さっきまで笑っていたよね?
いつもの笑顔で
さっきまでしゃべっていたよね?
いつものままで――――――
「ホロホロ!!!」
事故のことを知った葉とまん太とアンナと竜がやってきた。
『手術中』とゆう字が点滅していた。
その傍のイスにはホロホロが両手で顔を覆い隠し、震えていた。
「ホロホロ大丈夫か?」
葉がそう言いながらホロホロの体を揺すったが、ホロホロは顔を隠した
ままだった。
少し震えながら・・・。
ただ顔を隠し、震えている肩。
「・・・・んで・・・」
ホロホロが小さく呟いた。
「ホロホロ?」
葉はホロホロをのぞき込んだ。
ホロホロは両手を顔からはずした。
そこには枯れるほどの涙が流れていた。
「なんで・・・なんでこんなことになるんだよ!!」
ホロホロは悔しそうに手を握りしめて、目を力一杯つむった。
後から後から涙が止まらなく出できた。
すると『手術中』といゆう文字の点滅が消え
扉が開かれ、何本ものチューブに繋がれた蓮が横たわって出てきた。
「蓮!!」
その姿を見たホロホロが蓮に駆け寄った。
蓮の顔には無数の包帯やガーゼがつけられている。
血の跡も少しあった。
ホロホロはただ立ちつくし、蓮がどこかの部屋に運ばれるのを
呆然と見ていた。
「じゃあ、オイラ達は帰るけど、大丈夫なんか?」
「うん。サンキューな」
夜、蓮の容態は良くなったので、ホロホロ以外はみんな自宅へと帰っていった。
容態は良くなったといえ、まだ面会禁止の紙が貼られている。
ホロホロはみんなを玄関まで送り、薄暗い病院の廊下をゆっくりと歩いた。
その足取りは重々しく、静に蓮の病室に向かっている。
頭の中は真っ白で、何も考えられなかった。
いや、考えていた。
蓮のことを。
なんでこんなことになったのか
確かにさっきまで一緒に歩いていた
一緒にしゃべっていた
お互いの温もりを確かめ合っていたに・・・
気付くと蓮の病室のドアの前に立っていた。
『面会禁止』の紙がホロホロの目にはいった。
その文字を頭の中で読んだ瞬間
ホロホロの目から涙が溢れた。
そのままホロホロは膝を地面につけ、崩れた。
ただひたすら
もう一度
一緒に笑って
一緒に怒って
一緒に泣いて
もう一度
お互いの温もりを確かめられるようになりたいと
願いながら
長い夜は更けていった――――――
つづく
はい。
ごめんなさい(汗)
忘れないのつづきですが、なんだかホロホロじゃありません。
よろしければ、次も読んでみてくださいな(笑)