POを予見するようなこのゲームは、なかなか充実していた。
3スターは全員PITだった。
アウェイのチームだから氷上に現れないかと思われたが、モロゾフだけは氷上に現れた。

「私も窓際がいい」
大の大人がそろってバスの最後部、両端に席をとってしまったので、キットとポートの間にはゆさゆさと巨体をゆらしたPITファンが二人座ることになった。

「あんた達NJファンなの?じゃあフラットだわね。怖がらなくていいのよ」
とご機嫌だったが、それは怖いものがないときには使われない言葉だった。
ポートは一眼レフから目を離さずに最後のNJの風景をとらえることに専念した。

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