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神様に愛された馬。
 実をいうと週刊ギャロップというのは、私が熱心に競馬を見ていた頃の雑誌ではない。いつ創刊されたのかちょっと忘れたけど、とにかく、後から出来た雑誌なのだ。
 ライアンが走っていた頃、関東には週刊競馬ブックと週刊競馬報知しかなかった(週刊「馬」もあったけどね)。週刊競馬報知は後にファンファーレという雑誌となり、私の知らぬ間にどこかへ消えたらしい。あの、安い感じの記事。いまいち充実してないデータ。「それ行け岡部クン」(マンガ)。当時はブックを頼りにしていたけど、今となっては報知がなつかしいのは何故・・・。

 ・・・そんなことはどうでもいいんですが、この週刊100名馬。ギャロップ誌上の広告を見たときから「ライアンが発売されたら買おう」と心に決めていました。一読した感想としては、これで600円ならまずまず満足じゃ。お買い得ですよ、皆さんもぜひ(私はサンケイの回し者ではありません)。しかし、表紙にいきなり「神様に愛された馬」とは。故・大川慶次郎氏とあの有馬記念を知らない若者が見たら「何事?」と思うぞ。ま、ほとんどの人はわかるだろうけど。
 まず競走馬としてのライアンをふりかえる懐かし読み物(?)。熟読。
 函館の新馬で勝てず4戦目に未勝利勝ち。ひいらぎ賞あたりから頭角を現し、クラシックでは本命になるも皐月、ダービーと惜敗。菊では同じメジロのマックイーンに負け、年末の有馬ではオグリに・・・。翌年、春天も負けてもうだめかと思ったが、見事、宝塚記念を制覇。しかし屈腱炎となり、復帰後は日経賞を制すも無念の引退。
 とまぁ、ファンならほとんど知っていることなのに、どうしてこう、ライアンのストーリーってのは何度も読んでしまうんでしょう(好きな馬だからだよ)。
 ただ、この記事を読んで、完全に忘れていたことがひとつあったのを発見。宝塚記念の前に横山騎手が騎乗停止だったということ。6歳の時のAJCCに乗れなかったことはもちろん覚えていたけど・・・。ユートリアル。馬名は覚えてるんだけどなぁ。ユートの冠号といえばライアンと同い年にユートジョージ(岡騎手でNHK杯制覇)って馬がいましたね。ちなみにソダカザンの馬主さんと同じ方なのであります。
 ・・・そんな豆知識はおいといて。そういうことをすべて忘れてしまうほど、インパクトある宝塚記念制覇だったのだなあ、と。改めて思った次第。

 続いて、データで見るメジロライアン。単勝を1000円ずつ買い続けていたらプラス1万7200円。一方、ライアンを連軸にして1000円総流しを続けていたら、マイナス3万3200円になった計算だそうである。やはり馬券は単勝!黙って単勝を買え!ってことでしょうか。・・・私の手元には現在も、有馬記念と中山記念とAJCCのハズレ単勝馬券がありますけどね。有馬記念なんか2回も。・・・いいんです。損したなんて思っちゃいません(笑)。

 続いて、ライアンのレース回顧。3歳戦の写真は貴重。この頃はまだ、下級条件戦ではゼッケンに名前が入ってない。時代を感じてしまいます。
 「初コンビ」3戦目の未勝利戦。ライアンが京都に行ったのは同じ厩務員さんだったメジロモントレーのため、というのが定説で、「優駿」の記事(参照)でもそう書かれている。(ただ、この女王杯の時のメジロモントレーの鞍上は柴田政人騎手なのだよ、優駿。横山騎手はキオイドリーム。って細かいこと突っ込んでますね、私も)
 ・・・が、ライアンが京都で実際に出走したのは、この注釈にあるようにスワンSの日なのです。ここに奥平厩舎からトウショウマリオが遠征。トウショウマリオっていうのも、けっこう人気のある馬だったんですよね。この時の鞍上は若き日の角田晃一騎手。ちなみに、横山騎手が乗ったのは同じ奥平厩舎でもリキサンワイスの方。なんか、懐かしい馬名の連続だ。
 しかし、このレース全成績を熟読していて、アイネスやマック、ホワイトストーンといったライバル以外に「ハシノケンシロウと2勝2敗」とか(後の天皇賞馬)レッツゴーターキンとも対戦していた!」とか、どうでもいいことばかり確認して、時間を過ごしてしまった私・・・・・。

 横山騎手のインタビュー。ちょっと驚いたのは「安田記念に出してみたかった」という発言。「秋の天皇賞に出したかった、秋の天皇賞に・・・」というのは多くのライアンファンが今もぼやき続けるセリフですが、そうですか。安田記念でもいけましたか。そうか・・・そう言われるとそうだったのかも・・・という気になってくる自分。単純だなぁ。また、四位騎手と一緒にアロースタッドに行ったんですね。四位騎手が「優駿」誌上の新人騎手インタビューで「乗りたい馬はメジロライアン」(注:当時ライアン5歳)と答えていたのを覚えているライアンファンはどのくらいおられますか? すでに種牡馬になりましたが、夢が叶ったというべきなのか・・・(笑)

 続いて、アンバーシャダイ物語。ライアンとアンバーシャダイは本当に似てます。ノーザンテーストの最高傑作アンバーシャダイ。の、最高傑作であるライアン。引き続きブライトからも後継種牡馬の誕生を期待したいところですが・・・。余談になってしまいますが、巷で「ウイポ」と呼ばれる某競走馬育成ゲーム。これ、私もやったことがあるのですが、ブライトを特に使わずに放っておいたら、母系のニジンスキーとノーザンテーストがかぶってしまうためなのか、あんまし・・・あのゲームの仕組みの中では、活躍馬を残すことがなかったんですよね。もちろん、ゲームはゲーム。現実にはノーザンテースト系の後継者として活躍してくれると思っていますが。ちなみに、ゲームの中ではメジロライアンがチョウカツヤク(笑)して、ライアン系を樹立。ライアンが独立してしまったノーザンテースト系は廃れてしまい、なんとかマチカネタンホイザで系統を残すことに成功しました(私が)。

 最後に、これからのライアン産駒。おお、コーセイもライアンの子を産んでいるんですか。有名な牝馬と配合されるとやっぱり嬉しいですね。メジロラモーヌは、ここまでの不振が気になりますが、牡馬とのこと。一発に期待。メジロカンムリというのも懐かしい名前。え、メジロモントレーの半弟?って・・・メジロクインシーっていま何歳なの?!
 と、まぁ(笑)、今後のライアン産駒に大きな期待を抱かせるシメとなっております。願わくば、ブライト・ドーベルに次ぐG1馬が出て欲しいなと。最初のうちは種牡馬として、どうかな・・・という程度だったのだから、欲張りになっている気もしますが。


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