1 山道具系、単独必須アイテム 


遭難は単に岩登りとか冬山での事故だげでないです。道で転倒とか、病気、日射病、虫刺され、ヘビに噛まれる等、大変に多いものです。それで、それらの事故を未然に防ぐための道具、方法などを説明したします。

1 ストック
 最近の遭難の多くが転倒による骨折とかケガだそうです。それも難所を過ぎて気が緩んだ時になんでもないところで転んだりするそうです。単独の場合、転倒によるケガは致命的な状態です。それを完全に防がねばならいなです。
 普通はストックを使用するのは、下り坂がメインで、登りの場合あまり使わない。そう言うことで登りの場合は使用しない場合が多いのでザックにくくり付けておくかしないといけない。よくザックの真中に立てて、先が数センチも出ている場合がありますが、あれは木の枝などに引っかかってバランスを崩しやすい。
 僕の場合は30センチくらいに縮むストックを最近使用しています。登りはまず使わないので、ザックに入れておきます。それで下り坂が多くなった時にザックから出して、どのような場合でも転倒しないように使います。万一転倒しても最小限にとどめられます。それで下山したら、そのストックわ縮めてザックにしまいます。下界に下りた場合ザックの中にストックがあるので目立たないです。
 手に持っていたり、ザックにくくりつけているとどうも忘れやすいみたいです。それで僕はすでに3本ほど山とか駅に忘れてしまいました。今の短めのストックを買って以来紛失していません。
 若いからと言って転倒しないと言うことはないです。何も頼らずに歩くのはカッコ良いかもしれませんが、単独で荷物が重い時は、充分注意に越したことはありません。単独での行動はそれでなくても何か言われます。完璧を期す意味でもストックは重要なアイテムでしょう。

別のコーナーでも説明しましたが。再度ストックの効用について
●下りでの転倒を完璧に防ぐ
●ツェルト(簡易テント)を張る場合のポール代わりにする。
●藪などに入る時、ヘビ避けのためストックでガサガサやって確認する。
●堰堤や滝などに遭遇した場合、先に細引きのわっかを付けて適当な出っ張りに引っ掛けて乗り越える
●野犬などが来たとき最大に伸ばした状態で追っ払う。猿などにも長い棒は効果あり、とテレビでやっていた。
●骨折した場合簡易的な副木になる。


2 サングラス(山での紫外線予防のために2000/4/9
 山は町よりも紫外線が強い。特に冬の時期の雪は反射光も手伝ってかなりな紫外線で肌が焼けてしまう。眼も皮膚と同じで焼けてしまう。
 角膜は西洋人と違って黒い色素なので光りに強いらしいです。しかし眼球の中の水晶体はどの人間も同じです。
 水晶体に紫外線がずっと当たっているのは良くないです。よく、老人になると白内障が起こってきますが、これは紫外線に長年に渡って当たった結果らしいです。水晶体も皮膚と同じように焼けてしまい、白濁してしまう。
 雪山で雪眼と言う急性の眼病がありますが、あれも一種の紫外線による炎症とのこと。
 ですから、山に行く時は、サングラスを持っていった方が後々よろしいようです。特に雪山は必須です。
 ただサングラスも濃いからよい、と言うものではないです。僕の場合、ブルー10%の薄い色にUVカット(紫外線除け)をほどこしたものを常時使用しています。また、雪山ではそのメガネの上に前掛けサングラスと言うのを掛けています。
 一般に売られているサングラスと言うものには、品質表示、と言う内容表示が書かれたタックがぶる下がっています。これに「ファッショングラス」と「サングラス」と言うどちらかのタックが付いています。
「ファッショングラス」は、
「長時間使用はつつしんで下さい」、などとタックに書いてあって、あくまでもファッショのみのグラスと言うことです。
●玉であるガラスが均一な厚みでなくて、若干ゆがんでいたりなっている。
●紫外線除けをほどこした材質ではないので、紫外線はあまりカットしない。
●ガラス又は、プラスチックレンズに単に色を着色しただけのものがあり、遮光効果が望まれない。
と言うことです。

「サンク゜ラス」は遮光用の玉が入っているわけです。
ここでサングラスは濃ければよい、と言うものではないです。
濃くても紫外線をカットしなければ、光りをカットした場合、絞りの役目をする瞳孔が大きく開いて、それだけ紫外線が眼に多く入ってきてしまいます。
色が薄めでも、紫外線カットが高ければ、それだけ紫外線が入ってこないと言うことになります。
ですから、やや薄めで、瞳孔が絞られて、紫外線の入りが絞られなおかつ、紫外線カットのレンズで、カットされるわけで、かなりな紫外線カット効果があるわけです。
眩しいのが嫌いであるなら色が濃いめでなおかつ、紫外線カットのあるレンズのものをお勧めします。
品質表示に品質表示に紫外線カット75パーセント、とか書いてありますから、それを目安に選んでみてください。
大体50パーセントから75パーセントくらいで充分だと考えます。
まとめてみますと。
●品質表示に「サングラス」と表示されているもの
●紫外線50〜75%と書かれているもの
●行動に支障のない色の濃さ
●色はグレー、ブラウン系
と言うことで選んでみてください。
また普段眼鏡使用の方の場合など、レンズを新しくする場合、薄いブラウンかグレー、ブルーにUVカットされたレンズにすることをお勧めします。(UVの意味はウルトラバイオレット=超紫)
歳をとってから白内障で苦労することのないよう山では充分注意しましょう。


