日本ダービー(GI)
5月27日15時30分 東京競馬場 芝 2400メートル
| 枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 重量 | 騎 手 | ヨシタカ | エイスケ | ヒカル |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | カチドキリュウ | 57 | 太 宰 | |||
| 2 | ルゼル | 57 | 後 藤 | △ | |||
| 2 | 3 | キタサンチャンネル | 57 | 高橋亮 | |||
| 4 | ダービーレグノ | 57 | 幸 | ▲ | |||
| 3 | 5 | トラストファイヤー | 57 | 柴田善 | |||
| 6 | ダンシングカラー | 57 | 江田照 | ||||
| 4 | 7 | テンザンセイザ | 57 | 四 位 | △ | ||
| 8 | ダイイチダンヒル | 57 | 蛯 名 | × | |||
| 5 | 9 | ダンツフレーム | 57 | 河 内 | ○ | ▲ | |
| 10 | プレシャスソング | 57 | 福 永 | ||||
| 6 | 11 | シンコウカリド | 57 | 田中勝 | ◎ | × | |
| 12 | ボーンキング | 57 | デザーモ | × | |||
| 7 | 13 | ビッグゴールド | 57 | 村 本 | |||
| 14 | テイエムサウスポー | 57 | 和 田 | ||||
| 15 | マイネルライツ | 57 | 石 崎 | ||||
| 8 | 16 | スキャンボーイ | 57 | 池 添 | |||
| 17 | クロフネ | 57 | 武 豊 | ▲ | △ | ○ | |
| 18 | ジャングルポケット | 57 | 角 田 | ○ | ◎ | ◎ |
◎ヒカル的予想。
あまりに暑いので
ラグ代わりになっていた電気カーペットをのけました。
フローリングはいいなあ。
さあやってきました。
わくわくドキドキ第68回東京優駿2001in東京競馬場!
雨ですかね!
そしたら序列はかわっちゃうかな?
なんで躓くかな!ジャングルポケット!!
注目してただけに思わず頭を抱えました。
なんだかフラフラしながら
舌出しながら走るし・・・。
今回の追いきりの様子をテレビで見てて
横向こうとするのを手綱でくいくい引っ張られてました。
こらボウズ真面目に走らんかい!
まったく。
馬体を見るといわゆる「背ったれ」。
でもこれって以前本で見たセントサイモンもそうでした。
セントサイモンの方がもっとヒドイ背ったれで
なんとも特徴的な馬体。
セントサイモンはあまりに気性がきつかったから
それを解消したいと思って馬房に入れたネコを
くわえて壁にブチ当てて殺したらしいです・・・コワイー!
ま、そこまでいかないにせよ
ジャングルポケットも気が強そう
というかまだまだお子様なかんじ。
こらボウズ言うこと聞かんかい!
なにせ精一杯無事に走ってくれるといいのですが。
さてGT馬の貫禄を見せ付けるかクロフネ。
前走NHIKマイルカップはギリギリセーフ?
と、思いきや
次を意識したからあーゆう競馬になっただけ
みたいな。
ひえー、なんかやたら強そう!
もう充分強いのですがね。
どうもこの馬
某サイトの記事を読んだところ
心拍数が23〜24回で普通の馬が30回前後らしいですね。
メジロマックイーンが22回だったそうです。
心臓また内臓の強い馬は能力が高いようで
ナリタブライアンも内臓が強かったと聞いた気がします。
かの名馬エクリプスも立派な心臓を持っていたようです。
この馬は血統よりも馬体や動きを見込まれて
海外から連れてこられて
期待通に活躍している。
ダービーマル外解放元年ということを
見越して連れてこられたこの馬。
血統的には距離適正にやや疑問が残りますが
走りきる能力は充分にあると思いますね。
なんか2400M走れそうに見えないんですけど
ブライアンズタイム産駒はあなどれない。
ダンツフレームはころっとしたかんじなんですが
そんなこといってたらマヤノトッブガンやシルクジャスティスだって
クラシックディスタンスを走れないハズだけど
実際どっちも長いトコとっちゃってるので
「ころっとしてるから」では切れないんですよね。
皐月賞2着の実績もあることですし
ここでも好走はアリなんじゃないでしょうか。
当初印をつける気はなかったんですが
消去法大作戦を繰り広げているうちに
なんだか印をつけることになってしまったのはテンザンセイザ。
前走キッチリ重賞勝ってるんだから
鞍上は四位騎手だし
上がりも悪くないし
血統もいいし
まあこんなとこで。
シルヴァーホークといえばグラスワンダー。
マイルくらいがいいんじゃないの?
