前半戦を「借金2の最下位」で折り返し。世間で言われているように広島は「春先に強く後半戦に弱い」。それを裏付ける数字として、ここ5年間で、シーズン終了時の勝率が前半戦終了時と比べてよかったことがない。つまりこのまま行くと「優勝争いに加わることもなく、借金で終わる」可能性が高いと言えるかも知れない
再三このHPで言ってきたように、投手陣に関しては不安視はしていない。「抑えがいなくなった」のが厳しいくらいか。チーム防御率3.67は3位。先発陣も佐々岡2.99、黒田3.16、長谷川2.10、横山2.87(あえて高橋には触れない)。問題はこれだけの数字ながら、4人合わせて「17勝17敗で貯金0」ということ。「野手の失策」という原因も考えたが、チーム自責点と失点の差は28点で、中日の10点を除けばどのチームも30点前後の位置にいるので、あまり関係はないらしい。ただ「大事な場面でのエラー」は確かに多かった気がする。
何度でも言う。カープの投手力は「2,3年後には投手王国」と言われるまでになるだけの能力はある!だから野手陣、足を引っ張るな!
さてそうなるとやはり勝てない原因は「打てない打線」ということになる。打高投低と言われていたはずの打線は緒方の開幕2戦目での欠場が大きかったが、クリーンアップも3番が固定できず、4番金本は開幕前から体調を崩し、頼みの元打点王(2回)ロペスもようやく打率2割5分。やはり打線の中核がこうだと大事な場面での得点はなりにくい。今季は「四球の数」が巨人に次ぐ2位で、塁上に走者は貯めることはできるが、「金本以外に得点圏打率3割台の打者がいない」状態では、5度の引き分けや接戦での競り合いの弱さは当然と言えよう。
後半戦は緒方、前田もどってくるので“一安心”のような感じの風潮があるが、彼らはまだ怪我人。大きな期待はかけにくい。やはり「夏場に強い」金本、ロペス、ディアス(?)らに頼りたい。しかし逆に言えば、東出や木村拓などの「夏場に弱い人たちが頑張る」ことによって、この金本ら夏男たちの真価が発揮できると言えるだろう。それに加えて新井や廣瀬らのまだ「未知数な部分の活躍」や、町田、浅井、福地らの「堅実な活躍」があれば、「ビッグレッドマシーン」(妙に懐かしく聞こえるな)は他球団の脅威となるはずだ。
あと問題はリーグ最少の79という消化試合数だろう。今後の日程は、19節からは5節連続の6連戦というきつい日程。さらにあいている日にも未消化試合を回されてしまうとどれだけきつい日程になるかわからない。先発陣をどう回すのか、野手は定期的に休ませていくのか、「選手層の薄いチーム」にとってはきつい、ふるい落としの期間になりそうだ。もしそこでふるい落とされるようなら、「早くも観客動員の問題が囁かれている今年の観客数」はますます減ってしまうだろう。ちなみにこの夏8月31日までの31試合中19試合が広島でのゲーム。この時期にもし優勝争いに加われるようなら、今年は観客動員数でいやな思いをしなくてもすむのだが。今年のカープの野球はおもしろいと思うんから、みんな「市民球場へいこう!」。
前半戦の日程が終了したその日の夜、いやーな夢をみた。簡単に言えばカープが負ける試合の夢だが、夢らしく細部は適当で、ベンチの横あたりで試合を見ていた。選手とかも普通にその辺を歩いてるし。
その試合で気になったのが、なぜか「東出がライトを守って」て、「しかもエラー」してたこと。「中継ぎ陣が打ち込まれ」てること。「打線が点を取れてなか」ったこと。そして僕が「試合の途中からもう試合を観ることにどうでもよくなっていた」こと。どうもこの夢は、今後後半戦のカープと僕との関係を表したような夢に見えてならないのだが・・・(ライト東出は、混乱した選手起用という比喩表現か?)。兎にも角にも逆夢となることを祈る。
主な選手の前半戦成績紹介
投手
13菊地原
41試28・2回2勝1敗0S2SP27三振防御率3.45振率8.48与四死球11
