「よっ!不破先生!」
不破の耳に入ってきたのは聞き覚えのある声。
目に映ったのは脱色した金髪の髪・・・
そして耳に幾つも付けているピアス。
「さぼりなんか?」
そうか。今さっきまで寝ていたのか・・・。
不破は具合が悪く、保健室で寝ていたことを思い出した。
「ああ・・・」
不破はゆっくりと体を起こし、頭をかいた。目をやると、彼の
背中がこっちを向いていた。
棚を探り、何かを探している。
「先生おらへんみたいでなぁ。消毒液どこか知ってるか?」
消毒液・・・?
「どこかけがしたのか?」
「ん〜?ちょい肘すりむいてもうて・・・」
袖をまくし上げ、苦笑いを浮かべ、彼は振り向いた。
肘には少しの血。そして泥がついている。
転んだのだろうか・・・
よく見ると、彼の服装は制服ではなく体操服だ。
「体育で転んだのか?」
「へへへ〜。まぁな。おかしいな〜どこにもあらへんがな」
彼は棚を開けたり閉めたり、きょろきょろと探し回っている。
その行動が可愛くて、口元が緩んでしまう。
「まずは泥を水で落とせ。消毒はその後だ」
腕を掴み、水を流す。
「いっ・・・て〜」
透明の水に混じって、薄い赤と薄い茶色が流れる。
水を止め、消毒液を2人で探す。
「ないな・・・」
「どこ置いてんねやろ?」
ため息を吐く2人。
2人はベッドに座り、棚の奥に何かを見つけた。
「バンソーコー」
「これでええわ」
バンソーコーを取り出し、貼ろうとしたけど、彼は苦戦していた。
「片手はむずい・・・」
それを見て、手を差し出す。
バンソーコーを開けて、貼ろうとした瞬間、彼の白い肌からまた赤いものが
出てきていた。
舐める
君の白い肌を汚したくないから
「ちょっ・・!不破っ・・・なっ・・!」
動揺する彼。
それでもやめない。
その顔が
その反応が
愛おしくてたまらないから・・・
君が
好きすぎるほど
恐いほど
愛おしいから
「これいいだろ」
バンソーコーを貼る。
何事もなかったかのように。
「不破!こそばかったやんけ!」
怒る彼。
でもそれは言葉だけ・・・
彼の顔は、怒っている言葉とはうらはらに
赤くなっていた。
口元が緩む。
押さえきれない。
「行こうか。成樹」
名前を呼ぶ
愛おしい
愛おしい
君の名を・・・
「なんやねん・・そないな笑顔向けんなや・・
照れるやんけ・・・」
ボソリと呟く彼。
白い、清潔感の溢れる
保健室でのお話し・・・・。
はは〜(汗)何が書きたかったと言うと、
シゲさんのけがを不破くんが舐める!っていうのが書きたかったのです・・・はい・・・。
ごめんなさい〜っ!!
最後、笑顔を向けた不破くんですが、原作でも笑顔プリーズ!!
シゲさんはいったい体育で何をしていてけがをしたのでしょう・・?
一応サッカーですが・・・。
みなさんも気を付けましょうね・・・。