なんて思われていたハズなのに
立派に有馬記念を制したグラスワンダー
その名馬と父が同じなシンコウカリド。
500キロを越える大型馬
けれどもなかなかスッキリした馬体。
気性、馬体ともにまだ発展途上なかんじですが
不気味な存在ですね。
◎ジャングルポケット
○クロフネ
▲ダンツフレーム
△テンザンセイザ
×シンコウカリド
エイスケ的予想
東京優駿(日本ダービー)騎手談話
1着
ジャングルポケット(角田騎手)
「不利をうけるよりはと、この馬の能力を信じて外外をまわった。
東京コースが向いていることはわかっていたし、
皐月賞をたたいて調子も上向い
ていたからね。強気に行ったので最後はさすがに脚色が一杯だったが、
この着差なら完勝といっていい。
この馬とフジキセキの比較はできないけど、
オーナーも先生もスタッフも自分も、6年越しの夢だった。
今日は本当に勝ちたかったし、勝って嬉しいね」
2着ダンツフレーム(河内騎手)
「言われているほどの距離の不安はなかったし、最後までしっかり伸びている。
ただ、もう少しピリッとした脚がつかえるとね。
今日のところは仕方ないよ。
タキオン?それはもう関係ない」
3着ダービーレグノ(幸騎手)
「前走で距離への手ごたえはある程度つかんでいたけれど、
ゆっくり行けばしまいは確実に伸びてくれる馬だね。
皐月賞でも掲示板に載っているんだし、
この人気はないんじゃないのかな、って思ってたんですよ(笑)」
4着クロフネ(武豊騎手)
「大外で、終始内に入れさせてもらえない展開だったということもあるけれど、
最後は脚色が一杯になってしまいました。
やはりこの距離は少し長いのかもしれませんね。
でもG1を使っての中2週、がんばってくれていますよ」
5着ボーンキング(デザーモ騎手)
「能力は充分にあるのですが、まだそれを生かせていない印象ですね。
今日もエキサイトして、レースの前に消耗してしまいました。
乗り味はいいし、いずれコタシャ-ンのような強い馬になれる素質があると思うのですが。」
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Eisuke Sawada
Mail: ask@poeca.net
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◎キョウコ馬券。
最終回:Make tomorrow
わたしの元に一枚のCDが届いたのは町田に曲を依頼して丁度二週間後だった。
今、わたしは薄型ディスプレイの中の擬似アロワナに擬似エサ(擬似世界では本物の)を与えながら、
朝食に鉄分入りのヨーグルトドリンクを飲んでいる。
サイコロのかたちをしたマックが町田の届けたCDを再生している。
ピアノのレッスンみたいな単調な曲がたどたどしく始まり、そこに少しずつ音が被せられていった。
バイオリンやチェロの音が加わり重厚で静かな調子になり、バックにはうねるような音が常に鳴っている。
そのうち和太鼓に似た音が鳴り始め、
次には微妙に時々音の強さを変えたりしながら水の流れているような音が、いつのまにか鳴っていた。
やがて展開は音のるつぼのようになり、何の音なのか判別できないような音、
