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日本代表ファンの方々、よろしゅうございましたわね。私はバーレーンに期待していましたが、ちょっと無理でしたね、彼らでは。それにしてもジーコさんは運がいい。イラン戦もたまたま4バックにして成功。負けた? 4バックだったから大崩れしないで済んだんですのよ。3バックで臨んでたらイランの強力3トップにけ太刀打ちできませんでしたわよ。なのに、「4バックにしたから負けた」なんて、皆様ボケてらっしゃる。バーレーン戦もなぜだか、3-6-1で成功したもの。前線が三角形だったからスペースが生まれて中央突破できたのよ。今までどおり逆三角形だったら3人ともマーカーにぴったり張り付かれて格闘技になってたとこよ。運がいいわね。ジーコ様。北朝鮮戦ではまた逆三角形に戻しますの?。あっらー、じゃまた鈴木さんが相手DFとおしくらまんじゅうするの。彼、早くリングに戻してあげたほうがいいわよ。 ・・・では、W杯出場は今日決められますでしょうか。 あっらー、わたくしそういう予想には興味ございませんの、ごめんなさいねー。そういうことは「とくダネ」に出ている松木安太郎さんにでも聞いて御覧なさい。それから聞き役は「スマステーション」の香取慎吾さんにお譲りなさい。彼、馬鹿の一つ覚えみたいに「明日の試合は何対何でどっちが勝ちますか?」って聞きまくるから。あら、私また敵を作ってしまいましたかしら。 ・・北朝鮮戦は無観客ですが、影響は?。 どうでしょう、別に問題にするほどのことでは・・・・それよりキリンカップの後サポーターが暴れましたわね、あれはいけませんわ、わたしくこの件で言いたいことがありますの。キリンカップ2連敗くらいで怒りなさんな!。怒るんならもっと前から怒りなさい!。もっと内容の悪い試合は以前にもたくさんありましたわ。そういうときにもっと警笛を鳴らしなさい。どんな内容でも勝てばワーワー騒いで、たかが、親善試合で2連敗したくらいで暴れるなんて節操がなさすぎるわ!!。「ジーコやめろ!!」と怒鳴っていたお兄さん、あなたは1次予選の不甲斐ない試合でもそう仰いました?。キリンカップの日本はそれまで3年間の日本と違うところがございましたか?。あるわけがありません。50あった試合の40はあんな試合なんです。わたくしは1年前から「ジーコやめろ!」と叫び続けてきました。そんなわたくしから見ると、あなた方日本代表ファンの姿勢というのは常にピント外れです。まったく理解できません。イカれてますわ。川渕さんがあんなのんきなのもあなたがたの責任だわ。 ・・・では、本大会に出場できたとして、日本はどこまで行くでしょうか。 あら、またわたくしに予想させるの?。まあいいわ。ジーコ様では予選敗退が一番可能性高いわよ。だって世界を知らないんですもの。これもわたくし以外でしたの、またちょっと古い話ですけど、2002年W杯で韓国がヒディンクさんっていう超一流の監督さんをつれてきて、それも大会の1年前よ、韓国をまったく知らなかったのにベスト4に導いたのよ。日本のと・・と、なんでしたっけ?トル・・シエさん? あの方は4年も指揮したのに、まったくチームの出来上がりが悪かったでしょ。それを御知りでなぜ、世界を知らないジーコ様を川渕さんがお選びになったのかわたくし皆目検討もつきませんでしたの。不作法のトルシエ様より礼儀のなっているジーコ様が個人的にお付き合いしやすいからとしか考えられませんわ。 では次に ちょっといいかしら。わたくし疲れましたわ。続きはまた今度になさらない。 ではお開きということで・・・。 ご苦労様です。」ではまた |
