単独行者における技術習得
A山岳会に入らないで技術を習得する方法について
個人での技術の習得は相当に限界がある
2014/1/31
最近の登山者の技術レベルの低さが危惧されつつある。
技術レベルが低くてもパーティ登山の場合なんらかの事故があった時に残りの人員が救助要請が可能だ。
しかし単独行の場合に事故が起きた時に自力で解決せざるをえない。
技術や知識レベルが低い場合に同時に回避能力も対策も低い訳で大きな問題だ。
その対策として雑誌などで単独行の特集も組まれている。
いずれにしても今後見過ごすことのできない問題となりつつある。
◎山岳会や山の会などの山岳団体に入らないで技術や知識のスキルアップを図る方法について
登山の場合で年がら年中山に行く機会もないし、ごくたまに山に行く程度の山登りの人が大半ではなかろうか。
そのような人達にいきなり山岳会に入れといっても、無理な状況だろう。
その場合の技術アップ方法について書いてみたい。
山岳団体やガイド、登山ショップなどの登山教室で技術を習得する
最近でプロガイドの方々による山岳教室や山岳団体、登山具ショップなどでの登山教室が頻繁に行われているので積極的に参加してみることも一方法だ。インターネットで「登山教室」「登山学校」で検索するとかなりヒットする。
また知り合いが、プロガイドさんと親しくなり技術的な練習を細かく受けたと話してくれたことがある。
登山学校なども都道府県自治体単位でわりと長期にわたって行う場合があるので山岳雑誌やインターネットで確認するのが良い。
上記以外に
今後一般登山者の技術向上に期待されるのが以下の2つだと私は思っている
●ヤマトモ
http://www.yama-tomo.jp/
勤労者山岳連盟がヤモトモという個人会員制度を打ち出して、一般で登山をなさっている方々の助成を行っている。
○安全登山サポートシステム
会員になると登山計画書をPCや携帯での届出と下山時の報告の義務付けがなされている。これは万一遭難した際に行方不明という事態を起こさない上で重要だ。万一遭難した場合は、勤労者山岳連盟は警察に情報協力する程度なので過信は禁物だ。まあ当然といえば当然だけれど。
リンクには各山岳会の登山学校の情報も載っている場合もある。そう言った会の登山教室に参加してスキルアップしたり、自分に合いそうな会があれば入会するのもいい方法だ。
○遭難事故対策補償制度
また独自の遭難事故対策補償制度というのがあり山岳保険的な制度もある。
単独行の問題点は色々あるがその中で特に問題になるのは
登山技術と知識の習得
登山計画書
の2つだ。この2つは上記の個人会員制度(ヤマトモ)により実現でつつあるのではなかろうか。
このヤマトモという制度も1年を無事に迎えた。今後の展開に期待したい。
●登山インストラクター制度による技術指導
http://jmia01.ec-net.jp/index.html
また登山インストラクターという制度も発足した。
岩崎元郎さんらの協力のもとの立ち上げられた、登山インストラクター制度だ。
※あくまでも私の受け止め方としては
登山インストラクターが山岳会に替わって一般登山者への指導的役割をする
ということになろうか
この制度の趣旨は
○自立した登山者の育成
○自立した登山者の育成ができる登山インストラクターの養成
○安心登山のアピール
(詳しい内容についてはhttp://jmia01.ec-net.jp/index.html)
最近は山岳会に入らない登山者が増えていること。そのため登山技術や登山知識があまりにも低下して今後の登山状況が危惧されるということ。
その為に基本的な登山技術から初級的な冬山や沢登り岩登りを教えるインストラクターの養成を行い個人で登山を行っている方々の助成を行っていくというものなのだ。
○登山インストラクターになるための技術は
岩登りのザイルワーク全般 3級のリードなど
沢登り
冬山
山スキー
救助
などの養成を行い一定基準を上回ることで登山インストラクターになれる。
○登山インストラクターのレベル
基本的に言えば山岳会を5年から10年程度オールマイティにやっている人なら基準をクリアできるし、山岳会でのリーダーをオールマイティにこなせる人レベルといえる。
○登山インストラクターの役目と今後の展望
山岳会に入っていない人達に、登山インストラクターが山岳会におけるリーダー的役目として教えるには過不足はないだろう
ある意味登山インストラクターの養成および人員の確保は今後の登山には急務と思える。
また登山インストラクターが増えてこの制度が軌道にのり、一般登山者が今後手軽に利用できるようになれば知識や技術の向上の手助けとして大いに期待できるだろう。
登山インストラクター構想はまだ始まったばかりであり軌道に乗せるのは大変なことだと思う。今後の展開を期待したい。
現在登山インストラクターとなり企画を打ち出している方々がいるので確認してみるのも良い。