3 眠るためのクスリ(山での最良の体調を整える2000/4/23
 山ではベストの体調でのぞんでこそ安全かつ楽しいと言うことになります。
 しかし体調不良になる原因の一つに睡眠不足があります。
原因を挙げてみますと。
●神経が高ぶって寝つけない。
●山行中疲れ過ぎて寝つけない。
●周囲の環境になじめず寝つけない。
●他人のイビキが気になって寝られない。
と言ったところでしょうか。
まず実例を書いてみますと。
●神経が高ぶって寝つけない
 普通山に行く前夜などは、場所にもよりますが、結構気が高ぶるものです。子供の頃、翌日が遠足などの場合、なんと言うかワクワクもので寝付けなかった思いでもありますが。大人になっても、未知の場所とか、困難度の高い場所とかに行く場合、ちゃんと登れるか、ミスはしないか、核心部を安全に通過できるか、などといろいろ気にかかったりします。僕なども以前初めて北アルプスに行くときには、ワクワクと心配と不安でよく眠れませんでした。また、いつも夜更かししている人が翌日早起きするために、早めに寝ても習慣上なかなか寝つけないですね。
●山行中疲れ過ぎて寝つけない。
 これは、身体は疲れているのに、筋肉がこわばってリラックス出来ないと言うことです。激しい、肉体作業的な山登り(例えば、岩登り、沢登り、雪山)をした場合身体が硬直して、それに伴って全然眠れないことがあります。また、その日の山行があまりにも刺激が強すぎた場合、気が高ぶって眠ることが出来ない場合もあります。翌日も山行を続けねばならない場合、一刻も早く眠り疲れを取りたいと思っよけい寝付けなかったします。
●周囲の環境になじめず寝つけない。
●他人のイビキが気になって寝られない。
自宅の場合、いつも住み慣れていて殆どの人は気など使わず眠れます。しかし、環境が変わると眠れない人がけっこういます。臭い、音、イビキ、雰囲気など。また、テントで寝るなどかなりなカルチャーショックになったりします。

 いろいろ挙げてみました。寝つけない対策として
酒の飲む、と言うのも一つの方法です。普通飲む人ならだいたい、この方法で充分かもしれません。まあ酒の量にもよりますが。
しかし酒の飲めない人とか、酒がなかった場合とか、また酒を飲んでもダメな場合もあります。

 それで本題のクスリです。あくまでもこれは僕の体験した例ですので参考にとどめ、あとは掛かりつけの医師と良く相談して対処してください。
 最初の頃はだいたい乗り物酔いのクスリを服用していました。薬屋さんで聞いて見たら、「乗り物酔い」の薬には睡眠系の薬物が入っているとのこと。それで、使用上の注意を良く読んで一般服用よりも少なめに飲んでました。それ以外に漢方で作られた安眠剤もあります。顆粒になっていて、副作用はないみたいなことは言ってました。
 僕の場合、ヨッポド眠れないと分かった時のみ使用していて、また睡眠薬として使うのではなく、あくまでも睡眠導入剤として使ったています。
 最近まで非常用の睡眠導入剤と言うことで、乗り物酔いの薬を持っていってました。しかし、今では掛かりつけの医者にいろいろ相談して、安定剤とか言う薬を貰っていて、その薬を半分に砕いて半分を服用しています。
僕の場合の実例から言いますと、山行出発前夜などに、その山行がかなりヤバイ計画などの場合、夜はうなされたり、寝つけないことがごくたまにあります。その場合、ある程度判断して寝る前に薬の1/3ほどのカケラを飲みます。
 また、山行中の夜に目が冴えて寝られなくて、翌日も長い時間歩くとか、厳しい登山内容のが予想される場合、早めに1/3カケを飲んだりします。やはり3泊、4泊の長い山行の場合、その辺の気配りはしておいても悪くはないです。
 そう言った薬は山の時のみしか使わないので一度処方してもらって、1年以上残っている場合が多いです。
 何となくお守り、と言った感じでもっている。それだけでも安心できたりします。
 やはり、何といっても山の場合、自分の死角を作るのは絶対に良くないです。睡眠不足で翌日は晴天で都合よく行けば良いですが、嵐、豪雨、その時に自分がベストな判断を出せる状態でなければならないです。山では高低、難易に関係なく、ちょっとしたミスで周囲に迷惑をかけてしまう可能性が高いです。
 後で後悔するのでなく、現在の時点で予想されるアクシデントの可能性の芽はつぶして行くと言う積極的な遭難予防を始めてみてくださいませ。






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