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なんともまあ古いサッカーをやってるんだろう。「古い」と言っても良い意味の古さは1ミクロンもない。言葉を変えれば「未熟な」「幼稚な」と言う意味だ。3-4-1-2という両者の布陣を観れば初めから察しはついていたが、やってるサッカーはそれ以上悲惨だった。特にジュビロだが、後ろから前方に放り込みが多いこと多いこと。浮き球がやたらと多くパスのつながりは恐ろしく悪い。サッカーやってんのかラグビーやってんのかはっきりしてくれ。まあイングランドで始まったサッカーは体のぶつけ合いとロングボールから始まったらしいから原始的といえば原始的か。 監督両者とも 「世界に通用するサッカー」を標榜しているから、ひとつ素人から忠告しよう。僕が見た限りまず、欧州ではサイドの長い距離を一人でカバーさせる3-4-1-2を採用するチームほとんど見当たらない。山本はチェ・ヨンスにまず当てろ!と指示しているようだが、ボールを預けるポイントは欧州ではサイドの高い位置に左右2つある。しかも真ん中に当てるよりもずっと効率よくキープできるし、そこからの次の攻撃に移りやすいという利点もある。 そんなレベルの話をしてもしょうがないか・・・。 村井は良い選手だけど監督が山本ではどこまで能力が発揮できるかはまだわからん。 ジェフの選手を多くは加入させたが、なぜオシムをつれて来なかったのだろう。 おかげでジュビロのサッカーはどんどん無惨なものになってゆく。かつてのジュビロはどこへいった(おまけにユニホームもダサくなった。なんだあの左肩の水色のラインは。) 岡田さんにしろ山本にしろ点を取るためにどういう方法を取っているのか。 僕が見た限り、最後の最後は結局は不確実性の高いサイドからのクロスだけじゃないか。「サイド深く入って鋭角に折り返す」これは今の欧州でも最も点を取りやすいとされている。そういうアプローチを日本代表も含めて日本でほとんどお目にかかってない。やっているのは今日のジュビロのように、後ろから前線への放り込み、サイドにボールが行っても、ねらいの定まらない単純なハイクロス、そんなんで「点が取れない」って当たり前だろ。期待する方がおめでたい。ベッカム級の正確なクロスに2m級のFWがいたってそうは点はとれないようなアプローチなんだから。 日本人は世界的に観ても小柄だ、そういうチームは「サイド深くえぐって鋭角に折り返す」というパターンを徹底的に構築しなきゃいけない。アレックスのクロスに180cmそこそこの選手が真ん中で3人も待ってたって点は取れない。 北朝鮮戦にしても、あんな試合に熱狂できる人が羨ましい。 アテネ五輪のとき平山が入ってきて「これで高さができた」と山本は言ったが。じゃあ190cm級の選手を多数揃えるオランダは高さを強調したサッカーやってるのか?。フランスだってそうだ、北欧にしたって平均身長がそれぐらいあって初めて高さを武器にしてるし、デンマークみたいに高さ頼みでないサッカーしているチームもある。そういうチームの監督さん達は、たまたまでてきた長身選手にポストプレーをすべて任せ、ハイクロスに期待する監督をどう思うだろう。 今日は地上波でも2試合放送(鹿島対浦和)したが、どちらも観るに耐えない試合だった。FC東京対新潟の方が数倍面白くて近代的だろうと思う。
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1、アジアカップ こんなにも複雑な思いで日本代表の試合を見なければならないのは、本当にサッカーファンとしては本当につらい。 そして今アジアカップの総括をするとき、僕はやはりこの視点に立たなくてはならない。 たしかに中国の狂乱振りには怒りを覚えるし(中国様が怖くて何も言えない外務省、あれだけ口汚く罵られているのに、「過去の清算」だとか自虐に自虐を重ねるアホコメンテーターをみると情けなくなって来る。60年前の戦争についてなぜいつまでも日本が謝らなくてはならないのか。中国は他国を侵略したことの無い平和国家なんですか?。台湾を脅し、チベット・ウイグル人を大虐殺している国はどこの国ですかな?。)そういう怒りは常に持ってはいる。ただ、それは政府に要求することであって、「反日中国」のアンチテーゼで、ジーコジャパンを評価しようとは思わない。 