まずは、数少ないこのHPの来訪者のみなさま、あけましておめでとうございます。
完全に寝正月を過ごしていながら、まったく更新が進みません。昨年の成績・投手篇や、新入団選手の紹介、コラムでも新球場問題、各チームの移籍・補強などなど、書きたいと思ってることは山ほどあるんですが、なかなか手がパソコンへ向かいませんです。今年は正月休みが長いので、何とかこの間にいくつか仕上げたいと思います。お楽しみにしといてください。言い訳ばっかりしてもしょうがないですね。では本題に。
2003年優勝説の行方
いちおうこのHPでは、「2003年優勝説」を念頭にいろいろ書いてきたわけすが、早いもので、とうとうその2003年が来てしまいました。というわけで、この説が正しいのか、あるいは実現可能なのかを、年初でもありますし、考えてみたいと思います。この「2003年優勝説」の骨格は、2001年にAクラス入り→2002年に優勝争い→2003年優勝という至極シンプルなものです。これを考えた2000年頃当時は、達川監督のしごき特訓のもとで若手の育成が図られ、緒方、前田、江藤、金本のような選手が出てくるもんだ、と信じていた時期で、さらにはそれら実績組との融合が実現し、野手の世代交代もスムーズに完了する。投手陣は当時は一番落ち込みの激しい時期でしたが、若手に本格派の高卒選手が多くおり、達川監督の若手育成の中で何人かが出てくる。そしてそれらが優勝争いなどの経験値を積めば2003年に優勝できる、そう思っていました。また限定的に2003年と指定したのは、これ以降はベテラン組の落ち込みが激しく、その後も優勝争い定着というわけにはいかないだろう、との消極的予想も入ってます。
2001年の4位Bクラスは、勝率で見ればちゃんとAクラスだったから、目標はクリアですね。ただ、この頃から不安視していたのが、若手野手の出場が少なかったこと。第2期山本監督の1年目ということで、やはり前回監督時代の選手に機会が多く与えられていた気がします。その逆に投手陣は、一部野球評論家の間では、本格派が多いと評価の高いカープ若手投手陣が、何人か1軍で結果を残し、「2003年優勝説」と並ぶ「カープ投手王国再興説」の実現を見るかと思えました。
しかし2002年の結果は、前半の順位を保てず、夏場崩れてBクラスというお約束の展開。その理由としていつも挙げられるのが選手層の薄さ。野手は前田・緒方が不在だった2001年に若手の成長を怠ったツケがきた格好で、現在ウエスタンの若手がレギュラーに定着するのは2・3年はかかるでしょう。投手の方を見ると、折角頭角を現してきた若手も、怪我、伸び悩み、さらには主力の先発投手陣、中継ぎ陣も軒並み昨年より成績を落とし、「投手王国再興」どころか、防御率は12球団ワースト。これではもちろん優勝争いなどは夢のまた夢で、「2003年優勝説」も宙に浮いている感じです。
優勝するためには
新年からそんな暗いことを言っててもしょうがないんで、優勝するために何が必要なのかを、まず整理してみましょう。
☆投手陣
先発:15勝以上1人、10勝以上3人、他2人
中継ぎ:接戦、勝ち試合を任せられて10勝近くできるのが1人、負け試合から3イニング以上投げれて試合をつくれるのが1人
抑え:1年間投げれる人1人
これだけでいいんだけど、なかなかこれが難しい。もちろんこの他の人たちで20〜25勝はしなければいけないんだけどね。当てはめると、15勝以上が黒田、10勝以上が長谷川、佐々岡、高橋、他が河内とその時々で誰か1名。先発は数字はクリアできそうだけど、貯金ができなきゃいけない。中継ぎエースは、2年前の構想では玉木だったんだけど、昨年の怪我からの復活次第。負け試合からってのが鶴田の任せたいけど、山本監督はどうしても先発で使いたがるからよくわからない。小林幹英が一昨年、昨年と上り調子だけど、信頼感に欠けるだけに、使いどころに悩む。若手で矢野、酒井、林、ウエスタンで好成績だった3年目横松らにも期待がかかるが、左投手は慢性的に不足気味。ニューマンがどこまで結果を出してくれるか。抑えはもちろん小山田。太らなければ大丈夫。ドラフト時期には、自由獲得の永川にやらすとか言ってたけど、それはあり得ない。それよりも投げ方が変則な割に球威があるので、1イニング限定のセットアッパーで、さらに変則な小山田につなぐというほうがいいと思う。もちろん将来的には抑えの座を狙ってもいいと思うが。
☆野手陣
本塁打40本以上1人もしくは30本以上2人
出塁率3割5分の1番打者
得点圏打率3割5分以上が1人(昨季:新井.333)、他3割以上が3人(昨季:2人)
チーム盗塁数100(昨季:59)
チーム失策数50台(昨季:78)
ぜ、全部可能性がなさそうだ・・・。新井と緒方で30本ずつってのが一番現実的かな。ただ昨季でも、打率3位、本塁打2位、被三振数1位(一番少ないってことね)、犠打2位と、そこそこの成績。でも打点は4位。これは明らかに機動力のなさからくるものだろう。盗塁も4位。金本も抜けたことだし、この辺から変えていかなきゃ得点力アップは望めなさそう。それともちろん失策数の減少。機動力アップは昨季から対策なし。失策数の減少はシーツ獲得でいちおう手は打った。
前田、緒方の足の復活具合も気になるが、いつごろ故障離脱するかも気になる。新井頼みになって、プレッシャーに潰されるのが心配。東出は昨季4月くらいまではけっこういい成績だったのだが、結局はだめ。でも重圧から解放されればある程度の活躍は望めそう。今年に限って言えば、既存勢力以外の若手で使い物になりそうなのは栗原と故障明けの廣瀬くらい。昨季ウエスタンで活躍した嶋、松本、朝山がいかに効果的な場面で絡んでくるか。絡んでこなければ盗塁数は確実に増えない。2,3年後に彼等が頑張れるようになっても、その頃には前田、緒方の実績組はいなくなる。間を埋められなかった90年代前半〜中盤のドラフト戦略のミスが窺える。今年の楽しみは何と言っても遊撃手で獲得した現役大リーガー・シーツ。重要ポジションだけに、日本語がしゃべれないことがネックになりそうなのが心配。
こう見てみると、やはり既存勢力ではやっていけない。東出こみで若手3人が爆発的に活躍することを願うのみ。
いかがでしたでしょうか。異論反論あるでしょうが、まあまとめれば「今年こそ優勝」ってことですかね。これをもって新年のご挨拶とさせていただきます。
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