夏の日。
「遊びに来たぜ〜」
誰かが玄関を開ける音がした。
「あら。葉ならいないわよ」
その来客、ホロホロを出迎えたのは、首に数珠をつけた
アンナだった。
「いねぇのか?そんじゃ仕方ねぇな・・・帰るか」
 
 
どうして?
私とじゃダメなの?
 
 
「いいじゃない上がってってよ。私暇だし」
そう言うとアンナはホロホロを家に上がれせ、居間へと案内した。
案内すると言っても、しょっちゅうご飯を食べにきているホロホロには
案内など必要なかった。
「お茶」
「は?」
「入れてよ」
「なんで俺が!俺は一応客だぞ!?」
「そんぐらいしてよ」
「・・・わかったよ」
素直に台所に足を運ぶホロホロを目で追い、アンナは付けていた
テレビを消した。
やっぱりここではアンナの命令は絶対なのだ。
 
すでに台所に何があるかなど知り尽くしているホロホロはぱっぱと
コップに凍りをたくさん入れていた。
「ん?おいアンナ!もうお茶ねぇぞ?」
冷蔵庫にいれていた麦茶はもうすでに飲み干してしまい、入っていなかった。
「そう。じゃあジュース取って」
「あるならさき言えよ・・・」
ため息まじりに息を吐いて、冷たくひえたジュースを片手にアンナの前に座った。
ジュースをアンナの前に置き、アンナはそれをあけて口に含んだ。
「葉はどこ行ってんだ?」
「さぁ・・・」
 
本当は自分が買い物を頼んでいた。
 
 
 
どうして?
 
私達の間には葉がいないと
成り立たない関係なの?
 
 
どうして?
どうしていつもここに来ると
葉ばかりを探すの?
 
 
私は何なの・・・・・・?
 
 
 
 
 
 
 
「それにしてもあちぃな〜。なんか飲みのももらうぜ?」
その場を立ち、台所に行こうとしたホロホロの腕を掴み、
キスをした。
 
 
「っ・・・ん・・・」
口から入りきれないジュースがホロホロの喉を通って
したたり落ちている。
 
 
ごくんっ・・・
 
 
 
「なっ・・・何すんだよ!!」
「あんた喉かわいたって言ったじゃない」
動揺しまくりのホロホロとはうってかわって、アンナは平然としている。
「だっ・・・誰も口移しでくれなんて言ってねぇだろ!!」
そう言いながらこぼれたジュースを手の甲でふき取る。
その行動にアンナは鼻で笑い、その場を立った。
 
「覚いといて。私があんたを愛してるって」
 
「・・・・・え・・・・・・」
 
 
 
アンナはそう言うと二階へと上がってしまった。
 
 
「俺・・を・・・愛してる・・・・・?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうして?
 
 
こんなにもあなたを愛しているのに
誰よりも
海よりも
空よりも
深く、広く
 
物差しでは測れないくらいの
愛を
あなたに捧げているのに・・・・
 
 
 
 
どうしてあなたは
私の隣の人を見て目ているの?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オーマイガーッ!!!
ごめんなさい〜(汗)アンナ様ホロを襲っておりません(汗)
限界でした・・・。
初のアンホロで、緊張しましたよ〜(笑)
しかもなんかアンナ様の片思い・・・v
この話しだと、ホロが葉とできているみたいですが
蓮とできている設定なんですよ、私の頭の中は。
アンナはホロが好きな人は葉だと思っている・・・
とうことにしといてください(汗)