日本の戦い方はそれはそれで冷静に分析しなければいけない。僕が日本代表の試合を観戦するとき、大まかに言えば次の二つの点に着目してみている。 1、見ていておもしろいサッカーができているか。 2、やっているサッカーが、同格、格上、もしくわ強豪相手にも通用するサッカーか。 どちらについても答えは簡単。どちらも「NO」である。 これまでもそうだが、今回のアジアカップの日本のサッカーに、僕はまったく魅力を感じることはできなかった。前回はあきらかに魅力的だった。 2、インド戦(アウェー) 12万人を前に恥ずかしいサッカーはできないと、注目して見始めたが、すぐにアホらしくなった。 まぁ、今に始まったことではないが今日の前半はそれに輪をかけて悲惨だった。見てはならぬものを 見てしまった。 僕の見る限り今日のインドならグラウンダーでじっくりショートパスで崩せるでしょ。それで5-0で勝って当たり前ぐらいの相手でしょう。僕はいつも「約束事が必要だ」「攻撃の形が必要だ」と言ってるけど。今までの日本ならこのレベルの相手には余裕で得意のパスサッカーを披露してくれていたでしょう。そういうサッカーができるという前提で、「同格または格上のチーム相手には攻撃も守備も約束事が必要だぞ」と言ってるのに、それさえ出来なくなってしまったらどうなっちゃうの?。 日本があまりにもアホみたいなサッカーしてるからインドを応援してみたくもなったが、どう贔屓目に見て考えてもインドが日本から点を取れるわけないのよ。そういうチーム相手に7点とって喜ぶんじゃないっつうの。セットプレーで点とってはしゃぐなっつうの。テクニックにこだわって、流れるようなパスワークから誰が見てもぐうの音も出ないほどの完璧な流れからゴールを奪うことこそが、日本がインドにして挙げられる最高のプレゼントってもんだよ。格下に対する最低のマナーってもんよ。後半のある時間帯だけは多少なりとも高い次元のプレーをインドの選手・観客に見せられたと思うよ。あの後半のようなサッカーを前半からも、日本のホームでも見せなきゃいけない。アレックスのアーリークロスを鈴木が泥臭く決めるなんていうのは、このレベルの相手にやっちゃあいけない。 3、アホな面々 まったくどいつもこいつもアホである。 日本サッカー全体アホである。まず監督がアホなのは前提として、その監督を選んだサッカー協会もいつも言っているとおりアホである。そのアホ共に批判の目も向けないファンもアホ、そういうミーハーとは違い、一目置かれている集団であるはずのサポーター、この人たちもアホである。ふがいない試合にブーイングできる真っ当なサポーターはごく少数、後は応援することが仕事だと思ってる勘違いやろうばかり。ドイツ戦にしてもシンガポール、インド戦にしても、あんなサッカーで満足な方たちがスタンドを埋める大多数なら、そりゃあ日本サッカー協会が危機感抱かないのも仕方ないね。 代表に比べればそんなポイントはたいしたものじゃあなくなるけど。 ジーコがアホで、協会もアホでサポーターもアホで、最後に残った評論家のおじさんたち、この人たちもこれまた残念なことに、アホが多い。
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多くの日本人は相変わらず選手の個人能力にコンプレックスを持っているようだが、今回は確実に言える。監督がすべてだったな、と。監督の人選がすべてを左右した。山本昌邦、この卑怯でおろかな五輪監督によって才能ある日本の若手の前途は奪われた。 この2年間は何だったのだろう。 監督は「十分な時間がなかったというのは確かです。イタリアにしてもセリエAの日程をずらして、万全の状態で調整してきたというのも含めて、われわれ現場での戦い――こういう国際大会というのは周りのいろいろな戦いがあって、総合力が問われているのだと思います。残念ながらそれが、そろいきらなかったというのは、監督として少し悔いが残る部分ではあります。」