5月の日記です。

別府にて5月4日

トントンこつんの金曜
今日、仕事中、クルマを運転していて、とあるところで信号待ちをしていたら、後ろから、トラックが突っ込んできて、キキキとブレーキの音がしたかと思ったら、こつん、と軽く僕のクルマのうしろにぶつかった。こつん、であったので、肉体的には問題はなかった。クルマのうしろが、軽くペコリとへこんでしまった。仕事でクルマは、ここ5年くらいで、20万キロほど乗っているが、今までぶつけたことも、ぶつけられたこともなかった。ゴールデン免許所持者であるので、事故にあったときどのように対処していいのか知らなかった。しかし、今日、めでたく、こつんとぶつけられた。

ぶつけたトラックの運転手の兄ちゃんはとても気さくですんまへんなあとニコニコしてるだけで、なにもしないので、僕が警察に電話をかけ、それから兄ちゃんをつれていっしょに、出頭して、しかるべき処理をとった。僕は運がいいと思う。事故した時の対処はどうしたらいいのか、と思っていたら、ちょうどいい具合に、自家用車でもなく会社の車に、トラックが、こつんと、肉体的になんともない程度に程よくぶつかってくれた。

連勝チームは必ず負けるときがくる。その時いかにうまく負けるか、というのが、ペナントレースの行方を大きく左右する。それと同様に、僕は今まで無事故無違反で長い間運転してきたが、でも1度くらいは事故にあうものだ。その時いかにうまい具合に事故に遭遇するかということが、ペナントレースどころではなく僕の人生の行方を大きく左右するのである。あるいは、人生はトントンであるという説がある。幸運と同じく、事故はきっと運命的に起こるものなのだ。そしてその時の運は1度にどさっとくるよりも、こうやって、こつんこつんとくるほうが、人生はなだらかにトントンといく。僕はトントントンと落ち着いた平安な生涯を願う者である。

いろいろついているのである。来月もきっといい月だろう。

今日は事故記念で会社に帰ったら、そこらじゅうの人にペラペラと事故についてしゃべった。ついでにそのまま飲みに行って、よくしゃべってきた。遅く帰ってきたので、くたびれた。しゃべりすぎたあとの疲労、これは悪いトントンである。バランスは大切である。
2002年05月31日 23時46分03秒

早起きしなかった木曜
昨日の夜から、起きる自信がなかったので、今朝は7時に目覚ましをかけて、7時少し前に目がさめた。よく寝た。気持いい。目がさめて布団の中で、同じく起きたばかりのQと、ぴーとかぷーとかぴゃーとかいいながら、転がるのはとても幸せである。今週は、木曜日になっても心身ともに好調である。明日は朝、雨でなければ、走ろう。しかし雨になりそうな気もする。走ろうと思って、早起きして、雨だと、なぜかほっとしてもう一度眠ってしまう。もう一回、ちょっとだけ寝るのが気持いい。高速道路のPで、夕方、休憩して、クルマの中で、ちょっとだけ寝るのもとても気持いい。寝るのが気持よければ、夜もうんと早く寝ればいいのかもしれないけど、夜はだらりと起きている。今夜もきっと幸福にだらりと起きている。
2002年05月30日 21時38分45秒

考える朝の水曜
本日も無事、6時に目がさめた。しかし今日は目覚ましが鳴ってから目がさめた。水曜日の朝が1週間で一番しんどい。ジリ、ジリリ。明日は起きられるだろうか。朝はくもっていて、少しだけポツポツと空から雨粒が落ちていた。4日連続で走ると、身体が軽くなってくる。でも軽いけど眠くもある。

近所はため池だらけなのだが、そのうちのひとつは、去年、ため池いっぱいにホテイアオイが繁殖して、冬に枯れて、春になってから、腐って池が一面緑色でどろどろになりとてもくさい。そのくさい池には柵がめぐらしてあって、立て看板がある。「立ち入り禁止。柵を乗り越えて足を滑らし溺れ死んでも責任はもたない」と、とても事細かに警告が書かれている。かつて誰か溺れ死んだ人がいたのだろうか。

そういうことを考えながら、冬の暗い朝走るとこわいのだけど、このごろは朝はとても明るいので、こわくない。朝の明るいときなら、幽霊がでてきても、たぶんあまりこわくないと思う。朝日でキラキラしたため池のほとりで、きっちりした身なりの幽霊紳士が、僕にさわやかにあいさつをして、「ほら、私はもう死んでるんだけど、幽霊になって、ちゃんとこうやって、存在してるんです。いいですか、人間のたましいというのは、死んだ後もこうやってですね云々・・・・・」といきなり朝から霊魂不滅の講義をはじめたりしたらおもしろいと思う。幽霊がもしいるならば、きっちり出てきてもらいたいものである。そういう事態になれば、人類のあり方もそうとう変わってくるようにも思う。

しかし、もしそんな幽霊がいたら、へんな宗教の勧誘だと思って、無視して通り過ぎるかもしれない。目に見えない世界というのは、語っちゃおしまいだな、というふうにも思う。真夜中のお化けみたいに、ひそかに予感する。なにか異性についての象徴的な事物を通して予感的に発情する思春期の健全な性欲のように、語るのではなく、感じるのである。うむ。幽霊とは性欲のようなものであるともいえる、ということをマジメに考えながら、朝、走った。あしたは起きられるかどうか微妙である。
2002年05月29日 22時45分35秒

さらりと火曜
今朝も無事6時に目がさめた。天気もよかった。きのうもそうだけど、走りはじめは、少しだけ、肌寒い。しかし、朝日を浴びて、走っているうちに、汗がでてくる。昨日は半魚人的云々と書いたが、まだこの季節の汗はほどよい濃度でさらりと気持がいい。調子がいいので、明日も走ろう。