「8年間左の先発投手候補」だったドラフト2位投手が、とうとう「中継ぎで結果」をだした。ちょっと前にリリーフポイントという制度ができたと思ったがあれは今どこへ行った?あれでは菊地原は何位くらいにいるんだろうか。前半戦の最後でばたばたと点をとられはしたが、リーグで見てもけっこういい位置にいるんではないだろうか。松井、高橋由あたりとの相性もよく、また現在実質首位のヤクルトにも真中、稲葉、ペタ、岩村といい左打者がいるので(この連中との相性はあまりよくないんだったけ?)、後半戦もばりばり働いて欲しい。
15黒田
15試105・1回5勝6敗76三振防御率3.16振率6.49与四死球28
どうしても「勝ち星が先行しない」。完投は佐々岡と並ぶ「リーグトップの7完投」。しかも「四球は少なく(死球が多いのが気になるが)」、以前の「被本塁打の多さも消え」た。もう「年間防御率が安定的に3点台」でいける、つまり「本物になった」と見ていいだろう。あとは「精神的な強さ」や「相手に向かっていくがむしゃらさや気迫」のようなものが出てくれば、「打線との不仲も解消」されるだろう。昨年は後半戦に結果を残しいるので期待したいが、何にせよ広島の「次期エース」。「1年間通して働ける」ということをしっかりと我々に印象付けてほしい。
16山内
19試39・2回3勝3敗1S3SP30三振防御率5.22振率6.81与四死球13
被安打も与四死球も普通。勝ち負けも3勝3敗1S。これだけ見ればけっこういいピッチングをしているのかと思いきや、なぜか防御率は5.22。要するに効果的に打たれているのだろう。パワプロ的に言えば「ランナー×」「ピンチ×」か?菊地原、玉木ともうひとり「信頼できる中継ぎ」が欲しいが、小林になるか、この山内になるかちょっと見ものである。くれぐれも「共倒れだけはないよう」にして欲しいが。
18佐々岡
17試126・1回6勝8敗85三振防御率2.99振率6.06与四死球27
何度も言うが「エース」。成績は6勝8敗ながら、7完投、投球回126.1はともにリーグ1位。これだけのことができるのはやはり「キャンプでの頑張り」につきる。「333球の投げ込み」など多分にマスコミ受け的な要素も入れてはいるが、1年を乗り切るにつけてこの時期の投げ込みほど重要なものはない。そして江夏豊氏も自身のコラムでおっしゃっていたが、やはりベテランは「精神的支柱」であり、その支柱が自ら実戦することが「若手投手へ与える影響」というのは計り知れないのだ。昨季の夏場の失速は気になるが、「3年連続二ケタ勝利」を狙って欲しい。
19長谷川
10試60回5勝2敗54三振防御率2.10振率8.10与四死球22
「高卒で期待していた投手結果を残す第1号」(横山は知らないうちに出てきてしまったからカウントしない。ちぇっ)。昨季も「投球回は少ないながらそこそこの成績」を残していたので、今年はけっこういけるんじゃないかとは思っていたが、ここまでになるとは思わなかった。「気が小さい」と聞いているが、リラックスさせるためにガムをを噛んでいる姿は「フツーに悪そうなにぃちゃん」である。最近噛んでないみたいだけど。これまでとの大きな改善点はやはり「精神的ゆとり」と(ガムのおかげ?)「四球の少なさ」に尽きるだろう。これは北別府コーチのおかげだろうか。今のカープにはこの「四球に苦しむ本格派速球投手」がたくさんいるので、もしかしたらこの長谷川を皮切りにどんどんとイキのいい投手がでてくるんじゃないか、そんな気にさせられてしまう。あとは「始めてのフルシーズン」をどう乗り切るかだけだ。頑張れ。
22高橋
19試98・2回5勝5敗77三振防御率4.57振率7.02与四死球39
どうしても夏場はいけないらしい。結局「去年とほぼ同じ道」を辿り、抑えに回されたかと思いきや、サヨナラ負けを喫するなど成績は5試合に登板し、1敗。しかし失点は1点だけ。いいときはぴしゃりと抑えてくれるが、「悪い時はとことん悪い」。やはり「ノミの心臓」と謳われたように、精神的にもろいのだろう。長谷川みたいにガム噛ませればいいのに。この内容を見て後半戦どのように使っていくか監督も頭を悩ませていることだろう。個人的にはやはり先発かな。そんで今シーズンが終わったら「徹底的に走りこみ」。自分のスタミナに自信がないから、ノミの心臓は震え出しちゃうんじゃないの?
