デカスロン、ヘプタスロンとは?
1人で走、跳、投の複数の種目に挑戦し、記録を得点に換算して総合得点を争う競技。
年代や性別によってさまざまな種目が設定されていますが、日本では総称を「混成競技」と呼びます。
日本ではあまり競技人口や知名度、人気が高まっていませんが、
欧米では、過酷なトレーニングによって万能な能力を備えた鉄人たちが競う種目として高い注目度があり、
混成競技の優勝者は「キング・オブ・アスリーツ」と呼ばれ、大きな尊敬を集めます。
一般(シニア)で行われるのは、男子がデカスロン(十種競技)、女子がヘプタスロン(七種競技)です。
いずれも2日間にわたって、デカスロンは10種目、ヘプタスロンは7種目を行います。
種目の順序は国際陸連によって規定されており、この順序の通りに行わなければ記録は認められません。
<デカスロン>
1日目=100m、走幅跳、砲丸投、走高跳、400m
2日目=110mハードル、円盤投、棒高跳、やり投、1500m
<ヘプタスロン>
1日目=100mハードル、走高跳、砲丸投、200m
2日目=走幅跳、やり投、800m
ジュニアの混成競技は、国際的にはデカスロンは投てき物の重量をシニアより若干軽くして行われ、
ヘプタスロンはシニアと同様に行われることになっています。
しかし、いきなり十種や七種に取り組むのは非常に難しいため、
各国ではそれぞれ独自に、選手の年代に応じて、種目の数や構成に工夫をこらした混成競技種目を設定して
実施しています。
日本では、高校生は女子はシニアと全く同様のヘプタスロンが行われていますが、
男子はシニアより2種目少ない八種競技が設けられ、全国高校総体などで実施されています。
<高校男子八種競技>
1日目=100m、走幅跳、砲丸投、400m
2日目=110mハードル、やり投、走高跳、1500m
中学では2003年まで、男女とも三種競技A、Bの2種類が実施されていました。
04年からは、その後さらに高校やシニアの混成競技へと移行しやすくするために、
従来の三種A、Bを廃止し、新たに四種競技が設けられる見通しです。
<中学男子三種競技A>
100m、砲丸投、走高跳
<中学男子三種競技B>
砲丸投、走幅跳、400m
<中学男子四種競技=04年から実施予定>
110mハードル、走高跳、砲丸投、400m
(種目の順序は確定していない)
<中学女子三種競技A>
走高跳、100m、砲丸投
<中学女子三種競技B>
走幅跳、砲丸投、100mハードル
<中学女子四種競技=04年から実施予定>
100mハードル、走高跳、砲丸投、200m
(種目の順序は確定しない)
シニアの女子は、欧米の強豪国から「七種でなく十種にしてはどうか」という提案がなされており、
01年から、新たに女子十種競技がつくられました。
当面、五輪、世界選手権をはじめ主要大会では七種を行いますが、十種も公認種目として認められます。
<女子十種競技>
1日目=100m、円盤投、棒高跳、やり投、400m
2日目=100mハードル、走幅跳、砲丸投、走高跳、1500m