さて読書。長い長い指輪物語。主人公たちはずっと旅を続けている。

最近とても感動した、角川文庫から出ている翻訳小説、ノア・ゴードン「千年医師物語」の「ペルシアの彼方へ」と「シャーマンの教え」に続く第3弾、「未来への扉」。すでに3月に発売されていたらしい。ぜんぜん知らなかった。このシリーズすごく好きだ。アメリカ、ヨーロッパでは500万部くらい売れたベストセラーらしいが日本では売れてるんだろうか。今、ネット某所でこの「未来への扉」紹介しているところがあって、すごく読みたくなった。本屋行ってさがしてこよう。しかし、まずは指輪物語、最後の3冊の大山脈を超えて(7巻目から急に分厚くなった)、読了しなければ・・・。いったいいつ読み終えるだろう。そういいつつ、これはこれで、日々の寝る前の楽しみの世界である。

カメのそうじをする夜。夏も近づきカメたちはよく食べ、よくウンコをする。
2002年05月28日 22時33分54秒

きっちり月曜
朝からよく晴れた月曜。月曜の朝のジョギング、汗がよく出た。だんだん、半魚人的に汗びっしょりのジョギングの季節になってくる。今年の梅雨はどのようにやってくるのだろう。最近、雨が降る気配がない。月曜の朝、きっちりとはじまる。きっちりするというのはいいことだ。日々、身体も精神もくずれていくような感じがするが、そんななかでも、きっちりするのだという意志を持ちつづけよう。月曜の朝、無事ジョギングをすると、とても気分がいい。今週は、くたびれずに1週間を乗りきろう。今週のテーマは、きっちり、でいこう。

Qを寝かしつける前、絵本を読んでやった。佐野洋子さんの「空とぶライオン」という絵本。「ライオンがウオーっとさけぶと・・・」と読むと、Qもいっしょに、「ウオー」と言った。ライオンのしんせきのネコたちがアハハと笑うと、Qもいっしょにおなかをたたいて、アハハと言った。これからできるだけいっしょに寝転がれるときは、Qに絵本を読んでやろう。
2002年05月27日 22時09分04秒

動物園の日曜
朝起きるとよく晴れていたので、どこかへでかけようと思った。そうだ、こういう天気のよい日は動物園に行こう、と思った。でも、ペチカは習い事があるため、いっしょに行ってはくれなかった。シュンタも別に、行っても行かなくてもいい、とぜんぜん乗る気ではなかった。これがもし、ワンピースのマンガを買いに行こうということなら、どんなことがあっても尻尾を振ってついてくるのに、動物園にはぜんぜん関心がないようだ。そして妻には「日曜くらいゆっくりさせてくれ」と、ハッキリ断られた。でも僕は動物園に行きたかったのだ。妻は「行ってもいいけど、Qは連れてってね」なんていうのだ。

わかっている。Qだってわかってる。Qだけが僕の味方だった。Qはでかけるとなると、子犬のように大喜びで玄関のドアにべたりとはりつくのだ。けっきょく、あんまり乗る気ではないシュンタとQを連れて、電車に乗って天王寺動物園に行った。Qが途中で寝ると困るので、ベビーカーに乗せてでかけた。

動物園で、どんな動物がいるか知ってるか?とシュンタにきくと、シュンタは、
ハト、
と答えた。動物園って、ハトがいっぱいだよね、そこらじゅうにいて、お弁当こぼしたら、すぐ寄ってくる。ほかに、コアラとかゾウとかも動物園にはいるのだが、あまり関心はないらしい。

思ったよりも暑かった。もうかなり夏だった。動物園は幸せそうな家族連れでいっぱいだった。ふつう日曜日は、家族みんなででかるほうがいいのではないかと思うけど、でも、いいや。家族全員でこういうところへでかけると、好きなときにソフトクリームやジュースやイカ焼きやフランクフルトなどを買い食いすることができない。シュンタはビクビクしながら、ホントにいいの?お母さんに怒られない?といいながら、ソフトクリームをなめていた。

Qも思ったほど、動物を見て大騒ぎをしなかった。近所のペット屋ではけっこう、ハムスターや小鳥を見て手をたたいてよろこんでいるのに、目の前をキリンが横切っても、それほど衝撃をうけてはいないようだった。おい、Q、キリンだぞ、おー!あんな首ながいぞ!おーおー!と僕が驚いて見せると、じっと僕をみつめて、それから、改めて、きわめて冷静な態度で、僕のモノマネをして、おーおーと言っていた。

Qが一番よろこんだのは、ヤギコーナーだった。ヤギコーナーでは、ひと皿100円のエサをヤギに手渡しで与えることができる。Qはヤギにはそれほど関心はなかったのだが、ヤギ舎の前にこぼれたエサをつつきに来たたくさんのハトを見ると、うおー!とベビーカーが倒れるんじゃないかと思われるほど、大騒ぎをして、ハトに向かって、きゃっきゃと笑って大きく手をたたいていた。ハト好き兄弟、である。

だけど、動物園の爬虫類館ではたくさんのカメやワニやトカゲに会えたし、ペチカが2歳くらいのころからいる、サイチョウの檻に同居しているカラスは、声をかけたら、オハヨーと答えてくれた。このカラスはカラスであって九官鳥ではないので、こんなふうに気安くオハヨーと言ってくれることはめったにないのだ。ペチカが2歳くらいのとき、はじめて、カラスのオハヨーを聞いて、僕とペチカはずいぶんたまげたものである。シュンタはカラスがしゃべることにそれほどたまげはしていなかったが、このカラスは気に入ったみたいで、オハヨー、オハヨーと何度も声を掛け合っていた。コアラは、もこもことしてよく眠っていた。コアラ舎の入り口には、コアラのウンチが展示されていて、シュンタは、わあウンコやウンコや、これこの前来たときにもあったウンコと同じかなと、そういうことにはとても深い関心を寄せていた。

