| チーム | 勝数 | 敗数 | 分 | 勝率 | 率順 | 得点 | 失点 | HR | 盗塁 | 打率 | 防率 | |
| 優勝 | 広島 | 80 | 52 | 8 | .606 | (1) | 631 | 439 | 249 | 41 | .236 | 3.38 |
| 2 | 巨人 | 78 | 61 | 1 | .561 | (2) | 878 | 822 | 297 | 42 | .306 | 5.61 |
| 3 | 横浜 | 69 | 67 | 4 | .507 | (3) | 690 | 711 | 119 | 76 | .304 | 4.89 |
| 4 | ヤクルト | 68 | 72 | 0 | .485 | (4) | 711 | 655 | 195 | 44 | .297 | 4.60 |
| 5 | 中日 | 65 | 73 | 2 | .471 | (5) | 679 | 705 | 158 | 36 | .304 | 4.90 |
| 6 | 阪神 | 51 | 86 | 3 | .372 | (6) | 581 | 758 | 128 | 18 | .286 | 5.29 |
| 日本シリーズ |
| 広島○9−1●西武−西武ド− 広島●0−6○西武−西武ド− 広島●3−4○西武−広島− 広島○3−2●西武−広島− 広島●1−5○西武−広島− 広島○2−1●西武−西武ド− 広島○6−1●西武−西武ド− |
| →4勝3敗 |
しかしこの引き分け試合はやはり「くせもの」だった。見てのとおり優勝したとはいえ、引き分けが8試合あり、勝率ではダントツながら、2位の巨人と勝ち星ふたつしか変わらなかったのだ。
パワプロは'95から購入しており、「レベル:パワフル」で「ストライクゾーン未表示」、「ミット移動なし」という設定でプレイしているが(これが普通だぞ、絶対!)、毎回ゲーム性になれるためにひと月くらいかかり、慣れればそこからどんどん勝ってぶっちぎり優勝、というのがパターンだったのだが、今回はどうも難しい。打てない。打たれる。5月終了時で借金10。「最大13の借金」を背負った時は今回は優勝は無理かと諦めかけたが、「現実では弱いはず」の7月から8月にかけて17連勝をマークするなど、一気に首位へ。そこからちょっともたもたして巨人に追いつかれ、シーズン最後の対巨人3連戦までもつれこみ、そこを2勝1敗で139試合目にようやく優勝を決めたのでした。まるで「96年のメークドラマ」のようなシーズンだった(例えが巨人なのが気に食わないが)。
しかし今回のパワプロで一番感じたのが、本当に「打ちにくかっ」たこと。チーム打率は結局.236。他チームは3割前後打ってるのに。今までのパワプロなら野手トップ10には5人以上のっていたし、本塁打に至っては上位5人がカープの選手なんてこともあったが、今回はなんと金本の.279が最高。ホームラン王はかろうじて金本が65本で松井の63本を抑えて獲得できたが、やはり悔しい。とは言っても本塁打トップ10に4人のっているから良しとしたいが、三振トップ10に5人入るくらい三振も多かった。「月間MVPも1回」しか取れなかったし、優勝したにも関わらず「ベストナインには金本ひとり」だけという、まるで99年の中日のような有り様になってしまった。この低調さはシーズン後半になっても治る気配はなかったから、慣れとかそういう問題ではなく、僕の打ち方に問題があるのだろう。
ただその「狂乱の相手打者陣」の中、防御率は3.38と、2位のヤクルトの4.60を比べるまでもなく優秀。決め手は「高めの球」。高めギリギリの球は、もちろんこっちも打てないのだが、コンピューターも打てないらしく、コントロールミスさえなければそうそう打たれなくなっている。だから投球は「高め中心の組み立て」というおかしなことになる。でもこれがわからないうちは、とにかく打たれまくった。名前を挙げれば松井、高橋由、江藤、マルチネス、清原、ペタジーニ、大豊、福留(←こいつだけなんでかわからん)。普通にストライクゾーンに投げればかなりの高確率でスタンドにもっていかれた。こいつらの本塁打の3割以上はカープ戦だろう。現実でカブレラとか松井に対して「ストライクがこない」とか言うが、もし本当にあのくらい打つのなら絶対ストライクなんて投げれんよ。いやまじで。だから対巨人戦は9勝18敗1分と大きく負け越し。以下中日、ヤクルトと、打たれるバッターが多い順に弱く(といっても勝ち越してはいるが)、逆に阪神(19勝6敗)、横浜(20勝5敗)というホームランを打てないチームはカモだった。