と言っているが、では2年間はなんだったのか、これまでのチーム作りはなんだったのか。小野がもっと早く合流できていたら?、高原が加入していたら?。それは、これだけのチーム作りに時間を与えられた監督が言うことではないでしょう。仮に2人が加入できていたとしても、結果はそれほど代わらなかったと思う。なぜなら山本さん、あなたはチームを作れなかったからだ。「選手が何々、選手が何々」、すべて”他力本願”。選手の資質がチームを作る上で重要なのはわかっている。しかしそれ以上に監督として果たさなければいけない仕事はチームを作るということだ。山本さんがやった仕事は簡単言えば、”選手に「ゲームの中でどうプレーするか」ということを教える”ということだけ。確かにそれは数多くある監督の仕事としては大事なことだが、しかし山本さん、言っちゃ悪いがそれは20才台前半のプロ選手に教える事じゃあないでしょう。世界的にもう「若手」とは言えない年代に「若年層の指導」をして悦に入ってもらっていては困る。それでは選手は成長しないのだ。やらなければいけないことは、「勝つためにどうチームを作るのか」ということ。どういうサッカーが合っているのか、「どう守って、そう攻めるのか」、「どうやってゴールを奪うのか」。2年間あれば十分できるんじゃあないですか。その気があれば。しかし、やらなかった。監督としての資質を考えれば「できなかった」といったほうが的確かもしれない。この人はずっと「学校の先生」として振舞った。日本五輪代表チームの最高責任者は誰ですか?。選手を選ぶのは誰ですか?。スタメンを選ぶのは誰?。チームを自由自在にいじれるのは誰?。全部山本さん、あなたですよ。 「ペナルティーエリア内での、世界との差」とおっしゃいますが、それを縮めるための時間はなかったと言うのですか?。2年間の中で「世界との差」とやらを少しでも縮めるためになにか策を講じたのですか?。それとも、イタリア戦後に初めて気づいたとでも言うんですか?。気づいていたはずですよ。気づいていたし、その台詞を用意していたし・・・。日本じゃあ「誠実」そうに語られているけど、相当したたかだよこの監督。僕は2年前からこの監督には不満がいっぱいだったけど、五輪に出て普通に負けただけだったら「卑怯」という言葉までは使っていない。自分にだって情念はある。「すべて自分の責任です」と潔く自らの力不足を認めたならば、ここまで怒り高ぶることは無かったはずだ。素人でもわかる采配ミスをしていながらぬけぬけと「協会批判」をし、これを言えば誰もが納得するであろう「世界との差」という言葉を使う。僕の頭はとうとう、1998年の6月以来久しぶりに爆発した。こう言い方はできればしたくはないが、「日本人監督の壁」だと思う。元日本代表監督にしても山本さんにしても、敗因として頭に浮かんでくるのは「選手の力不足」ばかりなんだと思う。日本人監督自身が日本人に自信がない。 日本人自身をものすごく過少評価しているんだ。それは考えてみれば簡単なことなんだよ、ドーハ以前の日本のようにアジア一次予選さえ突破できない経験しかない選手がいきなりW杯に出て自分に自信がもてますか?。活躍できます?。できないですよ。岡田さんにしたって山本さんにしたってそう時代に現役選手だったわけだから。そういう時代が染み付いてる監督が、今の急成長した時代の選手に何を教えるんですか。山本監督が選手に向かって「それじゃあ世界では通用しない」と言うが、「じゃああなたは世界をどれだけ知っているんですか」と聞いてみたい。監督自身が選手の能力を正当に評価できないし、世界の情報を知らないから、自分の「世界コンプレックス」のまま指揮してるから、だから選手までひ弱に見えてくる。だから過少評価しちゃう。僕は「世界の壁」や「世界との差」という言葉を使うのなら、今回の五輪のように選手の能力をうまく使えず、時間がたっぷりと与えられていたにもかかわらずチームひとつ作れない「監督」に対して言いたい。(パート2へつづく) |
