「NOMOベースボールクラブ」創設へ=来年4月から本格活動
米大リーグ、ドジャースの野茂英雄投手が社会人野球のクラブチームを創設することが6日、分かった。チーム名は「NOMOベースボールクラブ」で内定しており、監督は野茂が社会人時代に所属していた新日鉄堺の先輩でもある清水信英さんが務める。練習場所は1994年に休部した新日鉄堺の施設が中心となる。
日本野球連盟へのチーム加盟登録の手続きなどもあり、今年はオープン戦や練習などを行う準備期間とし、大会参加などの本格的活動は来年4月からの予定。
チーム関係者によると、運営費は野茂が全額出資する意思を示しているが、ほかにもスポンサーの申し込みも既に5件ほどあるという。また、昨年までプロだった投手からも連絡があるなど、選手も多く集まっている。
既に米独立リーグのチームオーナーでもある野茂は、日本では不況下に苦しむ社会人野球への恩返しと貢献を図りたいとしている。
(時事通信)[3月6日16時6分更新]
こういうのを待っていた。現在日本のプロ野球が抱えている問題はふたつ。人気選手の大リーグへの流出。そして親母体の経営の悪化による社会人球団チームの減少、アマチュア野球の衰退だ。
前者は、はっきり言って仕方ないことだと思う。それよりも今後考えていきたいのは、彼等がどのようなものを日本に持ち帰ってくれるか、だと思う。練習方法はもちろん、メンタル面や野球への取り組み方など、学んだものはたくさんあるはずだ。アメリカ野球の長所・特徴を、日本野球に混ぜていく、そんな作業を担って欲しい。
さて今季、まあ単に契約してもらえなかったというだけという見方もできるが、吉井、マック鈴木が日本球界入りした。特にマックの方は日本の球団に在籍していないからそういう期待が大きい。しかもどちらも同一球団に入団。こういう特徴ある球団を作るのも企業努力というやつである。
もう一つの問題、アマチュア野球の衰退のほうは、昨季から野村克也氏がシダックスの監督を務めることになった。社会人野球はこの10年でチームが54も減少し、90チームしかなくなってしまった。つまり高校・大学を卒業した選手たちにとって、プレーをする環境、機会は確実に減少している。野村氏の意図はどこにあるかはしらないが、現在のアマチュア野球にとって、注目を集めることは非常に重要なこと。現在の野球環境を考えてなければいけない立場の人にはもっと真剣に取り組んでいって欲しい課題だ。
今回の野茂の提案はそのふたつを解消する活動といえる。野茂はアメリカでも共同出資で独立リーグを運営している。昨今、メジャーリーガーはもとよりそれを真似して福祉活動などに熱心な日本人野球選手も増えてきたのだが、こういうお金の使い方もあることを知って欲しい。これに続く選手が、日米問わず出てくれることを望む。野球の底辺の拡大。日本人メジャーリーガーの日本野球への貢献。これは本当に今、緊急の問題である。
個人的な意見では、野球のトーナメント大会を開いて欲しい。できれば多額の賞金で。ひとりで年間何億も稼いでる人等が4,5人も集まれば、そうとう大きい大会が開けるんではないだろうか。全国レベルでなくても生まれ故郷などを中心にした都道府県レベルでもいいと思う。高校・大学・社会人を問わず争わせたらおもしろい。都市対抗や甲子園に負けない盛り上がりになると思うんだけどなあ。
野茂のニュースは今日出たもので、まだまだ詳しいことはこれから出てくると思う。今後を見守っていきたい。
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