張った布の表面を指ではたいているような音(これは判別できているような気がする)、
扇風機に指を突っ込んで羽が指をはじくような音、金魚鉢を谷底に落として僅かに返って来たような音、
カスタネットにスライスチーズを挟んで鳴らしているような音、鼻で尺八を吹いているような音色、
様々な音が鳴り始めた。
他にも聞こえないような音があるに違いないと思ったとき、
わたしはこの曲を食い入るように聴いている自分に気がついた。
これを曲といっていいものだとすれば、だが。
ミュージックなのか、サウンドなのか。
その定義、概念。
何か暖かいような懐かしいような、
それでいて残酷な響きも込められているような。
…
ふと我に帰り、飲みかけのヨーグルトドリンクを口に含んだ。
鼓動が早くなる。
たぶんこれは作品になる、という予感がした。
早速、チームのコーディネーターにこのCDを届けることにした。
ある予感が訪れるとわたしはいつも即座に決断する。
その結果が例えわたしに不利な結果をもたらすことになっても、今までの決断に対して後悔したことはなかった。
由紀夫と別れたのも予感がしたからだった。
お互いが似ていると思った相手は今までにも居たが、
それとはまた違った感覚でお互いが似ているという感覚。
その感覚に説得力を持たせることは無理なので諦めた。
諦めは誤解を引き寄せる格好のエサとなる。
外から見れば、いや、ひょっとしたら当人の由紀夫の目にさえ、
わたしが一方的に由紀夫から離れていったように映ったのだろう。
結局、自分を悪者にして何人かの友人、彼らはもともと由紀夫の友人だったのだが、
共通の友人になってくれた、その人達との友人関係をわたしは犠牲にした。
それでも決して後悔しなかった。
それは友人という関係を決して軽んじているわけではなく、
むしろ、その関係が大切なものだという自覚を持ち続けるためにも。
もっといってしまえば、そこに身を置くことに自分を許すためにも。
わたしはは自分自身の予感に対して絶対的な自信を持つ事にしたのだ。
それは開けてはいけない、と言われている箱の蓋を見ずに暮らしているようなものかもしれない。
開けなければ見ても構わないのだが、見てしまうと抑えが利かなくなる衝動。
由紀夫と付き合っている間も別れた後も、変わらない接し方をしてくる町田に
一種の安心感を覚えるのは随分と自分勝手な心境だとつくづく思う。
「あんたの鼓動が欲しいんだよ」
作曲の正式な依頼が出たことを町田に電話で伝えたとき、町田は不意に言った。
和太鼓のような音で終始、強くなったり弱くなったりして鳴っていた音は、
本当は心臓の鼓動の音にしたかったらしいのだが、
それはわたしの心臓の鼓動でなければならないと町田は言った。
朝目覚めてすぐ。
3時間後。
6時間後。
9時間後。
12時間後。
15時間後。
18時間後。
21時間後。
それぞれ5分ずつの鼓動音が欲しい、と町田は言った。
「できるだけ、フラットな気持ちでいるときのにしてくれ」
目覚めて21時間後は必然的に睡眠中の時間なので、毎日少しずつ時間をずらすことにした。
心拍数をとりはじめて1週間後、午後3時にスタジオの仮眠室に町田を呼んで眠っているわたしの鼓動を録音してもらった。
「make tomorrow」
声が聞こえた気がした。
曲のタイトル?
