輪行と自走のエピソード
輪行とは、バスや電車に自転車を持ち込むことである。マウンテンバイクやランドナーやロード車を分解して輪行袋というものに詰める。おいしいとこだけをつまみ食いするのである。たとえば都心に住んでいる人がいて奥多摩を走りたいとすると、自転車で奥多摩に向かうのは面倒だから輪行して、電車で奥多摩駅に行く。そうすれば山のいい空気のところをいきなり自転車で楽しめる。
僕は大学生のとき、輪行袋が重いのであんまり輪行が好きでなく、日帰りのツーリングの時は、結構ごみ袋を輪行袋の変わりにしていた。ビニール袋輪行をして一回秩父鉄道の駅員にめっちゃ怒られたことがある(大学3年生の時)。さらにこのとき同行していた高梨氏は、輪行袋もビニールもかけずそのままチャリを電車に持ち込み、終着駅の三峰口駅のホームで自転車を組み立て、改札も出てないのにホームを乗り回していた。これが駅員の怒りに油を注ぐことになった。
現在は、自転車を電車に持ち込んでも金はとられないが、僕が大学生だったころは手荷物として270円とられた。学生には痛い出費であった。スケートや自転車のオリンピック選手橋本聖子さん(現在国会議員)が国会に輪行料金の廃止案を提出しこれが可決されたからである。
自走とは、目的地まで自分の家から自転車で走るコトである。電車やバスを使用しないで100%自分の力で走ることである。たとえば、東京都の八王子に住んでいる人がいて、千葉駅に10時に集合のランがあるとする。この人は輪行が好きではなく自走をしていくことにした。この人は、だいたい朝6時に家をでれば間に合うだろう、という感じだ。
ぼくが大学の自転車部に入って最初のランは群馬県から栃木県に行く1泊ランでした。このとき僕はまだ自転車部に入ったばっかで輪行というものを知らなかった。ましてや輪行袋なんて持っていなかった。で、群馬県の前橋市のJR前橋駅集合だったのですが、これに自走していくことにしたわけです。前日の夜9時に東京都府中市を出発して朝の4時半に前橋につきました。7時間30分かかったのでした。地図持っていったんですが、道に迷い、はっきりいってほとんど地図は当てにせず青い看板だけでなんとかいけました。まあよく一睡もせず走りきれたと思います。若かったんでしょうな。帰りも栃木県の足利市から自走して東京に帰りました。いま思うと頭おかしいですわ。
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