23横山
6試34・2回1勝1敗12三振防御率2.87振率3.12与四死球13
復帰後はいい投球をしながらも勝ちにめぐまれず、可哀想だったが、「後半戦先発陣の軸」となって働いてくれるだろうとは、誰もが感じたはず。「気持ちを前面に押し出すタイプ」の投手で、本塁打を打たれれば体全体で悔しがる。巨人戦でも当然そういうスタイルで投げたら、あそこの格闘家番長が“ガキっぽい”ってすっごい怒ってた(らしい)。藤井のときに懲りてないのか?。だいたい自分が一番気持ちを出して何でも表現するじゃんねえ。まあそんなやくざの話をしてもしょうがない。とにかく横山は「将来の広島投手陣を背負って立つ男」。その点で難しいのが「黒田との兼ね合い」。次期エースはやはり黒田だろうが、おそらく「おとなしめタイプの黒田」より、「天真爛漫タイプの横山」の方が世間的に好かれるだろう。野球ファンにわかりやすく言えば、現在の西武の「西口と松坂の関係」。それに対してファンはどう接するべきか。どうするもこうするも「二人が活躍すれば優勝」するから万々歳だよね。
29小林
30試34・2回1勝0敗1S2SP27三振防御率3.38振率7.01与四死球25
前の投手が残した走者は返してしまう。抑えるときも3人で終わらずひとやまつくる。「自作自演」とはよく言ったものだが、逆に言えば回の最初から投げれば、0で抑えてくれる可能性も低くない。ベンチとしたらひやひやものだが。ただこの防御率で前半戦を折り返せたことが、自信につながるようなら、今後も重要な中継ぎとなるかもしれない。ただ投げる時にまっすぐ突き出す左手に力が入りすぎるようだとあまりいい投げ方にならない。「力を入れるタイミングはもっと後」だ。
30玉木
40試49回4勝2敗3S7SP44三振防御率3.49振率8.10与四死球15
僕はちょっと物足りないがやはり現在の広島の「中継ぎエース」。山崎、島崎と3人でいい中継ぎ陣になってくれないか、と開幕前は書いたが、結局ほかの信頼できる中継ぎは菊地原のみ。4勝2敗7SPは、岩瀬(中)の6勝2敗6SP、木塚(横)の5勝5敗6SP、伊藤(阪)の5勝2敗5SPと比べても何ら遜色はない。それに玉木がこんなに「三振の取れる投手」だと思っていなかった。しかしもともとロングリリーフなどをこなした実績があるので、本来の中継ぎエース的な使われ方から時々外れてしまうことがある。やはり玉木を正式に中継ぎエースとして働かせるためには、それにかわる中継ぎの存在が重要となる。今のところ山内や小林だが、山崎や島崎、鶴田はもどってこないだろうか。
42ラドウィック
10試47・1回0勝4敗37三振防御率5.70振率7.04与四死球22
序盤は先発ローテーションに入りながらも勝ち星なし。どうも長い回はもたないようだ。そこで提案なのだが、この人を中継ぎで使えないだろうか。四球も以外と少ないし短い回ならいい投球ができるんではないだろうか。いきなりでっかいのが出てくれば目もなれないだろうし。ただ走者を背負っての投球は向いてないかもしれないから、イニングの頭から投げさせたいところだ。
45シュールストロム
18試17・1回0勝1敗11S11SP13三振防御率3.11振率6.75与四死球5
右肩肩板損傷で全治1ヶ月。「せっかく生まれた守護神」が早くも去ってしまった。あの程度の球威で、と書いたこともあったが、やはり一度抑えとして実績をつくったものの実力は、「球威だけのものではない」ということだろう。しかし全治1ヶ月投げられるようになるまでで1ヶ月半と見れば、「9月には守護神は帰ってくる」可能性がある。それまでにどれだけ優勝戦線に絡んでいられるか。そうでなければこの人が帰ってくるのに意味が与えられない
捕手
28瀬戸
25試42数13安0本0打点0盗打率.301出塁率.341長打率.429得圏率.000
結局この人は何が売りで入ったんだったっけ。肩?打撃?インサイドワーク?悪いがすっかり忘れてしまった。今季は打撃でアピールしているが、やはり西山を押しのけて、というのはちょっと難しいだろう。はっきり言って今回紹介する選手で一番楽しみが少ない選手だ。以上終わり
32西山
69試185数44安1本9打点0盗打率.238出塁率.316長打率.314得圏率.200