暑いので、早く帰った。シュンタはうちに帰る途中に友達と出会って、どこかに遊びに行ってしまって夕方まで帰ってこなかった。Qはうちに帰ると、ぐっすり、お昼寝をした。夕飯まで起きなかった。どんな時でも食べる時間になればQは必ず目をさます。たぶん今夜はなかなか寝ないだろう。

ふたりは楽しかったかな。僕は楽しかった、動物園は好きだ。
2002年05月26日 20時00分25秒

すーっと遠のく夜
あっという間に土曜日になった、その土曜日も労働の一日だった。眠って、目がさめて、また眠って目がさめると、月曜日である。目が回る。今夜で、ようやく指輪物語、6冊目(二つの塔・上2)を読み終えそうだ。少しずつ少しずつ、読み勧めるのが毎日の日課になっている。指輪物語の世界も、くるくるまわる毎日と並行して僕の中で同時に存在しているのだ。すーっと、遠のく。くるくるまわる日常を一日の終わりに、すーっと遠くに押しやる。いろいろな世界がすーっと遠のいた向こうから、見たら、くるくるまわっていろいろな模様を作っている。よく眠ろう。明日は明日でたぶんきっといい一日だろう。
2002年05月25日 21時32分46秒

朝の鍵事件
朝、会社に行ったら、いつも一番に出社する鍵の管理者であるマラソンが早い変人のFさんがいつまでたっても来ないので、会社の中へ入れなかった。Fさんのお父さんがなんと昨夜亡くなられていたのだ。僕はなにも知らずに元気な声でFさんの携帯を呼び出し、さっさと出社してください!なんて言ってしまった。そしたら、今日はオヤジの葬式だから行けない、なんていうのだ。僕はなんて間の悪いことをしてしまったのだろう。とても反省する。

そしてFさんの上司も鍵の管理者であるのだが、この人は今日出張であるにも関わらず、昨日最終で鍵をしめてそのまま帰ってしまったので、その鍵もない。僕は今日、2番で会社に到着した。なのに結局警備会社の人がきて会社の鍵をあけてもらうまで、50分近く会社の前の駐車場で座っていた。天気がよかったので、ひなたぼっこは気持がよかったけど。9時近くになっても警備会社はやってこず、社員もパートのおばちゃんも続々と出社し、朝の駐車場は込み合ってきた。僕の勤めている会社の年配の人はとてもガラの悪い人が多く、そんな人たちが、うちの会社はなんでこんな鍵ひとつのことについても危機管理がなっとらんのじゃとか、ぷりぷり怒りはじめて、その様子はなんだか会社がつぶれちゃって、債権者が騒いでいるみたいな朝の光景だった(いつかそんな日が決してくることのないよう心より祈る)。

やがて荷物の搬入のトラックもやってきて、今日はお休みですか?なんて運転手の兄ちゃんは真顔できくのである。でも言われて見れば、なんだか今日は会社の前にみんな集合してこれから遠足へ行くような感じに見えなくもなかった。そういうことを考えると少しうきうきしなくもない・・・・なんか書きながら、とってもローカルな会社に勤めているものだとつくづく思う。

夕方、Fさん父の通夜に行って来た。FさんおよびFさん父の霊に深々と朝の非礼を詫びてきた。合掌。

明日は土曜日出勤で、鍵は僕が持っている。寝坊しないように気をつけよう。
2002年05月24日 22時37分15秒

ざわわ。
今週は、月、火と好調なスタートを切ったが、後半、くたびれてきた。毎日、心の表面がざわわざわわと、さざなみだって、落ち着かない。落ち着かない。どうしてすっきり、ものごとをやりすごせないのだろう。このままあと何年も何年も、ざわわざわわとさざなみだった毎日は続くのだろうか。読書をして寝よう。夜眠る前に少しだけでも、本を読んでいる時間がとても幸せだ。いくつかの細かい幸福の瞬間は知っている。今週は土曜日まで働くのである。ざわわざわわ。それでは今から、ちゃぽんと潜水活動を開始する。
2002年05月23日 22時50分44秒

性格について考える
心配性な性格である。そして、人をあまり信用しないところがある。たとえば、妻の運転するクルマの横には、生きた心地がしないので、ぜったいに乗りたくない。結婚する前はそうでもなかった。べつに彼女の運転する車に乗って、天国でも地獄でも行きやがれと思っていたが、今は天国にも地獄にも行きたくない。一番さしさわりのないところで妻に対する感情に関して述べたが、どうも、人を信じていない、いやーなところが自分の中にある。そういうことを仕事をして、最近何回か感じるところがあった。そう、僕は感じたのだ。感じているのに、これをまた他人から改めて指摘されると、非常に腹立たしくなったりする。その腹を立てることが、一番問題なのかもしれないが。いろいろむずかしい。反省しよう。反省してんだから、誰からもとやかくいわれたくない。・・・ん?

蚊がよく飛ぶ夜だ。僕はしかし、あまり蚊にさされない。さされているのかもしれないけど、赤くもならないし、かゆくもならない。でもブーンとまとわりつかれるのは、好きではない。僕がもし、カエルとかヤモリだったら、よろこんで寄ってくる蚊をパクパクと食べるところであるが。しかし、心配性の人間であるので、ブーンブーンと蚊が飛んでいると、眠れないドツボにはまったりする。
2002年05月22日 22時35分40秒

カメのそうじ、他
営業活動を終え会社に戻る途中、阪神高速某線が事故で大渋滞していた。阪神高速道路の真ん中にずっと並んで立っている電灯のポールにトラックがつっこんで、ポキンとポールが折れて道路をふさいでいた。毎日どこかしらで事故が起きている。気をつけて運転しよう。帰りが遅くなってしまった。