「あんたのためにつくったんだよ」
目が覚めると夕方になっていて、わたしは懐かしい記憶の中をたぐるような夢を見ていてとてもナーバスになっていた。
歯科医院の待合室のような空間の中で個人的なノスタルジーに支配される感覚はなぜかわたしの胸を締め付けた。
簡易ベッドの脇のテーブルにメモがあって取り上げてみると、
おそらく町田のものであろう筆跡で『上出来』と書いてあった。
不意に空腹感を覚えたので事務所を後にしてなぜ行こうと思ったのか自分でも不思議なのだが
イージーゴアに行った。あそこのマスターのつくるパスタは割とおいしい。
イージーゴアのラッシュタイムは9時過ぎからなので結構空いていたが、
カウンターに見慣れた背中が座っていて、由紀夫だった。
「ひさしぶり」
「おーなんだ、珍しい」
気まずいような、嬉しいような由紀夫らしい反応。
「この子さ」マスターが絶妙のタイミングで入ってくる。
「俺のパスタのファンらしいんだよ」
「まじかよ、でもまあ確かにうまいよな。あれあれ…」
「アンチョビのパスタ!」
「はいよ、まあ座って」
自然に由紀夫の隣に座れたのが嬉しかった。
「飲み物は?」マスターがきいてくる。
「由紀夫のと同じのでいいよ」
「ミント・ジュレップだね」
「明日、ダービーなんでこれ飲んでるんだよ」由紀夫が屈託のない笑顔で言った。
『上出来』さっきの町田の短いメモの文面が浮かんできて、わたしはなんだかおかしくなって笑ってしまった。
「なんだよ?」由紀夫が不思議そうな顔をする。
make tommorow
こういう夜もありだなあ、と思いながらわたしははじめて飲んだミントジュレップにむせた。
全く、大丈夫かよという由紀夫の聞き慣れた声の調子をわたしは心底いとおしいと感じていた。
《あんまり難しいことは分からない。女の直感?そんな感じかな。もちろん、外れたらごめんね、のキョウコによるダービー予想》
うーん、ダービーって大きいレースよね。
って、それくらいの知識はあるわよ。
皐月賞を勝ったアグネスタキオンが怪我で走れないから
そのとき3着だったジャングルポケットが人気になってるのよね。
すらっとして綺麗な馬よね。
好印象。
で、何故か皐月賞でジャングルポケットより上の2着になったのに
人気ではクロフネにも割って入られた三番目。
乗り手はアグネスタキオンが駄目になった河内さん。
ころっとしてかっこわるいなあ、ちょっと。
こうぐっとくるものがないのよね。
ぐっと。
で、武さんがフランスからわざわざ乗りに帰ってきたっていうクロフネ。
白いのにクロフネなのね(笑)
これも綺麗な馬よねぇ。
綺麗過ぎてなんだか少し弱そう。
武さんもなんだか、当人とは思えないほど客観的なコメントしてるし。
よくわかんないんだけど
勝つにはもう少し情熱がいるんじゃないかなっ。
アメリカからやってきたデザーモ騎手は
難聴の子供さんが居て、一緒にいる時間が必要だからって日本に来たのね。
いいおとうさんよねぇ。
それでいて成績もばっちり。
ここでもがんばっちゃうんだろうけど
ボーンキングって生意気そうでデザーモさんに逆らいそう。
いや、根拠なんてないんだケド(笑)
ルゼルってかわいい名前よねぇ。
ふうん、『情熱』っていう意味
なんだって。
じ
ょ
う
ね
つ
っ(意味不明)
あと綺麗な馬だなあ、って思ってたのがダイイチダンヒルなのよ。
蛯名騎手って
蛯名さんって
呼びにくいくらいなんか怖い顔してるんだけど
そんなところが武さんと対照的で
やっぱりそれくらいじゃないと
ダービーは取れないんじゃないかなって
おもうのよ。
どうかな?
あーそれならカッチーよ!
そろそろ取らせてあげたいじゃない。
シンコウカリドは皐月賞も4着だったのに。
3着までの馬との評価に差が有りすぎっ。
ようしカッチーにしよう!
マスター!
ここって馬券売ってるの?
「売ってるわけねえだろ」
由紀夫はダービーどうするの?
うーん
シンコウカリドかなあ。
まじっ!?
あー
まー
なんとなくね。
今回は結構、混戦だと思うんだよなー
こういうときはノーマークの馬が楽に走れるからさ
フサイチコンコルドとかアグネスフライトとかがそうだったように
こいつも今回は結構気楽に走れるんじゃないかなあ。
へー、それってわたしと同じよ
本命。
えーそりゃ珍しいね。
馬券買いに行かない?
おーなんかやる気だね、珍しい。
ふふ
直感が来たのよ
チ
ョ
ッ
カ
ン
なんだそりゃ。。
◎シンコウカリド
○ジャングルポケット
▲クロフネ
△ルゼル
×ダイイチダンヒル