2,3年前まではこの人に関してあまりいい評価を聞かなかったが、投手力が徐々に上がり始めたら、この人の評価もいいものが聞かれるようになってきた。キャッチャーの特に「リードに関しての評価は当てにならない」もんだ。結果が紙一重な分、結果でしか見ようとしない解説者の言には注意したほうがいい。バッティングのほうは、やはりキャッチャーが打てないと、打線に2つ打てない箇所が出てきてしまうわけで、苦しくなる。96年に3割を打って以来打率は低調。「せめて2割5分台」までは上げてほしい。
40倉
30試41数6安0本1打点0盗打率.146出塁率.167長打率.195得圏率.083
ほぼ「長谷川の時限定でマスク」をかぶった。やはり西山に全てを任せるのもいいが、若手投手の球は若手捕手と組ますほうが、将来的なことを考えてもいのかもしれない。上原=阿部みたいな感じで(最近は節操なく阿部を使っているが)。バッティングのことは仕方ないだろう。阿部でさえ.220(こう考えると古田はやはりすごい)。とにかく今は一軍でインサイドワークの勉強と割り切って。「栄光の40番」をうけたのは「素質アリの証拠」だろう。敵は00年度ドラフト1位の木村一か。しかしどうも02年度(今年の10月のやつね)のドラフトでもキャッチャーが候補に挙がっているとか。「あまり信用されていない証拠」なのだろうか。
内野手
2東出
79試322数81安5本21打点15盗打率.252出塁率.289長打率.357得圏率.188
「4月5月はおとなしかった失策数」も、6月18日13節からのここまでの「約1ヶ月間22試合で、7個」もやってしまった。どういうエラーなのか詳しくはわからないのだが、やはり原因は疲れなのだろうか。去年も夏場は打率を一気に落とすなど、どうも夏場は鬼門のようだ。あれだけ黒い顔してるから「夏場は強そう」に見えるが、体調管理の方法がよくないのか、単純に夏に弱いのか。バッティングはもう少し「頭と体両方に柔軟性」を。盗塁は3人並びながらリーグトップ。ただ15個という数字は、パリーグ井口の30個という数字を例に挙げずともちょっと少ない気がする。とはいっても昨季の盗塁数は17個だから、それを考えるといいペースか。このセ・パの個数の違いは、単純に「投手のクイックモーションの巧拙」が原因ということでいいのだろうか。
7ロペス
77試260数66安19本54打点0盗打率.254出塁率.352長打率.523得圏率.235
2割に見たなった打率もようやく2割5分台にもどってきたものの、得点圏打率は.235と、過去2度の打点王獲得者にしては物足りない。それでいて打点54はリーグ6位。へんな荒稼ぎをしているんだね。あとはちょっと「失点に絡むエラー」が多いような気がするので注意して欲しい。「37歳の練習熱心な白人選手」は今年の猛暑を乗り切れるだろうか。
25新井
71試186数48安13本29打点2盗打率.258出塁率.349長打率.495得圏率.185
得点圏打率が低すぎると書いたときが.119だったので約7分ほどUP。三振も56とこの打数にしては多いが、それ以上にあの豪快なバッティングは魅力的だ。実はこのHPをつくるまで、僕は「新井を高卒だと思っていた」。だって「今の大学野球を経験していてあんなにメチャクチャにフォームを崩して打つ人」なんてそうそうおらんよ。まあそのがむしゃらさが持ち味なんだけどね。前の選手紹介でも書いたが「変な落ち着き」を見せないで育って欲しい。
40ディアス
75試241数66安18本48打点3盗打率.274出塁率.320長打率.535得圏率.286
一時期は「カブレラからバッティングを・・・」とアナウンサーに呪文のように唱えられていたディアスだが、この人のいい時と悪い時ははっきりわかかる。打てないときは「肩と腕にこれでもかと力が入ってい」る。あれではスムーズにバットが出るはずもなく、力が入っている分バットが下から出てフライを量産してしまう。逆にいいときは腕の力がすっかり抜けてしっかりとフルスイングできる。「陽気なカリビアンらしく乗りのいい言葉を吐く」が、バッティングはあとは精神的に落ち着けるかどうかだろう。ただ外人は落ち着くとやる気を出さないってのを履き違えるからなあ。まあでもこの人は「相当練習熱心」らしいから大丈夫だろう。案外「来年当たり凄い打者に化け」ているかも。もうちょっと上背があれば・・。
外野手
0木村
78試310数80安4本24打点13盗打率.258出塁率.330長打率.345得圏率.288
