毎年、毎年各メーカーからよくもまあこんなにニューモデルクラブが発売されるものだなあと関心してしまう。メーカーとしては商品が売れないことには会社が成り立たないこともあり、ひたすら前進あるのみなのだ。つまり、開発能力のないメーカーは当然取り残されるのである。ほんのちょっとデザインを変えきのきいたキャッチコピーを広告に載せるだけ・・・。クラブの目的なんてほとんどのゴルファーが思っていることは同じといえる。欲と言ってしまえばそれまでなのだが、飛んで曲がらないで思い通りのゴルフができれば・・と思っているはず。しかし、これが機械のように正確にできてしまったらこれほどつまらないスポーツはないだろう。いろんな人間が天地をひっくり返しそうな大騒ぎをしながら、右往左往するからおもしろい。頭の中だけはプロのような華麗なスイングで、いつかテレビで観たベタピンショット・・しかしながら頭で描いたスイングとはかけ離れた現実がある。そんな弱みに付け込むのがメーカーの真髄なのだ。「飛ぶ!」「曲がらない」「未体験の飛距離!」こんなコピーに惑わされていませんか?どんなクラブもきちんと当たらない限りは飛ばないし曲がるのだ。この肝心の、腕をカバーしてくれるのクラブがほんとにいいクラブといえる。
ほんの20年ほど前まではスチールシャフトしかなく、ほとんどのスイングは重いクラブを振るのに都合がいいようにコックを使って、トップ、インパクトを作っていた。ドライバーヘッドも180ccほどしかなく、重心距離が短かったため手首を返す打ち方には好都合だった。数年して、ブラックシャフトと呼ばれるカーボンシャフトが発売され、カーボンヘッドのドライバーも出てきた。こうなるとクラブが軽くなって今まで力のなかった年配のゴルファーや、女性ゴルファーもヘッドスピードがあがり、距離も出るようになったのだ。
これが開発というもの!。最近は500ccを超える大型のヘッドや、30g代のシャフトも出てきて軽くやさしいクラブになってきた。しかしながら、ゴルフ業界は低迷を続けている・・・。
つづく