今日はQがはやく寝ていて、帰ると、ペチカとシュンタはふたりで先にフロに入っていた。はじめ、ふたりは仲良く、TVアニメの主題歌を歌ったりして、なんて仲の良い姉弟だろうと、外で聞いていてほほえましかった。でもすぐに、ギャンギャンケンカをはじめた。すぐにケンカをする。笑っちゃうくらい、いつも同じパターンである。ものすごく仲がよいかと思うと、次の瞬間、すぐケンカする。ふたりがケンカするとQは手を叩いて大喜びするけど、今日はもう寝ちゃってたので、つまらない。

シュンタが学校でこれから枝豆を育てるとかいうことで、インターネットで枝豆の育て方を調べてほしいといわれる。プリントアウトして、ふたりが寝たあと、カメのそうじをした。カメの水はあたたかくなるとすぐ汚れる。この時期はとても活動的で、朝もそばに立っただけで、水そうの中で大騒ぎする。
2002年05月21日 22時24分29秒

青空の月曜の朝
久々に早朝ジョギング。朝はよく晴れていた。青空も久々に見た。月曜の朝、目がさめて半分ねむたいままで、出勤すると、とても後ろむきになってしまう。少なくとも週の始まりは、朝は早起きして走ったほうが、精神衛生上、僕にとってはよいのである。はじまっちゃえば、なんとかなる、1週間なのである。昼間は時々、くもってしまったが、朝の久々の青空。これを見れただけでも、今日はいい日だった。
2002年05月20日 21時53分15秒

指輪物語的天候
朝から雨が強く降っていた。日曜日の雨降りは珍しいように思う。いつも日曜の朝は走っている。久々に休憩。本当は今日は快晴の予報だったのに。少し肌寒い。指輪物語的天候である。指輪物語5巻目を読了。中つ国は鉛色に雲って重たい。こういう天候に読むにはいい。独特な暗さのある話しだ。もっとホビットが陽気に活躍する楽しい話しかと思っていた。でも陽気さだけではここまで読みつづけられなかっただろう。小説は陰気の方が好きだ。

長い話は陰気がちだ。昔がんばって読んだ、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」も陰気な話だった。でも最後まで読み終えたときは読んだことそれ自体に無上のよろこびを覚えた。村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の主人公がぼやいていた。いったい世の中には何人、カラマーゾフの兄弟の名前をきちんと言える人がいるだろうか。たしかそんなふうなことをぼやいていた。だから僕も村上春樹の小説の主人公みたいにぼやいてみたかったのでがんばって読んだのだ。酒飲みのドミートリー、秀才のイワン、信心ぶかいアリョーシャ、それから腹違いのスメルジャコフ。言えるぞ。新潮文庫の後ろのあらすじのところにも書いてあるけど。でも話しの内容はどんどん忘れている。

いつかまた読みなおすことがあるのだろうか。「はじめてカラマゾフ兄弟を読んだ時」たしかそんなタイトルの詩を室生犀星が書いていた。新潮文庫の詩集に入ってる。カラマーゾフの兄弟を読んだ直後、恐れ多くも僕は室生犀星さんの気持がわかるような気がした。でも室生犀星のような人は「はじめて」で終わらず、きっと何度も読んだんだろうな。

なんだかんだいっても、指輪物語。まだ最後まで読んでないので、なんともいえないが。なんともいえないが、ここに読んでいることを書いていると、最後まで読む励みになる。ヤフーで、「指輪物語読破」で検索すると、40数件のページがみつかった。ぱらぱらとのぞいてみると、なんかそれぞれ読破への苦難の道が語られてて面白い。僕も、実況読書をしながらいつかは読破しよう。

とかいいながら、6巻目に入ってごろごろしながら読んでいたらすぐ眠くなる。それからQがびーぶいーなどといいながら狭い部屋をパタパタ走っていると、追いかけてころがしたくなってしまう。そのほかさしさわりがあるのであまり具体的なことは書かないが休日自宅にいると、ばたばたばたととてもうるさい。そして僕がそこにいるだけで、なにかとてもそわそわしてくる。ちくちくちくと、心理的な痛みを覚えてくる。僕はなにも感じなくて、なにもしないのではないのだ。なにもしないようでいて、いろいろ感じているのである。そういうところを理解してほしいものだと思う。

ということで、休日でもそれほど読書ははかどらない。午後より雨がやみ、シュンタとキャッチボールをした。それから少し多めに、ひとり走る。ジョギングからもどってきたら、おもてで、こどもたち3人が、遊んでいた。ペチカとシュンタが続かないバトミントンをしていた。Qはふたりのあいだをいったりきたり、心底うれしそうな顔して、ぼーん!ぼーん!と叫んで、走りまわっていた。
2002年05月19日 18時14分09秒

プー好きQ
今朝はまだ完璧とはいかないけど、久しぶりに晴れた。風も軽く吹いて、気持よい。体調もよく、8時すぎまで、ぐっすり眠って目がさめた。それから朝食をとり、久々にジョギング。すっきりさわやかな土曜日。

Qは最近、くまのプーさんが好きみたいだ。ディズニーの絵本版のプーさんが好きで、プー!プー!と言いながら真剣に絵本を見ている。ペチカが小さい頃サンタさんにもらった、口元がモグモグと動くプーさんのぬいぐるみを見せたら、大喜びでプープーといってぬいぐるみの口元をぱんぱん叩いていた。今もこうして日記を書いていたら、トートーと言いながら、ぷーさん人形を抱えてやってきた。

ペチカはこれくらいの時、クレヨンしんちゃんの人形が大好きだったように思う。しんちゃん、しんちゃんと、クレヨンしんちゃんの、デパートで買ってきた、でも見かけはクレーンゲームの景品と同じしんちゃんぬいぐるみのまゆげをニコニコしながらひっぺがしていた。しんちゃんの指人形もいくつか持っていた。持っていたけど、出かけるたびになくしていた。今はしんちゃん人形はひとつも残っていない。今ではペチカは、クレヨンしんちゃんよりもずっと大きくなってしまって、なんとちびまる子ちゃんよりも年上になってしまった。