それと前からあったが、シーズン中に2軍選手を育てるというシステムが、今回はサクセスロードと同じ様にマニュアルで行えるようになった。つまり自分の好きなように2軍選手を成長させるようにできるのだが、これが「メチャメチャ甘い」つくりで、シーズン当初から手をつけていた松本と兵動は守備、肩ともにMAX、走力B、打力もCくらいの超一流選手に育ってしまった。実は、嶋、浅井、朝山といった控え選手や、スタメンショートとしてはさっぱり使い物にならない東出などもちょこっと能力を上げてしまったので、「今回の優勝は実際のカープの力ではない」のかもしれない。
しかも緒方、前田は「怪我なくシーズンを終える」し、金本以外ほぼ盗塁できないから、「チーム盗塁数は一番少ない」し、中継ぎ、抑えはびしっと決まるし、なかなかゲームは現実のものにはならない。
主なオーダーは緒方、木村拓、前田、金本、ロペス、新井、西山、投手、東出。途中から東出に見切りをつけ、左投手の時は7番にディアスをいれるようになった。しかし前田、ロペス、新井あたりが打線の中に入ると、どうやっても機動力野球などというスローガンを掲げることは出来なくなるのがつらい。特に前田の走力Fというのは外野手としては致命的。右中間へのライナー性のあたりは2塁打になってしまう。守備固めで走力Cくらいの選手をいれると、打球へ追いつく早さにびっくりしてしまう。それに加えて緒方も走力Cなのがいたい。
投手は先発:佐々岡、黒田、高橋、横山、山内、谷間に澤崎をいれた。
中継ぎ:同点or勝ってる時:ラドウィック、田中。負けてる時:鶴田、玉木、大負けの時:小林。
抑え:小山田
先発はともかく「中継ぎ・抑えは現在のカープからは考えられな」い顔ぶれ。しかしこれが大当たりで、ラドウィック、田中は防御率2点台前半、鶴田は1点台で、リリーフポイントのトップ3を独占。しかも3人で14勝1敗という奇跡の数字。抑えの小山田も防御率2.67で2勝2敗34S36SPと守護神の名に恥じない活躍。惜しくも岡島が38SPで最優秀救援投手の座を逃してしまったのが悔やまれる。この4人の活躍で逆転負けというのはほとんどなかった。ちなみにラドウィック、田中がこんなに活躍できたのは「スローカーブで簡単にストライクがとれる」からで、現実世界で「カーブをストライクにとってもらうのは至難の業」なので、これもゲームの世界だけが可能にする数字と言っていいだろう。小山田に至っては「なぜ抑えられたのかも不明」。
さて次に、おそらくやるとしたらパリーグで、ロッテだろうな。数年前から「カープ−ロッテ」の日本シリーズを夢見ているが(特に理由はないが、強いてあげるなら、「スポーツ新聞で1面にならなそう」だし、下手したら「TV中継もなくなりそう」だから、そういうのもありかな、くらいのもん)、どっちも優勝しそうにないから、せめて「ゲームの世界」でだけは実現してやろう、と。僕の生きてるうちにこのカードが実現して欲しいのだが。
まあいろいろと問題点や不満な点はあるが、「ゲームバランス」はしっかりとれていると思うし、「データを用いた客観的な能力付け」もすばらしいと思うし(もちろん前年のデータだからまったく違うものになる可能性もあるが)、何と言っても「野球のおもしろさは数字の分析」であるというのも実感させてくれるのが大きい。逆に言えばもっともっと「パワプロなりのこだわりの数字」みたいなものや、「より数字の分析がしやすいシステム」づくりに努めていってほしいいとも思う。
毎回感じるが、やはり「140試合は長い」。またペナントを最初からやろうとはなかなか思わないだろう。選手会が「引き分けを有効にして欲しい」というのも頷ける。
個人タイトル
| 首位打者 | 鈴木尚 | .357 | 金本 | .279 |
| 本塁打王 | 金本 | 65本 | ||
| 打点王 | 松井 | 148打点 | 金本 | 124打点 |
| 盗塁王 | 石井琢 | 46個 | 金本 | 20個 |
| 最多安打 | 鈴木尚 | 203本 | 金本 | 155個 |
| 最高出塁率 | 高橋由 | .399 | 金本 | .324 |
| 最優秀防御率 | 佐々岡 | 2.67 | ||
| 最多勝利 | 山本昌 | 16勝 | 佐々岡 | 13勝 |
| 最優秀救援 | 岡島 | 38SP | 小山田 | 36SP |
| 最優秀中継ぎ | 田中 | 15.55RP | ||
| 最多奪三振 | 工藤・伊藤智 | 99個 | 高橋 | 32個 |
ベストナイン&ゴールデングラブ賞
| ベストナイン | ゴールデングラブ賞 | |
| 投手 | 岡島 | 佐々岡 |
| 捕手 | 谷繁 | 古田 |
| 一塁手 | ペタジーニ | ペタジーニ |
| 二塁手 | 仁志 | 仁志 |
| 三塁手 | 江藤 | 新井 |
| 遊撃手 | 石井琢 | 宮本 |
| 外野手 | 松井 | 松井 |
| 金本 | 金城 | |
| 高橋由 | 関川 |