それにしても、なぜこのフランスが優勝候補筆頭なんだろう。 少なくとも、僕の見た中で、最悪のフランスであることに間違いは無い。フォーメーションではジダンは左に位置しているのだが、終始真ん中の低い位置に陣取った。よって、左サイドの攻撃はゼロ、後半は監督の指示か、アンリが左に流れてからは多少症状は改善されたが、いつものフランスではなかった。右のピレスも本来は突破型の選手ではないため、再三のドリブル突破もいまいち不完全に終わった。 攻撃陣が全員右にぐっと 寄って固まってしまったために、ある意味ピレスが犠牲になったとも言える。2トップはサイドに流れるでもなく、デンマークのサンドとトマソンのようにたてにずらして構えるでもなくイングランドの4バックの前にデンと横に並び、その2人の下にジダンが陣取ってたために攻撃の流れは最悪だった。リザラズが何度かオーバーラップの構えを見せたが、真ん中、右のスモールフィールドに集まった攻撃陣は全くそれにきずかず。ボランチのマケレレ、ビエラにもピッチ全体を使う気は全く見られなかった。 もはやフランスもジダン頼みのチームなってしまったか・・・・・。そのせいかイングランドがずいぶんモダンに見えた。ただ、そのイングランドもいまいち攻撃意図ははっきりしなかった。左サイドのジェラードが非常に調子いいが2トップにもうひとつ連動性が見えない。同タイプが並んでいるからだろうか・・・。中盤の4人の中では他の3人に比べてベッカムがどうも、生きてないような気がする。 どちらにしろジダンの2得点が無かったら低調な試合だったと思う。 4-2-3-1など、数字の配列やフォーメーションを意見すると、「そんなものはたいした問題じゃない」と拒否反応を起こす者や、「サッカーはフォーメーションどおりに行くものではない、ゲームの中で臨機応変にポジションを崩して対応していかなければならない」といった反論を耳にするが、そんなもんは百も承知である。 イタリア対デンマーク。両方とも布陣は4-2-3-1。だけどやってるサッカーは180度違っていた。フォーメーションの持つ利点を生かしていたのはデンマークであるというのは誰の目にも明らかである。試合開始20ほどで、私はこのチームに好感を持った。ピッチの横幅をいっぱいに使ってビルドアップし、左右にワイドに開いたロンメダール、ヨルゲンセンを基点としたサイド攻撃、点を取る方法論も「両サイド深くまで入切り込んでセンターリング」とはっきりしていた。こういうサッカーを私は「健康的サッカー」と名づけている。デンマークが「健康的」なら「不健康」サッカーのチャンピオンはイタリアである。 イタリアも一応4-2-3-1ではあるが両サイドのデル・ピエロ、カモラネージらのサイド攻撃は皆無。サイド攻撃どころか、彼らにボールがわたる場面すら珍しいといった状態であった。イタリアのビルドアップとは、中盤を省略どころか、サイドも省略、目指すはビエリのみ。「彼に当てて」というのが第一関門であって、それが実行できなければ、なしのつぶてなのだ。これを「不健康」と言わしてなんというのか。いや、別に私はイタリアが嫌いなわけではない。全体戦術や組織重視がより強固になった現代サッカーでは、イタリアのような「無骨なごり押しサッカー」はむしろ貴重な存在である。むしろイタリアらしさを出すのなら、今のトレンドを真似するよりイタリアらしい3-4-1-2のほうが効果的なはずだ。どっちにしろ真ん中に当てるわけだから、1人より2人の方が当てやすい。その2人をフォローする役割をデル・ピエロ、トッティーあたりに任せれば破壊力は格段に上がる。今の流行に合わせて変に格式ばったサッカーをやるぐらいなら、前3人のコンビで徹底的にカウンターにこだわりきってもらいたいものだ。後半はやっとイタリアらしさを出してきたけど・・・・。 両サイドを徹底的に突くデンマーク、サイドを経由せず最終ラインから真ん中にロングボールのイタリア、では、我が日本はどっちを真似るべきなのか、断然デンマークだと思う。 デンマークは攻守、ボール回しなど、すべてにおいてしっかりしたベースが存在する。