富士山
2013/7/7
先日富士山が世界文化遺産になった。
いろいろ紆余曲折があってようやく選ばれたようだ。
ところで
先日友人が自分も富士山に登りたいと言い出した。
友人はみずから率先して山に行くことがない。しかし富士山だけは特別でやはり登りたい気持があるのか、と思った。
山登りの趣味でない人も富士山だけば行ってみたいらしい。
それに聞くところによると世界遺産になったので今後
登山者が急増することが予想され、その為の整備や管理などの為に
入山料金を取ると決めたようだ。1回につき1000円くらいらしい。
その友人は入山料金が安いうちに登りたいから一緒に行きましょうと
言った。
別の友人曰く夏の登山は登山者がはんぱなく多いのとこと。
五合目から山頂まで物凄い渋滞でもうノロノロ歩きらしい。
八合目に泊まる予定でいたのだが夕方登りだして八合目に着いたのが11時だったとのこと。
そんなに渋滞がすごいのか、と唖然となった。
私の場合は夏の富士山は一度もいったことがない。
富士山は基本的に雪のある時に登るものだと自分で思っているので。
一月頃に行った時は登山者は私とあと3人パーティの二組たけだった。
そんな閑散を通り越した状況の山登りをしていたので
その人数のイメージはもう肉体的拒絶反応を起こしそうだ。
考えてみれば夏に岩の本チャンに行くために7月に三ツ峠に行った時のこと。
寝る前に外に用足しに行こうとしたとき丁度富士山が夜空に黒々と浮かび上がっていた。
その黒い山容の真ん中を、明るい一筋の明かりが頂まで続いるのが見て取れた。
一瞬目を疑ったがそれはまさしく登山者が五合目から頂を目指して登っている人々の明かりだった。よおく見るとその明かりがチラチラ光り、確かに微かだが動いていることが分かった。見た目は頂から溶岩の流れが麓まで流れているような眺めだった。
世界広しと言えど多くの人がこんな状況の登り方をしている国は日本しかありえないかもな、とある種感動したのを覚えている。
しかしその現状に居合わせた場合、その登山はある意味過酷な感じだな。自然を親しむとかそういう問題ではない感じで、真っ暗な瓦礫のような道を高山病を恐れつつひたすら人の足を見ながらノロノロ歩いて行くというのは登山とは思えない。
定番として夜中登り続けて山頂でご来光を拝むというのがある。
山頂でご来光を拝むのが一般的らしい。
今まで登山を続けていて御来光を拝むなどということはやったことがない。
目的は頂に立つことなので、意識的に御来光を見るというよりはたまたま視界に入って
眺めたというのが本当だ。
過去に5月に行った時五合目でテントを設営して泊まり翌日登るという
充分な計画の時でさえ途中で高山病による頭痛と吐き気で途中棄権をしたことがある。
富士山は初心者向きの山ではない
山登りの初心者に近い人が四千メートル級のヨーロッパアルプス並みの高山を
夜通し登って頂きに立ち、かつ御来光を拝むというのは
かなり無理があるのではないかなと思う。
友人に富士山に誘われたのだが、夏の大混雑かつ大渋滞のノロノロ
登山になんの意味合いも持てない。
まあ登山シーズンが終わる9月過ぎ以降なら行ってもいいかなとも思っている。
あとは5月上旬の残雪の残る時期が一番良いかもしれない。