第122回 天皇賞・秋(G1)
東京競馬場 距離 芝 2000メートル

 

馬番 記号 馬名 負担
重量
騎手 ヨシタカ エイスケ ヒカル
1 1   ユーセイトップラン 8 58.0kg M.ロバーツ      
1 2   メイショウオウドウ 6 58.0kg 飯田祐史    
2 3 (父) ナリタトップロード 5 58.0kg 渡辺薫彦  
2 4   ダイワテキサス   8 58.0kg 北村宏司 ×  
3 5   ロサード      5 58.0kg 松永幹夫      
3 6 (父) ジョーヤマト    8 58.0kg 須貝尚介      
4 7 (父) トーワラノビア   6 56.0kg 郷原洋司      
4 8   サクラナミキオー  6 58.0kg 田中勝春      
5 9   ステイゴールド   7 58.0kg 武豊
5 10 (父) トゥナンテ     6 58.0kg 幸英明     ×
6 11 (外) イーグルカフェ   4 56.0kg 岡部幸雄    
6 12 (市) ロードブレーブ   6 58.0kg 柴田善臣      
7 13 (市) テイエムオペラオー 5 58.0kg 和田竜二
7 14   ミッキーダンス   5 58.0kg 佐藤哲三      
8 15 (外) メイショウドトウ  5 58.0kg 的場均  
8 16 (抽) ミヤギロドリゴ   7 58.0kg 横山典弘      

◎エースケ的予想。

さ、秋競馬の大一番、天皇賞(秋)がやってきましたね。
1番人気12連敗中のジンクスがあり、
過去、多くの名馬が敗戦を喫してきた非常にタフなレースです。
「府中の2000Mには魔物が棲む」なんて言われますが、
今回のド本命・テイエムオペラオーはどうなんでしょうか。
現時点で2倍台と意外と人気はかぶらないみたいですが、
これなんてジンクスの賜物でしょう。
やはり実力は断然、と見ます。
本質的にはステイヤーのオペラオーですから、
負けるとしたらスローペースを後方から進んで足をあます、という
サクラローレル・パターンだと思うのですが、
今回はロードブレーブという逃げ馬がいますんで、その危険はなし。
中団やや前あたりから東京の長い直線を存分に使って伸びてくると思います。
レース後、
和田騎手お得意の「シャーッ!」が聞けそう。
(聞きたくないけどね)

ええ、
ワタクシはジンクスが今年で終わると読みました。

相手ですが、
ナリタトップロードはどうかなあ、、、、
すごく好きな馬だし、実際オペラオーにつぐNo.2の馬なんだけど、
やはり渡辺騎手の実力不足はいかんともしがたく。
正直、騎手がもっと一流だったら、、、、と思わずにはいられません。
今回も思い切ったレースは望めず、まして苦手な道悪になったら・・・・
と、ワタクシは今回のこの馬に関してはやや悲観的。
おまけに渡辺騎手、東京2000Mを、今まで1回しか乗ったことがないそうで。
名手が口をそろえて「難しい」というコースをそれでは不安さらに倍増、
今回は3着までと見て無印とします。

対抗には、ステイゴールドを抜擢します。
去年の天皇賞はステイゴールド流しでばっちりでした。
その御礼という意味もあるんですが、
今回も、ロードブレーブの逃げで速いペースになるでしょうから、
この馬得意の展開になりそうです。
年齢的にも、この後のJC・有馬記念がスローになり易いことを考えても、
ここが正念場でしょう。
鞍上がクマちゃんじゃなくて武豊だってところが逆にひっかかるのですが、
ええい、今回だけは武豊&ステイゴールドのコンビを応援だ。

2頭出しのメイショウ軍団。
なんか世間ではメイショウでもドトウのほうに人気が集中してますね。
オペラオーに1番人気のジンクスがあるのと、○外であること、
それと、的場騎手のマーク屋ぶりに負う人気だと思うのですが、
どっこい16頭立ての15番枠。
東京2000Mは外枠不利、はこれ競馬界の常識です。
しかも、この馬の場合ひっかかる危険もあるわけだし。
この際狙うのはメイショウオウドウの方にしましょう。
グラスワンダーに鼻差の実績がありますぞ。
去年の秋天では人気してた馬でした。

そして
古豪ダイワテキサス
この夏は8歳馬の活躍が目立ちましたが、
ここでもその老人力に注目。調教も動いたし、まだまだ若いもんには。
オフサイドトラップの例だってあるぞ。

最後の1頭は
フレッシュなのに目立たないイーグルカフェ
この馬がG1馬とは今もって認めたくはないのですが、
毎日王冠のレースっぷりはなかなかよかったです。
考えてみればジェニュインやバブルガムフェローも毎日王冠では6、3着。
4歳馬の身で毎日王冠4着にこれれば、
天皇賞では勝ち負けする力があるのかもしれません。
連に絡んでくるかも。

そんなわけで比較的地味めな馬ばかりの予想となりました。
うーん、去年あたりに比べるとスターホース不在がくっきりですが、
それでもG1中のG1ですから、楽しみ。

◎テイエムオペラオー
○ステイゴールド
▲メイショウオウドウ
△ダイワテキサス
△イーグルカフェ




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Eisuke Sawada
mail:
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【B&B】:
http://www3.justnet.ne.jp/~ask/
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◎ヒカル的予想。


