単独行者における技術習得
個人での技術の習得は相当に限界がある
@山岳会に入って技術を習得する
2013/12/27
最近は山岳会とかに入る人が少なめであり
そういった関係で単独行の人が増えているとのこと
そのため山登りの基礎知識などがわりと欠落している人が多いと聞く。
普通のハイキングの場合はなんとか独学でも登ることができる。
しかしそれがバリエーション登山、冬山、雪山、沢登り、岩登りなどに
なってくると誤魔化しは聞かなくなってくる。
いくら本を読んで理解したとしても実際の経験者の動作や知恵などを伝授してもらったものとでは雲泥の差となる。
実際に私と沢登りに行きたい人がいていろいろ技術は会得しているとのことなのでわりと難しい沢に行ったときのこと。滝がどうも登れないと判断し高巻きしてから懸垂下降した。その人も出来ると聞いていたので下でザイルの末端を念のためもっていた。
懸垂下降をはじめたらへんな方向に下り始めたので注意しようとした途端に足場から足がズレて大きく振られた、私が末端を持っていたのでギリギリでとめたけどあのままだったら反対の岩場に激突していたし降ろしたザイルの上が岩で擦れて相当痛んだのではないかと思った。
懸垂下降の基本はザイルを痛めたり振られてバランスを崩したりしないように必ず垂直に降りないといけない。そういう基本的なことも忘れていたりする。
私も過去に北アルプスや南アルプスの縦走とか初級的な沢登りや冬山には単独で行っていた。
しかし文献のみの学習に疑問を抱き早いうちに限界を感じたので山岳会に入って各技術の教えを請うた。
ある年の夏に仲間内で北岳バットレス四尾根にいったあと山岳会に入ったのだが
それまで行ってきた自分の技術のあまりの未熟さにもう愕然とした思い出がある。
その後先輩に教えていただき自分なりにも経験を積み単独で沢登や岩登り冬山などに出かけられる自信が持てたのは本当に山岳会のお陰であると思っている。
独学の場合正しい技術の習得はかなり困難であり、また変なクセがつくとそれを矯正するのはそれ以上に大変だ。
過去の著名な単独行の方々はなんらかの山岳会に一時期在籍していたりしている。技術習得を踏まえた上での単独行だということになる。
現在単独行で今後に沢登りや岩登り、冬山、雪山、などに行きたいと思っている方々は
是非山岳会に入り自分の未熟さを自覚し襟を正して山岳会での技術を学んで欲しいと思っている。
ただ山岳会では自分が教えてもらうだけ的な行為ではやっていけない。会活動を最低限以上行ったり、仲間と円滑に付き合ったりが必要となる。
単独行を行っている人には、いままで勝手に自由にやってきているので辛い面もあるが、社会生活の一助ともなるのである意味良い経験ともいえる。
技術的な教育以外に山登りの一般的また全体的な知識とかも知らず知らずに得られるのでその点でも良いといえる
A山岳会に入らないで技術を習得することについて