これを取り入れて見たらいいではないか。私見だが、デンマークの選手と日本選手を比較した時、基本技術は多少デンマークに軍配が上がるとしても、個人技術では明らかに日本選手の方がプラスアルファの面白みがある。デンマークは全体的にバランスがよくほとんどムラは無いが、プラスアルファの能力を持ってる選手は見当たらなかった。かといって組織的にしすぎたから、個性が発揮できなかったという意見は当たらないと思う。少なくともこの試合を見る限りは、デンマークの選手に個性を発揮できる場面はいくつもあった。「組織的にすれば個性が消える」という言葉がたんなる固定観念にすぎず、「組織的なサッカー」と「魅惑的なサッカー」は決して相反するものではないということは、欧州の各国やアルゼンチン代表を見ているとよくわかる。個人のアレンジを加える余地は確実にある。 問題は、チームにしっかりしたコンセプトがあるのかということだ。デンマークには明確にコンセプトは存在した、イタリアには見当たらなかった(それはいつものことだが)。日本にはどういうコンセプトでサッカーをやってるんですか。どう守って、どう攻めるんですか、デンマークのような全体戦術はあるのか。「ない」。イタリアのビエリのようなワンチャンスで1ゴール挙げられるストライカーがいるんですか。「いません」。では点を取る方法論はしっかりあるんですね。「ありません」。 ないないづくしで驚きますよ。それでよく「戦術云々じゃない」なんて堂々言ってられますね。 ギリシャには驚いた。ポルトガルの流暢なパス回しを堪能しようと思っていたが、ギリシャの前線からのものすごいプレス、そしてゴール。 オーットー・レーハーゲルが監督だと知って、納得した。個人的にすごい選手はいなかったがとにかく11人の連携が乱れぬプレッシングはポルトガルのパス回しをも沈黙させた。ポルトガルは終始、強引な個人突破に終わった。C・ロナウドなど、左サイドの個人突破ではなかなか見事だったが、周囲との連携はさっぱりだった。それはポルトガル全体に言えることで、チームとしてどう点を取るかという発想が完全に欠落していた。選手交代もそれを解決するには至らなかった。 そもそもルイス・フェリペ監督自体に私自身は非常に懐疑的である。2002年のブラジルの監督、私の知るなかで、「史上最悪のブラジル」を率いた監督。98年もいまいちだったがそれに輪をかけて最悪だった。要はブラジル臭さが無いのだ。ペナ付近での多彩なワンツー、94年のロマーリオ、ベベットの中央突破、遅攻のうまさが、そういう旨味が、全く感じられなかった。あんな速攻ばかりのギスギスしたブラジルはブラジルじゃあない。そもそもサイドバックのロベカル、カフーが目立ちすぎなのだ。ブラジルのサイドバックというのは「のそのそ」と上がってこなければいけない。それがよさである。サイドバックが主役になってしまってはもはや「ブラジル」ではない。 ブラジルの話になってしまった・・・・。ポルトガル-ギリシャだった・・・・。 ポルトガルのパスコースをことごとくシャットダウンしたギリシャの組織力、前線からプレスをかけできるだけ高い位置でボールを奪い、早い攻撃につなげる、これもひとつの「方法論」である。強豪に勝つための方法論、点を取るための方法論。ポルトガルにしても、負けたが最後まで自己流を貫いた。一切ロングボールを使わなかった。これが私には無性に羨ましいのだ。パスコースが無いと見るやすぐにパスワークを捨ててロングボールをFWにぶつけるイタリアンサッカーに変身してしまうような どこかのチームのようにはならなかった。それを思うと、ポルトガルのような個人で局面打開の能力の無いどこかのチームは、ギリシャのような相手と本番のW杯で当たったら、どう戦うんだろう。「規律は選手の個性を殺してしまう」といってるどこかのチームの監督さんは、ギリシャの全コートのプレッシャーにどう挑むんだろうか。(また日本代表に対する愚痴になってしまった・・・・・) |
