結論から簡単に言うと、阪神のほうが優勢。理由は投手陣の差と、単純に僕の思考の中にある「セ高パ低」の考えかた。
昨年の巨人−西武の対戦はまあいいとして、一昨年のヤクルト−近鉄のシリーズを思い出してもらいたいが、ヤクルト先発の石井一久にまったく手も足も出ず、その後の投手にもほとんど対応することなく、猛打と言われた近鉄は敗れた。今年の阪神のエースはもちろん井川。そしてこれと同等と言えるような左腕はパリーグには出てきていない。よほどの出会い頭や運の悪さがない限り、そうそう失点があるとは思えない。これで2勝できると考えればやはり阪神優位は変わらない。さらに中継ぎ陣の質の高さも阪神が上。特に安藤は本物だ。ドラ1というプライドもあったと思うが、よく中継ぎで投げぬいたと思う。
さて、こんなことを書いていて途中でなんなのだが、はっきり言って阪神のことすら知識としては危ういのに、ダイエーとなると実際に打ったり投げたりしているのを1試合を通して観たことのある選手は皆無。とくにダイエー投手陣は若手が揃っているから、まったくよくわからんね。まあ杉内や寺原、ナイトだったら、とくにセリーグで抜きんでた投手ではないだろう。しらんけど。パリーグで10勝もしてないのはねえ。というわけで興味があるのは斉藤と和田。斉藤は本格的右腕というのが相応しい表現だろう。速い球を低めにもってくる。変化球はスライダーとフォークでね。てこずるとは思うけど、それを引きずりおろせればね。逆に和田は140キロあるなしの速球で簡単に三振を奪う。大学時代から何故だかわからなかったが、プロに入っても通用してるんだから本物なのだろう、あの右打者の外角低めに決まる変化球(シンカー?)は。なんにせよセ界一の阪神打線との対戦は楽しみ。
さて打線。おなじ2割9分以上も打ってる両チームだが打線の質が違うからおもしろい。大砲・主軸と言われる打者がクリーンアップに固まっているダイエーに対し、どこからでも満遍なく打ってくる阪神打線。ただシリーズのような短期決戦で、水物と言われる打線のことを考えたとき、どっちが有利かと言われると、案外ダイエーに分があるのではないか。ただ・・・ダイエーの「100打点カルテット」とは言っても、3連戦で45点もくれるようなオリックス投手陣がいなきゃあ80点カルテットだよね。対する阪神は1,2番は問題なしとして、3番の金本が心配。基本的に気負うとだめだよね、あの人。カープ時代の4番を座ってたときの4,5月の低打率ときたら…(ノ∀`)。阪神は4番がもともとしょぼいから、これを金本が克服できていないとしたら、阪神打線はかなり貧弱なものになる。まあ下位打線の大道−出口−鳥越よりは、矢野−藤本−広澤(?)が断然勝っているのは一目瞭然。あとパリーグ全球団が使っていると言われる「飛ぶボール」を、使用してない(よね?たしか)甲子園で、ダイエー打線がいつもの豪快な打球を打てるのか、も見物だ。浜風に関しては、千葉マリンの風に揉まれているパ球団にはなんら問題ない。
まあそんなこんなで30分ほどでしあげたシリーズ予想ですが、総合力で阪神だと思いますね、やっぱし。あとは星野監督が勇退を決めたことで選手が気負うのが心配なことと、普段からエンターテイナーを志す星野監督自身が、おもしろ采配に走らないことが勝利の条件である。その点世界の王は貫禄あるよ。
4勝2敗で阪神!
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