Chapter 18


第十八話は、「圭一より愛をこめて」の後編と、本作の流れを決めた(?)最大の問題作である原作第19話「お嫁においで」の前編という、前半屈指の名場面です。

四妹(よしこ)が14歳になっているために、少し現実感がまして生々しい感じですね。原作だと、子供に対する大人としての優しさと、御村のクールさが微妙な雰囲気を作り上げていたのですが、こっちの年齢差と、御村のニヤリが少し怖いので、別の意味になってしまったかも。でも、こっちはこっちで四妹のメイド姿がキュートです。

Index

美加(ミカちゃん)、杉浦は?

知らない。

ベッドの上で呆然としている杉浦。

仕方なく母親が強引に引きずり出します。

レジでも呆けている杉浦。美加が来て、杉浦のせいで私まで手伝わされて、と文句をいいます。手を上げようとした杉浦に、お腹には子供がいるのよ、と言われ、よけいに腹が立って頬をつねると、そこへあわてて母親がきて仲裁。
太郎が登場。杉浦、太郎が相変わらずキラキラ輝いて見えます。
太郎のけなげさに、思わずなみだぐむ杉浦。美加がそれをみつけて、太郎と私の子供が生まれれば、杉浦は太郎と兄弟になれるのよ、と。
そうか・・・。ありがとう、妹よ・・・、んなわけないだろう!

どいてどいて!

母ちゃん、出歩いちゃ駄目だっていっただろう。

太郎の母さん・・・、妊娠って・・・!?じゃあ美加とは・・・?

キスだけで子供が出来るわけないでしょ。常識で考えてよ。

杉浦ダウン。


広い露天風呂で背中を流す爺さんの孫嫁。爺さん、極楽。
  ふと振り向くと、太郎が!

あ〜〜っ!!

気づくと、太郎が、こんなところで昼寝しないで、と注意しに来ていてまたもや、あ〜〜っ!!なんでお前がここにいる。

そこへ御村の母親がやってきて、こんないいメイドさんはいない、と。

太郎にお客さんよ。

これは・・・。理想だ・・・。理想の孫の嫁がここに!

四妹(よしこ)ちゃん、いくつ?

十四歳

御村のことが好きかね?

うん。

御村が登場。

いらっしゃい、四妹。

太郎、頼みがある。四妹を御村の嫁にくれ。本気だ。
みんな無視して行ってしまいます。

待て、話を聞け!戻って来い。

駄目です。

  なんでだ!?

まだ中学生だから。

考えてみろ、いま18歳と14歳でも、5年、10年すればお似合いだろう。

御村には千坪の土地が。

ぴくっ・・・、太郎の足がとまります。

玉の輿・・・!
造花の内職をしに帰らないと・・・。

そうか、ならば時給五百塊(五千円くらい?)でどうだ?

駄目ですよ、おとうさん、よそ様の家の娘さんを・・・!

お金が入用なんだろ?

う・・・。

兄ちゃん、私働くよ。


かわいくできましたよ。
かわいいのお。

何をしましょうか。だんな様。

爺爺とよびなさい。いいんじゃよ、何もしなくても。

そういうわけにはいきません。

じゃあ、マッサージでもしてもらおうかのう・・・。

マッサージなら俺が!

いやがる爺さんですが、あまりの気持ちよさにうっとり。

近所のおばさんの小遣い稼ぎに15年間のキャリアがあるからな。

せっかくここにいるのだから、御村に稽古をつけてもらいなさい。

爺爺、おれも・・・。

太郎は仕事!

お手本を見せる御村。なんだかいい雰囲気。
四妹に教える御村。
満足そうに見つめる爺さん。

この分ならひ孫が出来るのも遠くないな。

気が早すぎるっつうの。

ふとみると、太郎が。

覗きはよくないですよ。

この純真な気持ちのどこが覗きだ。

覗きですよ。

第十九話