単独で行く理由 1 一人で行きたいから
単純明解な答えですね。人それぞれ考え方、性格の違いがありますからいろいろな方法があって良いです。
●一人がなんとなく好き
●一人だとやりたいことが好きに出来る
●下界でのシガラミを山まで持って行きたくない
●自分の感性のまま歩き回りたい
●自分の考え方、自然観、登山観を拠り所に歩きたい
●一緒に行く人がいない
●人に気を使いたくない
など数えるといろいろたくさん出てきます。他にもあるかもしれませんが、考え方がどうであれ山に行きたいことはたしかです。その一つ一つについて解釈できるような自分でもないので、とりあえず「好きにやりましょう」と言うのが答えでしょうか。
その辺のところは自分で考えた方が納得が行きますし。
◎最近山で見かけるのが中高年の男性の単独行の方。
社会的にいろいろ大変なことがありますし、もう山ぐらいのんびり一人で行かせてほしいな。と言うのが本音でしょうか。
そう言う人にしても話すとかなり気さくで人柄もよくて気心が合えば一緒に行くのもいいかも、と内心は思っていらっしゃるようです。
山岳会だとちょっとキツイし、ハイキングの会だと派閥とか、人間関係がまたまた前面にでてくるし、うまい具合のところがないない、と思っていられる方もいます。
そお言った一人の登り方も、良い山登りだと考えます。雪月花を愛でながら、花鳥風月を楽しみつつ、一人のんびり、あるいはしっかり登るのも何か人間的で好きです。
山を登り、山で会った人に対していつも親切でいくと、なんとなく浄化されて行くようです。
そのうち山で知り合いができるかもしれないし、それも何かの縁として受け止めて良し。
出来なければ淡々と山を巡り歩く。そお言った歩きかたもいいです。
時々山で出会う、一人歩きの方たちの後姿は寂しさよりも、何かを受け入れて肯定している雰囲気を感じます。
今後は技術的とか、体力的にすごいことをする予定がないのであれば、山の雑誌などに掲載されている講習会とか、プロガイドの講習会などに参加してみて、知識とか知恵とかを吸収したりするのも良いです。
一人での独学は大変に時間と労力が掛かります。聞くは一時の恥じ、でもないですが、かなり楽にいろいろ吸収できることは確かです。
山とかで何かの縁で知り合う人を大切にして親交を深めるのも良いかもしれません。
かく言う私も山の中では人になるべく親切にあたろうとしています。うまくいかないですけど。
1年に一人とか数年に一人、知り合いが出来たりします。そう言う人は縁があったわけで大切にしないといけない、と考えています。
また人に親切にした場合、その印象が強ければ、万一、遭難騒ぎになっても、覚えていてくれるかもしれません。親切にして悪いことはないと考えます。
◎上昇指向の単独行について
岩でも雪でも沢でも登れば登るほど魅力は増して行くみたいです。僕自身はそれほど深入りした訳ではないのであまり大きなことは言えませんが。
困難になるほど、終わったあと山は答えてくれるような感じになります。山はウソは付かないと言う感じです。
特に単独での登山は全て自分で対処していく訳で、山との直接な対話のようなものです。困難なところを乗り越えた時、やはり全身に満足感がわいてくるようです。
そう言った自分としての困難な山行をやりとげた満足感は説明のいらない直接的なものです。
ただ単独の場合、本人の技術、体力、能力に限界があります。複数人だと、弱い所をなんとかカバーしながら乗り越える方法がありますが。
本などに登場する単独行の人は、事をやりとげているのは並大抵な努力ではないです。
それを踏まえて、自分とどの辺で折り合いを付けていくか当面の課題として判断して行った方が、後々良いかもいれません。ちょっと夢とかなくて、味気ないものがありますが。
端から見ても、自分でも、どうも岩登りがあまり上手くないと言うのであれば、目標をどこまでも上にもつよりも、そのレベルで楽しめる目標を設定するとか、他の登り方に変更する方法を考えるとか。
雪山も、厳しい山とかを考えた場合、出たとこ勝負になってないか、と冷静に考えた方が本人にとって良いのではないかと考えます。
その辺の自分との折り合いみたいなものが、その人のオリジナルな味のある登り方(考え方)となってくると考えます。
やはり山登りは普通のスポーツと違って途中棄権が難しいわけで、ギブアップしたからと言って許してくれる程あまくないわけです。
普通の単独のスポーツで意識を失ったり、ケガとか病気になっても平地なわけで助かるのは当然ですが、山登りの場合、過去に自分が経験した事実から言いますと、助からないことがありうる、ということです。
特に単独で行く場合はより素直に自然とか山を受け入れかつ、自分の弱さも素直に受け入れて行ったほうが良いと考えます。
いろいろ書こうかなと考えてみましたが、かなり個人的な意見に陥りそうなので、それぞれ個人の考えで解決することが正解のようです。