シュンタは、ミッキーマウスの人形をじっと見つめて、「チッチイナ」と低い声で呼びかけていた(シュンタは生まれてからずっと低音の少年なのだ)。そして時々ミッキーの鼻にかみついた。シュンタは、キティちゃんの人形のことも「チッチイナ」といっていた。小さい頃のシュンタはとても落ちついて、物事を慎重に認識していたが、今はとてもうるさい。どうしてこんなにしゃべるのかというくらい朝から晩までペラペラペラペラしゃべっている。

そしてQはプーさんが大好きで、プープーと幸せそうにぺたぺた歩いている。上のふたりよりも、とろーっとした子のように思う。僕のせいではないと思う。今日は午後図書館に行った。図書館の貸しだしカウンターに貼ってあった小さなポスターには、プーさんの絵がプリントされたセーターだかトレーナーを着た女の人が映っていた。Qはぷーぷー!と叫んでポスターに貼りついてしばらくはなれなかった。

最近のQのことば。

おやすみ。 → みー。
ごはん。  → ごー。
姉ちゃん  → ねんねー。
兄ちゃん  → にんにー。

少しずつ進歩している。
2002年05月18日 18時26分05秒

コウモリが夜道をぱたぱたと。
飲み会があった。目が回った。目が回ったので、ひと駅歩いて帰った。今週、ぜんぜん走らなかったおかげで、長い間居座っていた右足のカカトの痛みがどこかへ消えてしまった。今週の収穫である。なにごとにおいても、「転んでもタダでは起きない」、を心がけよう。頭痛も去った。朝も、すっきり目がさめた。今日はバファリンは不用であった。当たり前であることを新鮮に感じる。

夜道を歩いていたら、パタパタとコウモリが飛んでいた。コウモリは超音波で世界を認識する。コウモリにとっての日常の風景はいったいどんなものなのだろう。沼で鳴くカエルの世界はどのようなものなのか。にごった水底の魚の世界はいったいどんなものなのどろう。

クルマで渋滞にまきこまれた時、ふと、フロントガラスの向こうの世界を見ながら、もしこのガラスの向こうに見える世界が昆虫の視界として展開されていたら、どんなだろう、と考える。あるいは、コウモリの世界ではどうだろう。嗅覚を中心としたイヌの世界から見るならば、窓の向こうはまったくちがった景色になるのだろう。フロントガラスからえもいわれぬ香りが匂い立ったり・・・。違った景色でありながら、それなりに理屈は通って、渋滞の車の間をすりぬける。そういう、世界を違った見方で見えるフロントガラスがあれば、渋滞も新鮮だろう。世界をすべて文字で構成するなんていうのもいい。フロントガラスの向こうは文字ばかり、とか。

コウモリが夜道をパタパタと飛んでいた。世界は刻々と新鮮に生まれ変わる。
2002年05月17日 22時53分48秒

沼にただよう
今週は何錠バファリンを飲んだことだろう。反省しなければいけない。こういうことを続けているのは、あまり身体にはよくない、気をつけよう。そういう中途半端な対処療法で、それでもだいぶ調子は良好になりつつある。雨がじめじめと降っているここ数日。今週はずぶずぶと沈んでいた。1度も早朝ジョギングもしなかった。天気予報によれば、今週は梅雨のリハーサルの週なのだそうだ。今週は沈んでいよう。いつも沈んでいるかな。いつも半分沈みがちにして、沼の上を漂って、なにか危機がきたら、ちゃぷん、と、にごった緑の沼の底に姿を隠すようなそういう動物は謎に満ちて魅力的だ。野良ガメ、ウシガエル・・・カバ、ネッシー。いろいろいる。陰影に富んでいるものがいい。いつも湿った森の奥の、緑色した深い沼に心を浮かべていよう。真夜中にちゃぷん、と、もぐりこもう。いかがわしげに、漂っていよう。
2002年05月16日 21時38分11秒

とりたててなにもない雨の水曜日
体調が悪いような気がするけど、おなかがすく。
夕食もおいしく食べた。

Qを寝かしつけながら、指輪物語第5巻に突入した。
Qは僕のおへそに指をいれたり、おなかをかんだりする。
僕のおなかはやわらかい。でもおなかは外側にやわらかい
脂肪がついているほうがいいのだと思う。内蔵に脂肪が
つくほうが、健康には悪いときいたことがある。砂漠に行けば
なかなか持久力を発揮しそうな貯蔵型おなかである。
指輪物語を読んでいると、もくもくと荒野を旅しているような気
分になる。

まるこいQどすんどすんと体当たりしてくる。
そしてそのまま眠った。

僕も早く寝よう。

ZZZZZZZ。
2002年05月15日 22時20分56秒

頭痛の朝。
今ひとつ体調が不調だ。今朝は5時半に目が覚めたが、頭痛がして、枕から頭を起こすことができなかった。喉もがらがらしているのが続いている。横で眠る寝相の悪いQも、目やにと鼻水とで寝顔がパリパリだ。時々、せきもする。妻も、体調が今ひとつよくないようだ。からだの調子が悪いときは、お互い、労わりあわなくてはいけないと思う。けんかなどしてはいけないと思う。

妻は時々僕がこうやって、日々書いている日記をチェックすることがある。この日記を読んでいると僕がひとりでいい人で、彼女のことだけをとても悪者のように書いている、という印象を受けるそうだ。しかし妻について悪く書いたことは1度もないと思う。18歳の純情な美少年の頃から、僕は変わることなく彼女を愛している。そしてそういう僕が、日記の中でいい人に見えるというのは、たぶん現実もそのまま真実なのである。そして彼女が日記の中の自分自身を悪者のように感じるというのは、彼女のすばらしい謙遜の美徳である。

