NEWS LETTER    12/11/2001 (S.Enomoto)

子供と親の記憶-1-(Book of days)


11月24日(土)11時30分。南行徳ホークスAと高学年チームとの本年最後の公式戦が行われました。監督、先輩コーチ不在のため、私と藤井さん、海老原さんがベンチに入りました。残り少ない試合とあって、多くのお父さん、お母さん達が観戦に来ていました。私よりも3年間練習を積んできた子供達の方が野球を良く知っているし、自分達だけで思う存分試合をしてもらいたなと思いました。一球、一球に食らいついて行く姿は、全く海老原さんの新聞にあったように清々しさを感じた試合でした。心なしか、お父さんやお母さん達の応援も、いつもと違っていたように思えました。何か時間を感じさせないひとときでした。自分がこの場に居合わせていることが、不思議に思えて仕方がなかったとともに、近い将来を見ているような感じがしました。試合が終わった後の子供達の表情は、負けたことに対するあきらめではなく、何か落ちついた表情をしていたように思えました。お父さんやお母さんは戦う子供達の姿に何を重ねたのでしょうか。始めての試合でバッターボックスに立った子供の姿でしょうか?それとも一緒に練習した思い出でしょうか?子供の思い出の数より何倍も多くの記憶がお父さんやお母さんに刻まれているように思えてなりません。私は今、多くの子供達と一緒に野球をしています。子供達にどんな記憶として残るのかは、分かりません。でも、記憶を共有することができたなら、それはとても気持ちの良いことだと思います。(この稿次回に続く)


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