とうとうここまで落ちたか日本サッカーも。 7-0、でも内容は0点だね。韓国相手に,恥も外聞もかなぐり捨てて、ごり押しサッカーなら、まだわからなくもない。インドだよ、インド相手にこんな内容のサッカーしかできなくなってしまったんだね・・・。トルシエの時はこのレベルの相手にはもっと内容でも圧倒していたよ。それでも本番ではあんな即席サッカー、ごり押しサッカーしかできないんだよ。どうすんの?このままジーコでいっていいの?。本番どうのより、予選すらも突破できそうに無いよ、こんなんじゃあ。 解説者の方々はもっと点をもっと点をの大合唱だったけど、そういう問題?。言っておくけど7得点すべて、インドだから取れた点だよ。形も何も無い、あれだけスペースもらってながらビルドアップもろくにできない。久保の高さ頼み、そんなサッカーやってて恥ずかしくない?。大学生が小学生相手にムキになって背比べしているようなもんだよ。 本番で通用するような攻撃の形なんて何一つ無いままで、久保の高さと俊輔の中途半端なFKで勝って何がうれしいのよ。まだ、オマーン戦やシンガポール戦のほうがましだよ。それなりに日本の得意なパスワークでチャンスを作っていたんだから。 イングランド戦の前半といい今回のインド戦といい、ほんと!目も当てられないよ。何が成長してるって言うんだよ。トルシエの3年目から日本代表は何も成長してないよ!。まあ協会のお偉いさんは成長したくないみたいだから、わざわざ外国から監督雇うよりも近場で済ましたいみたいだから、ジーコ様でぎりぎりまで行ってダメそうだったら、どうせ「岡ちゃん」にご登場願うんだろだろうけど・・・・・・・。 まあ、何を言おうが、どれだけ吼えようが、川渕様は危機意識ゼロでいらっしゃるから、アジア予選敗退しない限りは、こんな子供だましなサッカーがずっと展開されるんだろうね。 このコラムではずっと「協会の責任を追及しない限りは中身の議論はしても意味ない」と言い続けてきたが、もういい加減言いたくてうずうずしてるからひとつだけでも言ってしまう。ビルドアップの件についてだ。 まず日本がなぜこんなにビルドアップがうまくいかないのか。最終ラインでモジモジしながら、だし所に詰まると前線にロングボール、または相手DFの密集地の真中にFWめがけて縦パス、今日の試合もビルドアップがほとんど決まらなかった。インドレベルにもなぜ、こういうビルドアップがうまくいかないのか、ボールを預けるポイントを真中しか考えてないからなの。 今欧州ではほとんどのチームがサイドの高い位置、ちょうど2列目がサイドに開いている、その両サイド、レアルで言えばフィーゴとジダン、ここにまずボールを預けてポイントを作ってる。サイドは真中に比べてプレスが薄いから安全に効率的に組み立てられる。これ、今のスタンダードね。でも日本は知らない。Jリーグではほとんどどういう光景は見ないもの。そもそもJリーグは非常にサイド攻撃が貧弱、オプション不足。そのJリーグと、82年ごろのゆるゆるの中盤しか知らないジーコが、そんな最先端を知るわけが無い。だから技巧派のMFがいくらいようがうまくビルドアップに生かせないのである。そもそもサイド攻撃というものをよくわかってない。サイド攻撃っていうのはサイドバックが上がってきて、真中に放り込むことではない。少なくとも世界的なスタンダードではない。サイド攻撃が貧弱だから、また逆にサイド攻撃にも弱いのである。欧州ではサイドに人数をかける。日本のようにサイドバック一人に下駄を預けるようなチームはほとんど無いといっても過言ではないだろう。ほとんどのチームサイドアタックの専門家がいる。サイドにきちっと専門家がいるから相手DFの意識がサイドにいって真中が今度は開いてくる。日本はいきなり最終ラインから真中にくさびを入れるから相手DFに簡単に取り囲まれる。まさにイングランド戦の前半のようになってしまう。あれがイングランドだったからまだよかった、フランスやスペインのようにサイドを2人で徹底的に突いてくるチームだったら間違いなく大量失点だったであろうね。 