僕は本当にいい人なのだと思う。たとえば、けんかなどすると、そういう僕のいいところなんかが妻は見えなくなってしまうのだと思う。そういうとき、僕が家族思いで子煩悩でとてもいい人のように書かれているこの日記を読んで、妻はあらためて僕の美点に気づくのである。真実を突きつけられた時、人は往々にして戸惑い、時には、拒絶的な反応をとるものである。おそれることはない。ありのままの僕を受けとめればいいのである。簡単なことである。妻もきっといい人だろう。いい人だからって、でも、それが正しいのかどうかは議論の分かれるところではある。

つまりそれは生物学的な問題である。イヌの食性の問題である。
そして、それについては、

イヌも食わない。
2002年05月14日 20時43分33秒

まわる惑星
月曜日。朝は起きられなかった。一日、郊外地区をクルマでまわる。晴れた日で、緑が美しい。しかし今日は熱心に得意先をまわっていたので、すっかりくたびれた。家に帰ると、じゅうたんにへばりついた。ぐいぐいぐいぐいじゅうたんが僕を引っ張る。もしかしたら熱でもあるのかもしれないと思って誰にもみつからないように、こっそり体温計で体温をはかる。

こういうふうに、体調が悪いんじゃないかと、体温計をとりだしたりする小心な態度をみせると、妻に心よりバカにされる。僕はバカなので、事実ありのままにバカだといわれるととても深く傷つくのである。そういうところをわかってほしいものである。

それはともかく。

平熱である。

しかし、今日は重力が強い日なのである。週のはじめはここは木星なのである。
こんなふうに考えてみるのはおもしろくない?
と、聞いてみたら。
やっぱり僕は心よりバカにされるのだ。

そんなとき、冥王星の洞穴にでもこもりたくなる。
こんなふうに考えてみるのは、おもしろくない?
と、聞いてみたら。
やっぱり僕は心よりバカにされるのだ。

・・・以下エンドレス。人生とは、そういうものである。
2002年05月13日 21時25分59秒

白っぽく晴れた日曜
今日は白っぽい晴れた一日。世界の輪郭がいくらかマシな一日。午前中、シュンタとふたりで床屋にいった。目をつぶって顔剃りをしてもらいながら、床屋の窓の外でチュンチュン雀の鳴く声を聞いた、世界が白く晴れた日曜の午前だった。

シュンタは床屋のおばちゃんに「修学旅行はどこいくのか?」ときかれていた。「おれは2年や」とシュンタはちょっとエラそうに言った。「ええ!2年かいな、でかいワ、あんた、でかいナア」としきりに、おばちゃんが感心しながら、シュンタの襟首をカミソリで剃っていた。カミソリがくすぐったくて、シュンタはうひゃひゃと時々へんな声で笑った。

ハーゲンダッツのアイスのギフト券があったので、床屋の帰りにスーパーマーケットに寄って買った。スーパーの店先にバナナがひと房17本もついて200円で売られていたので、バナナも買った。バナナはまだし少し青っぽかった。「冷蔵庫にいれちゃあきまへんで、ご主人!」とバナナ売り店員に言われた。ご主人!と呼びかけられたのは生まれてはじめてだ。バナナ売り店員にバナナの保管方なんかを教えられて、大きな買い物袋を下げて、とぼとぼ道をあるいていると、女房に逃げられて、シュンタとふたりきりでくらすしょぼくれた中年男になったような気分になってきた。

シュンタはスキップで道を歩いていた。子供はスキップがだいすきだ。マネしてスキップをしたけど、バナナの袋がゆれてバナナが痛みそうなのでやめた。それにスキップするには地球の重力が僕の体重では強過ぎるように思う。

Qはこないだバナナをのどにつまらせたくせに、買ってきたばかりのまだ少し固いバナナを3本も食べた。それでもまだほしがって、バナナの房を指差してブヒブヒいっていたので、妻はバナナをどこかに隠した。バナナはどこにあるのだろう

午後の出来事省略。

夕方は、ハーゲンダッツのアイスクリームを食べた。僕はチョコレートマカデミアナッツ味だった。シュンタはバナナ味だった。ペチカはラムレーズンだった。妻は、洋梨のヨーグルトシャーベット、新製品だ。Qはそれぞれのアイスを横取りして食べた。

夕食は午後の出来事も絡む諸般の事情により、カレーライスをペチカと僕でつくった。おとうさんおかあさんケンカはやめようね、とペチカは言った。「いや、しかし」と僕は言った。以下省略。Qはひとりで手を叩いてよろこんでいた。カレーはみんなよく食べた。いい一日だった。「いや、しかし」と妻は言った。以下省略。Qはひとりで手を叩いてよろこんでいた。「なにか意思の疎通上の問題があるのであるならば、われわれが眠ったあとに意見交換をするべきではあるまいか」とシュンタは言った。「確かにそうである。ではみんなが寝たあと、お父さんにたっぷり話すことにしよう」と妻はにこりともしないで言った。

今夜はさっさと寝ようと思う。
2002年05月12日 20時04分57秒

水の中
朝目が覚めると、雨は既に降っていなかったが、鉛色の湿った重たい一日。朝食後、軽く走る。踵の調子は良くなったが、身体は重く感じる。滞った水。沈殿した水のかたまりの身体。重たい。空気の中の水も、流れがよくない感じだ。中途半端にちゃぷちゃぷしている。雨がじゃんじゃん降っているほうが落ちつくように思う。集中力に欠けた一日。ぷかぷかぷかと意識の水の上を小さなボートに乗ってただよっているような。水の中にもぐりこむこともできなければ、ボートをうまく操縦することもできない。うん。なかなかいい言いまわしだ。気に入った。もう少し夜が深くなったら静かに水の中へもぐっていこう。
2002年05月11日 19時19分02秒

ぜいぜいしたのど
雨は午後からと天気予報で言ってたけど、朝から雨だった。
のどががらがらする。鼻水がつまっていて、寝ている間、口
でぱくぱくと呼吸をしていたせいなのか。家族みんなも、なぜ
か、のどが、いがらっぽい。