雨なんて聞いてないっス

今回はナリタトップロードが勝つといいなあ
本命かなあ
などと思ってましたが
チョットお天気が悪いので
そんな
馬場状態はトップロードには不向きなようなので
どうでしょうね
あの大きなアクションの走りかたは
カッコイイのですが
悪い馬場ではすべっちゃうのは
ザンネンですね

なんてったって皐月賞馬
2000Mはこなせるのさ
ね、オペラオーさん
と、思うのですが
「一番人気は勝てない」というジンクス有りで
どうかななんて
みなさんお茶目な事をおっしゃいますね
と、思っていると
一番人気じゃないの?
それは兎に角として
6連勝で春秋天皇賞連覇なんて
ノリノリのオペラオーさんなら
ジンクス、重馬場くそくらえ(失礼)で
やってくれてしまうのかもしれません


メイショウドトウは
重い馬場もバッチリこなせて
コースも問題無し
今が旬の5歳ピチピチ
休み明け2戦目ちゅうあたりもグッド
文句無に一番人気?


これまた
馬場状態を気にしそうなトゥナンテ
前走の毎日王冠も勝利して3連勝中の高騰株
お父さんのサクラユタカオーさんは
天皇賞を勝ちました
親子で制覇?

なかなか乙なハナシです

なんてったってステイゴールド
全40戦中
1着4回、2着12回!
すごいねすごいね
3着だって8回あるね
これはワイドで美味しいステイゴールド
あなたはタシカニ Stay gold
名は体をあらわすのでしょうね、きっと

そんな無茶しないで
無理せず周ってきたらいいからね
と、
芦毛の女のコに声をかけさせてね
トーワラノビアちゃんは
そもそも2000Mという距離に「?」をカンジます

◎テイエムオペラオー
○メイショウドトウ
▲ナリタトップロード
△ステイゴールド
×トゥナンテ



◎由紀夫馬券。

ヒゲ面のどこにそのような要素があるのか全くもって解らないのだが
ショットバーの店長である吉田信介はなんでも感傷的な男らしい。
店名の『イージーゴーア』は馬の名前で吉田の好きな馬だったらしい。
ライバルは今日本でその子供たちが大活躍しているサンデーサイレンス
現役中も種馬としても成績はサンデーサイレンスに負けてしまって
逆転は不可能になってしまっている、
というのも引退して数年後、イージーゴアは牧場で突然死んでしまったからだ。
吉田はいかめしい顔のまま『神様は気に入った奴から連れて行くんだよ』と言う。

「久しぶりじゃないか」吉田は唇の端を少し吊り上げて笑いかける。
ああ、と言いながら由紀夫はカウンターの右から二番目の席に座る。

「何にする?」
「ん?ミントジュレップ」
「今週は天皇賞だぜ」
「そうだな」

昼間から強めのカクテルをオーダーし、
ピスタチオを齧りながらスポーツ新聞に目を通す。

「ああ、マスター」
「ん?」
「先週はおめでとう」
「なんのことだ?」
「菊花賞だよ」
「ああ、…いやいや、まあ、あんなもんだろうな、まあ、それにしてもダイタクリーヴァが負けちまっちゃあな」

吉田は今年の4歳牡馬はダイタクリーヴァで行く、と言ってはばからなかったが
そのリーヴァがクラシック第一弾の皐月賞で2着に来たときは悔しがりながらも
次こそはといき込んでいたが、次のダービーで惨敗し、
それでも応援するつもりでいたが、4歳三冠の最終戦の菊花賞では
距離が持たないとの判断でリーヴァは回避してしまった。
4歳の身で5歳以上の古馬の中へと勝負を挑むのは勇敢なことだと吉田は言うが、
皐月賞に続いてエアシャカールが菊花賞を勝ち、2冠目を制した先週は
吉田は予想を見事に的中させていたのだが、
『こんなことならリーヴァもこっちを使やあよかったんだ』と悔しそうに言う。
まあ、それだけ吉田はダイタクリーヴァに惚れ込んでいるということだろう。

由紀夫は先週風邪をこじらせて菊花賞どころではなかった。
一人身でパチンコで生計を立てている由紀夫は誰からも保護されず
休めば休んだ分だけ生活が不利になっていく。
それでもそういう当たり前な現実を身に染みて自覚できる
今の生活スタイルを悪いとは思っていない。

今日を生き、明日を生きるために何をするのか常に自分で決めていく。
そういう感覚は何か懐かしい感覚を由紀夫の中に呼び起こしていた。
どこかで無くしそうになった生存本能のようなその感覚を
再び取り戻しているような安心感がそこにはあった。

安心してはならないという安心感、
その上で自分がそうと決めたものを信用していく関係。

例えばキョウコとの関係もそういう意味で成り立っている。


「で、今週は何だと思う?」
吉田はゴフレットを拭きながら訊ねてきた。

「本命がことごとく倒れてきた魔の府中だよ」

「きまってるだろう…」


今週は珍しく由紀夫と吉田の予想が一致することになった。
軽い印(△、×)の部分は違っていたが
本命に対する敬意のような部分では二人とも頑固なのだった。

◎テイエムオペラオー
○メイショウドトウ
▲ステイゴールド
△ナリタトップロード
×ダイワテキサス

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