1試合を欠場したのみでほぼ全試合出場。序盤は3割台あった打率もとうとう2割5分台まで落ちてきた。「3番をまかされてしまった影響」も多少なりともあるとは思うが、そういえばこの人にも「2年目のジンクス」という言葉を当てはめてもいいのだろうか。一応去年が活躍1年目だし。総じて「今年の2塁手が低調」なのでオールスターには監督推薦で出場するが、本人もあまり喜べないようだ。あれっ、外野手での選出だったっけ?出塁率と得点圏打率と失策数減が今年の課題だと書いたが、出塁率は「この打率では合格点」といえるが、もう少しあげて欲しい。それと三振68はチームトップ。リーグで見ても清原、ラミレスに次ぐ3位。とてもじゃないが「率を稼ぐタイプの1番の成績ではない」。失策数は今季は外野での出場が増えているから何ともいえない。
1前田
2試2数0安0本0打点0盗打率.000出塁率.000長打率.000得圏率.000
復帰は先発出場できるようになってから、ということだったが、チーム状態の悪化もあり代打での出場で2打席打った。ニュースで1打席みた限りだが、やはりうまい。ただこの人のバッティングには淡白な部分もあるため、いきなりは数字は出てこないかもしれないが、この人が入ることによって「打線の厚み」が増すことは確か。ただ無理はするな。なぜなら前田が「最終戦を故障してない状態」というのを見たいから。そうすれば「来年の春がぐっと楽しみになる」こと請け合いだ。
5町田
37試62数15安7本17打点0盗打率.242出塁率.390長打率.597得圏率.263
代打ホームランを何本打った?62打数で7本塁打は単純に打数をレギュラー陣と同じにすれば、30本近く打っている計算になる。なぜこの成績でレギュラーになれないのか。守備力の低さや、何年か前にセカンドやったりサードやったりとふらふらしていたのがやはりまずかったのだろうか。この人が代打で打ってくれればカープは勢いがつくのだ。野球は始めの9人以外にも働いてもらわなければ人たちはいっぱいいるのがわかる。
6浅井
60試149数42安4本20打点3盗打率.282出塁率.347長打率.436得圏率.237
まあまあの打率を残している。外角の落ちる球をセンターからレフト方向へもっていくことができれば、と書いたが、実際にこの目で試合を観ることは稀なのでどういう打ち方でこの打率かはわからない。ただ「本塁打が減っている」のが気になる。つまりは大きな構えとモーションから最小限の力でバットにボールを当て(そうすれば当てるだけで内野を抜けるくらいの打球は打てる)「率を稼ぐ」、「狙えば一発も打てる」、そんな打者になろうとしているのだろうか。つまりはイメチェン?確かに年齢から見てもここらからバッティングを変えるのは悪くない。とりあえず今シーズン終われば、また方向性が見えてくるだろう。
9緒方
14試16数5安0本0打点0盗打率.313出塁率.450長打率.438得圏率.250
緒方・前田は1シーズンフルには働けない、と書いたら、早くも2戦目で姿を消してしまった。どちらか一方でも働いてくれればまた違ったシーズンだったはずだが。しかし復帰後はさすがの「しぶといバッティング」を見せてくれた。まだ走者に出ても代走が出されるほど足は悪いようで、あのすばらしい守備は望めないのが残念。
10金本
79試266数81安13本47打点12盗打率.305出塁率.444長打率.504得圏率.368
95年にトリプルスリーを達成した野村が、翌年はさえなかったように、今季の金本もどうもよくない。ただ打率を3割に乗せてきたのはさすが、本塁打もようやく続くようになってきた。なんで「夏バテするくせに夏のほうが打てる」んだろう。夏には何kgも痩せると言っていたから、逆に言えば春先はベスト体重から何kgも太っているということなのだろうか。ただ今年は開幕前からの体調不良で、夏に落とすはずの分の体重が早くも落ちているかもしれないのがちょっと心配。9月あたり優勝争いしてるころにこの人が調子を落とすようなら、すぐに脱落してしまうだろうな。
26廣瀬
66試95数26安1本4打点0盗打率.274出塁率.355長打率.347得圏率.133
最初守備固めで使われていたが、廣瀬の「肩は1級品」だ。伸びと力があり、しかも正確。将来は間違いなくセンターを任されるだろう。バッティングも打率.274は拍手。得点圏打率の低さはまだしょうがないだろう。盗塁0っていうのが気になるんだけど、足は速いんだよね?たしか。機会に恵まれなかっただけなのか、失敗しているのか、やらせてももらえないのか、ちょっとはっきりしないが、3拍子そろった選手になって欲しい。
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