Qもきのう、夜中に泣いて、せきこんで、夕飯の時に丸のみ
した輪切りのバナナをげぽりと吐き出した。
吐き出したあと、のどをぜいぜいさせていた。

今朝の5時くらいに起きたときも、Qはまだぜいぜいしていた。
どこかにまだバナナがひっかっかてるんじゃないかと心配
して、Qの足首を持ってぶらぶら逆さにゆらした。
Qはキャッキャっとおおよろこび。朝の5時から完全に目覚めて
そこらじゅうをばたばた走っていた。それからもう一眠りして、
7時過ぎにパチリと目を覚ますと、今朝もしっかりよく食べて、
朝食がQののどをとおると、ぜいぜいはだいぶすっきりしたみ
たいだ。

しかし、僕はぜいぜいしている。
雨降りなので、静かに沈んでいよう。
指輪物語、3巻目を読了。ただ読み進んでいるその事実がうれしい。
第1部完了まで、あと1冊である。こういうことにものすごくじわっとした
幸せを感じる。長距離マラソン的読書。
2002年05月10日 23時11分03秒

あさのはっけん
今朝は、ひさびさに早朝ジョギングをする。走った朝は、朝食をとったあと、心地よく眠くなる。「おじゃる丸」という、教育テレビで7時46分からやっている、のほほんとしたアニメをQがだいすきなので、いっしょに見る。おじゃる丸を見ていると、とても平和に眠くなる。

ペチカはおじゃる丸が始まる前に、ともだちと待ち合わせの集合時間がはやいので、学校へいってしまう。おじゃる丸が終わるとシュンタも学校へいく。僕はまだいる。「英語であそぼ!」と「いないいないばあ」まで、Qといっしょにのほほんと見ている。それから会社へいく。本当はそのまま、もうひと眠りくらいしたいぐらいだ。

ぼくは10年もののぼろぼろのソファに座って、限りなく眠りかけている。Qは、「英語であそぼう」の歌をたって、みんながおどりはじめるようなコーナーになると、どんどんテレビに近づいて、腰をふりふり踊り始める。

「Q、後ろに下がれ!」と言っても、Qはぽやっとした顔でふりむいて、理解しない。そしてまたテレビに向き直り腰を振る。
それが昨日までだった。
でも、今日は、ちがった。
くるりと顔をこちらに向けると、理知的にこくりとうなずき、回れ右をして、こちらに歩いてきておとなしくソファに座った。

Qそれでも何度もまたすぐテレビに近づいた。そのたびに、Q戻れ!と命じると、またまた「理知的なうなずき」をして、回れ右をして、ソファにもどることを繰り返した。なんどもなんどもくりかえして、おもしろかった。

おお。
Qも成長したものじゃのう。

と、おじゃる丸ふうに、感激した。

朝はそのように新たな発見がある。

そのような新たな発見のよろこびにうちふるえる僕のまわりで、ああ忙しい忙しいと妻が朝からバタバタバタとあっちいったりこっちいったりしている。・・・・なんか無言で非難されているような気分になる。僕はぜったい悪くない。と思う。きっと。たぶん。
2002年05月09日 22時01分36秒

いろいろなくつ
今朝は6時に目がさめたが、雨が降っていた。空は晴れていたのに、ポツポツポツと水溜りに雨が落ちて、模様をつくっていた。ひさびさに早朝ジョギングをしようと思ったが、クツもあたらしいので、雨に打たれつつ走る気になれず、ふたたび布団に入る。このところ、早起きをしていない。明日は晴れるそうなので、久々に朝に走ろう。カカトの調子もよくなってきている。おととい、夕方ちょっとだけ走ったとき、あたらしいシューズはとてもクッションが良好だった。たしかドクター中松氏が作っていた、足の裏にスプリングがついていて、ピョンピョンはねる靴、テレビでしかみたことないが・・・あんな感じのイメージで足の裏がポンポン跳ねるような感じだった。もちろん僕のくつには、スプリングはついてないけど。スプリングのついた跳ねるクツ。あれはなにが楽しくてあんなクツだっただろう。なんの効用があったっけ。妙なクツといえば、カカトに車輪のついているクツというのもあるらしい。何ヶ月か前、新聞で読んだ記憶がある。急ぐときはつま先を上げて、カカトでツーっと滑っていく車輪つきスニーカー。今現在もナウなヤングのシティーボーイに大ウケなのであろうか。

今夜はアルコールで、脳みそが車輪のようにくるくるまわる。
明日の朝、スキっとしよう。
2002年05月08日 22時55分17秒

ぷるるん
連休中、非常にあわただしかったので、今日は落ちついてゆっくり休みたいところであったが、きちんと出勤した。くもりの一日、時々、雨。こういう天気になると、体調がくずれる、連休中からずっとくずれている。階段でひっくり返した、豆腐のようにくずれている。

うんと小さい頃、豆腐のお使いに行った。その頃は豆腐屋さんがラッパをふいて、自転車に乗って、豆腐を売りに来ていた。自転車の荷台に四角い大きな木の箱をのせて、その中に豆腐が入っていたのだ。小さな僕はその箱の中を覗くことができなかった。頭の上のほうで、豆腐屋のおじさんはちゃぷんちゃぷんと水の音をさせながら、豆腐を取り出してくれた。僕はガラスのボウルを手に持って、豆腐を買いに行ったのだ。

くれぐれも落とさないで、帰ってきてくれと母は行った。階段はあぶないから、注意するように。僕のうちはエレベーターのないアパートの3階にあった。水と大きな豆腐が入ったボウルを抱え、僕は3階までの階段をゆっくり上がった。落とさないように落とさないように落とさないように・・・・あ。ボウルはころん、と僕の両手の上で踊って、それから、するりと滑り落ち、階段に水と豆腐をぶちまけた。階段はくずれた豆腐だらけになった。ボウルは割れてなかったと思う、確か・・・。それにしてもあれは申し訳ないことをした。くずれた体調から、くずれた豆腐の記憶が引きずり出された。

