10 転ばぬ先のヘッドランプ@ 
懐中電灯の利用方法について
 


ヘッドランプについて書いてみたい。
ヘッドランプは山登りにおいては必須の最重要道具の一つだ。
ヘッドランプについてはそれなりの気配りをしたいものだ。

 以前使っていたのは初期には単三電池四本使用するヘッドライト型だった。ライトの反射鏡のうらに予備の電球が一個付いていてとりあえず使いやすかった。でも単三電池四本と言うのは重い感じだ。

 冬山とか岩登りを本格的にやっていた頃は単三電池は別のケースに入っていて、そこからコードが延びヘッドランプは単に鏡と電球が入ったケースになっていた。これの利点は、電池というのは寒冷地では電池の電気を消耗するので、外に出しておくと短時間でライトが点かなくなってしまう。そのため別のケースに電池を入れ、そのケースを衣服の下に入れておくことで常温を保ち電池の消耗を防ぐ役割をしていた。電池のケースには別にライトも付いているので、その単体でも使える、という山岳モード全開のものだった。
 しかし最近では長期の登山とか酷寒の山行をやる人が少なくなったためか、山道具屋ではあまり見かむなくなってしまった。そういった特殊な山行の場合はそれなりの用品を買うのかもしれない。
 それにコードが邪魔で慣れていないと無理やり引っ張って断線させてしまう場合もある。

 次に買ったのが最初に書いた頭に直接付ける電池ライト一体型のものだ。その時は薄型だったようで皆使っていた。頭装着機種はいろいろ出回っていて強力ビームのものなどがあった。強力光線のものはマウンテンバイクなどに乗る人が夜間に頭に付けて走ったりしていた。

 その次にかったのが、ナショナルの超小型ライト。これはカメラのフラッシュとか、カメラに使う小型の電池を使うもので、電池も一個だし、ライトも小さいおかけですごく軽かった。
 その頃になると単独で野山を駆け巡る日々だったので、なんでもかんでも軽量を心がけ、カラビナなども中空のものとか、ツェルトも最軽量のものとかを揃えていた。
 この超小型ヘッドランプは小型軽量という以外に僕の持っているカメラと同じ形状の電池を使用していることだ。
 これは万一ヘッドランプの電池が電池切れを起こしたとしても、カメラの電池を使用することによって難を逃れることができるということだ。
 自分としては、ランプとカメラに兼用できる、ということでこれを選んだと言える。
 単独の場合、窮地に陥った場合のフォローを常日頃から意識して思索せねばならない。
 このヘッドランプの電池の寿命はだいたい8時間くらいだ。光の調節は二段階あるので、ロウならもっと持つかもしれないけど。

 しかしこの小型ランプにも欠点はある。あまりにも小さいお陰で、しまっておくために入れたポリ袋がゴミと同じように見えてしまい、疲れて帰宅するときコンビニでゴミと一緒に捨ててしまいやすい。僕の場合そんなことが数回あって、泣いている。

左が現在使っている発光ダイオード使用のヘッドランプ。真中がそれに使用する乾電池。これはカメラの電池と同種類のもので、ライトの電池切れでもカメラの電池で代用できる。
 右が過去に使っていた単三電池四本使用のヘッドランブ。大きいしやや重い。
ナショナルヘッドランプの機種説明

リチウムLED3WAYライト 高輝度白色LED3個採用
BF-198    3,900円  (税別・電池別)

ヘッドランプや首掛けライト、テントの常夜灯に。1台3役
●リチウム電池CR123A 1個使用
●寸法:約65×55×35mm
●質量:約70g(電池含)
●電池寿命:
<強>連続約7時間(20℃時) 連続約5時間(-20℃時)
<弱>連続約150時間(20℃時) 連続約100時間(-20℃時)
●明るさ:
<強>約180 lx(30cm前方、電池初期時)
<弱>約10 lx(30cm前方、電池初期時)
LEDとはLight Emitting Diodes (発光ダイオード)の略で半導体ランプの一種です。 シリコン(Si)にガリウム(Ga)やリン(P)、ヒ素(As)などを加えて作った半導体に電流を流すと光を発する性質を利用した半導体発光素子です。

松下電池工業(株)(本社 大阪府守口市、社長 安田幸伸)は、光源に高輝度白色LEDを採用すると共に、定電流回路を搭載することで、電池の使い始めから寿命まで一定の明るさを保つことができるヘッドランプ「リチウム LED 3WAYライト」を6月1日から発売し ます。

高輝度白色LEDは、電気から光への変換効率が高く、長寿命というメリットがありますが、電池寿命の時間内で明るさを一定にするのが困難でした。そこで、本製品は、定電流回路の採用で電流を制御することで、使い始めから電池寿命まで一定の明るさを保つことができます。 また、定電流方式では業界で初めて用途に合わせて明るさの強・弱の切り換えができる機能を搭載しました。登山や釣りなどでヘッドランプとしてだけでなく、首掛けライト、テントに吊るして常夜灯にするなど(=3WAY)幅広く使用できます。
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1.高輝度白色LED採用で長寿命
電池寿命は強点灯で連続約7時間、弱点灯で連続約150時間
(いずれも20℃でパナソニックリチウム電池使用時)
2.業界初 定電流方式で、強・弱の切り替え機能付
用途に応じて強(約180ルクス*)か、弱(約10ルクス*)の2つの明るさをスイッチで選択できます。(*30cm前方の明るさ)
3.約70グラムの小型・軽量設計(業界最軽量クラス)
リチウム電池の採用で、持ち運びに便利な小型・軽量化を実現しました。

 そして今年購入したのがこの リチウムLED3WAYライト 高輝度白色LED3個採用 BF-198だ。
これは弱の場合はなんと150時間も持つとのこと。
おまけに電球は発光ダイオードを使用しているので超寿命だ。電球は三個使用しているので一気に全て切れるわけではないので。
そんな理由で、山行中での電池切れ、電球切れは大幅に緩和された。
毎日8時間使用したとしても、20日間はもってしまう。
ハイの場合は7時間だ。それでも相当なもんだ。
また、電池もカメラで使うものと同種類なのでライトに関しては死角はまったくない。

ただ、難点を言うとしたら
 光はビーム(光線)状ではないことだ。夜間に点灯したら、真っ暗から回りがボワン、という感じで明るくなった。遠方を照らし出すという感じではなく、裸電球の下に自分がいるような感じだ。照射距離はあまり遠くない。
 しかし現在まで使っているが、それに関して不便は感じない。普通のライトのようにスッキリと照らし出すわけではないので、見え方もスッキリしない。でも、こんなもんだ、と慣れて来ればそれなりの行動ができてしまう。
 また、夜間のテントの中で長時間、室内照明の代わりにもなる。もし予備電池をもっているなら、ローソクの代わりにもなるし、本なども読めてしまう。ちょっと暗いけど。

 そんな訳で「ヘッドライトの電池が切れたので救助頼む」などと携帯電話で掛けることのないよう気配りしたいもんです。

重要項目を挙げると
●ランプは軽量かつシンプルなもの
●電池はカメラと同一種類のものが万一の場合よい
●電池、電球の消耗のすくない機種がよい

決死のヘッドランプAにつづく


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