3-5-2で行く以上、ああいう展開になろうことはジーコ監督も、ジーコOKと批判を翻した評論家サンたちもよおく覚悟しておくことだ。戦術もシステムも意外と大事なものだ。戦術だの、数字の配列だのと、まんざら馬鹿にしたもんでもないぞと忠告しておく。 さらに付け加えるなら、3-4-1-2という布陣は、世界的なスタンダードからいえば、カウンタースタイルを用いるチームが多く使用している。もっとも、今の時代、好んで3-4-1-2を採用しているチームは欧州では相当稀有ではあるが・・・。 細かく言えば前線の1-2という逆三角形、これは相手DFにとってはもっとも守りやすい。センターバック+ボランチでぴったりマークできる。だから、ビルドアップがうまくいかない。FWがいくら頑張ってキープしようとしても、物理的に無理である。相手DFを背負っているわけだから、FWがサイドに流れてそこでまたキープしようとしても、成功することはほとんどない。今のスタンダード、もうすぐ欧州選手権が始まるからよーく、どうやってビルドアップするか観察してみてほしい。ほとんどのチームが用いるのは4-2-3-1、特徴的なのは2列目がサイドにウイングのように開いて構えるということである。ワイドに選手が散っているのでパスコースが増える、サイドに上下2人置いて、無理なくビルドアップできる。日本のようにFWが一人で格闘してポストプレーをしているようなチームは、おそらくはイタリアがイングランドあたいぐらいじゃあないだろうか。 なにもイタリア、イングランドがだめだと言ってるんじゃない。日本の選手の特性を考えたら、高さも強さもないFWが前線でキープしないと攻撃ができないようなシステムは考え直す出来じゃあないだろうかと、言ってるわけです。 まあ、いっても無駄だろうことは百も承知ですがね・・・。 |
拝啓、ジーコ様。 イングランドに1-1で、善戦ですか?。 3-5-2はサイドアタックがしやすいフォーメーションですか?。 ではなぜ、イングランド戦はほとんどサイド攻撃ができなかったんですか?。 イングランドは2列目のジェラードとベッカムがサイドに張り、サイドバック+ウイングでサイドを2人、日本はサントス、加地の1名つづ、よってサイドで常に1対2の数的不利を作られていましたが、ご存知でしたでしょうか? 。 サイドが引いてしまうと5バックになり前線の3人が孤立して、カウンターしか打つ手がなくなってしまうのですが、ご存知でした?。 前半の日本はまさにその状態に陥りましたが、なにか打開策をとったのでしょうか?。 あなたが守備の組織をまったく構築しようとしないために、中盤がスペースだらけになってしまい、不器用なイングランドの選手も簡単にパスをつないでいましたが、それが本望ですか?。 守備も攻撃も組織するのが現代サッカーの常識ですが、82年のブラジル流に習い、わが道を邁進し続けるおつもりですか?。 ハーフタイムであなたは「悪くない!自分たちを信じろ!」と選手たちに仰ったようですが、私、大笑いしてしまいました。 加茂監督の末期症状とよく似てらっしゃる。もはやあなたの頭では前半の現状が理解できなくなってしまったのですね。 11年間の日本での威厳がなくならないうちに早く辞表を提出したほうがよろしいのではないでしょうか。 敬具 はっきり言って、壊れたね。僕の頭が。 前半、日本サッカー協会のトップに殺意さえ覚えた。日本は何もやらなかった。できなかったではなく、やらなかった。協会も監督も選手も。しかし、他の2者と選手は同列に扱うことはできない。選手のできることは自分とその周辺との関係を築くことだけであって、全体の構造を考えない、修正もしない監督の体たらくを選手のせいにするのは酷だ。後半は選手自身が考え、できるすべてをやったと思う。糾弾されるべきは、無能監督と無能監督を選んだ狂った協会のトップ、このアホ共をなんとかしてくれ。?。 それから1-1で喜んでいるファン、「日本はまだまだ」と劣等感に暮れているファン、この人たちもどうにかして・・・・・。 |