Chapter 21


第二十一話は、「そう、それは清く正しく美しい」の第2回で、太郎と御村が 奈美(篠原真奈美)と共に百合(小西百合子)の家に行き、鈴木先生と対決す るまでとなります。今までと違った緊張感のあるシーンが多く、シリーズ全体 のアクセント的な話になっているともいえるでしょう。

奈美(篠原真奈美)の友人の百合(小西百合子)です が、原作では一途な少女でしたが、ドラマではもう少し柔軟な感じです。瞬間 移動する特技(?)が追加されており、いつの間にか瞬間的に移動しており、 周りを混乱させます。物語の雰囲気からすれば、重目なシリーズなので、これ くらいのコミカルさは追加すべきとの判断かもしれません。

百合(小西百合子)

陳立芹

原作の先生としては教えるのが下手そうな雰囲気とは少し 違った感じで、塾の講師などにいそうなタイプです。百合がちょっと柔らかい 感じになったので、逆に硬い感じになってバランスが取れているのでしょう。

鈴木(鈴木先生)

聶雲


Index

兄ちゃん、水たしてもいい?

あ、ああ、いま汲んでくるからな。

どうしたらいいんだろう。水を汲みに行きながら考える太郎。
沖縄名物の青菜もいれるよ。

四妹(よしこ)がもっているのがそ の袋らしいのですが。元々和夫と綾子は沖縄生まれという設定なので、好物な のでしょうか。苦瓜のことでしょうかね。

兄ちゃん、もう一袋、麺粉を持っ ているんだ。(いいよな、麺粉くらい)

増量したスイトンにみんな嬉しそう。
それで、どうするんだ?

(おもしろそう)

返しに行く。持ちなれないお金をもつと・・・。人間分相応が一番。 御村、ピンクにチェックの制服ってどこ?

聖克拉拉(セント・クララ)。

即座に答えられる御村って少し怖いですよね。

太郎と御村が並んで話していると、クラスの女生徒が嬉しそうに噂を 。

あの二人が並ぶと美しいわよね。

一見、太郎は育ちがよさそうな感じ から、金持ちの息子と思われています。内職をしながら話をしているのですが 。

隠し場所を探る太郎。あれ、ない・・・?

ただいま!

  母ちゃん、それは・・・。

スキー板。学生の頃上手かったのよ。

母ちゃん、台湾でスキーって・・・。店の人に、返品したいのですが、とい いますが・・・。

当店では返品は受け付けません。

全部使ったのか?

ううん、お つり、三十二塊(三百円くらい?)。これでおやつも買えるわね。


聖克拉拉の前で探す太郎と付き合う御村。

あっ!

あれ、この前の!

誰?あ、分かった。分かってる分かってる。上 手くいったら報告してね、と気を利かせたつもりの百合。

ごめん、この前のお金、返すつもりが、事情で使ってしまったんだ。
いいんです、あれは差し上げたものですから。
鈴木(鈴木先生)登場。奈美を引っ張っていこうとしますが。
  その筋っぽい人が登場。隙を見てあわてて逃げ出す奈美。
しばらく走る一行。
友達の為に先生から大切なものを奪ってしまったの。事情を簡単に話 す奈美。あのお金をそれでは正統な報酬として差し上げます。私を守ってくだ さい。

危険だし、それに今月の生活費も稼がないと・・・。

では生活費 も私が上乗せします。

やる。

百合の家に行こうとしたら、太郎がマヨネーズの空き袋を 発見。

これって店にもっていけばリサイクルで金をもらえるんだよな。


百合の家。誰もいないみたいですが。
銅板の音がする。
こいつ、1キロ先の小銭の音でも聞けるんだ。

わあ、すごい特技 ですね、と奈美は感心。

環境が鍛えたんだけどな。

暗い家の中に入ると、背後から突如鈴木が。明かりをつけて扉を閉め る鈴木。
百合をどうしたんですか?

お前の盗ったものと交換だ。

もしか して、あのお金って盗んだのか・・・?

麺粉を食ったという太郎におどろく鈴木。あれは混ぜ物もいれたが、 正真正銘の幻覚剤だぞ。

なんともなかったのか?

そういえば新鮮な味が・・・。

お前の家族、何を食っても大丈夫 だもんな・・・。

そんな・・・終わりだ・・・。
三百萬塊もするんだぞ。

三百萬塊って・・・。

セブンイレブン のお握り90年分。

どうしたら・・・。そういえばいるじゃないか、一人すぐにこれくら い都合をつけられる奴が。

奈美を指差す鈴木。

御村が思い出して、上原 集圑、鉛筆からロケットまで作っている大会社だ、と説明。

お前の良くミミを貰いに行く那間麺包(パン)屋もその系列だ。

ああ、知ってる。あそこ、ウマいんだよな。店員も親切だし。

第二十二話