「蓮?」
ホロホロを抱きしめたまま止まっていた蓮を正気に戻したのは
まぎれもない自分の愛おしい少年だった。
「どうしたんだ?」
「・・・いや・・・」
シャーマンファイト。
たった1人しかなれない、シャーマンキングになるために行われている
弱肉強食の世界。
ホロホロを自分のチーム『THE 蓮』に入れたのは
少しでも長い間ホロホロと一緒にいられるように
少しでも長い間ホロホロと戦わないように
一分でも一秒でもいい
こうして2人で、温もりを感じたまま
抱き合っていたかったからなのかもしれない。
いつかやってくる
ホロホロに牙を向ける日。
その時、俺は
こいつを倒すことができるのだろうか?
こいつを前にして、馬孫を使うことができるのだろうか?
出会わなきゃ良かった。
こんな思いをするのなら
こんな出会い・・・・・
ただの少年とただの少年で出会いたかった。
「蓮・・・。俺お前と会えてよかったと思ってる」
「・・・!」
「そりゃ、敵同士かもしんないけど、こうやって俺を愛してくれるし
俺もお前のこと愛してるし・・・・
お前と出会えて本当によかったと思ってるよ・・・」
ホロホロのその言葉に蓮は、ホロホロを抱きしめた。
蓮の頬をつたる涙が、ホロホロの肩へと流れた。
「本当は、お前と出会わなきゃ良かったと思ってた。
こんな関係で出会いたくなかった。ただの少年として出会いたかった。
いつかお前に牙をむけなきゃいけないと思うと
たまらなく恐い・・・・」
紫色の瞳を閉じて、蓮はホロホロの肩に顔をうずめる。
少し震える体。
いつもあんなに余裕を持っている蓮が、こんなに不安だったなんて・・・・。
ホロホロは優しく蓮の髪を撫でた。
「大丈夫だよ。たとえお前と戦う日がきたって、俺はお前を愛してるから」
その言葉が欲しかったのかもしれない
不安が積もる毎日
お前と戦う夢を見てうなされる夜
「ホロホロ・・・・・」
「っん・・・」
少し音をたてて唇を離す。
「俺も・・・お前と会えてよかった・・・・」
End
なんでしょう・・・これ・・
蓮様の不安・・・って感じ?(わけわかんねぇ)
でもホント、このおふたり戦う時になったらどうするんでしょうね?
気になりますぅぅぅ!!
できれば蓮様が棄権・・・・いやそれもいやかも。
やっぱりお互い本気で戦って欲しいですねvv