つまりそんなふうに、くずれている。なにか、カチっとした、鋳型に流れ込みたいような気もする。いやいや、だけど、そうして鋳型でカチコチになってしまっても、それでは、干乾びたサソリの剥製みたいに、こなごなになってしまいそうだ。

昔近所の人のタイだかインドネシアだかの旅行のみやげにもらったサソリの剥製は僕が部屋でラジオ体操の練習をしていたとき、ちょこっと、指先があたっただけで、コナゴナにくずれてしまった。これは、豆腐よりも悲惨なくずれかたであった。

豆腐的くずれはそれほどわるくはないのである。毎晩僕はそんなふうに、たとえどろどろになっても、理科の実験なんかで使うシャーレーみたいなものに流れ込んで、ゼリーみたいに固まって、冷蔵庫の中で夜を明かしたい。そして、日々ぷるるんるん。そんなぷるるんな生活はなかなか魅力的だ。うるおいをなくしてくずれないように日々ぷるるんるん、毎晩冷蔵庫でつやつやぷるん。・・・やはりやや悲しげにくずれている。
2002年05月07日 22時40分35秒

連休の終わり
今朝、九州の妻の実家より無事帰る。今回は3日間の滞在中のうちの一日、妻の妹家族といっしょに、別府の地獄めぐりに行った。ごぼごぼごぼと、山の中で、いろいろな色の温泉が噴出していた。なまり色のおおきなあぶくがゴボゴボゴボ。それは坊主地獄。山地獄では、動物園がありゾウもいた。鬼山地獄では3種100数十匹のワニを飼ってた。ワニは、好きだ。たくさんのワニに会えただけでもよかった。雨降りなのは残念だったけど、かわいいオニのマスコットも買えた。

今回の3日間でたくさんのいとこたちに囲まれて、Qがとても元気いっぱいだった。ひと皮むけた、というのだろうか。わりといままでQは何事にも動じない子ではあったが、たくさんの人の中に出ると、おとなしく孤独を好む傾向があった。しかしこの3日間で、ぶいぶいぶいぶいとよくわからないことをしゃべりながらにいちゃん、ねえちゃんのまわりをとびはねて、とてもうるさい子になった。

うちに帰ってからもうるさい。真夜中寝ないでクルマを運転して帰ってきたので、午前中寝ようと思ったけど、ぶいぶいぶいぶい、僕のまわりを飛び跳ねる。頭の中も真夜中の運転でくるくるしていて、眠りに落ちることができない。無意識の少し上をくるくるまわって午前中はめまいをしながら転がっていた。

妻の実家から自宅まで、クルマで片道7時間。真夜中の移動、闇の山陽道を、僕以外の乗員が寝静まったクルマを走らせた。闇夜にまぎれて旅を続けるホビットたちのような気分だ。ホビットたち。指輪物語。この本、10年前に文庫本9冊セットで購入したが、はじめの1巻を読んでなんだかさっぱりわからなくて、ずっと読まずにいた。しかし、今年、この本を原作にした映画「ロード・オブ・ザ・リング」が公開されて、本屋に行けば、この関連本が山のようにある。うむ。なんだか、読みなさい読みなさいという天からのメッセージを感じてしまった。そんな気持になって、先週より再挑戦している。今回は滑り出し好調だ。妻の実家にいる間に、2巻まで読んだ。3巻目に突入である。今回は、さっぱりわからないということはない。10年前には興味のなかった世界が面白く感じる。読書は不思議な体験である。

しかし、子供の頃の霊感的読書、なにもかも忘れて夢中になって読むという体験はどんどん遠ざかっているように思う。霊感をなくしていようがいまいが、もうなにがなんでも読もうと、邪道かもしれないけど、ガイドブックまで買った。「指輪物語〜その旅を最高に愉しむ本」吉田浩著、王様文庫。著者は指輪物語をはじめて通読するのに、10年かかったそうだ。そのまえがきを読んで感動したので買ってしまった。あらすじが細かく書いてあって、これさえ読めば、本編を読まなくても読んだ気になるのではないかというおそろしい本である。そういうおそろしい事態に陥らないよう、あくまで人名用語辞典と、人間関係図と、地図を参考にすることを目的としてこの本を活用しつつ、読書を続けている。

しかし今日でゴールデンウイークはおしまいである。はたして、途中で挫折することなく最後まで、読了できるだろうか。ここまで書いた以上、あとには引けない。読もう。


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別府みやげのアカオニ人形と指輪物語の文庫本
2002年05月06日 14時44分56秒

それでも一応日記をつける。
今夜真夜中に起きて車に乗って九州へいくので、もう寝ます。
ダッシュで帰宅し、ごはんをたべて、カメの水を変えて、
すーちゃんのそうじをして、風呂に入って。

ではおやすみなさい。
2002年05月02日 19時13分59秒

5月のはじまり。
今朝は6時ぴったりに目がさめた。しかし、大雨が降っていた。雨の朝は、ちょっとうれしい。晴れていると、早起きしてそのままゴロゴロしているのが、いけないような気がしてしまう。雨降りの朝、早起きしてここちよくごろごろしていた。5月のはじまりである。連休は、かみさんの実家へ行く。行かせていただく。ご迷惑のかからないよう、部屋のすみでじっとしていよう。じっとさせていただこう。かみさんの実家はとてもおおきい。サザエさんちみたいに、平屋でとても大きい。そしてサザエさんちよりももっともっと大きな庭がある。そこでテントをはれそうだ。ひとりでキャンプでもしようかな・・・。そうだ、ひとりで義理のお母さんのパソコンを借りて、日記を書こう♪
2002年05月01日 22時50分21秒

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